マウビーの短歌ブログ

いつ吹くの

いつ吹くの 待ちこがれたる 秋の風 窓を開けつつ祈る夕刻

2023/09/30 16:20

絶え間なく

絶え間なく 仕事に追われ 生きてきた 残業手当つくこともなく教職現役時代

2023/09/30 16:18

義理堅き

義理堅き 田舎のしきたり わたしには ついていけない都会に染まり

2023/09/28 15:56

いついつも

いついつも わたしを迎えて くれるのは ふるさとの山ふるさとの川

2023/09/28 15:54

埼玉の

埼玉の 高麗の川にも 秋が来て 赤のジュウタンまんじゅしゃげ咲く

2023/09/28 15:53

たんぽぽの

たんぽぽの ように根を張り 武蔵野に住んでかれこれ半世紀経つ

2023/09/27 11:09

ふるさとの

ふるさとの 信越線に 秋が来る 稲刈り終えし越後平野の

2023/09/26 12:14

人生の

人生の 量より質の モーツァルト、宮沢賢治に目覚めるわれは

2023/09/26 08:29

清涼な

清涼な 風を呼びこみ 新聞を 大きくひろげ楽しむ朝に

2023/09/26 08:19

軽やかに

軽やかに そぞろ歩いて 一万歩 涼しき風に背中を押され

2023/09/24 17:03

アルバムの

アルバムの 整理をすれば 浮かび来る 楽しきわれの青春の詩

2023/09/24 16:51

日暮里の

日暮里の 寺の片隅 赤赤と まんじゅしゃげ咲く彼岸に合わせ

2023/09/24 16:46

九月でも

九月でも まだまだ赤く さるすべり まんじゅしゃげにも負けず劣らず

2023/09/24 16:41

いも坂の

いも坂の 団子を食えば イメージが ふくらむふくらむ正岡子規の

2023/09/24 16:34

スイッチが

スイッチが 八時に入る 教室で 口もあたまもハイテンションに教職現役の頃

2023/09/24 16:24

秋空の

秋空の 澄みし秩父を 仰ぎ見て 和らいで行く帰省ストレス

2023/09/24 16:17

清風が

清風が 窓辺に吹きて ここちよく 今日は休息のんびり詠う

2023/09/23 14:45

柿の実が

柿の実が 色づきはじめた 曇天の 夏日おさまる彼岸の入りは

2023/09/23 14:19

年賀状

年賀状 申し込み書が もうとどく 汗の流るる猛暑日なのに

2023/09/20 10:21

あなたには

あなたには 生きる勇気を もらったね ゆっくり休め大谷翔平

2023/09/20 10:20

野良ネコの

野良ネコの「チャチャ」の動画を 観るにつけ 思い出します野良ネコ「プー」を

2023/09/12 15:05

眺めれば

眺めれば 眺めるほどに 関東の 一望できるつくば山頂・思い出として

2023/09/12 15:00

高気圧

高気圧 張り出し残暑 のこるなか 秋の虫鳴く午前四時半

2023/09/12 14:46

手の焼いた

手の焼いた 卒業生を 送り出し なみだでかすむあの小学校

2023/09/12 14:44

一首二首

一首二首 詠めばリズムを 思い出し ノートに向かうスランプ抜けて

2023/09/12 14:34

湯を落とし

湯を落とし 淹れたるコーヒー 香り立つ 朝のひかりのいつものカップに

2023/09/12 14:27

サルスベリ

サルスベリ 花のくれない 一輪の さびしき中によろこびのあり

2023/09/12 13:51

涼風を

涼風を 部屋に呼びこむ この朝は 台風過ぎし九月九日

2023/09/09 06:18

このところ

このところ 詠うペースの 落ちてきて 待ちのぞむのは秋の到来

2023/09/05 11:15

踏まれても

踏まれても 踏まれても尚 生きかえる 黄花コスモス残暑に負けぬ

2023/09/05 11:12

九月でも

九月でも まだまだ続く 暑さゆえ 朝から食すアイスクリームを

2023/09/05 11:11

ふるさとの

ふるさとの 家の処分に 四苦八苦 時間かかりて費用もかかる

2023/09/05 11:10

のんびりと

のんびりと 歌詠むことは 贅沢と あらためて知る職を離れて

2023/09/03 11:47

なにひとつ

なにひとつ 生まれやしない 暑き日は ひとり静かにアイスティー飲む

2023/09/02 18:49

身近なる

身近なる 生活にこそ 道はある 残暑厳しき九月の初日

2023/09/01 15:51

午前四時

午前四時 スーパームーンを 西に見て プラスチックのゴミ袋持つ

2023/09/01 15:40

校庭の

校庭の ポプラの高木 登りつつ 遠く弥彦の山をながめる・小学生時代・弥彦の山・・・新潟平野の山

2023/09/01 15:37