chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
弁護士 猪野亨のブログ http://inotoru.blog.fc2.com/

札幌より日々意見を発信。法科大学院廃止、弁護士人口激増の阻止、裁判員制度廃止に向け精力的に活動中。

猪野 亨
フォロー
住所
中央区
出身
鎌倉市
ブログ村参加

2013/05/09

arrow_drop_down
  • 銃の所持の許可についてその判断が「容易でない」というのはアウトということ

    そもそも猟銃であろうと民間人が所持できること自体がおかしいのです。普通の感覚があれば「銃の所持なんてやめてくれ」と思うんです。 害獣駆除のためであれば別に家庭に銃を保管する必要など全くありません。「長野4人殺害、なぜ犯人に銃所持を許可したのか? 元警察官僚「精神状況の把握は容易でない」」(弁護士ドットコム)「男性の動機は不明ですが「ひとりぼっちを罵られたと思った」と供述しているとも報じられていま...

  • 連合が立憲民主党と国民民主党との統合を望むわけ なおさら立憲泉氏の自爆路線が鮮明となる

    立憲民主党と国民民主党は構成メンバーをみれば烏合のように見えてしまう関係です。 もっとも国民民主党は右派であり、「立憲」とも相性が合わない人たちです。立憲民主党との合流に最後まで抵抗し、合流しなかった、いわばかなり右寄りなメンバーです。 そうなるとどう考えてもじり貧です。最初から支持率は低迷したままです。右派野党であれば維新の会が支持を集めるのですから、国民民主党は最初から存在意義をみつけること...

  • 維新の会の立憲民主党への殴り込みの意味はまずは野党第一党である立憲を潰すこと、そして改憲へ 泉氏はどうします?

    いよいよ維新の会と立憲民主党が決別です。もともと生まれも育ちも違いますから一緒にはなり得ないのですが、この決別には泉立憲民主党が維新の会に袖にされたというのが実際のところです。 それに追い打ちを掛けようとういのがこれです。それでも他の野党を落とすためというやり方にはえげつなさがあります。「維新が立憲・泉代表、岡田幹事長に対抗馬を擁立 野党第1党目指し」(朝日新聞2023年5月25日) 橋下徹氏は、予備選...

  • 飲みやすいアルコールのワナ そこまでして酒が飲みたい?

    私が理解できないのは口当たりを良くしてまで、何故、そこまでしてアルコールを飲みたいのか、でした。 この弁護士ドットコムの記事は素晴らしい。「東スポレモンサワー「度数13%」は濃すぎ? 依存症の専門家が「怖さ」指摘」(弁護士ドットコム) 以前、私は飲み会でカルピスを注文したのですが(アルコールは飲めない、飲みたくない)、何故かアルコール入りのカルピスが来ました。一口飲んで口の中で違和感がありました。...

  • 被告側代理人弁護士の主張で鼻につく「速やかに棄却されるべきである」

    東京の弁護士に多いでしょうか。被告側の代理人となった弁護士の主張の中で鼻につくものの1つに「速やかに棄却されるべきである」というものがあります。 速やかに棄却されるような案件としては、請求原因も曖昧(だと棄却ではなく却下されてしまうか)、あるいは客観証拠のないような案件、時効援用で被告側の主張に合理性があるような場合などが想定されますが、そうでない場合にまで決まり文句のようにこの定型文言が主張さ...

  • 茂木健一郎氏こそ劣化していないか 自身の自慢なのか自己アピールが背景にあるのが露骨にわかる

    受験勉強のあり方としてどうあるべきか。自分の頭で考える力を養うことが勉強の目的です。ちょっと古くなりますが、以下の記事からです。「茂木健一郎氏 子供4人東大理三の佐藤ママを「バカでしょ笑」と批判した堀江貴文氏に「賛成」」(東スポ2023年4月16日) 茂木氏のような他人を嘲笑するだけの人間にはなりたくないですね。まあ、ざっくり言うと、Race to the bottomとは、勝つためには徹底的に劣化しなくちゃいけないク...

  • G7広島サミットは第三次世界大戦をもたらすための「進軍ラッパ」(遠藤誉先生)

    先の広島でのG7は、自分たちだけがえらく、他を見下す姿勢を鮮明にしました。自分たちだけは正しく、それ以外は間違いだという世界の人々を馬鹿にしたものです。 遠藤誉先生のご意見が素晴らしい。「G7広島サミットは第三次世界大戦への「進軍ラッパ」か 米国軍事安全保障シンクタンク公開書簡から」 戦闘機の供与まで宣言するに至ってはもはや第三次世界大戦に突入してもいい、という露骨な挑発行為です。この1年間、米国...

  • プーチン大統領を暗殺すればウクライナは勝利できる? 世界に向けたとんでもない挑発

    今度は、ウクライナ情報当局によるプーチン大統領暗殺に対する言及です。「ウクライナ情報当局幹部、プーチン氏暗殺に言及=独ウェルト紙」(ロイター2023年5月26日) 先日は、クレムリンに対する無人機による攻撃がウクライナ側によるものではないかという米国政府筋の分析が報じられました。このときはウクライナ政府側は関与を否定していました。 今回はウクライナ情報当局の者の発言ですからウクライナ政府が知らないでは...

  • 何故、野党が支持を得られないのか、吉田徹先生の論考より。結果だけを求める無党派層とどう向き合うのか

    立憲民主党は維新の会でも支持率で差を付けられ、野党第一党に対する期待は維新の会に移りつつある、という世論調査結果がありました。「野党第1党、ふさわしいのは 維新47%、立憲25% 毎日新聞世論調査」(毎日新聞2023年5月23日) 先の統一選挙でも維新の会は「躍進」したとされ、他方で、立憲民主党、共産党は議席を減らしています。 何故、維新の会なのか、そこに目立った政策といえば右寄りのものばかりが並んでいまし...

  • もういい加減に民間の銃所持を一切、禁止したらどうなのか 無気力な社会の犠牲者にはなりたくない

    また日本でも銃を使った犯罪が起きてしまいました。 本日、長野県中野市で散弾銃をもった男が人質をとって立てこもりました。 現時点で、死者3人(警察官2名を含む)というあまりに悲惨な状況です。 なぜ、現在の日本で散弾銃などを所持しているのでしょうか。 これが米国であれば銃規制をせよという声が上がると同時に銃規制に反対する保守派が暗躍する構図がいつものパターンになり、全くと言ってよいほど米国で銃規制が進...

  • クレムリン攻撃はウクライナが関与という報道 米国に対する挑発か

    今年5月、無人機によりクレムリンに対する攻撃がありましたが、ロシアによる自作自演か、そうでなければウクライナ政府が関与しているのかどうかということが憶測を呼んでいました。 今般、ウクライナが関与しているという米国政府筋の見立てが報じられています。「モスクワ攻撃、ウクライナか クレムリンに無人機、米分析」(共同通信2023年5月25日)「米紙ニューヨーク・タイムズは24日、ロシアの中枢に当たるモスクワのクレ...

  • ネット界の病理 他人をねたみ攻撃する人たちはあまりに病的 ネット依存の現代社会がもたらすコミュニケーションの低下

    少々ネタは古いですが、やはり自分の中でも大きな関心があります。「「めった刺しにして殺す」インフルエンサー候補を襲った2万通の嫌がらせ 港区議・新藤加菜さんの戦い」(弁護士ドットコム) ネット界では有名な方だそうですが、選挙に立候補(当選)したことによって膨大な嫌がらせのメールなど。「選挙期間中の候補者に対する暴力や暴言、誹謗中傷が相次いでいる。4月23日、東京・港区議選で当選した新藤加菜さん(29)も...

  • 『ウクライナ戦争』

    小泉悠先生の著書『ウクライナ戦争』です。 軍事オタクということだけあって軍事面の分析はなるほどそうだったのかという観点から読めます。最初の戦略がゼレンスキー政権の「斬首」とのその失敗の原因などは正しいかどうかはともかくなるほどという流れです。 ただ、何故、ロシアが軍事侵攻したのかという点についての分析は、ちょっと相容れないものがありました。 プーチン論文はそれ自体が例えばヒトラーの『我が闘争』の...

  • ゼレンスキー氏来日により軍国化が加速する日本の政治

    広島で行われているG7に何故か、ウクライナのゼレンスキー大統領がやってきました。 G7の枠組みを民主主義国などと言っていますが、要はに旧西側諸国が自分たちを正義と自称するために大義名分に使っているのが「民主主義」です。 しかし、この場合の民主主義にどれほどの意味があるんだろうねということ。従来の西側というとイメージが悪くなるから、「民主主義」を持ち出したにすぎません。要は西側がこれまで作り上げた国...

  • 恋愛(交際)していると思い込んでいる男たち 本当?

    こうしたツイートが弁護士から流されるのだから、一体、何を考えているんだろうと思います。 どうみても大人の男の視点でしかありません。 未だに自由恋愛だとか言ってしまうところに相手(特に女性側)への配慮は微塵も感じられないわけです。大人目線で望ましくないセックス、望ましくない恋愛を決め、選挙権を奪われている18歳未満の国民の、恋愛の自由、性交渉の自由を、寄りにもよって寄りにもよって「犯罪」「刑罰」「懲...

  • ふるさと納税 泉佐野市の請求を却下 少なくともふるさと納税の返礼品などは一切、禁止すべきだ

    ふるさと納税とは言いながら、自身のふるさとは全く無関係な自治体に住民税を納めることができる、しかもそれには高額の返礼品がつく、こんな制度を何故、未だに維持しているのか全くわかりません。 泉佐野市は、極めてえげつないやり方で全国から集金していましたが、総務省の特別交付税減額処置に対する取り消した大阪地裁判決に対し、大阪高裁は泉佐野市の請求を却下するというすごい判決を出しました。「泉佐野市が逆転敗訴...

  • 泉健太立憲民主党代表が自爆路線を邁進、芳野友子連合会長による反共路線

    立憲民主党の泉健太代表は次期衆議院選挙では目標は150議席だとし、それに達しなかったら辞任するなど述べています。 この真意は、次の衆議院選挙までは辞任しない、ということの決意表明です。 誰もがもはや泉氏では選挙の顔になり得ないと思っているという現実があるのに、それをこのような自爆宣言で自身の代表の座の延命を図っただけです。 そして何よりも問題なのが共産党との決別です。「立民、共産と選挙協力せず ...

  • G7という西側の核論理の破綻 先制攻撃をしないというオバマ大統領(当時)を撤回させた日本

    ロシア・ウクライナ戦争は現在、膠着状態ですが、その中でウクライナが反転攻勢だと意気揚々にマスコミが報じています。 本当に好戦的です。 即時停戦に反対する人たち、特にリベラレルという人たちの中ではこのウクライナの反転攻勢に望みを掛けているのでしょう。 この反転攻勢はウクライナが領土奪還、クリミアを含めてですが、それが成功する可能性は果たしてどのようにみるのでしょうか。 白井邦彦先生の論考です。「ロ...

  • 北海道に対する訴訟 裁判報告 自己判断で授業を受けないなどと児童らを最大限に侮辱する道教委(倉本博史教育長)

    本日、北海道(北海道教育委員会、札幌聾学校)に対する訴訟の弁論準備期日がありました。 この期日に合わせて、それぞれが考えるところのろう学校における日本手話の技能程度(基準)について主張することになっていました。 ところが北海道側から主張された内容が酷すぎました。 日本手話での授業を提供する義務がない、要は北海道側の主張の骨子はここだけです。当然のことながら基準など全く示されていません。 それ以外...

  • ウクライナに軍事加担を強めていく自民党岸田政権 米国退役軍人による停戦論

    岸田自民党政権は、ロシア・ウクライナ戦争を口実に自衛隊の役割を拡大しようとしています。何故、ウクライナ負傷兵の自衛隊病院での受入なのでしょうか。「ウクライナ負傷兵、自衛隊病院で受け入れ 政府方針、6月に数人」(毎日新聞2023年5月17日) 本当であれば米国・NATOと同様に武器援助をしたい、というのが本音です。軍事産業を育成するためには武器輸出ができるようになることが重要になってきますが、その地ならしがウ...

  • 電気代の大幅値上げで庶民の生活は落ち目 自民党政権で何が良いのか

    日本中、電気代が大幅な値上げです。「北陸42%、沖縄38%、中国29%…電力7社が6月から値上げへ」(朝日新聞2023年5月16日)「「生活できない」「命削る」北電値上げ、困窮者や難病患者の暮らし直撃」(北海道新聞2023年5月16日) ロシア・ウクライナ戦争も原因の1つとか。結局、ロシアに対する経済制裁ですが自国に跳ね返ってきているだけです。 他方でロシアからの海産物の輸入が過去最高とか矛盾だらけです。「ロシアからの水...

  • ウクライナ・ゼレンスキー政権が守ろうとしているのは領土 即時停戦したらさらにロシア軍占領地域のウクライナ人が殺されるという戦争継続派による煽り

    ウクライナ・ゼレンスキー政権は、ロシア軍をウクライナ領土内から排除するために戦争続行すると述べています。そのウクライナ領土内にはクリミアも含まれているようです。 さらに大きな戦闘が始まることになりますが、英仏独伊はさらなる軍事援助を行うと述べています。「英仏独伊首脳が「武器供与」 ウクライナ支援固め」(産経新聞2023年5月15日) この根底には絶対にロシアは核兵器は使用しないという何の根拠もない自信...

  • 自衛隊も「タトゥー可」を検討とはやはり時代が変わった 銭湯利用者の意識も変えていくとき

    先般、銭湯での外国人のタトゥー問題について意見を述べました。ネット界では相変わらず入れ墨は出て行け、その実態は外国人出て行けのようなものがあまりに多い状態です。 もちろん威嚇するような入れ墨は不快でしかありませんが、それは暴力団(ヤクザ)だからでしょう。 その意味でいうと威嚇的なサングラスも、こてこての金髪も同じように不快です。入れ墨ではなくともそうした連中が大挙して入ってきたらどうでしょうか。...

  • 立憲民主党 泉代表と蓮舫氏のツイッター上でのやり取りは醜態ではないか 蓮舫氏が間違っている

    立憲民主党は、党首である泉健太代表は次の衆議院選挙で150議席を目標としましたが、あまり意味のある目標ではありません。 やはり泉氏の器が現在の立憲民主党を代表するには力不足というのは否めないということです。政権は取るまでは重鎮が代表を務めるべきであり、誰でも良いというわけではありません。 岡田克也氏か枝野幸男氏の再登板が穏当なところです。それは有権者にとっての安心感です。(余談ですが、私は共産党は...

  • ロシアによる核兵器使用 掛け声(批判)だけで止められるのか

    ロシアが核兵器を使うのかどうか、英国は射程距離250キロもの巡航ミサイルを供与しました。米国でさえ80キロ程度なのにです。 英国は劣化ウラン弾の供与といい、前のめりです。 こうした姿勢は、やはりロシア・ウクライナ間の和平合意をぶち壊すためにキーウに飛んだというのがやはりそうだったんだよね、ということになります。 この記事もそうです。「ジョンソン元英首相、「プーチン氏からミサイル攻撃の脅迫受けた」 BBC...

  • 銭湯での入れ墨(タトゥー)禁止について 個人の選択の結果だから排除されても仕方ないという見解

    今回は続きです。「銭湯での入れ墨(タトゥー)禁止について」 気になった見解があったので紹介します。 嶋中康晴氏(リーフラス株式会社/北海道十勝スカイアーススポーツ株式会社/北海道教育大学)の見解です。https://newspicks.com/news/8414924?ref=user_2157159「日本の温泉が『刺青お断り』なのは昔からの文化。海外にも『〇〇は禁止』という『郷に入れば郷に従え』的なルールは山ほどありますし、そもそもこの件は法律...

  • 銭湯での入れ墨(タトゥー)禁止について

    外国人旅行客がまた再び増えていく中で、今なおタトゥーのある外国人が入浴できないという問題があるということを知りました。 弁護士ドットコムですが、以前のもののアレンジ版になります。「インバウンドで「温泉難民」が続出 タトゥーある外国人お断りは差別なのか」 この記事はヤフーにも転載されていましたが、そこでのコメントが酷いものです。日本に来たんだから日本のルールに従え、来るな、というレベルのものが多く...

  • 害獣駆除やエゾシカの生息数を減らすためであれば公が責任を持つべき 狩猟ブームに懸念

    狩猟免許の交付が道内で増加しているそうです。「狩猟免許交付、道内で増加 手軽なわな猟中心、クマ駆除担い手育たず」(北海道新聞2023年5月12日)「道内で狩猟免許を取る人が増えている。直近3年間平均は約1万1900件と過去最少の2006年度の1・4倍。農林業被害対策の強化や狩りブームなどを背景に、比較的始めやすいわな猟を選ぶ若い層が多い。」 これでいいんだろうかと本気で思います。 猟銃所持とは直結しな...

  • ロシア・ウクライナ戦争即時停戦論が「「主体」としてのウクライナ民衆を無視し、他者としての自覚を欠如させた不毛な言説(おしゃべり)」という戦争論

    ロシア・ウクライナ戦争は膠着状態、ウクライナによる反転攻勢だと威勢良く言われながらも何故か、足踏み状態。「ゼレンスキー氏が慎重姿勢 反転攻勢には「時間が必要」」(FNN2023年5月12日) しかし、本当にそのような「反転攻勢」が行われれば多大な犠牲が出ることは必至、しかもロシア側が核兵器を使用しないという保障は全くないという危険水域に突入することになります。 先のクレムリンへの攻撃がロシアによる自作自演...

  • 水島朝穂先生の講演 ロシア・ウクライナ戦争はやはり即時停戦しかないことを確信

    本日、茨城県弁護士会主催の水島朝穂先生の講演を聞きました。「水島朝穂教授講演会 憲法とは何かを改めて考える」 水島先生の講演は久しぶりでした。でもちょっと前置きが長かったです。 この講演の内容はとても素晴らしいものです。ロシア・ウクライナ戦争が何故、即時停戦でなければならないのか、先生の「直言」の中で述べられていたことがわかりやすく語られていました。 是非、この内容は動画で配信して頂きたいです。...

  • 半導体事業に2兆円? どこにどれだけ消えていくんだろう 庶民生活のためには使われない税金

    一民間企業が2兆円の要求です。「ラピダス、国に2兆円支援要請へ 半導体新会社、上場も検討」(共同通信2023年5月3日) 生きた「投資」になるのでしょうか。こうした巨額プロジェクトは真っ黒なイメージしかありません。 東京オリンピックと同じです。 かつては東日本大震災のとき、旭川市の東日本大震災復興支援事業のNPO法人「大雪りばぁねっと」が破綻したという事件もありました。巨額の委託事業費が私物化されたいも...

  • ロシア・ウクライナ戦争による食糧危機 西側は軍事援助はしても食料援助はしない

    ロシア・ウクライナ戦争が世界に影響を及ぼしているものとして食糧危機があります。ロシア、ウクライナ両国とも農業による食料生産は世界に向けて輸出されていました。 それが現在、機能しなくなっています。 ロシアが悪い?というだけで結局、西側は食糧難にあえぐ国々に対しては全くの無関心です。「2億5千万人が深刻な飢餓 過去最多、国連調査」(共同通信2023年5月3日) これがロシア・ウクライナ戦争の本質でしょう。正...

  • 「戦える自衛隊」とは戦死を前提としているということ 麻生太郎氏の発言の重大性を考えよう

    これまで自衛隊は専守防衛という立場をとり、自衛隊の海外派兵のときも建前としては戦地に赴くことなく、これまで1人の戦死者はでていませんし、生命を奪ったこともありません。 もっとも戦地でないというのはあくまで建前なんですが。 それを「戦える自衛隊」にすると発言したのが麻生太郎氏です。「麻生太郎氏「戦える自衛隊」発言にぜんじろう皮肉「絶対に戦場に行かない政治家」」(東スポ2023年5月2日)「麻生氏は先月17...

  • 憲法記念日にあたっての会長声明(札幌弁護士会)

    憲法記念日にあたっての会長声明 本日、憲法記念日を迎えました。日本国憲法が施行されて76周年になります。 日本国憲法は、一人ひとりがかけがえのない存在であるという「個人の尊厳」を最も重要な価値とし、それを保ち発展させるために、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を人類普遍の原理としています。これは将来にわたり護り続けていくべき尊い理念であるとともに、今私たちが直面している様々な課題に対して指針を示...

  • 地方選挙での無投票が問題ないのではない 地方と定数不均衡による自民党支配の構図

    統一値地方選挙が終わりました。都道府県議会議員選挙でも無投票が増え、その多くが自民党議員という状況です。「(社説)危機的な自治体選挙 民意を映す制度改革 大胆に」(朝日新聞2023年4月24日)「統一選を振り返れば、前半戦の41道府県議選では、無投票が定数の25%にのぼった。山梨県の62%を筆頭に和歌山、徳島、広島、岐阜で40%を超えた。 とくに1人区は計366選挙区の52%が無投票で、その8割強を自...

  • 生焼けのハンバーグ… 現実にどのように解決したらいいのでしょうね

    食堂でハンバーグを注文する、しかし、それが生焼けだったら? という体験は私にはありません。一般的にあるのでしょうか。「生焼けハンバーグ「焼き直し」させた客、完食した上に「無料」にさせたらクレーマー?」(弁護士ドットコム) 実際にあった話なのか、作られた話のかは全くわかりません。弁護士ドットコムの相談は作られた感のある相談もテーマになっているからです。 私が以前、利用していたのはびっくりドンキーで...

  • 第16回自由と生存の連帯メーデーin札幌

    今年のメーデーでは「第16回自由と生存の連帯メーデーin札幌」に参加してきました。 ドキュメンタリー映画「メトロコマース」 非正規雇用の労働者たちの闘いの最初のところだけ上映されました。 最高裁判決はこちら。最高裁判所第三小法廷 令和2年10月13日判決 非正規雇用の労働条件を改善していくためには労働者一人一人が主体となり、そして団結して勝ち取っていくということが一番、大切なことなんだと実感しました。2023...

  • 即時停戦を求める声 ドイツで78万人 戦闘継続で残るものは何もない

    ロシア・ウクライナ戦争は即時停戦しかありません。未だに武器供与だ、ロシア軍を駆逐せよ、などと言っている人たちは無責任にもほどがあります。 この戦争には終結の見込みがありません。ロシアがウクライナにとっての平和の脅威であるならばロシアが無条件降伏するまで戦争を続けよと言っているのと全く同じだからです。 ウクライナ国民の命よりもウクライナの領土が大事だ、この発想はヒトラーの発想と全く同じです。 ドイ...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、猪野 亨さんをフォローしませんか?

ハンドル名
猪野 亨さん
ブログタイトル
弁護士 猪野亨のブログ
フォロー
弁護士 猪野亨のブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用