大寒が過ぎ、寒さも緩んできた。内モンゴルの方も今年は−30℃を超える寒波が来ていたが、最近は急激に暖かくなってきているということだった。さて、ウィルスは乾燥すると急激に増える。人間も実は乾燥している方が心地いいため、現地のスタッフなどは湿気のある広州などに行っても逃げ帰ってくる。「もうあんなところは住めない」というので、「なぜ住めないの」と聞くと、湿度が耐えられないという。ウィルスも同じく乾燥条件を好むが、湿度には耐えられないため加湿器をかけるとウィルスたちも嫌がる。ただ、今回のコロナは湿度のある時期も乗り切ったため、湿気を与えても相当やっかいな耐性を身に付けた株であることは確かのようだが、湿度対策も有効であると考えられる。測ったわけではないが、雨の降った日と2週間後あたりの感染者数の比較データーを取ると面白い...乾燥が好き
先日、岩手大学の農学部の研究チームがネコのマタタビ反応の謎を解決したという話題があった。それを聞いた時に、私も繋がるものがあった。それは、ニクジュヨウでもネコがマタタビ反応をすることがあり、何故なんだろうと常日頃から思っていたのだが、長年の不思議がこれで解明した。共通する物質はネペタラクトールというイリドイドの配糖体だったからである。イリドイドの薬理活性にネコが反応していたのだが、それは何故なのか、それは、なんと蚊を遠ざけるためだったとは。ネコもニクジュヨウが好きなのかとばかり思っていたからだ。ちなみにマタタビと共通するイリドイド配糖体には心臓血管、抗肝毒性、利胆、低血糖、鎮痛、抗炎症、抗変異原性、鎮痙、抗腫瘍、抗ウイルス、免疫調節、および下剤などの広範囲にわたる生理活性がある(wiki)。改めて動物の防御本能...猫がニクジュヨウに反応する謎(マタタビ反応の大発見)
今年がスタートして早1ヶ月目が見えてきました。今年は、はじめて”あけましておめでとう”の一言が書けませんでした。コロナの方は今だに収束せずに1月も過ぎつつあります。そして緊急事態宣言になり飛行機での行き来はもちろん、できるだけ自宅待機していてくださいということで世界中が止まってしまったかのようです。今のこの時期、何ができることはないか?とずっと模索してきました。普段と空も空気も変わらないけれど、ウィルスによって世界が一変してしまいました。こういう時は我慢の時で今までの活動を整理整頓しています。これまでは勢いで止まりもせずにやってきたのですが、活動ができないことで改めて今、今後に向けて何ができるかを考えています。これまでは、どちらかといえば植林をメインで行ってきました。ただ緊急事態となると話が別です。これからはや...緊急事態宣言
今年の初コラムは、コロナ禍でもあり、以前別のところに書いたコラムを載せます。今、なぜコロナが寒さの厳しい乾燥しているこの時期に猛威を振るっているかについての参考になるかと思います。世の中の活動がストップしたことにより、経済的な生活のみで生きてきた我々の生活が脅かされています。動物や植物を観察すると、経済的な繋がりで生きていません。よく見ると助け合うことで微妙なバランスを保って生きています。社会を見直す契機につながると思います。コラムより皆さんも理科の授業で、食物連鎖を習ったことがあると思います。生物が食べる、食べられるの関係で成り立っているというものです。しかし、よく観察していると、生物同士はその時は感じた以上に、時に助け合い、支え合いながら微妙なバランスで繋がっているのだということを実感します。例えば、遼伝来...共生について
あけましておめでとうございます。昨年はコロナ禍により現地の活動に影響を受けました。日常生活がリモートに変わり自粛していましたが、1月現在も感染者は増え続けています。2月まではまだウィルスが増えて行くでしょう。自然には逆らえません。ただトンネルはいつまでも続くわけではなく、長いトンネルを辛抱して抜けた後には、必ず明るい太陽の下で活動できる日々が再び来るでしょう。本年もどうぞよろしくお願いいたします。本年もよろしくお願いいたします
「ブログリーダー」を活用して、togarontaさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。