先日、国際ロマンス詐欺の被害に遭った人たちの二次被害についての記事を掲載しました。「国際ロマンス詐欺と弁護士による二次被害 費用はせいぜい1万円 それ以上は無駄ガネ」 そこでは回収見込みがないため、20万円は当然、10万円でも5万円でも高額、せいぜい1万円だろうと述べました。 本当に1万円なのかという意見も見ました。 というより実際にそうした費用で当事務所では対応しています。 道内限定ですが、弁...
銃の所持の許可についてその判断が「容易でない」というのはアウトということ
そもそも猟銃であろうと民間人が所持できること自体がおかしいのです。普通の感覚があれば「銃の所持なんてやめてくれ」と思うんです。 害獣駆除のためであれば別に家庭に銃を保管する必要など全くありません。「長野4人殺害、なぜ犯人に銃所持を許可したのか? 元警察官僚「精神状況の把握は容易でない」」(弁護士ドットコム)「男性の動機は不明ですが「ひとりぼっちを罵られたと思った」と供述しているとも報じられていま...
連合が立憲民主党と国民民主党との統合を望むわけ なおさら立憲泉氏の自爆路線が鮮明となる
立憲民主党と国民民主党は構成メンバーをみれば烏合のように見えてしまう関係です。 もっとも国民民主党は右派であり、「立憲」とも相性が合わない人たちです。立憲民主党との合流に最後まで抵抗し、合流しなかった、いわばかなり右寄りなメンバーです。 そうなるとどう考えてもじり貧です。最初から支持率は低迷したままです。右派野党であれば維新の会が支持を集めるのですから、国民民主党は最初から存在意義をみつけること...
維新の会の立憲民主党への殴り込みの意味はまずは野党第一党である立憲を潰すこと、そして改憲へ 泉氏はどうします?
いよいよ維新の会と立憲民主党が決別です。もともと生まれも育ちも違いますから一緒にはなり得ないのですが、この決別には泉立憲民主党が維新の会に袖にされたというのが実際のところです。 それに追い打ちを掛けようとういのがこれです。それでも他の野党を落とすためというやり方にはえげつなさがあります。「維新が立憲・泉代表、岡田幹事長に対抗馬を擁立 野党第1党目指し」(朝日新聞2023年5月25日) 橋下徹氏は、予備選...
私が理解できないのは口当たりを良くしてまで、何故、そこまでしてアルコールを飲みたいのか、でした。 この弁護士ドットコムの記事は素晴らしい。「東スポレモンサワー「度数13%」は濃すぎ? 依存症の専門家が「怖さ」指摘」(弁護士ドットコム) 以前、私は飲み会でカルピスを注文したのですが(アルコールは飲めない、飲みたくない)、何故かアルコール入りのカルピスが来ました。一口飲んで口の中で違和感がありました。...
被告側代理人弁護士の主張で鼻につく「速やかに棄却されるべきである」
東京の弁護士に多いでしょうか。被告側の代理人となった弁護士の主張の中で鼻につくものの1つに「速やかに棄却されるべきである」というものがあります。 速やかに棄却されるような案件としては、請求原因も曖昧(だと棄却ではなく却下されてしまうか)、あるいは客観証拠のないような案件、時効援用で被告側の主張に合理性があるような場合などが想定されますが、そうでない場合にまで決まり文句のようにこの定型文言が主張さ...
茂木健一郎氏こそ劣化していないか 自身の自慢なのか自己アピールが背景にあるのが露骨にわかる
受験勉強のあり方としてどうあるべきか。自分の頭で考える力を養うことが勉強の目的です。ちょっと古くなりますが、以下の記事からです。「茂木健一郎氏 子供4人東大理三の佐藤ママを「バカでしょ笑」と批判した堀江貴文氏に「賛成」」(東スポ2023年4月16日) 茂木氏のような他人を嘲笑するだけの人間にはなりたくないですね。まあ、ざっくり言うと、Race to the bottomとは、勝つためには徹底的に劣化しなくちゃいけないク...
G7広島サミットは第三次世界大戦をもたらすための「進軍ラッパ」(遠藤誉先生)
先の広島でのG7は、自分たちだけがえらく、他を見下す姿勢を鮮明にしました。自分たちだけは正しく、それ以外は間違いだという世界の人々を馬鹿にしたものです。 遠藤誉先生のご意見が素晴らしい。「G7広島サミットは第三次世界大戦への「進軍ラッパ」か 米国軍事安全保障シンクタンク公開書簡から」 戦闘機の供与まで宣言するに至ってはもはや第三次世界大戦に突入してもいい、という露骨な挑発行為です。この1年間、米国...
プーチン大統領を暗殺すればウクライナは勝利できる? 世界に向けたとんでもない挑発
今度は、ウクライナ情報当局によるプーチン大統領暗殺に対する言及です。「ウクライナ情報当局幹部、プーチン氏暗殺に言及=独ウェルト紙」(ロイター2023年5月26日) 先日は、クレムリンに対する無人機による攻撃がウクライナ側によるものではないかという米国政府筋の分析が報じられました。このときはウクライナ政府側は関与を否定していました。 今回はウクライナ情報当局の者の発言ですからウクライナ政府が知らないでは...
何故、野党が支持を得られないのか、吉田徹先生の論考より。結果だけを求める無党派層とどう向き合うのか
立憲民主党は維新の会でも支持率で差を付けられ、野党第一党に対する期待は維新の会に移りつつある、という世論調査結果がありました。「野党第1党、ふさわしいのは 維新47%、立憲25% 毎日新聞世論調査」(毎日新聞2023年5月23日) 先の統一選挙でも維新の会は「躍進」したとされ、他方で、立憲民主党、共産党は議席を減らしています。 何故、維新の会なのか、そこに目立った政策といえば右寄りのものばかりが並んでいまし...
もういい加減に民間の銃所持を一切、禁止したらどうなのか 無気力な社会の犠牲者にはなりたくない
また日本でも銃を使った犯罪が起きてしまいました。 本日、長野県中野市で散弾銃をもった男が人質をとって立てこもりました。 現時点で、死者3人(警察官2名を含む)というあまりに悲惨な状況です。 なぜ、現在の日本で散弾銃などを所持しているのでしょうか。 これが米国であれば銃規制をせよという声が上がると同時に銃規制に反対する保守派が暗躍する構図がいつものパターンになり、全くと言ってよいほど米国で銃規制が進...
クレムリン攻撃はウクライナが関与という報道 米国に対する挑発か
今年5月、無人機によりクレムリンに対する攻撃がありましたが、ロシアによる自作自演か、そうでなければウクライナ政府が関与しているのかどうかということが憶測を呼んでいました。 今般、ウクライナが関与しているという米国政府筋の見立てが報じられています。「モスクワ攻撃、ウクライナか クレムリンに無人機、米分析」(共同通信2023年5月25日)「米紙ニューヨーク・タイムズは24日、ロシアの中枢に当たるモスクワのクレ...
ネット界の病理 他人をねたみ攻撃する人たちはあまりに病的 ネット依存の現代社会がもたらすコミュニケーションの低下
少々ネタは古いですが、やはり自分の中でも大きな関心があります。「「めった刺しにして殺す」インフルエンサー候補を襲った2万通の嫌がらせ 港区議・新藤加菜さんの戦い」(弁護士ドットコム) ネット界では有名な方だそうですが、選挙に立候補(当選)したことによって膨大な嫌がらせのメールなど。「選挙期間中の候補者に対する暴力や暴言、誹謗中傷が相次いでいる。4月23日、東京・港区議選で当選した新藤加菜さん(29)も...
小泉悠先生の著書『ウクライナ戦争』です。 軍事オタクということだけあって軍事面の分析はなるほどそうだったのかという観点から読めます。最初の戦略がゼレンスキー政権の「斬首」とのその失敗の原因などは正しいかどうかはともかくなるほどという流れです。 ただ、何故、ロシアが軍事侵攻したのかという点についての分析は、ちょっと相容れないものがありました。 プーチン論文はそれ自体が例えばヒトラーの『我が闘争』の...
広島で行われているG7に何故か、ウクライナのゼレンスキー大統領がやってきました。 G7の枠組みを民主主義国などと言っていますが、要はに旧西側諸国が自分たちを正義と自称するために大義名分に使っているのが「民主主義」です。 しかし、この場合の民主主義にどれほどの意味があるんだろうねということ。従来の西側というとイメージが悪くなるから、「民主主義」を持ち出したにすぎません。要は西側がこれまで作り上げた国...
こうしたツイートが弁護士から流されるのだから、一体、何を考えているんだろうと思います。 どうみても大人の男の視点でしかありません。 未だに自由恋愛だとか言ってしまうところに相手(特に女性側)への配慮は微塵も感じられないわけです。大人目線で望ましくないセックス、望ましくない恋愛を決め、選挙権を奪われている18歳未満の国民の、恋愛の自由、性交渉の自由を、寄りにもよって寄りにもよって「犯罪」「刑罰」「懲...
ふるさと納税 泉佐野市の請求を却下 少なくともふるさと納税の返礼品などは一切、禁止すべきだ
ふるさと納税とは言いながら、自身のふるさとは全く無関係な自治体に住民税を納めることができる、しかもそれには高額の返礼品がつく、こんな制度を何故、未だに維持しているのか全くわかりません。 泉佐野市は、極めてえげつないやり方で全国から集金していましたが、総務省の特別交付税減額処置に対する取り消した大阪地裁判決に対し、大阪高裁は泉佐野市の請求を却下するというすごい判決を出しました。「泉佐野市が逆転敗訴...
泉健太立憲民主党代表が自爆路線を邁進、芳野友子連合会長による反共路線
立憲民主党の泉健太代表は次期衆議院選挙では目標は150議席だとし、それに達しなかったら辞任するなど述べています。 この真意は、次の衆議院選挙までは辞任しない、ということの決意表明です。 誰もがもはや泉氏では選挙の顔になり得ないと思っているという現実があるのに、それをこのような自爆宣言で自身の代表の座の延命を図っただけです。 そして何よりも問題なのが共産党との決別です。「立民、共産と選挙協力せず ...
G7という西側の核論理の破綻 先制攻撃をしないというオバマ大統領(当時)を撤回させた日本
ロシア・ウクライナ戦争は現在、膠着状態ですが、その中でウクライナが反転攻勢だと意気揚々にマスコミが報じています。 本当に好戦的です。 即時停戦に反対する人たち、特にリベラレルという人たちの中ではこのウクライナの反転攻勢に望みを掛けているのでしょう。 この反転攻勢はウクライナが領土奪還、クリミアを含めてですが、それが成功する可能性は果たしてどのようにみるのでしょうか。 白井邦彦先生の論考です。「ロ...
北海道に対する訴訟 裁判報告 自己判断で授業を受けないなどと児童らを最大限に侮辱する道教委(倉本博史教育長)
本日、北海道(北海道教育委員会、札幌聾学校)に対する訴訟の弁論準備期日がありました。 この期日に合わせて、それぞれが考えるところのろう学校における日本手話の技能程度(基準)について主張することになっていました。 ところが北海道側から主張された内容が酷すぎました。 日本手話での授業を提供する義務がない、要は北海道側の主張の骨子はここだけです。当然のことながら基準など全く示されていません。 それ以外...
ウクライナに軍事加担を強めていく自民党岸田政権 米国退役軍人による停戦論
岸田自民党政権は、ロシア・ウクライナ戦争を口実に自衛隊の役割を拡大しようとしています。何故、ウクライナ負傷兵の自衛隊病院での受入なのでしょうか。「ウクライナ負傷兵、自衛隊病院で受け入れ 政府方針、6月に数人」(毎日新聞2023年5月17日) 本当であれば米国・NATOと同様に武器援助をしたい、というのが本音です。軍事産業を育成するためには武器輸出ができるようになることが重要になってきますが、その地ならしがウ...
電気代の大幅値上げで庶民の生活は落ち目 自民党政権で何が良いのか
日本中、電気代が大幅な値上げです。「北陸42%、沖縄38%、中国29%…電力7社が6月から値上げへ」(朝日新聞2023年5月16日)「「生活できない」「命削る」北電値上げ、困窮者や難病患者の暮らし直撃」(北海道新聞2023年5月16日) ロシア・ウクライナ戦争も原因の1つとか。結局、ロシアに対する経済制裁ですが自国に跳ね返ってきているだけです。 他方でロシアからの海産物の輸入が過去最高とか矛盾だらけです。「ロシアからの水...
ウクライナ・ゼレンスキー政権が守ろうとしているのは領土 即時停戦したらさらにロシア軍占領地域のウクライナ人が殺されるという戦争継続派による煽り
ウクライナ・ゼレンスキー政権は、ロシア軍をウクライナ領土内から排除するために戦争続行すると述べています。そのウクライナ領土内にはクリミアも含まれているようです。 さらに大きな戦闘が始まることになりますが、英仏独伊はさらなる軍事援助を行うと述べています。「英仏独伊首脳が「武器供与」 ウクライナ支援固め」(産経新聞2023年5月15日) この根底には絶対にロシアは核兵器は使用しないという何の根拠もない自信...
自衛隊も「タトゥー可」を検討とはやはり時代が変わった 銭湯利用者の意識も変えていくとき
先般、銭湯での外国人のタトゥー問題について意見を述べました。ネット界では相変わらず入れ墨は出て行け、その実態は外国人出て行けのようなものがあまりに多い状態です。 もちろん威嚇するような入れ墨は不快でしかありませんが、それは暴力団(ヤクザ)だからでしょう。 その意味でいうと威嚇的なサングラスも、こてこての金髪も同じように不快です。入れ墨ではなくともそうした連中が大挙して入ってきたらどうでしょうか。...
立憲民主党 泉代表と蓮舫氏のツイッター上でのやり取りは醜態ではないか 蓮舫氏が間違っている
立憲民主党は、党首である泉健太代表は次の衆議院選挙で150議席を目標としましたが、あまり意味のある目標ではありません。 やはり泉氏の器が現在の立憲民主党を代表するには力不足というのは否めないということです。政権は取るまでは重鎮が代表を務めるべきであり、誰でも良いというわけではありません。 岡田克也氏か枝野幸男氏の再登板が穏当なところです。それは有権者にとっての安心感です。(余談ですが、私は共産党は...
ロシアが核兵器を使うのかどうか、英国は射程距離250キロもの巡航ミサイルを供与しました。米国でさえ80キロ程度なのにです。 英国は劣化ウラン弾の供与といい、前のめりです。 こうした姿勢は、やはりロシア・ウクライナ間の和平合意をぶち壊すためにキーウに飛んだというのがやはりそうだったんだよね、ということになります。 この記事もそうです。「ジョンソン元英首相、「プーチン氏からミサイル攻撃の脅迫受けた」 BBC...
銭湯での入れ墨(タトゥー)禁止について 個人の選択の結果だから排除されても仕方ないという見解
今回は続きです。「銭湯での入れ墨(タトゥー)禁止について」 気になった見解があったので紹介します。 嶋中康晴氏(リーフラス株式会社/北海道十勝スカイアーススポーツ株式会社/北海道教育大学)の見解です。https://newspicks.com/news/8414924?ref=user_2157159「日本の温泉が『刺青お断り』なのは昔からの文化。海外にも『〇〇は禁止』という『郷に入れば郷に従え』的なルールは山ほどありますし、そもそもこの件は法律...
外国人旅行客がまた再び増えていく中で、今なおタトゥーのある外国人が入浴できないという問題があるということを知りました。 弁護士ドットコムですが、以前のもののアレンジ版になります。「インバウンドで「温泉難民」が続出 タトゥーある外国人お断りは差別なのか」 この記事はヤフーにも転載されていましたが、そこでのコメントが酷いものです。日本に来たんだから日本のルールに従え、来るな、というレベルのものが多く...
害獣駆除やエゾシカの生息数を減らすためであれば公が責任を持つべき 狩猟ブームに懸念
狩猟免許の交付が道内で増加しているそうです。「狩猟免許交付、道内で増加 手軽なわな猟中心、クマ駆除担い手育たず」(北海道新聞2023年5月12日)「道内で狩猟免許を取る人が増えている。直近3年間平均は約1万1900件と過去最少の2006年度の1・4倍。農林業被害対策の強化や狩りブームなどを背景に、比較的始めやすいわな猟を選ぶ若い層が多い。」 これでいいんだろうかと本気で思います。 猟銃所持とは直結しな...
ロシア・ウクライナ戦争即時停戦論が「「主体」としてのウクライナ民衆を無視し、他者としての自覚を欠如させた不毛な言説(おしゃべり)」という戦争論
ロシア・ウクライナ戦争は膠着状態、ウクライナによる反転攻勢だと威勢良く言われながらも何故か、足踏み状態。「ゼレンスキー氏が慎重姿勢 反転攻勢には「時間が必要」」(FNN2023年5月12日) しかし、本当にそのような「反転攻勢」が行われれば多大な犠牲が出ることは必至、しかもロシア側が核兵器を使用しないという保障は全くないという危険水域に突入することになります。 先のクレムリンへの攻撃がロシアによる自作自演...
水島朝穂先生の講演 ロシア・ウクライナ戦争はやはり即時停戦しかないことを確信
本日、茨城県弁護士会主催の水島朝穂先生の講演を聞きました。「水島朝穂教授講演会 憲法とは何かを改めて考える」 水島先生の講演は久しぶりでした。でもちょっと前置きが長かったです。 この講演の内容はとても素晴らしいものです。ロシア・ウクライナ戦争が何故、即時停戦でなければならないのか、先生の「直言」の中で述べられていたことがわかりやすく語られていました。 是非、この内容は動画で配信して頂きたいです。...
半導体事業に2兆円? どこにどれだけ消えていくんだろう 庶民生活のためには使われない税金
一民間企業が2兆円の要求です。「ラピダス、国に2兆円支援要請へ 半導体新会社、上場も検討」(共同通信2023年5月3日) 生きた「投資」になるのでしょうか。こうした巨額プロジェクトは真っ黒なイメージしかありません。 東京オリンピックと同じです。 かつては東日本大震災のとき、旭川市の東日本大震災復興支援事業のNPO法人「大雪りばぁねっと」が破綻したという事件もありました。巨額の委託事業費が私物化されたいも...
ロシア・ウクライナ戦争による食糧危機 西側は軍事援助はしても食料援助はしない
ロシア・ウクライナ戦争が世界に影響を及ぼしているものとして食糧危機があります。ロシア、ウクライナ両国とも農業による食料生産は世界に向けて輸出されていました。 それが現在、機能しなくなっています。 ロシアが悪い?というだけで結局、西側は食糧難にあえぐ国々に対しては全くの無関心です。「2億5千万人が深刻な飢餓 過去最多、国連調査」(共同通信2023年5月3日) これがロシア・ウクライナ戦争の本質でしょう。正...
「戦える自衛隊」とは戦死を前提としているということ 麻生太郎氏の発言の重大性を考えよう
これまで自衛隊は専守防衛という立場をとり、自衛隊の海外派兵のときも建前としては戦地に赴くことなく、これまで1人の戦死者はでていませんし、生命を奪ったこともありません。 もっとも戦地でないというのはあくまで建前なんですが。 それを「戦える自衛隊」にすると発言したのが麻生太郎氏です。「麻生太郎氏「戦える自衛隊」発言にぜんじろう皮肉「絶対に戦場に行かない政治家」」(東スポ2023年5月2日)「麻生氏は先月17...
憲法記念日にあたっての会長声明 本日、憲法記念日を迎えました。日本国憲法が施行されて76周年になります。 日本国憲法は、一人ひとりがかけがえのない存在であるという「個人の尊厳」を最も重要な価値とし、それを保ち発展させるために、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を人類普遍の原理としています。これは将来にわたり護り続けていくべき尊い理念であるとともに、今私たちが直面している様々な課題に対して指針を示...
地方選挙での無投票が問題ないのではない 地方と定数不均衡による自民党支配の構図
統一値地方選挙が終わりました。都道府県議会議員選挙でも無投票が増え、その多くが自民党議員という状況です。「(社説)危機的な自治体選挙 民意を映す制度改革 大胆に」(朝日新聞2023年4月24日)「統一選を振り返れば、前半戦の41道府県議選では、無投票が定数の25%にのぼった。山梨県の62%を筆頭に和歌山、徳島、広島、岐阜で40%を超えた。 とくに1人区は計366選挙区の52%が無投票で、その8割強を自...
生焼けのハンバーグ… 現実にどのように解決したらいいのでしょうね
食堂でハンバーグを注文する、しかし、それが生焼けだったら? という体験は私にはありません。一般的にあるのでしょうか。「生焼けハンバーグ「焼き直し」させた客、完食した上に「無料」にさせたらクレーマー?」(弁護士ドットコム) 実際にあった話なのか、作られた話のかは全くわかりません。弁護士ドットコムの相談は作られた感のある相談もテーマになっているからです。 私が以前、利用していたのはびっくりドンキーで...
今年のメーデーでは「第16回自由と生存の連帯メーデーin札幌」に参加してきました。 ドキュメンタリー映画「メトロコマース」 非正規雇用の労働者たちの闘いの最初のところだけ上映されました。 最高裁判決はこちら。最高裁判所第三小法廷 令和2年10月13日判決 非正規雇用の労働条件を改善していくためには労働者一人一人が主体となり、そして団結して勝ち取っていくということが一番、大切なことなんだと実感しました。2023...
即時停戦を求める声 ドイツで78万人 戦闘継続で残るものは何もない
ロシア・ウクライナ戦争は即時停戦しかありません。未だに武器供与だ、ロシア軍を駆逐せよ、などと言っている人たちは無責任にもほどがあります。 この戦争には終結の見込みがありません。ロシアがウクライナにとっての平和の脅威であるならばロシアが無条件降伏するまで戦争を続けよと言っているのと全く同じだからです。 ウクライナ国民の命よりもウクライナの領土が大事だ、この発想はヒトラーの発想と全く同じです。 ドイ...
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先日、国際ロマンス詐欺の被害に遭った人たちの二次被害についての記事を掲載しました。「国際ロマンス詐欺と弁護士による二次被害 費用はせいぜい1万円 それ以上は無駄ガネ」 そこでは回収見込みがないため、20万円は当然、10万円でも5万円でも高額、せいぜい1万円だろうと述べました。 本当に1万円なのかという意見も見ました。 というより実際にそうした費用で当事務所では対応しています。 道内限定ですが、弁...
昨今、問題になっている弁護士による二次被害です。 国際ロマンス詐欺というのは、一種の振り込め詐欺であり、ほぼ回収の見込みはありません。 その口座を凍結し、預金がなければそこまででです。 振り込め詐欺ですから、常に預金は引き出されています。そうなると口座凍結によって預金を押さえられる場合というのは、たまたま偶然に別の被害者が振込をしたときです。 口座凍結ができた場合には所定の手続を経て、配当を受け...
衆議院の補選が始まりました。 自民党岸田政権に対し、どのような評価になるのか。支持率が低迷し、公認候補を立てたのが島根1区のみというが与党自民党です。無責任政党です。 東京15区は、立憲民主党が公認候補を立て、共産党が候補を下げるという典型的な選挙協力となっています。 それが気に入らないのが反共だけが旗印の連合です。「連合会長、立民候補への共産支援「容認できぬ」 東京15区補選巡り苦言、自主投票に...
ロシア・ウクライナ戦争は既にウクライナ側の勝利の見込みはなくなり、消耗だけが強いられる状況です。 また大量動員が決定されました。「ウクライナ議会、兵士動員に関する改正法案を可決 兵力の増強狙う」(BBC2024年4月12日)「法案に当初盛り込まれていた、動員された兵士は3年後に動員を解除されるとの条項は、軍の要請により削除された。」「軍事侵攻続くウクライナの前線「花びら地雷」の被害深刻に」(NHK2024年4月...
イランがイスラエル本土に向けて弾道弾ミサイルを発射しました。 シリアにあるイラン大使館を爆撃したイスラエルに対する報復です。「【速報】イランがイスラエルに大規模報復 弾道ミサイルを発射」(共同通信2024年4月14日) イスラエルのやったことはいかなる意味においても正当化の余地のないものであり、それに対してイランが報復を行うというのは当然に予測されることでした。 もちろん、これは負の連鎖でしかないので...
北海道、といっても札幌にしかないそうですが、西友が撤退することになりました。「イオン北海道、西友の道内9店買収 170億円で 10月以降店名変更」(北海道新聞2024年4月2日) 正直、びっくりだし、残念です。 西友はイオンと同じくらい利用していました。 印象としては西友の方が食材は安かったと思います。 撤退の背景には流通のコスト問題があるとされます。 2024年問題であり、輸送のための人件費が上がります。 そ...
イスラエルはシリアにあるイラン大使館を攻撃しました。そこにどのような理由があれ、全く正当化されません。大使館を隠れ蓑にしていたとしてもです。 それを攻撃した場合には大使館制度が成り立ちません。行ってみれば本国を攻撃したのと全く同じです。 イスラエルの蛮行はとどまるところを知りません。宗教的発想があるのか、やっていることが酷すぎます。無抵抗のパレスチナ人の殺害さえためらいが全くありません。 これに...
果たして本当なのでしょうか。「プーチン大統領、2年前の停戦交渉合意案に同意の意向示す ロシアメディア報道」(日テレ2024年4月12日)「イスタンブールでの合意案は、ロシア軍が侵攻前の地点まで兵を撤退することや、ウクライナがNATO加盟を放棄し、代わりとして、関係国によるウクライナの安全を保障すること、クリミア半島の軍事的解決の15年間放棄などがウクライナ側から提案され、ロシア側も前向きに評価していました。」...
国連人権理事会では、イスラエルに対する武器輸出をやめるよう決議しました。 当然のことでしょう。無抵抗のパレスチナ人たちが日々、逆説されているジェノサイドが行われているんですから。「国連人権理事会、イスラエルに「重大な懸念」表明 戦争犯罪の可能性」(朝日新聞2024年4月5日) これに対して米国、ドイツが反対 フランス、日本が棄権です。 日本政府は世界の恥さらしです。2022年8月13日撮影(野付) 結局、イ...
岡口基一裁判官が罷免されました。極めて残念というか懸念のある判決です。 遺族感情に配慮してということになると、この遺族が罷免を求める、求めないによって裁判官の地位が不安定なものになりかねません。https://satsuben.or.jp/statement/2021/10/28/370/ 今回は、最高裁は訴追請求はしていません。最高裁としての結論は分限裁判で岡口さんに対する戒告とする決定を出しています。最高裁としては身分を失わせるまでは考え...
ようやく米国は安保理における拒否権を発動することなく棄権することによって即時停戦決議案が採択されました。「国連安保理、ガザ即時停戦決議案を採択 米は棄権」(ロイター2024年3月26日)「イスラエルのネタニヤフ首相は、米国が拒否権を行使しなかったことは立場の「明らかな後退」であり、人質解放に向けた取り組みなどに打撃を与えると非難。イスラエルは予定していたワシントンへの代表団派遣を取りやめると発表した。...
裏金問題は、検察は安倍派幹部を不起訴処分にして免罪し、しかし、世論は当然のことながら安倍派幹部が裏金問題を知らないはずがないという目でしか見ない この当たり前の状況下で岸田総理は全くリーダーシップを発揮できない、というより発揮するつもりもありません。 こんな人間が一国の総理であることが日本の民主主義のレベルです。 岸田総理は安倍派幹部に離党を促すことで決着をつけようとしています。「安倍派幹部に「...
モスクワ郊外のコンサートホールで銃乱射事件があり、140人の死者が出ました。 ISが犯行声明を出しています。 これを卑劣なテロということになるのか。無抵抗の人を殺すこと自体は許されない行為です。 もっとも何故、IS(イスラム国)のような組織が生まれたのは何故か、という問題を抜きにして語れないのはハマスのイスラエルでの野外コンサート襲撃事件と全く同じことです。 イスラム原理主義を名乗る人たちが何故、...
法科大学院制度ができたことを合理化するために言われてきたことが、とにかく旧司法試験で合格してきた法曹は質が低いというものです。 私も旧司法試験時代です。 その代表格は須網隆夫教授ではないでしょうか。「司法試験は暗記だそうです 佐藤大和氏の「ずるい暗記術―――偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法」」 改めてその一節を紹介すると、第一に、法科大学院制度は、これまでの旧司法試験と司法修習によって構...
弁護士ドットコムでは法科大学院制度について識者の見解を掲載していますが、伊藤誠先生以外のものではこれと言って中身のないものばかりで、失敗したとはいいながら、その本質のところではその誤りを絶対に認めようとしない、厚かましい態度ばかりが目立ちます。 曽我部教授の見解も同様です。「噴出するロースクール失敗論、京大・曽我部教授が「それでも良い影響があった」と語る理由」(弁護士ドットコム)「旧司法試験の時...
最近、何故かスタートが遅れる、スタートしてもノロノロ、法定速度、指定速度以下で走る車が目立つようになりました。 札幌でも雪解けが進み、路面は乾いているので普通に速度を出せます。 なのに何故、遅い?と思って追い越すときにみると、やっぱりというか視線は下向き、スマホを見ているのです。 歩行者で街中を走る車を見ていてもスマホを操作しながら運転している人たちが決して少なくないのはおわかりでしょう。 未だ...
これまで長期に渡って審理が続き、昨年12月に結審した日本手話を巡る訴訟ですが、判決期日が指定されました。 2024年5月24日(金)午前11時 805号法廷(8階) ろう児たちの訴えが届くのかどうか問われていますブログランキングに登録しています。 クリックをお願いいたします。 にほんブログ村人気ブログランキングへ...
1 民事、刑事を問わず裁判手続において当事者や証人などの尋問、陳述を詳細かつ正確に録取し、記録化されることは公正な裁判(憲法31条)を実現する上で必要不可欠である。 裁判では、文書や画像等の物的証拠だけでなく、当事者や証人等の証言が重要であることは論を待たない。とりわけ刑事裁判では、証人による証言が犯罪事実の立証を左右することがあり、特に重要である。 この証言の記録化を担ってきたのが速記官であり、...
ポーランドのドゥダ大統領がウクライナ支援を経済効果で発言しています。「ウクライナ支援すれば、ロシア阻止の負担は安くつく-ポーランド大統領」(Bloomberg2024年3月13日)「ウクライナを支援すれば、ロシアを止める費用負担は安くつくだろうと述べ、ウクライナで勝利すれば、プーチン大統領は他の諸国を攻撃するとの認識を示した。」 ウクライナを征服したらさらに西進するという発想、あまりに無脳レベルです。 欧州に極...
ロシア・ウクライナ戦争はウクライナにとって勝算のない闘いが続けられています。 ローマ教皇がウクライナに白旗をあげる勇気と発言しています。「「白旗あげる勇気もって交渉を」 ローマ教皇がウクライナに停戦促す」(朝日新聞2024年3月10日)「最も強いのは、状況を見て、国民のことを考え、白旗をあげる勇気を持って交渉する人だと思う」「交渉という言葉は勇気のある言葉だ。自分が敗北し、物事がうまくいかないと分かっ...
以前から子どもの声が騒音だという一部の迷惑クレーマーの存在がありました。「保育園が迷惑施設になりかねない時代になるのか 請求棄却に安堵」「子どもたちの声が騒音とは…児童相談所、幼稚園、どこにどのような施設を作ろうと自由。但し、原発と米軍基地は迷惑ね。」 先日も長野市の公園でも同じような問題がありました。「日本社会が病んでいる 子どもの声がそんなにうるさいの? 除夜の鐘が消える」 それでも公園の廃...
スイスの金融クレディが経営破綻しましたが、それによって世界にも影響は拡がっているようです。「青学陸上部の原監督、クレディ債全損で憤り「資本主義の根幹揺らぐ」」(朝日新聞2023年4月27日)「クレディの劣後債で950億円損失 三菱UFJモルガン証券顧客ら」(朝日新聞2023年4月14日) 今さら資本主義の根幹が揺らぐと言われても、これこそ今の日本だけでなく、米欧が絶賛してきたギャンブル資本主義ではありませんか。 こ...
ロシア・ウクライナ戦争の即時停戦に反対し、「たかが領土」のために血を流せと主張する人たちの中に何故か、護憲、憲法9条の平和主義を主張する人たちがいます。 徳岡宏一朗氏や武器取引反対ネットワークの杉原浩司代表ですが、憲法9条、日本国憲法の平和主義の理念を理解されているのでしょうか。 日本はダメで、米国・NATOなら何故、OKなのですか。 ウクライナを救うため? 米国に侵略されたアラブの人たちのめに武器...
ウクライナが今年2月にモスクワ攻撃を計画し、米国が自制を求めた、というニュースが報じられました。 ウクライナ側は否定しているそうですが。 白井邦彦先生の論考です。「ウクライナ、2月にモスクワ攻撃計画-万が一なされていたら、今頃私たちはどうなっていたか?-」 先般、米国がウクライナや各国に行っていた諜報活動によって得られた情報が漏洩する事件がありましたが、事の真偽をどのように判断しますか。 ゼレンスキ...
先般、徳岡宏一朗弁護士のブログを批判してきました。「ロシア・ウクライナ戦争の即時停戦論 徳岡宏一朗弁護士の無責任な嘲笑を批判する」 今般、このような記事を掲載しています。「青山学院大学経済学部教授の白井邦彦先生に深くお詫び申し上げます。ウクライナ戦争についての即時停戦派・軍事支援反対派批判で失礼で間違った表現がありましたので、謝罪するとともに訂正いたします。」(Everyone says I love you !) 正直...
ロシア軍に占領された土地について、それを奪還するのが当然という発想を聞かされると私は怖ろしいものを感じます。 あなたは領土を守るために死ねますか? その昔、ヒトラーは土地のために流す血は尊いものと言ったことが想起されます。 私は「たかが土地」のためにという主張は当然のことだと思います。 では愛する者たちのために? 何だか戦争を美化する映画を思い起こします。「永遠の0」のような映画です。「特攻は死...
ロシア・ウクライナ戦争について即時停戦論を批判する人たちの特徴は、ただ単純にロシア=悪で思考がストップしているのみならず、極めて嘲笑的、侮蔑的な態度を露骨に示す、ということです。 前回に引き続き、そうした人たちの主張を改めてみてみましょう。「ロシア・ウクライナ戦争の即時停戦論 徳岡宏一朗弁護士の無責任な嘲笑を批判する」 即時停戦論を主張すると決まって揶揄されました。「上原潔氏の侮辱ツイートについ...
安倍氏銃撃事件は、当初、テロと思われていたものが統一協会信者の母による虐待、家庭崩壊がその背景にありました。 それが選挙結果に与える影響を政権側に配慮し、警察は当初、統一協会の名前を伏せるという姑息なことまでしていました。 先日あった岸田氏への爆発物事件では自らが参議院選挙に立候補できなかったことへの恨みが動機のようです。引き籠もりでした。 動機や背景事情を解明することが実行犯を甘やかし、模倣犯...
子に対する体罰を指令していたのかどうか、エホバの証人の虐待問題がクローズアップされています。「エホバの証人で「児童虐待」か、下着脱ぐよう強要してムチ打ち…元信者ら支援の弁護団「実態を解明したい」」(弁護士ドットコム) エホバ側は体罰をしないよう指示したと言いますが、あまり意味がありません。外向けに言っているだけという疑念も拭えないからです。外部向けであれば何とでも言えます。 厚労省も宗教虐待の指...
ロシア・ウクライナ戦争は戦線が膠着した状況となっていますが、だからこそ今が停戦の機会であり、各国は停戦に向けて動かなければならないときなのです。 米国・NATOによるさらなる武器供与の先に何があるのか、核戦争であり第三次世界大戦です。西側諸国の指導者は、プーチンが、予想されるウクライナの対露反攻に核による威嚇やサイバー攻撃など「残っているあらゆる手段」を使うことに備えている。英国政府関係者は、露が報...
今年、鶴見大学歯学部では卒業できるはずだった学生が大量留年となっていました。 そこで問題になっているのは、何故、留年になったのかその基準がわからない、さらにはアカハラまで言われるようになりました。文春記事ではありますが。「〈文科省に是正申し入れ〉学生に病院長が「お前…殺すぞ」鶴見大学歯学部“大量留年”の裏でアカハラ告発【動画・音声入手】」(文春2023年4月15日) よく言われているのが歯学部(医学部もそ...
法科大学院制度は明らかな失敗です。これは司法試験合格者数を大増員するため、受験資格を絞った上で司法試験の質を確保しようとしたものですが、いかんせん法曹志願者が激減してしまったので全く機能しなくなってしまいました。 いつもながらの石井逸郎氏(弁護士)の無責任な法科大学院制度擁護論です。民法の契約法の議論、例えば「契約締結上の過失」の論点なども、実際の「契約」のプロセスなどを実務で体感しないと理解で...
岸田総理が遊説中、爆発物を投げつけられるという事件がありました。 和歌山1区という激戦(私には関係がありませんが)という中で起きた事件であり、選挙妨害そのものです。 容疑者は今なお黙秘を続けているようであり、その動機は不明です。 暴力行為自体が許されないのは当然ですが、これが選挙妨害が動機であるならばなおさら許されない行為です。 そもそもこうした暴力行為で政治は変わりません。特に日本の場合はそう...
先般、沖縄の宮古島周辺で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落するという惨事がありました。 軍用だからなのか、民間旅客機に比べて墜落などの事故は多いようです。 しかし、この墜落をめぐっては何故か中国軍が関与しているという言説がネット界で流れていました。 何でこんなことになるのか本当に不思議です。 これについては防衛省は否定しています。「攻撃受けた可能性は? 防衛省幹部に聞く陸自ヘリ不明の理由」(朝日新聞2...
札幌オリンピック招致ですが、IOCからそっぽを向かれそうです。「30年札幌五輪、実現困難 機運停滞、IOCが方針転換か」(共同通信2023年4月14日) その4年後も黄色信号のようであり、もうこれ以上、無駄に税金を使うべきではありません。 札幌市長選挙にもくっきりと出ていました。 推進派の現職市長が当選したのですが、最初の朝日新聞の見出しが酷いものでした。「札幌五輪招致めざす札幌市長が3選、北海道知事には鈴木直...
法廷で日の丸のバッチをして傍聴していた人が、裁判長から外すよう命じられた、これが違法だとして国賠だそうです。「「国旗の否定は国家・国民の否定」日の丸バッジ着用禁止訴訟、原告が意見陳述」(産経新聞2023年4月13日) 原告側の主張部分「日の丸は表現の自由や主義主張を争う対象ではない」「もし私が韓国人や中国人で母国の国旗のバッジを着けていたら、同じように外せと命じたのか」「もしそのようなことをすれば国際...
以前、紹介したのがこれです。「1日で8億円稼いだって? 儲かるという話はすべてウソ。そんな稼げる人がはした金で秘伝を伝授するはずがない」 まだやっていたんですね。17歳で世界1のFXトレーダーになった少女。(実話です)しかも1,000%/年のリターンで、、でも私がもっと驚いたのは、少女の父親の話です。この秘密を知って、彼女のトレード成績に納得しました。彼女の秘密と、彼女が好んで使った手法について→📕(4章で解説...
ロシア・ウクライナ戦争は即時停戦こそ求められているものです。 さらに戦闘を大きくするなどあり得ません。 是非、署名にご協力をお願いいたします。「#今こそ停戦を 賛同署名をお願いします」 さて、停戦は不可能なのでしょうか。一番、大きな可能性は3月から4月にかけてロシア・ウクライナ間の停戦合意ができそうだったということがあります。さらに状況は悪化していることから停戦合意に至りにくくはなっていますが、他...
フランス・マクロン大統領が中台問題について「我々の危機ではない」と発言したそうです。 正しいです。「仏大統領の台湾発言が波紋 「我々の危機ではない」」(産経新聞2023年4月11日)「マクロン氏はEUは米中対立と距離を置き、「第三極」を目指すべきだと主張。「台湾での(緊張の)高まりに、われわれの利害はあるか。答えはノンだ。最悪なのは、米国のペースや中国の過剰反応に追随せねばならないと考えること」と訴え...
ロシア・ウクライナ戦争は即時停戦しかありません。ロシアの違法行為を認めるのか、という言い方をされることがありますが、だから戦闘を継続しろはないでしょう。 その中で伊勢崎賢治さんが「たかが領土」という話をされました。「ロシア・ウクライナ戦争の停戦の呼び掛け 記者会見での志葉玲氏の態度が酷すぎる」 それが尖閣との比較をされたそうですが、確かに誰も住んでいない尖閣と比較しても、ちょっと違うでしょという...