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雲の上には宇宙(そら) https://blog.goo.ne.jp/kumonoueniwa

なかなか晴れない雪国で天体写真撮影に再チャレンジしています。

雪国新潟で30年ぶりに天体写真に挑んでいます。撮った星雲・銀河の写真展示や、撮影のための手作りグッズの紹介などを行っています。自分で作成した天体導入用ガイド星図なども掲載しています。

雲上(くもがみ)
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上越市
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上越市
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2012/11/22

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  • 追加露光でもまだ足りない”触角”銀河

    実は5月3日夜(正確には4日早朝)に撮った4タイトル目は今回の記事タイトルにある”触角”銀河(別名アンテナ銀河)ではなく、前夜にも撮っていたM16わし星雲「創造の柱」の追加露光でした。この南天の星雲を初めて南中前に撮影してこれまでにない良い画像が得られたことに味を占めて、更に追加露光を行うことにより「創造の柱」の決定版を狙ったのです。前日の撮影記録から、撮影可能時間は明白であり2時過ぎから順調に撮影開始。さすがに2夜連続の徹夜疲れと予定通り撮影開始できた安堵感から、6分露光で20枚セットして仮眠を取ることにしました。これまでも仮眠を取っても不思議と1時間程度で目が覚めて、撮影状況の確認を行うのですがこの夜も目が覚めてチェックで趣味部屋へ。ガイド流れはあるものの、すでに11枚ほど撮影を完了していたのですが・...追加露光でもまだ足りない”触角”銀河

  • 10億光年より遠い「かんむり座銀河団」に初挑戦

    5月3日夜(正確には日が変わって4日)に撮った3タイトル目は、初めての撮影になる距離10億光年以上というかんむり座銀河団にしました。これまでに撮った銀河団ではヘルクレス座銀河団(Abell2151)が距離5億光年だったので更に遠いものでまだ撮影していない銀河団ということで挑戦する事にしました。かんむり座銀河団Abell2065(かんむり座)(元画像の50%縮小で赤経方向わずかトリミング)(上が北になっています)撮影DATA:2024/5/400:05’~VixenVC200L(レデユーサーHD)(合成fl=1386㎜)露出6分×15枚(総露光時間90分)Gain150Offset8ホワイトバランス(R50%・B50%)LPS-D1フィルターASI533MCPro(冷却-10℃)タカハシEM-200Te...10億光年より遠い「かんむり座銀河団」に初挑戦

  • NGC4565”針”銀河(かみのけ座) [ステラショット3 再始動]

    今回からはステラシット3のアップデータ3.0fインストール後の2夜目の撮影画像になります。すでにブログ掲載済みの一夜目(5/2夜)に続いて、その翌日も晴れてくれました。この夜(5/3夜)の一タイトル目は前夜と同じおおぐま座の系外銀河NGC2841で、繊細な銀河の構造を出すための追加露光の意味合いがありました。撮影画像については前日の撮影分と合わせて画像処理を行ったものを掲載済みですので省略させていただきます。2夜分合わせた画像のブログ記事はこちら→おおぐま座の銀河NGC2841(再始動!ステラショット3)この夜2タイトル目に選んだのは、M(メシエ)No.はついていないもののわたしのお気に入りのかみのけ座のNGC4565。銀河側面から見た細長い姿から”針”(ニードル)銀河の別名があります。毎年欠かさず撮っ...NGC4565”針”銀河(かみのけ座)[ステラショット3再始動]

  • 上弦前(月齢6.3)の月・上弦後(月齢9.3)の月

    まだ今月撮影した系外銀河の画像ストックもあるのですが、今回は14日と17日夕に撮影した上弦の月前・後の画像になります。月の写真はずいぶん久しぶりで、前回ブログ記事に掲載した昨年10月以来になります。わたしの場合、下弦の月~新月~上弦の月までが”新月期”で星雲や銀河の撮影を優先しているのですが、今回は上弦の月前後であっても、この時期は夜が明けるのが早く、月が沈んでからの撮影はあきらめて早い時間帯に月の撮影だけを行ったものです。撮影方法は長焦点のVC200L鏡筒とASI533MCProのCMOSカメラで静止画撮影、コンポジット・ウェーブレット処理はAViStackを使用しています。月面の揺れが少ないようなら、更にエクステンダーで1.4倍、2倍に拡大して撮影します。残念ながら上弦の月を挟んだ二夜ともシィーング不...上弦前(月齢6.3)の月・上弦後(月齢9.3)の月

  • M16『創造の柱』 南中前撮影に挑戦! [ステラショット3 再始動その4]

    今回はゴールデンウィークさなかの5月2日夜(正確には3日早朝)に撮った最後の4タイトル目になります。前回掲載の球状星団M5の撮影を終えたのが2時少し前で、この夜の薄明が始まるのが3時12分。ずいぶん夜が短くなってきて、残りの時間で何を撮るか悩んだ末に我が家の「庭撮り」ではほとんど試したことのない、南中前の南天の夏の星雲に挑戦してみました。狙うは、M16わし(イーグル)星雲内にあるHST(ハッブル宇宙望遠鏡)の画像で有名になった『創造の柱』です。記事後半に掲載した恒例の「只今撮影中」ショットを見てもらうとわかるのですが、我が家の裏口付近の設置場所から南方向には、敷地内に桜の木と電柱が立っており撮影の重大な妨げとなっております。M16が家の壁から姿を現し、電柱を通過して薄明が始まるまでに撮影できた総露光時間...M16『創造の柱』南中前撮影に挑戦![ステラショット3再始動その4]

  • 球状星団M5(へび座) [ステラショット3 再始動その3]

    今回はステラショット3のアップデータ3.0fインストール後の最初の夜に撮った3タイトル目になります。この時期(5月)は春の系外銀河が目白押しなのですが、日が替わるころの時間帯になるとりょうけん座からおとめ座にかけての系外銀河は南中を過ぎて西に傾いて行きます。春から夏の撮影対象に変わってゆくこの時間帯に撮ったのはへび座の球状星団M5です。明るさではヘルクレス座の球状星団M13にも勝るといわれています。今回は星数10万個と言われているこの球状星団の等倍切り出し画像から掲載します。↓球状星団M5(NGC5904)(へび座)今回はシィーングにも恵まれたのかガイドも安定し、星が良く分離していますトリミングなしの全体画像と撮影DATAはこちらになります。(元画像の50%縮小でトリミングなし)(上が北になっています)撮...球状星団M5(へび座)[ステラショット3再始動その3]

  • M64黒眼銀河 (かみのけ座) [ステラショット3再始動その2]

    今回もステラショット3のアップデータ3.0fインスト-ル後の撮影画像です。撮影したのは5月2日夜で、前回のおおぐま座のNGC2841銀河に続いてこの夜2タイトル目の銀河です。かみのけ座の通称ブラックアイ銀河のニックネームを持つ個性的な系外銀河をご覧ください。M64黒眼銀河(NGC4826)(かみのけ座)(元画像の50%縮小でトリミングなし)(上が北になっています)撮影DATA:2024/5/222:09’~VixenVC200L(レデユーサーHD)(合成fl=1386㎜)露出6分×20枚(総露光時間120分)Gain150Offset8ホワイトバランス(R50%・B50%)LPS-D1フィルターASI533MCPro(冷却-10℃)タカハシEM-200Temma2Mステラショット3(導入・オートガイ...M64黒眼銀河(かみのけ座)[ステラショット3再始動その2]

  • おおぐま座の銀河 NGC2841(再始動! ステラショット3)

    前回記事の予告では、黄砂の夜三夜目に撮影した対象(実はM104ソンブレロ銀河)をお見せする予定でしたが予想以上に黄砂のダメージが大きく、更にそのあと早朝にかけて撮ったM64黒眼銀河ともどもブログ掲載をあきらめました。結局三夜連続で徹夜したものの、最後の夜は一タイトルしかお見せできなかった事になります。実は4月のこの時点では、アストロアーツからステラショット3が抱えるZWO社CMOSカメラのカラーバランス不具合問題のアップデータが公開されておらず、ほとんどステラショット2と変わらない状態で撮影していました。その後アストロアーツの頑張りにより4月末にはアップデータが公開され、あとは晴れてくれるのを待つだけだったのですが・・なんと、ゴールデンウィーク後半に2夜連続で晴れてくれました。当然の事として、オフセット設...おおぐま座の銀河NGC2841(再始動!ステラショット3)

  • アンテナより、”触角”銀河の方がピタッとくる世代です

    まだ4月の黄砂襲来の中で撮った春の系外銀河の画像が残っていました。今回は三夜連続で撮った三夜目(4月14日夜)に撮った南天低めの銀河です。三夜連続で撮れるというのはこちらではかなり珍しい事なので、それなら普段撮らないような対象も撮ってやろうかという気持ちの余裕も生まれてきます。そこで選んだのが、かなり淡い上に南天からす座の触角銀河という難物。どう難物かは処理済みの画像をご覧ください。触角銀河(NGC4038・4039)(からす座)(元画像の50%に縮小ほとんどノートリミング)(下が4038上が4039になります上が北の方向)撮影DATA:2024/4/1422:35’~VixenVC200L(レデユーサーHD)(合成fl=1386㎜)露出6分×21枚(総露光時間126分)Gain150Offset1LP...アンテナより、”触角”銀河の方がピタッとくる世代です

  • リベンジというより追加露光 M63 ひまわり銀河

    黄砂の夜2夜目(4/14am)に撮ったM63ひまわり銀河です。りょうけん座のこの渦巻き銀河は黄砂の夜一夜目(4/13am)にも撮っているのですが、ガイド不安定で6分露光35枚中10枚しか使えなかったため、連続で晴れた翌夜に撮りなおしました。掲載した画像は2夜分合わせて6分露光24枚の撮影画像を処理したものです。その意味では2夜目はの撮影はリベンジ撮影というより、追加露光を目的としたものになります。M63(NGC5055)ひまわり銀河(りょうけん座)(元画像の50%に縮小ほとんどノートリミング)(上が北になっています)撮影DATA:2024/4/1300:26’~・4/1402:30’~VixenVC200L(レデユーサーHD)(合成fl=1386㎜)露出6分×10枚(4/13)+×14枚(4/14)(総...リベンジというより追加露光M63ひまわり銀河

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