Vin de Terroir. 霧筑波・吉沼米。 浦里酒造のお膝元。 つくば市吉沼で。 大事に育まれた五百万石を。 小川酵母で醸した。 全てが地元産のテロワールな酒。 そんで。 春の山菜に合わせるならこれ以上の酒はない。 ふき、ぜんまい、土筆。 タラノメ、蕗の薹、筍、ウド。 もちろん野菜もいい。 菜の花、からし菜、芹、青梗菜。 かき菜、春キャベツ、新玉葱、ルッコラ。 お浸しでも天麩羅でも。 地元を大切にする。 そんな信念をお持ちの蔵元さんだけに。 この酒は慶だろうね。 霧筑波の総てが詰まってる酒。 引き算の美学。 全てを削ぎ落としてなお。 酒として存在する。 唯一無二の raison d'êt…
岡部 純米吟醸 うすにごり しぼりたて生原酒(岡部酒造・常陸太田市)
春の酒が続く。 岡部の純吟生原。 うすにごりだっぺよ。 いや、どうも。 これもうめーわ。 うすにごりでも軽快さがあり。 意外にアテを選ばないのもいい。 もちろん酒だけでも、するする呑める。 ま、端的に言えば、さ。 完璧な五百万石の味わい。 甘味と酸味がシャープ。 含みは華やかでいて。 キレはあっさりめ。 フレッシュさと微発泡感。 甘めな印象だが全くクドさがない。 しかも地元産の酒米だかんね。 絶妙なバランスで万人受けする味わい。 って言うか。 この酒嫌いな人なんて。 絶対居ないと思う。 甘党も辛党もほっこりするはず。 やばい。 これはうめーって。 安藤商店で購入
冷たい雨が降ると。 やっぱり未だ燗酒だっぺよ? と。 そう思う季節ではあるが。 3月の風に思いを寄せて。 春の酒を呑むの悪くない。 先陣切って呑むには。 やっぱりこの限定酒で。 樽の香りがする、さ。 このうめー酒に限る。 生酒の柔らかでフレッシュな味わい。 そんでせーせとしてる。 アテを選ばないのがまたよい。 梅から桜へと花も移ろう。 そんで酒屋さんに春酒が並ぶ(笑)。 これからちょこちょこ春酒が続く。 酒で季節を感じる。 今日この頃である。 本醸造って冷酒のほうがキリッとして。 旨いかもしんない。 安藤商店で購入
シリーズ燗酒選手権14 稲里 純米酒 「山」(磯蔵酒造・笠間市)
稲里の純米酒「山」 確か、酒米はひたち錦だったと思う。 燗にすると。 原酒、か? っていうくらいの。 味の濃さがある。 バランス的には苦味渋味が効いてる感じ。 ミネラル感のある酒。 キレが抜群で。 濃いめの印象を。 すっと消し去る。 この潔さはあるようでないな。 それこそ山のように。 ドッシリしているが。 決して重たくはない。 濃醇辛口で、キレがよく。 ま、何にでも合う酒だな。 濃いめが煩ければ。 冷や呑みでも十分旨さが堪能できる。 俺は。 燗がいいな。
シリーズ燗酒選手権13 稲里 辛口「雲」(磯蔵酒造・笠間市)
燗に向いてる酒を探してる。 ま、冷や呑みもいいけど。 温めるとより旨くなる酒。 っていうのが。 このシリーズの主題である。 基本的には。 「辛口」とかって書いてある。 火入れの普通酒は。 燗酒にしてどんだけ旨さが膨らむか? っていうのが、命題となる。 燗につけても。 そんなに冷やと変わらなければ。 わざわざ温める必要はない。 何故ならば面倒くさいから、だ(笑) で、この酒はというと。 十分にお湯を沸かす価値のある酒だ。 辛すぎない辛口。 程よい甘味。 確かにな。 これは旨いね。 辛口とかいうと、薄めの酒が多いが。 この酒はしっかり味がある。 飾らない感じの味わいがよい。
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