「コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義」 レオン・カーフェイとチョウ・ユンファ共演に惹かれ、レンタタル。 冒頭から物語が動きはじめ、これといった説明的なシーンもないので、てっきりラストにかけて一つ一つわかっていくのだろうと観ていたのだけど、どうもおかしい。レシートとジャケット観てみるとタイトルに「Ⅱ」の文字。「Ⅰ」があるんだ! ……とはいえ、同時進行的にシーンが重なり合う構成など見せ方もよく、演技も良し。ザッツ香港アクションを堪能。 はやく、「Ⅰ」をかりにいかなければ。
大人も子どもも生きることの「つらさ」「きびしさ」「楽しさ」は一緒。様々な境遇をもつ登場人物から、現実との向き合い方を教えてくれる作品。 もう少し定点観測的なシーン、フィックスカットがあっても良いかなと感じた。けれど、そうした「手の問題」にいかないことが、終始撮り手の目線になって、「さと」に集まる人をみることができる。きびしく、つらいなかでも、笑い、楽しむ人間の強さを感じる良作。
昨日予告のとおり、きょうは、立川、調布、狛江の平和行進に同行。雨が断続的に降るなかだったけれど、曇天が功を奏したのか暑さはたいして感じなかった。もちろん、高まり、まとわりつくような湿気には勝てず、歩き出し一分でナイアガラ級に汗が出てくる出てくる。 砂川学習館前を出発した立川行進は、地域をぐるっとまわり立川駅近くの立川相互病院前まで同行。天候、日時などもあいまって活気あふれる行進とは言えなかったものの、新たな出会いもあった。後日詳しく書こうとは思うけれど、印象深いのを一つ二つ。 東京-広島コースの途中、静岡県内行進にフル参加した女性の話。背中に「核なき世界をめざして 畑田重夫」と、達筆で書かれた…
核兵器廃絶を訴え、東京広島間を中心に毎年全国各地で展開される「国民平和大行進」。 東京も、五月六日の出発、七日に神奈川へ引継ぐだけでなく、七月は北海道からの行進団からバトンを受け、都内を網の目のように歩く行進がある。その「網の目コース」のなかでも、個人的に毎年注目していた陸上自衛隊立川基地を通る行進が、きょう明日行われる。また、明日は、府中、調布、狛江の三つの市を結び、初めて世田谷区につながる行進もある。 諸般の事情から今年参加(取材)はまだできていない。この二つの行進を「初歩き」としてチョイス。参加する人や沿道の人たちの声、そこで歌われる歌、鳴らされる音楽にもたくさん触れてこようと、現在就寝…
映像作家、著作家、石田優子さんのデビュー作にして、漫画家中沢啓治さんの遺言的作品、ドキュメンタリー「はだしのゲンが見たヒロシマ」。そして、同作を小学校教材用に再編集した「はだしのゲンが伝えたいこと」。この二作品の上映会が、この夏、広島と東京で開かれる。 なかなかメディアに顔を出さなかった中沢さんが、最後の一滴まで絞りきるように話す姿を、新鮮にうけとめ、あたたかくとらえた同作品。現在は、フリーとして活動する石田監督の、被写体を丸ごと受け止めて「ともに」発信していく作風は、その後の著書「広島の木に会いにいく」にもあらわれているように感じる。 とにかく、そんな監督のトークもあるこのイベント。全国民必…
Quel maledetto treno blindato - Francesco De Masi - 1977味方だったはずの人たちにもクズ扱いされ、四方八方敵だらけ。ひとときの安らぎさえも許されない。そんな経験、生きていたら誰だってある。そんなダメな現状をとにかく突破するために、撃って撃って撃ちまくる。そうしているうちに、なんだか良いことが舞い込んでくるのだろう。もちろん、代償は大きいけれど…。 イタリア戦争アクション映画「地獄のバスターズ」はそんな愛すべきB級作品。無茶苦茶だけど、なんだか芯は外れていない。タランティーノが「オマージュ」するだけある。 原題は「QUEL MALEDETTO…
今朝、某病院の待合室で隣同士になった女性の残した“辞”が、ずっと頭から離れない。「死ぬも地獄、生きるも地獄」 「ゆりかごから墓場までお金がかかる」 「友だちとは『体がどんなふうになろうと、死ぬときまでトイレは1人で行きたいね』って話してるんです」時間にすれば十五分程度。なのに、こんなに“辞”を残すなんて、タダ者じゃない。 人生は一期一会。僕は仕事柄、いろいろな人やものと出会うけれど、こういうことは初めて。 と、そんなことを考えていると、窓口から「○○さーん」と彼女を呼ぶ声。彼女は、一足先に診察を受けに行った。
「作品は背負うもの」−これは二〇年前、専門学生時代に講師ヤっさんからもらった言葉。子どものころや学生時代に大人に教えられたことは、体にしみこん(しみついて)でしまうもの。昨夜、十二年前に撮影・編集したある劇団の公演DVDを何気なく観直して、この言葉を思い出したのだ。 十二年前、映像に関わることに限界を感じていたこと。仕事は気軽な撮影バイト程度。自主制作作品なんてできないと、他人の作品に協力スタッフ的に入るのがやっとの状態だったことを思い出した。その原因の一端がこのDVD制作だ。 撮影時、若く、社会的に超未熟児だった僕。いろいろな方面に迷惑をかけてしまったばかりか、撮影的にも、編集的にも、制作的…
共謀罪法が施行されたら、この作品も「証拠」になって、すぐに逮捕できてしまうんだろうなぁ。作品中、大阪・通天閣付近の居酒屋女将の「警察は何守ってくれんの? 何も守ってくれん。 何かあったときには駆けつけてくれる警察。でも、コトがおさまったらそれっきりや」という言葉が考えさせられたし、キーワード。「今の」ヤクザが善いと言いたいわけではない。「悪いこと」をしたら捕まえなければいけないし、罪を償ってもらい、再犯しないでもらいたい。けれど、「何も」していないのに存在そのものを「犯罪」扱いするのは民主国家としてどうなんだろう。 良い作品に出会えた感動よりも、そのことで頭がいっぱいになり眠れなくなった。
ゴーストを信じろ。未来をつくれ。−「全身義体」だから重みのある言葉に聞こえるんだろう。
本日七月二日は、東京都議会議員選挙の投開票日。 朝一番(七時〜)で投票しようと早起きするも、いろいろもたついて半ごろになった。 築地市場の豊洲移転、都立夜間定時制廃止問題、オスプレイ配備、羽田超低空飛行、特定整備路線……。いろいろと「洗濯」し直さなければいけない問題がたくさんある東京都議会。それもこれも「都民の選択」次第。 お後がよろしいようで。
ベトナムの人は、真面目で働き者といいます。この店の店員もそう。でも、今夜は店の前まで、ということで。
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