列車に走行電源を搭載、運転を赤外線で制御して、列車のレールへの電気的依存を無くそうとしています。
レールからの集電をしないので、レイアウトの保守作業が極めて簡単。 庭園鉄道も期待出来る。赤外線8ビット通信でドアー開閉、パンダグラフの昇降など制御の内容拡大も検討したい。
24 製作資料編(04) : 車載装置(1) モーター駆動回路の製作
《 車載装置の製作(1) モーター駆動回路 》 赤外線制御を行うために、車輌に載せる装置は、 赤外線通信を受信し、送られてきた指示コードを抽出する<受信回路> 指示コードに従い、必要なパルスを作る<駆動パルス生成回路> このパルスを受け取り、モーターの回転を制御する<モーター駆動回路> の三回路が組み合わされています。 ここでは、まず <モーターの駆動回路> を説明します。 《 ...
《 試験送信機を作る 》 赤外線信号の受信モニターに続いて、任意の信号が送信できる 赤外線信号試験送信機 を 作ることにします。 試験送信機と、その受信機が揃えば、赤外線制御に関する試作環境が、ようやく揃った事になります。 《 配線図 》 (1) 見れば分かるように、送りたい信号8ビット分を sw0~7の ON・OFFで作り、送信ボタンを 押せば送信は完了です。 なお、送信ボタンを押し続ければ、一定...
《 赤外線通信モニター の製作 》 赤外線制御を行う機器の作成には、まず、必要な信号を正しく発信出来る 試験送信機 と、 送信されている赤外線が、正しく信号を伝えているかを確認する モニターを 準備しておく必要があります。 そこで、まず モニターを作ることにしました。 なお、写真のモニターは11ビットまでの表示用に作ったものですが、その後の実験で8ビットで 十分と判ったので、現在は表示をビット7ま...
《 赤外線通信の基礎事項 》 通信の基本原理 前(10頁)にも述べたように、赤外線通信の基本原理は、決められた時間間隔で 送信側・・赤外線LEDを決められた回数だけ、送りたい信号に応じて点・滅させ、 受信側・・同じく決められた間隔、回数で、赤外線が来ていれば 1、来ていなければ 0 として保存する という方法で行います。 通信の形式を決める そこで、今回の大名鉄道の試験...
20 製作資料編(00) : 赤外線制御を始めるためには・・
《 赤外線制御を始めるためには・・ 》 制御信号を赤外線で送ったり、送られて来た信号を受信する回路には、そのためのICチップが 必要になります。 世の中、エレクトロニクスの時代。 鉄道模型でも、これからはデジタル処理による運転技法が 進むものと考えられますが、まだ模型専用の集積回路(IC)は市販されていません。 そこで、やむなく必要なチップを自作しなくてはならないのですが・・、そのためには 多少の準備が...
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