字が汚い子、結構多いですよね。でも、実は、これには種類があるのです。テキストの文字を見ると、どの程度できるかが、実は、ある程度わかってしまいます。特に男子。。。字が汚い子は、出来ないと思いがちですが、実はそうではなく、汚さに種類があります。あまり勉強ができなくて、字が汚い子は、書くのも遅くて、汚い。とにかく書き慣れていない。ペンがしっかり握れていない次元です。勉強が出来る字が汚い子は、書くのは速く...
徳島県の中学受験・高校受験のこと、学校、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法などを綴ります。
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
ミスを防ぐためには、テスト直しも重要です。自分が、普段、どのようなところで、何を見落として、ミスをしているのかを、しっかりと把握することです。テストで、いったいどんなケアレスミスをしたのか。。。これを自分の中に叩き込んでおくことは、ミスを減らすためにも大事なことだと思います。一度、大事なテストでやって、後悔したら、さすがに、次は、同じミスをしないように気をつけますよね。それを積み重ねると、ミスは減...
テスト中の見直しは、「問題用紙の方に、もう一回解いて」と、よく言っています。特に、時間が余る英語と中1の数学。自分が解いた計算式や答えを見ながら見直しても、間違いを発見できる確率はかなり低いと思います。視覚というのは恐ろしいもので、かなり誘導されるんですね。小学生の割り算や掛け算のひっ算なんかでも、書いてあるのを見ながらチェックすると、間違いを見つけるのはなかなか難しいものです。自分で新しく解いて...
小・中学生の悩みの一つにケアレスミスがあります。これに悩む子は結構多いはず。。。一番多いのは、問題の読み飛ばし。時間もないし、一気にバーーっと読むと、大事な文言を見落としてみたり、重要な指示を読み飛ばしてみたり。。。そうすると、まず思いつくことは、「大事なところに線を引きましょう」というやつです。が、意外とこれは効果が薄い。なぜなら、慣れてくると、線を引くのはただの作業と化してしまって、線を引いて...
授業中、集中して聞いていれば、けっこう覚えてしまえるものです…なんて話をすると、どうやったら、集中できるの?なんて、言われることがあります。集中しよう!って思って、集中するものではないですものね。。。例えば、授業の終わりに、今日の授業の小テストがあるとすれば授業中に先生が言っていることを、覚えようとしますよね?それって、集中しているってことです。例えば、今日きいた授業を、後で、今日休んでいた子に、...
よく生徒たちに話しますが、成績の上がり方というのは、綺麗な比例のグラフのようにはなりません。理科で、物質の状態変化のグラフ、出てきますよね?あんな感じに変化するものです。つまり、ある地点で、全く上がらない状態が続いて、あるところから上がり始める。平らな状態があるグラフになるのです。もちろん、一回一回の成績をグラフにしてみても、そうはならないと思いますが、やってるのに上がらないなぁ…という状態を経験し...
パパ塾・ママ塾で、しっかりと教えていらっしゃる親御さんなら、きっと感じていらっしゃることだと思いますが、子供の勉強をみるときに、大事なことの一つは、「教えすぎないこと」です。難しすぎて、さっぱりわからないことに、粘り強く取り組むなんてことは、子供にとっては、なかなか難しいことですが、だからといって、全て先回りして、教えられてしまうと、できるようになることが減ってしまいます。このバランスが、けっこう...
私が子供の頃はまだバリバリの昭和でしたから、インターネットどころかテレビゲームもパソコンも無く、もっぱら家庭のエンターテイメントはテレビでした。よく大人から「テレビばっかり見よったらアホになるよ!」と言われました。それくらいテレビっ子だったように思います。ビデオすらない時代ですから、夏休みには高校野球をほぼ全試合生中継で観戦するといった有り様でした。それで自分は、どれくらいバカになったのだろうと、...
勉強が楽しくてしかたないというごく一部の人を除いた大部分の人は、どの科目であろうとも「勉強は面倒くさい」です。理解するのも覚えるのも、練習問題やるのも試験対策するのも。表を書いて考えるのも、グラフの座標を書き込むのも、不規則動詞の変化を全部覚えるなんて途方もなく面倒くさいです(笑)。それは子どもの勉強も大人の仕事も同じです。ただ大人は、その面倒くさいことを嫌でもやらなければ生きていけないと追い詰めら...
最近はどうなのか今ひとつ不明なのですが、一昔前は(子どもにお金の話しをするのは良くない)という考え方がまかり通っていました。今でもそういう考えの人は多いと思います。子どもに教える必要があるかどうか?と思われている最たるものは性教育ですが、そういう今までタブー視されていたことも、学校でいかに教えるかが課題になっていますし、社会科では金融や投資という概念や知識も教え始めています。ですから、お金の話をす...
社会科も興味関心があれば、テストの点数ははっきりとよくなるでしょう。ニュースに関心がある子どもは少ないですが、もしあれば社会の点数が悪いことはあまりないでしょう。地図が好きなら地理はバッチリですし、歴史が好きな子は歴史の点数が悪いはずがありません。元々なにかのきっかけで興味関心を持っていれば、そもそも悩みもないはずで、ならばどうすれば興味関心を持てるようになるのか!が重要ですね。私が思うのは、教科...
当塾では主に数学(算数)、国語、中学英語を主に教えていますが、理科や社会についても相談を受け付けたり夏期冬期講習で指導することもあります。その中で、理科と社会がどうにもコツがつかめないという相談を受けることも多いです。わざわざ塾で時間とお金をかけてまで習う必要はあまり感じないけれど、テストの点数は伸びないし、どういう勉強をすればいいのかもわからない…という悩みですね。子どもたちと話をしてみると、理...
そろそろ夏期集中講座の案内を始めています。中3、小6の希望をまず聞いて、優先的に時間をとってから、他の学年の希望をとります。そんな風にすると、まだ5月ですが、今から始めても、最終決定の案内は7月に入ってしまうのです。会員生の締め切りが、6/17なので、そのあとで、時間が合えば、今年は、非会員生の受付もしてみようかと思っています。今年度から、完全に2クラス体制で稼働しているので、少し余裕が持てていて、夏休み...
中3生は、「整理と対策」とか「新研究」とかいう3年間のまとめ教材を使って、復習をする学校が多いと思います。各教科1冊、計5冊あって、それぞれに専用のノートまでついています。まずはノートに1周目、次は書き込みで、2周目、というような使い方を指定している学校もあると思います。「これさえやっておけば、完璧!」なんて話もよく聞きますが、どのレベルから、どのレベルを目指して勉強しているかによって、それは違ってきま...
クラスに必ずいますよね、勉強、あまりしていなさそうなのにできる子。部活ばっかりしてるように見えるのに、なぜか成績が良い子。そういうタイプの子は、必ず、昨日の記事のような、面倒くさいことをやっています。だから、そういうタイプの子は、しょっちゅう、質問をしてきます。塾のテキストやら、学校のワークやら、学校でちょっと気になったことやら、・・・、これは、どうしてか?と、質問してくるのです。時には、通り一遍...
昨日の続きの具体例です。ある日、問題集を宿題で解きました。選択問題があります。ア~エの中から選びなさい、というやつです。考えてみると、アとウは、絶対に違うという根拠が思い浮かびました。じゃぁ、答えは、イかエです。しかし、どちらが選ぶべき選択肢か・・・イマイチ確証がありません。とりあえず、イと書いてみました。答え合わせをすると、答えは、エとありました。こういうシチュエーション、けっこうよくありますよ...
徳島県の小・中学生やその保護者の方々に、当たり前のようで役に立つことを綴っていければと思います!
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字が汚い子、結構多いですよね。でも、実は、これには種類があるのです。テキストの文字を見ると、どの程度できるかが、実は、ある程度わかってしまいます。特に男子。。。字が汚い子は、出来ないと思いがちですが、実はそうではなく、汚さに種類があります。あまり勉強ができなくて、字が汚い子は、書くのも遅くて、汚い。とにかく書き慣れていない。ペンがしっかり握れていない次元です。勉強が出来る字が汚い子は、書くのは速く...
どうして、こんな風に教えてくれなかったのだろう?と、ある程度成長してから、あるいは大人になってから思うことってあると思います。こんな風に教えてくれていれば、もっとできるようになっていたんじゃないだろうか・・・もっと楽しく楽に勉強できたんじゃないだろうか・・・と。例えば、よく話題にしてる英語。中学生に、特に地元公立では、頑なに文法用語を使わない指導をする。言語能力が高い子なら、文法をきちんと初めから...
習慣というのは怖いものです。我が家は小さいころから朝型だったので、テスト前とか、やることが溜まってくると、とにかく朝早く起きていました。特に意識してそうさせていたわけでもないと思うのですが、家族みんなが結構早く寝る家でしたから、自然とそんな習慣が出来ていた感じでしょうか。。。そうすると、大人になっても、仕事が溜まってくると、ついつい、朝、起きてしまいます。夏休みなんかは特に。。。午前中から、夏講が...
受験勉強ばかりしていると、やはり、それなりにストレスはかかるものです。大人だって、仕事ばっかりしていると、違うこと、したくなりますものね。特にスポーツ系の部活をしていた中3生。「夏休みが勝負だー!」と、意気込んでいたものの、いざ、部活が終わると、あまりに時間がありすぎて、結局、だらだらしてしまう子は多いものです。原因はいろいろだと思いますが、今まで、部活で体を使っていたのに、突然、何もしなくなると、た...
最近は、どの教科も記述問題が増えてきていますね。「記述は無理」と、はじめから捨ててしまう子や、「とりあえず、答え覚えようか」みたいな勉強の仕方をしている子をよく見かけますが、それでは、いつまでたっても、きちんと書けるようにならないですね。。。もちろん、はじめから、うまく書ける子はあまりいません。でも、まずは、自分のペンを動かすことが大事です。とりあえず、間違っていてもいいので、書いてみます。記述問題...
成績が伸びる子と伸びない子は、思考パターンが違います。現時点での成績が、良いか悪いかではなく、伸びるか伸びないかの話です。伸びる子は、原因究明をします。では、原因究明をすることができるのに、成績が悪い子はなぜいるのか?「することができる」けれど、実際にはしないからです。そこはまた別の問題。原因究明をして、論理的に考える力はある。。。だけど、しない。。。という子は、その気になれば、伸びていく子です。...
さて最後にご紹介したいのは、program4 です。夏休み明けに学ぶところだと思いますが、そこに驚きの文があったので引用してみます。ぜひ意味をとってみてください。ダニエルくんが同級生の古瀬さんの家に行き、そのお母さんと話している様子です。Ms. Furuse: Would you like some tea?Daniel:Thank you. Who's this lady?(壁の写真を見て)Ms. Furuse:She's my sister Aki. She's a chef in Texas.Daniel:Wow, cool!Ms. Furuse:S...
徳島市採択の中1英語教科書「Sunshine」を紹介しています。この教科書は各章とも、最初に「Scenes」という基本文の提示が見開き2ページであり、続いて「part1,2」の本文が見開き2ページ、その後に「Action」というクイズや発表のためのページがあります。その後にようやく文法の説明ページが1ページあり、「英語早わかり」というタイトルになっています。program3のこの英語早わかりのところをみてみましょう。ここでは助動詞canを...
さて、中学1年の英語教科書「Sunshine」を眺めていますが、次のprogram2を見てみましょう。ここでは、Today’s Expression として、重要な基本文が書きだされています。それを見開き2ページ分書いてみますと、I (don’t) draw pictures.Look at my notebooks.Do you like baseball?When do you play badminton?この4文です。一般動詞の肯定、否定、疑問の文と、命令文、疑問詞を用いる疑問文、名詞の複数形、これがいっぺんに登場し...
小学校の復習に続いて、Program1からいよいよ中学校の内容ですが、大体見開き2ページごとに、「小学校で学んだ単語」が、ページの下の欄外の狭いスペースに掲載されています。例えば、program1 scenes1のいちばん最初のところでは、中学のNew Words には重要な単語が出てこないのですが、欄外の小学生単語は、重要単語だけでも、am,sorry,thirty,teacher,kind,student,fifteen,junior,at,forty,Australia,Brazil,などが並んでいま...
夏休みに必ずやって欲しいことのいちばんは、英語の復習です。休み中や休み明けに実力テストがあったり、また宿題もあったりすると思うので、おのずと復習できそうな気がしますが、適当にやっつけるのではなく、とくに単語の綴りを完璧に覚えることと、文法の理解を進めておくことが重要です。しかしながら、現在徳島市で採択されている「Sunshine(本年より小改定)」という教科書を眺めていますと、これは相当にやばいことになっ...
地元公立中学の進路指導には、以前から疑問に思っている点がたくさんあります。もちろん、学校のせいだけではなく、徳島県の教育環境や、風習のようなものも大きくかかわっているとは思いますが、毎年、夏の三者面談が終わったあとは、もやもやします。特に、学区内で、普通科すれすれラインの子たち。つまり、基礎学で、最終的に300点前後、中3の校内実力テストとかで、350点前後の子たち。よくあるパターン。。。実力テストで、3...
1学期の期末テスト、あるいは、前期の中間テストの結果が思わしくなくて、夏休みは頑張ろう!って考えている人もいると思います。今日は、そんな人によくある夏休みの計画の立て方の話です。今ぐらいの時期は、夏休みのうちに頑張らなきゃなんて思っている子も多いと思います。うちでも、よく聞きます、「夏休みは頑張る!」っていう言葉。でも、そこで、「何を、どう頑張るの?」なんて聞くと、とんでもない答えが返ってくること...
ある時、こんなことを生徒が言っていました。「ある段階まで来ないと、理解できないことってあるんですよね。 到達していないと、いくら教えてもらったところで理解できない… で、なんか、わからんなぁというか、ぼんやりわかってるなぁ…みたいな状況が、 あるところで、パッと繋がって全部わかる!それが快感なんですよー」なかなか深いことを感じているではないか―と、嬉しくなりましたが、これが、本来の「学ぶ」ということ...
今年度から、本格的にどんぐり倶楽部の良質の算数文章問題を取り入れています。小学生には多く取り入れているのですが、それぞれのレベルで、目に見える効果があって、これは、想像以上の優れた教材だなぁと改めて感じています。実は、先日も、どんぐりの文章題を解いている時に、まだ習っていない小数で割るわり算をしなければいけない状況が生まれたんです。「まだ習ってないよぉ、小数では、よう割らん…」と言うんですね。まぁ...
ケアレスミスは永遠の課題ですがw、できる限り少なくしたいものです。一番大事なのは、やはり、日常のケアレスミスを減らすことだと思います。テストでのケアレスミスが多い子は、たいてい、普段の家庭学習や宿題でもケアレスミスが多いんです。私は、若いころは、というか、学生のころは、ガチでピアノをやっていたのですが、そのころに偉い先生から教わったことがあります。きちんと自分の音を聴かずに弾くくらいなら、弾かない...
ここ数日、先取り学習について書いてきましたので、上位層の話が多く出ました。マンツーマンの塾なので、トップ層〜上位層の子は例年多く在籍します。集合塾では物足りない子や集合塾との併用で細かな指導を求めてくる子が多いので、昔から、そういう傾向はあります。一方で、療育手帳を持っている子もいます。個別で細かく対応していかなければうまくいかない子達です。近年、そういう問い合わせがよくあります。そういう子たちと...
昨日の記事を読むと、中学生の上位の子は先取りをしているのがわかります。なぜ、中学生の上位層までは先取りをするのか。。。高校入試があるからです。上位層の子たちは、合否に関わる心配はないにせよ、やはり、入学後の状況に意識が向かっています。徳島市内の公立高校普通科であれば、どの高校でも、少なくとも、真ん中よりは上位にいなければ国公立大は見えてきません。そのくらいのレベルでの理解と定着が図れていなければ高...
具体的に先取り学習の授業でどんな差があるのかをご紹介しようと思います。例えば、発展編の数学のテキスト。これは、難関私立まで視野に入れたテキストです。例題を使いながら、新しいことを学んでいくのですが、次の3パターンぐらいの差があります。①なぜか既に知っているので、知らないことの確認だけをする。②例題を一緒に解きながら、新出事項を確認していく。③②のあと、抜粋で確認問題を解いてもらって確かめる。これくらい...
「予習」「先取り」と言っても、人によってこれほど違いがあるのか。。。と塾の仕事を始めた頃、実感したものです。まず、大前提として、持って生まれた能力の差というのは、どうしても存在します。勉強に関して、こういうことを言うのはどうもタブーのような雰囲気がありますが、練習しても走るのが遅い子と練習しなくても速い子がいるのと同じだと思うんです。その感覚で、眺めてみると、塾や家庭学習で先取りをして、学校の授業...
ここからは、徳島県立図書館で借りた本の中から紹介します。県立図書館は車でないと行きにくいのが欠点ですが、冊数が多い(書庫に大量の蔵書がある)ことと、予約や貸出日数の延長がネットでできるのがとても便利です。貸出履歴を残すこともできるので、スマホで自分の履歴を見返しながら、オススメ本を選びました。では……アメリカの中学生が学んでいる14歳からの世界史ワークマンパブリッシング/著 -- ダイヤモンド社 -- 20...
いよいよ夏休みが始まりました。そこで、私が最近読んだ本の中から、中学生でも読めて楽しい、おすすめの本を紹介したいと思います。まずは、続ける脳: 最新科学でわかった!必ず結果を出す方法茂木健一郎 著(SB新書)2018継続は力なりと言いますが、継続が一番むずかしい気がしますよね。継続できるのも才能だと思いたくなりますが、考え方次第で継続できるようになる!ということを教えてくれます。この本では「グリット」とい...
褒めてのばす。昔に比べると、よく聞くようになった言葉です。でも実は、私はこれが苦手です。子供のころ、ちょっと頑張ったぐらいでは、褒められたことがないので、自分の中で、よっぽど頑張った感がないと、褒められても、なんだかおだてられているようで落ちつかないのです。バカにされてるの?なんて思ったりして。wwだから、生徒にも、ちょっとぐらいできたからって褒めたりしたら、おだててるみたいで、気の毒な気がするとい...
「楽しく勉強させたいんです!」という親御さんに出会ったことがあります。「楽しい」という言葉、これはなかなかの曲者で、どの「楽しい」を求めているのか・・・例えば、ピアノを弾くこと。ピアノは、誰にでも音が出せる楽しい楽器です。赤ん坊でも、鍵盤をたたけば音が出ます。それも「楽しい」しかし、何かメロディーが弾けると、もっと「楽しい」かもしれません。でも、そのためには、少し練習が必要ですよね。いきなり、メロディ...
塾で私が出した宿題と、学校の宿題しかしない子が時々います。私が受け持っているのは、たいてい1教科~2教科なので、他の教科は、学校の宿題しかしていないということになります。学校が、家庭学習のフォローもしてくれればいいのですが、そうでない場合、定期テスト前に、テスト範囲の学校のワーク類すら仕上がっていないという状況になります。自分の中学時代を振り返ると、確かに、学校の宿題なんてたかがしれていた記憶があり...
夏ごろによくあることですが、「急に先生が厳しくなった!」と、中3生が怒って帰ってくることがあります。何のことかと思えば、数学の採点が、突然、厳しくなって、今までは、「、」で通用していたところが、「,」でないとダメだとピンされたらしい。おそらくは、入試に向けて、誤ってピンされることを防ぐために・・・ということなのだろうと察しますが、今更。。。という感じですね。そういうことは、小学校のうちに教えておくべ...
勉強をしない子どもや、言うことを聞かない子どもに、「あなたのためなのよ!」と怒るお母さんをよく見かけます。しっかり勉強して、志望校に受かって欲しい。塾に行って、きちんと勉強して欲しい。部活も勉強も両立して欲しい。どれも、子供のためですが、その反面、自分のためでもあることが、時々見え隠れします。「ちゃんと勉強せんかったら、○○高校に入れんよ! そんなことになったら、もう、かっこの悪い。。。」誰が、かっ...
当たり前ですが、あまり成績が良くない子は、家庭学習の時間が少ないです。でも、その中には、何をやったらいいかわからなかったり、どれだけやらなければいけないかを知らなかったり、そんな理由で、やっていない子が多いんです。家庭学習を2時間しなさいと言われても、2時間も、何するん?という具合です。「単語覚えたらいいんで!」「漢字覚えたらいいんで!」と言われても、いつ、どれだけ、どうやって覚えたらいいかわかっていな...
ゲームをしている子どもに、「勉強しーよー!」って声をかけたら、「今、やろうと思ったのに、あ~ぁ、もうやる気がなくなった。。。」って、言われたこと、ありますよね。お母さん、キーーー!!ってなります。これは、きっと、言われたことがないお母さんを探すのが難しいぐらいなんじゃないかと思います。生徒と話し込みをしていると、子供は子供で、「しようと思いよったら、言われて、やる気がうせるんよな。。。」なんて言ってます...
色々なお母さんに出会いますが、規則正しい生活をするというのは大きい要素です。とは言っても、習い事やら、部活やら、毎日、同じスケジュールじゃぁ動けないと思います。それは、それでいいんです。でも、パターン化されていることと、子供がそれをわかっていることが大事です。つまり、塾の日は、何時に帰って、何時からご飯で、何時からお風呂、そういう風に決まっていることで、リズムができてきますから。。。そのリズムが欲...
「塾に行かせたのに・・・」とか、「家庭教師までつけたのに・・・」とか、思ったように成績が伸びなくて、今度は大丈夫なんだろうか?と、半信半疑、知人に紹介された私のところへ連絡をくださる方も少なくはありません。そういう時、「家で、学校の宿題以外に、何やってますか?」と、質問します。たいていは、何もやっていないか、本屋さんで買った問題集が中途半端にやられているか、みたいなところです。家庭教師をつけたり、個別...
成績を上げたいとか、勉強をきちんとしようとかいう気持ちがあって、考えたことをある程度実行できる能力がある子に必要なのは、ペースメイクだと思います。もちろん、わからないところを教えてもらうことも必要なのですが、それよりも大事なのはペースメイクだと思うのです。実際、うちの生徒たちも、私がやっていることの半分はペースメイクのような気がします。つまり、この時期に、これをこのくらいのペースで進めるというプラ...
昨日の続きです。算数・数学のノートに途中式が書けていますか?という話。見直しの時にとても役に立つというお話を昨日書きましたが、ノートに途中式を残すのには、もっと重要な役割があります。そして、算数・数学が苦手な子は、これができない。それは、考えるために書く、考えながら書くということです。例えば、長い文章題だったとすると、まずは、文章を整理して図や表を書きます。その時点で、文章とはおさらばです。次に、...
「ノートを見たら、勉強ができるかどうかがわかる」なんて、よく言いますが、これは、本当で、算数や数学のノート、解いた問題の番号と答えだけが並んでいませんか?まずいです。見てすぐに答えが出るような問題ならともかく、途中、何か計算が必要な問題にもかかわらず、式が書けていない。。。のはまずい。自分がどうやって解いたか、痕跡を残すことはとても大事で、間違えていた時の見直しにはとても役立ちます。例えば、解説を...
この自由研究シリーズの最初に、小学生の理科の教科書に書き方も書いてあると言いました。それには、レポート用紙的な紙6〜7枚くらいに書く様子が説明されています。しかし、自由研究は1枚の模造紙に大きく書くスタイルをとっている学校も多いようです。そうなるとレイアウトも考えなければいけませんし、普段とは字の大きさも変えなければいけませんから、かなり難度は上がります。また、教科書を参考にして書いたつもりでも、必...
3回にわたって、具体的なテーマを提案してみましたが、人のオススメをそのままやるのもイマイチですよね。最近は、自由研究のテーマをたくさん集めた本もあるようで、その中から簡単で面白そうなのを選んで…という子も多いようです。しかし、基本的な興味が弱いと次に発展していくということがないので、できればテーマは自分で決めたいものです。小学生のうちは、自由研究の経験がないので、何をどうすればいいのかさっぱりわかり...
社会科の自由研究というと、何かテーマを決めて、図書館に行って何冊か本を借りてきて、それを読んでまとめるだけの簡単な研究?になってしまう人も多いでしょう。夏休み後半の図書館に行くと、そんな子どもたちがたくさんいますw。でもそれではやっつけ感ばかりで面白くないですよね。夏休みは早朝や平日昼間などの大人が仕事している時間を自由に使えます。ですから、大人の仕事を直接目にする絶好の機会と言えます。やはり研究...
植物よりも天気・気象に興味があるなら、雨を使った研究はどうでしょうか。最近の教科書はエコ全開なので雨水利用について書かれています。ですから雨水を集めてみるというのは、とても立派な研究になります。例えばブルーシートなどを利用して雨水を集める装置を作るのも面白いですが、面倒なら屋根やカーポートの水を樋(とい)で集める方法を考えてもいいでしょう。マンションのベランダなら段ボール箱にビニール袋をかけて飛ば...
もうすぐ夏休み。夏休みの宿題といえば自由研究です。自由研究が一番苦手で親子で途方に暮れるという話もよく聞きます。しかし、自由研究は時間をかけて楽しみながら学ぶ最高の学習で、必ず考える力を伸ばしてくれると思います。実は小学理科の教科書には見開き2ページで自由研究のやり方を書いたページがあります。具体的な方法はそれを見ていただけばいいと思いますので、このブログでは、そのテーマに絞ってヒントを書いてみた...
勉強を進めていく上で、一番大事なのは、考えるということだと思います。例えば、数学の問題。「かわらない」と、飛ばした問題、何分考えましたか?2分?5分?10分?15分?どれもダメです。「わからない」という以上は、最低30分は考えましょう。そんなことしてたら、問題集が進まない?そうではないんです。30分、真剣に考えてみてください。この手がダメなら、あの手。次々と、知っている限りの知識をフル動員して、考えるのです...