ハンガリーを拠点にカメラ片手に周辺の“いい処”探しの旅と歴史・生活情報
米国とハンガリー、メキシコの20年間の駐在生活ののち、晴耕雨読を目指してバラトン湖畔(ハンガリー)に居残ってしまった、かつての企業戦士。中世の教会を主体に写真撮影の旅を楽しんでいる。
バラトン湖のスケッチを年賀として使うならば、やはり最もポピュラーなティハニー(Tihany)であろう。本来、バラトン湖は避暑地であるため、冬のこの時期を除けば行楽客に溢れ、スケッチをする場所に困らない訳であるが、この時期で選ぶならば冠雪を望みたいところである。但し、近年の暖冬化でタイミングよい冠雪は稀有である為、2009年の写真を元に描いてみた。■ティハニー修道院教会(Apátságitemplom)<スケッチ>「令和」最初の元旦、良い年をお迎え下さい。健康と多幸をお祈り致します。●スケッチの元になった風景Jan.022009昨年(2018年)は12月に降雪があったものの、年末にはすっかり融けてしまった。Dec.162018●今年の9月22日に秋篠宮佳子さまも観賞された、ここからのバラトン湖Sep.202019...バラトン湖をスケッチ(6)
バラトン湖は中欧一の広さ(595㎢)で、日本一の琵琶湖(670㎢)に比べ、ちょっと小さいが、東西に細長く、端から端まで78㎞の距離がある。ブダペストから来る電車は南岸と北岸の路線が湖を挟む形で湖畔に沿って西端まで走っている。北岸路線は山間部を通る関係より風光明媚であるが路線は電化されておらず、使っている車両はディーゼル気動車である。人間は消えゆく物に至高のノスタルジーを感じ、これが堪らないという輩も小生同様、少なくないようだ。そこで幾つかある私のお気に入りの場所の中より、とっておきのポイントをスケッチしてみた。■アカラッチョ(Balatonakarattya)のトンネルの上<スケッチ>今にも降りそな雨雲で、気温は9℃(午前12時)、日射しなしで、今年のクリスマスは終日なんとか持ち堪えた。●スケッチの元になった風...バラトン湖をスケッチ(5)
自分の本拠地で手前味噌になるかも知れないが、市販の地図上でもViewpointと表示されているので、ここからの雄大で美しい湖の眺めは外すわけにはいかないであろう。われ先と競うかの如く、雪の下から芽を出す早春の草花に囲まれた湖畔と、四季とりどりの夕焼けにキラキラと輝く湖面を眺めることが、とりわけ好きである。●バラトンヴィラゴシュ(Balatonvilágos)夕陽の丘<スケッチ>クリスマス・イブのバラトン湖は、気温8℃(午前10時)、風強し、前日の雨が上がり薄日も射してきた、MerryChristmasになることでしょう。●スケッチの元になった風景Dec.242019●春になれば、.....クロッカスが一番だろう。Mar.202018ライラックApr.212018Siófok(シオーフォク)、Tihany(ティハ...バラトン湖をスケッチ(4)
バラトン湖を描こうとすると、我が本拠地を忘れることは出来ない。地球の歩き方じゃないけどベストスポットの乱発になってしまい、本来ならば“thebest”なんだから、いっぱい在るのは可笑しな話ですが、どれも甲乙つけ難い、ベストが一杯という所なんです、バラトンは。住めば都の手前味噌ということもあるかも知れませんね、嫌いというよりポジティブで行きたいですね。●バラトンヴィラゴシュ(Balatonvilágos)の散歩道<スケッチ>今朝(12月20日)は4時に目が覚めて、夜明けの列車をスケッチしてみようかと出掛けてみた、いつものお気に入りの散歩道なので、歩いても5分と掛からない。年寄りは、朝が早いが通説ではあるが、この隠居は朝はからきしダメで、その代わり昔、オールナイトニッポンで鍛えた夜更かしが、いまだに健在で超不規則な...バラトン湖をスケッチ(3)
久しぶりの好天(午後1時で気温14℃)で、次にスケッチしたい場所に行ってみることにした。暖かくなるまでの自主トレです。●バラトンケネシェ(Balatonkenese)ひまわりスポットここは、ひまわりが植えられた年のMybestspotである。今は来年の作物のための土地の養生だと思う。来年は何を植えるかチョイスは3つである。1.ひまわり2.小麦3.トウモロコシ去年(2018年)は小麦とトウモロコシを半分づつ植えられた。今年(2019年)はトウモロコシだけだった。来年(2020年)はひまわりが予想される。期待できる、楽しみ。参考のため、ひまわりは連作が出来ないので3年毎に作付けするのが一般的のようだ。<スケッチ>スケッチの元になった写真Dec.182019ひまわりが咲くと、....Jul.022012去年(2018...バラトン湖をスケッチ(2)
「今年こそは」「ゞ」と60年来の夢(悲願)であった絵を描くこと、歩んだきた人生で縁がなかったと云えば、そのような気もするが、本当に好きだったならばそのチャンスはきっと引き寄せた筈とも思う。もうこの歳になっては遅すぎるような気もするが、生業にする訳でもなし、人生100年時代の最後の手習いと考えてみようかなんて思った次第で、これからの撮り旅のAnotheroptionに加えてみようかと試してみた。まず、最初の第1歩としては、小生の愛するバラトン湖とその周辺をスケッチ。●バラトンアカラッチョ(Balatonakarattya)の有料ビーチシーズンオフ(9月~5月)は無料解放され、屋台もレストランも店じまい、滅多に人もいない自分だけのOnly-oneの散歩コースを発見することは間違いない。湖畔だけでなく、付近には四季を...バラトン湖をスケッチ(1)
副題;ドナウ河岸歩き(17)前章に引き続き.....2.ケチケメート(Kecskemét)ハンガリー語では山羊(ヤギ)という意味で市の旗や市章でも山羊の絵が使われているが、市や町の名前にそのまま使われてのは、非常に珍しいことである。明確なイワレは不明である。市旗市章昔、教会を中心とした2~300人規模の7つの村がこの辺りに点在していたが、ハンガリー国王ラヨシュ1世(1342~1382年在位)によって町としての特権が与えられ、1368年に一つの町に合併し、交易の中心として栄え、そして市となって発展した。オスマン帝国の支配下では、市はブダに居た総統パシャに直接、税金を支払っていた為、パシャからの庇護を受け、市には郊外から人も多く集まりようになり、ハンガリーの中央部で一番の大きな都市に成長した。現在は人口が約11万人...セルビアからの帰路(2)ケチケメートの街
副題;ドナウ河岸歩き(16)10月11日にベオグラードからの帰路は、往路と異なる道を辿り、ノヴィサド(Novisad)からはドナウ川と別れる為、帰路については記載を割愛しようと考えていた。しかし、帰路はドナウに替わりティサ川に沿うわけであるが、ティサ川はドナウの最も大きな支流(全長997Km)でもあり、次回のドナウ川を下る旅の経路の一つとしては取り上げるべき経路であろう。帰路に立ち寄った訪問地は、セゲド(Szeged)とケチケメート(Kecskemét)である。この二つの街はセルビア方面に向かうM5(高速道路)の主要都市であり、ハンガリーの中でもとりわけ美しい人気のある街である。3年前まで小生が歩んだ「ハンガリーの教会巡り」(既に193箇所まで終了)には、ここは古刹というほど古くはないという理由で外していたが、...セルビアからの帰路(1)セゲドの街
初雪後、バラトン湖周辺は一気に氷点下を彷徨う天候に突入。Dec.042019霜に覆われた真っ白な世界Dec.042019葡萄畑も凍える、今年の湖の氷結は早くなりそうだDec.052019さて前章に引き継き、.....文字がヤケクソに多くなりそう、退屈したら写真だけ見て下さい。以下の画像はすべてDec.022019に撮影したもの。2.車検事情日本では車検制度があるということはご周知の通りで、その時期になると十数万円も掛かるので、いつも頭を痛めていた記憶がある。そしてその必要性について疑問が湧くのは自分だけだろうか。その費用の内訳を見ると、本来の検査分は1~2割位で、あとは税金を含めたいわゆる諸経費というやつである。あれは車検でなく車権(権利)を買わされているんじゃないのかと思いたくなる。税金なんか毎年別にしっかり...初雪とクルマ事情(2)
今年の初雪は12月2日であった。例年通りなのかな?去年の11月19日の初雪は早過ぎだったのかも知れない。今年の霜月は雨模様の日が続いたので全般的には暖冬だったのだろう。多少の前後はあるがクリスマス前に一度、白銀のヴェールを被るのが、ここブダペスト界隈の近年の恒例的気象傾向である。....以下、写真はすべてDec.022019に撮影したもの自宅前の通り(9:00a.m.)樹の枝に頑張って残っていた林檎も、あと6個になってしまった。先週の金曜日(11月29日)にM7(高速道路)90Km出口に新しいジャンクションが開通しブダペストとバラトン湖がまた一層近くなった。もはや通勤圏と言っても過言ではないかも知れない。SNS-Netの画像を拝借降雪の中、予約をしていたクルマの定期点検でブダペストのカーディーラーまで行くのに、...初雪とクルマ事情
Memento聞きなれない語(己の語学力の貧困さ)で、直ぐに辞書を引いてみたら、今度はちゃんとした英語とは....トホホ...語訳が「記念品とか形見、記念唱(ミサでの)」だから意味的には、ハンガリー共産党の形見公園が上手く的を射ているような...ちょっと引いてしまいそうな所です。ノンポリ人種なので、マルクスもレーニンも全く読んだことも、触れたこともなく、本来は足を運ぶこともない所なのだが、「1956年ハンガリー革命」の事を調べていて、あの時に倒されて残った「スターリンの長靴」像を撮らなければという思いのみで、足を運んだのであった。....以下の写真のすべてはNov.242019に撮影東ドイツ製乗用車トラバント(直列2気筒2サイクル、空冷595cc)◆オープン;1993年7月◆場所;ブダペスト12区、国道7号線で...ブダペストのMementopark
「ブログリーダー」を活用して、balaton620さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。