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弁護士 猪野亨のブログ http://inotoru.blog.fc2.com/

札幌より日々意見を発信。法科大学院廃止、弁護士人口激増の阻止、裁判員制度廃止に向け精力的に活動中。

猪野 亨
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中央区
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鎌倉市
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2013/05/09

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  • 煽り運転の「被害」の投稿(マスコミ提供)はやはり筋が違う 謝罪の意を伝える

    典型的な煽り運転のトラックですが、しかし、やはり被害者とされる者によるマスコミ提供(投稿)です。「トラックの運転手があおり運転で男性に詰め寄りか 運送会社「速やかに弊社社員を処分」と謝罪」(ねとらぼ2023年4月27日) 問題があるというのであれば何故、ネットに公開したりマスコミ提供するのではなく、捜査機関に捜査を求めないのでしょうか。この案件では被害者とされる者は被害届を出したとあります。しかし、そ...

  • 停戦を不可能にしているものは何か 慶應義塾大学准教授・鶴岡路人氏の見解の問題点

    ロシア・ウクライナ戦争は即時停戦あるのみです。米国・NATOの代理戦争、これ以上、無益な血を流させてはいけません。 ブチャの虐殺があったから停戦合意に至らなかったなどというデマにも欺されてはいけません。既に起きた事件を理由に停戦合意が壊れたなどということはあり得ません。停戦合意はあくまで政治的な決断です。 さて停戦論に反対する論考がこちらの慶應義塾大学准教授・鶴岡路人氏の見解です。「もはや停戦は不可...

  • 石井逸郎氏の無責任な法科大学院制度擁護を批判する その2 法曹養成制度と医師養成制度は全く異なる 頭の思考回路が「法科大学院」

    石井逸郎氏(弁護士)がまた無責任な法科大学院論をツイートしています。昨夜、弁護士会の会派の勉強会で、若手たちと語り合ったが、日弁連ひまわりも、組織内弁護士も、後継者不足に陥っている。地方で入会者ゼロのとこもあるらしい。司法試験の合格者数を減らしすぎたのが原因だ、と。その意味でも、年間2000くらいに司法試験合格者数は戻すべきだろう。— It's law 1969🌻🇺🇦 (@xmg_on) April 28, 2023 多くの弁護士...

  • 子どもの声が騒音から外す案は良いがそれだけでは済まない 肝心なところに手を付けない自民党政権

    以前から子どもの声が騒音だという一部の迷惑クレーマーの存在がありました。「保育園が迷惑施設になりかねない時代になるのか 請求棄却に安堵」「子どもたちの声が騒音とは…児童相談所、幼稚園、どこにどのような施設を作ろうと自由。但し、原発と米軍基地は迷惑ね。」 先日も長野市の公園でも同じような問題がありました。「日本社会が病んでいる 子どもの声がそんなにうるさいの? 除夜の鐘が消える」 それでも公園の廃...

  • スイス金融クレディの破綻 これが弱肉強食、自己責任の資本主義

    スイスの金融クレディが経営破綻しましたが、それによって世界にも影響は拡がっているようです。「青学陸上部の原監督、クレディ債全損で憤り「資本主義の根幹揺らぐ」」(朝日新聞2023年4月27日)「クレディの劣後債で950億円損失 三菱UFJモルガン証券顧客ら」(朝日新聞2023年4月14日) 今さら資本主義の根幹が揺らぐと言われても、これこそ今の日本だけでなく、米欧が絶賛してきたギャンブル資本主義ではありませんか。 こ...

  • 杉原浩司氏に憲法9条を語る資格なし ロシア・ウクライナ戦争 日本の武器供与はダメで米国・NATOはOKという矛盾は憲法9条の理念を理解していないということ

    ロシア・ウクライナ戦争の即時停戦に反対し、「たかが領土」のために血を流せと主張する人たちの中に何故か、護憲、憲法9条の平和主義を主張する人たちがいます。 徳岡宏一朗氏や武器取引反対ネットワークの杉原浩司代表ですが、憲法9条、日本国憲法の平和主義の理念を理解されているのでしょうか。 日本はダメで、米国・NATOなら何故、OKなのですか。 ウクライナを救うため? 米国に侵略されたアラブの人たちのめに武器...

  • ウクライナが「反転攻勢」にモスクワ攻撃を計画の意味 振り回される米国 即時停戦しかないということ

    ウクライナが今年2月にモスクワ攻撃を計画し、米国が自制を求めた、というニュースが報じられました。 ウクライナ側は否定しているそうですが。 白井邦彦先生の論考です。「ウクライナ、2月にモスクワ攻撃計画-万が一なされていたら、今頃私たちはどうなっていたか?-」 先般、米国がウクライナや各国に行っていた諜報活動によって得られた情報が漏洩する事件がありましたが、事の真偽をどのように判断しますか。 ゼレンスキ...

  • 徳岡宏一朗弁護士は一体、何を反省したのか 人格攻撃に奔走するみっともない姿

    先般、徳岡宏一朗弁護士のブログを批判してきました。「ロシア・ウクライナ戦争の即時停戦論 徳岡宏一朗弁護士の無責任な嘲笑を批判する」 今般、このような記事を掲載しています。「青山学院大学経済学部教授の白井邦彦先生に深くお詫び申し上げます。ウクライナ戦争についての即時停戦派・軍事支援反対派批判で失礼で間違った表現がありましたので、謝罪するとともに訂正いたします。」(Everyone says I love you !) 正直...

  • ロシア・ウクライナ戦争の即時停戦に反対する人たちはウクライナ軍の反転攻勢を期待しているのか さらに血を流すことを要求すること

    ロシア軍に占領された土地について、それを奪還するのが当然という発想を聞かされると私は怖ろしいものを感じます。 あなたは領土を守るために死ねますか? その昔、ヒトラーは土地のために流す血は尊いものと言ったことが想起されます。 私は「たかが土地」のためにという主張は当然のことだと思います。 では愛する者たちのために? 何だか戦争を美化する映画を思い起こします。「永遠の0」のような映画です。「特攻は死...

  • ロシア・ウクライナ戦争の即時停戦論 徳岡宏一朗弁護士の無責任な嘲笑を批判する

    ロシア・ウクライナ戦争について即時停戦論を批判する人たちの特徴は、ただ単純にロシア=悪で思考がストップしているのみならず、極めて嘲笑的、侮蔑的な態度を露骨に示す、ということです。 前回に引き続き、そうした人たちの主張を改めてみてみましょう。「ロシア・ウクライナ戦争の即時停戦論 徳岡宏一朗弁護士の無責任な嘲笑を批判する」 即時停戦論を主張すると決まって揶揄されました。「上原潔氏の侮辱ツイートについ...

  • 安倍氏銃撃事件、岸田氏爆発物事件の動機、背景を報じることが実行犯を甘やかし、模倣犯を生ませるという暴論

    安倍氏銃撃事件は、当初、テロと思われていたものが統一協会信者の母による虐待、家庭崩壊がその背景にありました。 それが選挙結果に与える影響を政権側に配慮し、警察は当初、統一協会の名前を伏せるという姑息なことまでしていました。 先日あった岸田氏への爆発物事件では自らが参議院選挙に立候補できなかったことへの恨みが動機のようです。引き籠もりでした。 動機や背景事情を解明することが実行犯を甘やかし、模倣犯...

  • 子どもの信教の自由 エホバの証人による虐待問題

    子に対する体罰を指令していたのかどうか、エホバの証人の虐待問題がクローズアップされています。「エホバの証人で「児童虐待」か、下着脱ぐよう強要してムチ打ち…元信者ら支援の弁護団「実態を解明したい」」(弁護士ドットコム) エホバ側は体罰をしないよう指示したと言いますが、あまり意味がありません。外向けに言っているだけという疑念も拭えないからです。外部向けであれば何とでも言えます。 厚労省も宗教虐待の指...

  • ロシア・ウクライナ戦争の即時停戦論 徳岡宏一朗弁護士の無責任な嘲笑を批判する

    ロシア・ウクライナ戦争は戦線が膠着した状況となっていますが、だからこそ今が停戦の機会であり、各国は停戦に向けて動かなければならないときなのです。 米国・NATOによるさらなる武器供与の先に何があるのか、核戦争であり第三次世界大戦です。西側諸国の指導者は、プーチンが、予想されるウクライナの対露反攻に核による威嚇やサイバー攻撃など「残っているあらゆる手段」を使うことに備えている。英国政府関係者は、露が報...

  • 鶴見大学歯学部の大量留年の問題は歯学部全体の問題といえる

    今年、鶴見大学歯学部では卒業できるはずだった学生が大量留年となっていました。 そこで問題になっているのは、何故、留年になったのかその基準がわからない、さらにはアカハラまで言われるようになりました。文春記事ではありますが。「〈文科省に是正申し入れ〉学生に病院長が「お前…殺すぞ」鶴見大学歯学部“大量留年”の裏でアカハラ告発【動画・音声入手】」(文春2023年4月15日) よく言われているのが歯学部(医学部もそ...

  • 石井逸郎氏の無責任な法科大学院制度擁護を批判する 旧司法試験のやり方こそ法曹として重要だったと実感する

    法科大学院制度は明らかな失敗です。これは司法試験合格者数を大増員するため、受験資格を絞った上で司法試験の質を確保しようとしたものですが、いかんせん法曹志願者が激減してしまったので全く機能しなくなってしまいました。 いつもながらの石井逸郎氏(弁護士)の無責任な法科大学院制度擁護論です。民法の契約法の議論、例えば「契約締結上の過失」の論点なども、実際の「契約」のプロセスなどを実務で体感しないと理解で...

  • 岸田文雄首相に対する爆発物を投げつける行為は決して許されない 迷惑行為

    岸田総理が遊説中、爆発物を投げつけられるという事件がありました。 和歌山1区という激戦(私には関係がありませんが)という中で起きた事件であり、選挙妨害そのものです。 容疑者は今なお黙秘を続けているようであり、その動機は不明です。 暴力行為自体が許されないのは当然ですが、これが選挙妨害が動機であるならばなおさら許されない行為です。 そもそもこうした暴力行為で政治は変わりません。特に日本の場合はそう...

  • 陸自ヘリの墜落で中国が関与したと思い込んでいる人たち プーチン陰謀論を信じている人たちも変わらない

    先般、沖縄の宮古島周辺で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落するという惨事がありました。 軍用だからなのか、民間旅客機に比べて墜落などの事故は多いようです。 しかし、この墜落をめぐっては何故か中国軍が関与しているという言説がネット界で流れていました。 何でこんなことになるのか本当に不思議です。 これについては防衛省は否定しています。「攻撃受けた可能性は? 防衛省幹部に聞く陸自ヘリ不明の理由」(朝日新聞2...

  • 札幌オリンピック招致が赤信号 もうこれ以上、無駄ガネを使うのは止めましょうね クリーンにするなどと有権者を小馬鹿にしている人たち

    札幌オリンピック招致ですが、IOCからそっぽを向かれそうです。「30年札幌五輪、実現困難 機運停滞、IOCが方針転換か」(共同通信2023年4月14日) その4年後も黄色信号のようであり、もうこれ以上、無駄に税金を使うべきではありません。 札幌市長選挙にもくっきりと出ていました。 推進派の現職市長が当選したのですが、最初の朝日新聞の見出しが酷いものでした。「札幌五輪招致めざす札幌市長が3選、北海道知事には鈴木直...

  • 日の丸はイデオロギーを示すもの 法廷で鉢巻き、ゼッケンがダメなら日の丸もダメなのは当然

    法廷で日の丸のバッチをして傍聴していた人が、裁判長から外すよう命じられた、これが違法だとして国賠だそうです。「「国旗の否定は国家・国民の否定」日の丸バッジ着用禁止訴訟、原告が意見陳述」(産経新聞2023年4月13日) 原告側の主張部分「日の丸は表現の自由や主義主張を争う対象ではない」「もし私が韓国人や中国人で母国の国旗のバッジを着けていたら、同じように外せと命じたのか」「もしそのようなことをすれば国際...

  • 「1日で8億稼いだ投資家」やっぱりこんな広告に引っ掛かってはダメです

    以前、紹介したのがこれです。「1日で8億円稼いだって? 儲かるという話はすべてウソ。そんな稼げる人がはした金で秘伝を伝授するはずがない」 まだやっていたんですね。17歳で世界1のFXトレーダーになった少女。(実話です)しかも1,000%/年のリターンで、、でも私がもっと驚いたのは、少女の父親の話です。この秘密を知って、彼女のトレード成績に納得しました。彼女の秘密と、彼女が好んで使った手法について→📕(4章で解説...

  • ロシア・ウクライナ間の停戦合意がぶっ飛んだのはブチャが原因 と言っているようでは戦時体制に組み込まれるだけ

    ロシア・ウクライナ戦争は即時停戦こそ求められているものです。 さらに戦闘を大きくするなどあり得ません。 是非、署名にご協力をお願いいたします。「#今こそ停戦を 賛同署名をお願いします」 さて、停戦は不可能なのでしょうか。一番、大きな可能性は3月から4月にかけてロシア・ウクライナ間の停戦合意ができそうだったということがあります。さらに状況は悪化していることから停戦合意に至りにくくはなっていますが、他...

  • 中台問題と米中対立に煽られてはいけない フランス・マクロン大統領の発言

    フランス・マクロン大統領が中台問題について「我々の危機ではない」と発言したそうです。 正しいです。「仏大統領の台湾発言が波紋 「我々の危機ではない」」(産経新聞2023年4月11日)「マクロン氏はEUは米中対立と距離を置き、「第三極」を目指すべきだと主張。「台湾での(緊張の)高まりに、われわれの利害はあるか。答えはノンだ。最悪なのは、米国のペースや中国の過剰反応に追随せねばならないと考えること」と訴え...

  • 「たかが領土」 その領土のために血を流せというのか

    ロシア・ウクライナ戦争は即時停戦しかありません。ロシアの違法行為を認めるのか、という言い方をされることがありますが、だから戦闘を継続しろはないでしょう。 その中で伊勢崎賢治さんが「たかが領土」という話をされました。「ロシア・ウクライナ戦争の停戦の呼び掛け 記者会見での志葉玲氏の態度が酷すぎる」 それが尖閣との比較をされたそうですが、確かに誰も住んでいない尖閣と比較しても、ちょっと違うでしょという...

  • ロシア・ウクライナ戦争の停戦の呼び掛け 記者会見での志葉玲氏の態度が酷すぎる

    ロシア・ウクライナ戦争の停戦を呼び掛ける運動が始まりました。 このような声を1つにまとめて行ったことに敬意を表します。日本国内に好戦派が少なくなく、こうした呼び掛けに対しても「お前はロシアの味方か」などと誹謗中傷が酷い中でこうした声を堂々と上げたこと、素晴らしいです。 しかし、この誹謗中傷、戦時下の非国民扱いです。 この記者会見の模様です。 この中で志葉玲氏の質問があまりに酷すぎます。この会見を...

  • 台湾市民が求めているもの 対米軍事同盟による中国との対抗ではない

    台湾の蔡英文総統は「訪米」してマッカーシー下院議長と面談するなど、「結束」を誇示しています。 米国は露骨に台湾への武器支援を表明しています。 もっとも前回のペロシ下院議長(当時)の訪台のときのような軍事的緊張は生じていません。米国、台湾側も中国を煽らないような「配慮」があるとされていますが、米中対立はロシアを利するだけ、という発想もあるのではないでしょうか。 ロシアと中国が結束し、軍事同盟にまで...

  • 『ウクライナ戦争をどう終わらせるか 「和平調停」の限界と可能性』

    ロシア・ウクライナ戦争が始まり、その終局が見えない状況ですが、どのようにした停戦を実現できるのか、まずはこの東大作先生の著作が必読です。 日米関係の記述などには少々、相容れない部分もありますが、停戦の重要性そしてその実現可能性については詳しく論じられています。 停戦に反対する人たちは、まず読むべき必読文献です。 ロシア・ウクライナ間で停戦合意ができそうだったときもブチャ問題は影響はしていません。...

  • トランプ氏を起訴したのは司法が機能しているから? 党派間対立にしか見えません

    4月9日のサンデーモーニングを見ていたら、トランプ氏の起訴について安田菜津紀さんがコメントしていましたが、悪いことをしたら大統領経験者であっても責任を問われるという趣旨の発言でした。それ比べて日本はどうなのかと。 私はこの起訴はあまりに党派性が強すぎて中立・公平性に問題があるだろうと、むしろ問題のある起訴だと考えていたのでその発言には違和感がありました。 どう考えてもあの起訴はトランプ氏だから。 ...

  • 今こそ停戦を ロシア・ウクライナ戦争に継続させてはならない 日本社会の中で大きな声にしよう

    ロシア・ウクライナ戦争に今こそ停戦という声がようやく日本社会の中にも出てきました。素晴らしい。 「今こそ停戦」 是非、ご協力ください。「「今こそ停戦を」賛同署名お願いします」(チェンジ)「「Cease fire now ! 今こそ停戦を」新聞広告を出し、G7広島サミット首脳に呼びかけ「今こそ停戦を」実現したい」(クラウド) 呼び掛け人になった方々は、これまでも日本社会に対し、停戦を訴えてこられました。これに対する...

  • 物価高騰、新聞も例外ではない 新聞の購読を続けますか やっぱり続けると思う

    物価高騰は新聞代にも及びました。4400円から4900円です。 私が覚えているのは大学生の頃の2000円代です。35年で倍です。 ただ新聞の場合には物価高騰以前から購読者数の減少により経営に影響が出ていたと言われます。 給与が上がれど物価高騰により実質賃金は減少傾向です。「2月の実質賃金2・6%減、11か月連続マイナス…賃金増が物価上昇に及ばず」(読売新聞2023年4月7日) 誰もが厳しくなる中、ネットで配信されて...

  • 物価高騰が酷すぎる 食料品に対する消費税課税の緊急停止は必須

    4月になってから特にだと思いますが、食料品の価格高騰があまりに酷すぎます。 小麦製品を中心に高くなりました。 今まで100円しなかったようなパンが2~3割増しです。 米の値は上がってないようにも思いますが、そのうち、輸送コストが上がりますから米の値も上がるのではないかという危惧感があります。 玉子は鳥インフルが原因なのでしょうが、値段も上がり、しかも品不足という状態です。品不足は多分に消費者心理が働き...

  • ロシア・ウクライナ戦争は「今こそ停戦を」 賛同の呼び掛け

    ロシア・ウクライナ戦争ではようやく停戦を求める声が1つの大きな声になりました。「「今こそ停戦を」賛同署名お願いします」(チェンジ)「「Cease fire now ! 今こそ停戦を」新聞広告を出し、G7広島サミット首脳に呼びかけ「今こそ停戦を」実現したい」(クラウド) この活動を主導された方々のご尽力、素晴らしいです。「「G7首脳が今こそ停戦仲介を」ロシアのウクライナ侵攻 識者有志がサミット前に訴え」(東京新聞2023...

  • フィンランドのNATO加盟は正しい選択なのか 軍事同盟の拡張がもたらす危険な状態

    フィンランドのNATO加盟が正式に認められました。またさらにNATOが拡大しました。 ロシア・ウクライナ戦争の原因の1つでもあったNATOの東方拡大がまた進んだ形です。 フィンランドのNATO加盟は、それまでのフィンランドの中立政策を放棄し、NATO加盟に転換したものですが、背景にはロシアによるウクライナ侵攻があるとされています。 中立政策を捨てNATOに加盟した方が安全を確保できるのでしょうか。 冷静に考えてロシアが...

  • 一時停止違反の取り締まり 停止したという弁明も実際には停止していないことがほとんどではないか 悪質な違反こそ摘発すべき

    この弁護士ドットコムの記事は考えさせられました。「車の一時停止めぐり警察官とバトル、惨敗…勝つ方法はないの? 弁護士に聞いた」(弁護士ドットコム) 一時停止したのかどうかについて争われる場合があるというものです。 藤吉修崇弁護士の助言はこうです。「藤吉氏は「一時不停止の場合は不起訴になる可能性が高いですが、2点は累積されます。ドラレコがない場合は、否認をして戦うのは厳しいでしょう。警察官は2人で取...

  • 戦争犯罪を裁く? いかにも正義だが非現実的、西側に偏った対応が核戦争を招く危険

    国際刑事裁判所(ICC)がプーチン大統領に逮捕状を発布しました。 個人責任を問うためのものですが、果たしてこれが現実的な解決に向かうのでしょうか。 ロシアが占領したウクライナの地域から子どもたちをロシアへと不法に移送したことの罪だそうです。 こうした行為が戦争犯罪になるというのは当然として、それを実現する手段がありません。 ましてやそれが停戦を遠ざけるとしたらどうでしょうか。この問題はこれまでも意...

  • 海底パイプライン「ノルドストリーム」爆破に関する独立した調査を求める決議案を安保理が否決 米欧側に大義なし

    昨年9月にロシアからドイツに天然ガスを送る海底パイプライン「ノルドストリーム」が爆破された事件で、ロシア側が求めていた独立した調査を求める決議案が否決されました。「ロシア提出決議案を否決=ガス輸送管の調査要請―国連安保理」(時事通信2023年3月28日) 賛成は、ロシア、中国、ブラジル、他の理事国は日本も含め棄権、賛成票が9か国に達しないために否決という結末です。 当初は、ロシアの自作自演ではないかとさえ...

  • ロシア・ウクライナ戦争 怖ろしい弾薬の消費量

    ウクライナで消費する弾薬は米国・NATO頼みです。 ウクライナが持ち堪えているのもそうした弾薬の供与があるからです。 以前から言われていましたが、米国の備蓄について黄色信号が灯っており、米国の中でも武器供与について疑義が出ていました。人道上の観点ではなく対中戦略の観点からです。 実際には、このような感じのようです。米国は軍需品の製造拠点の再整備や強化に努めているが、備蓄品の補充や中国との本格的な紛争...

  • 朝日新聞 論説委員国末憲人氏の主張、これほど酷いものはない 米国賛美が過ぎる

    朝日新聞2023年4月2日付で、論説委員国末憲人氏の主張が掲載されています。「イラク戦争から得た教訓は」 最初に紹介されているのは米国がイラク侵略戦争を始めましたが、そこに立ちはだかったのがフランスという構図で、しかし、フランスなどの反対には聞く耳なく傲慢な米国の姿です。 ここまではなるほど米国は何と酷い国だと思いましたし、誰もがその当時のブッシュ大統領とプーチン大統領を重ね合わせると思います。 どっ...

  • ロシア・プーチン大統領による陰謀論が未だに根深いのは米国・NATOに批判が向くのを避けるため アシストする一部のリベラル派

    何故、プーチンロシアはウクライナに侵攻したのか。常に言われてきたのはピョートル大帝時代の大ロシアを夢見てというものです。 バカかと思います。今の時代に中世の時代のような領土を拡げるためにウクライナに侵攻したなんて本気で信じているとしたらあまりに政治的センスゼロです。 私は何度も述べてきましたが、NATOの東方拡大に原因があります。 この論考はとてもすんなりと読めます。ロバーツ氏「2022年2月のプーチン...

  • ツイッターの炎上 ツイッターの性質上、発信の仕方は要注意

    弁護士自治を考える会のブログで知りました。「2023年3月今月の弁護士業界 徳永先生炎上中!懲戒処分を受けた弁護士が活躍!3月も弁護士の皆さま爆笑ありがとう!」僕はみんなで女の子のトイレを覗いていた。女の子に泣きつかれてやめたけど。 https://t.co/3sQh4ByV54— 弁護士 徳永信一 (@tokushinchannel) March 23, 2023 德永先生とはとある大量懲戒請求事案はいろいろと協力し合いながら訴訟活動をした中です。イデ...

  • ロシア選手の参加を認めるIOCの決定は正しい

    国際オリンピック委員会(IOC)はロシア選手の参加を中立を条件に認める決定をしました。 これはむしろ当然すぎるくらいのものです。 1940年の東京オリンピックのように戦争で中止になったという場合ならともかく、通常どおりの開催であるならば参加させて当然なのです。よくまとまっていますね。「政治に振り回されるオリンピック」(笹川財団2021年3月17日) これに対しるウクライナ側は過剰反応です。「IOCがウクライナ...

  • 停戦は一方的には成立しない 核配備もロシアだけが止めることはない ダブルスタンダードが酷すぎる

    ベラルーシに戦術核を配備することに対して米国・NATO側が批判したり、日本のマスコミも同レベルで批判していますが、何故、日本のマスコミは米国・NATOを批判しないのでしょうか。 それぞれの国の安全保障が問題になっているというときに一方的に「止める」なんていうことがあるはずもなく、米国・NATOがやってきたことが、そのままロシアが踏襲したというにすぎません。「ロシアのベラルーシへの戦術核の配備は核拡散防止条約...

  • 高市早苗氏はやっぱりトップに立つ器ではなかった

    「信用できないならもう質問しないで」 高市早苗氏の答弁ですが、この答弁はさすがにすごいと思います。普通の感覚では絶対にできません。 既に社会的には高市氏が「捏造」と声高に叫び、しかし、総務省の放送法の解釈に介入してきたことについて、総務省の官僚が文書にして保存してきたことは間違いない事実。 但し、総務相は正確性については確認できないという答弁ではありますが、要はやり取りについての音声データがない...

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