綺麗なものを一眼レフや i Padで撮影し、画像中心で普段の行動を綴る。こだわり料理レシピもご紹介。
どんな素材も、関西風味にクリエイトします。
たまに食べたくなるものに巻き寿司がある。おむすびの海苔が、パリッと派なのか湿った馴染んだ派なのか、時々議論になるがワシは断然巻いてパリッと戴く派の急先鋒である。そこで考えたのが、海苔ではなくてサランラップで巻いておくアイデアを採用した。えび天と組み合わせて巻いておくのはサランラップで、食べる直前に海苔をひろげコンビニ巻き寿司のように、サランラップ巻きを剥ぐと同時に転がしもって、パリッとした海苔に差し替えて巻いてしまう。あとはサクサク切り分けて、パリッと感充分のえび天巻きを盛ってみた。同様に、まぐろの強烈なぶ厚いスジに纏わりついている、ピンク色の脂を包丁でそぎ落とすように集め、刻みネギと一緒に「ねぎとろ巻き」もラップ巻き。チョットした気遣いだが、パリパリ海苔で軽快に食べられるメリットがそこにはある。湿った海...えび天巻き~まぐろ脂身巻きをカップリング~
古くは平安時代から続いている、お祝いごとの「お食い初め」は、生後100日目にあたる赤ちゃんのためにおこなわれる。これからの長い人生において、食べることに困らないようにと、子供を思う親心を感じ取れる瞬間で、赤ちゃんの健やかな成長を願う行事となっている。お宮参りの時に神社から渡されるケースもあるが、折れにくい柳の木でできた祝い箸や、歯固めの石や、漆器で作られた食器でお膳を用意してあげることが、一応の準備ということだ。お母さんが本人に成り代わり初めてお箸を使って食べさせるポーズだけを繰り返した。これがお食い初めの儀式かと朧気ながら理解できた。一生に一度きりの「お祝ご膳@5,500円」は、可愛い形式上のものだが、実際に食べられるものでもある。お魚・蛤のお吸いもの・赤飯などを、お口まで運んでやっていた。地域によって...可愛いお膳~お食い初めは100日祝い~
穴子めし ~食いしん坊に火がつき、レトルト vs 手づくり~
明石の穴子めしよりも、食指がより動きそうな素晴らしい香りの「穴子めし」は、レンチン式のレトルトで専門店の調理場のようなよき香り。その匂いが逆に仇となり耐え切れず、期限切れ寸前のブツを末っ子娘が置いていった。こう言うレトルト商品は、ワシの性格上作り方を読まないところに失敗がつきまとう。慣れているカップヌードルとかは、3分表記も1分30行くらいで食べ始めるような、待ち時間大嫌い人間なのだ。ワシの速読技術でサラリと読んでみれば、全部を混ぜてレンチン500W5分のくだりが要点だろう。みなまで言うな的に、調理を優先させる癖には何度も煮え湯を飲まされたが、お約束通り穴子めし専門店の換気扇の傍よりも良い香りが漂い始めた。食べる直前に、プラス3分蒸らすのも見逃さず実行した。木の芽をパァ~ンと叩いて乗っけると、二種の良い香...穴子めし~食いしん坊に火がつき、レトルトvs手づくり~
特大オクラの天ぷら ~カニカマ・まい茸・玉ネギのかき揚げなど~
最近覚えたことだが、オクラの原産はアフリカだという事実。ネーミング的に「お蔵」みたいな日本語的なイメージを連想するが、実は原産のアフリカでは女性の指の意味あいの名前がついているということだ。今回の立派過ぎるオクラは、デカイわりに柔らかく美味しい露地物オクラなので、女性の指からは決して結びつかない。オクラの栄養素に期待できることは、整腸作用を促し便秘や下痢を予防できるメリットがあることだ。大腸ガン予防・コレステロール排出・抗発ガン作用・免疫賦活作用は、多く含まれているβカロテンが働いてくれるそうだ。その他の天ぷらのタネには、舞茸・玉ネギ・カニカマなどを使っていく。まい茸が気にいったのは、老舗うどん屋さんで天ぷらうどんを注文すると、まい茸天ぷらがメインで使われていた。これが不思議とこれまでの常識を超えてくるく...特大オクラの天ぷら~カニカマ・まい茸・玉ネギのかき揚げなど~
暑い日に戴く和のスイーツに、わらび餅やくず餅がある。わらび餅はその名の通り、植物の蕨の根から抽出したでん粉で、僅かな量しかとれないので高価なものとなっている。さてくず餅は、関西では植物の葛から抽出するが、関東は小麦粉から抽出したウキ粉で作られるようだ。作り方としては、お鍋を使って水で溶かせた粉を火にかけて、ネリネりしながら半透明から更に弾力性があるものに変化していくので、根気よく混ぜながら熱を加えるのが重要だ。出来映えとしては、わらび餅がモッチリとして弾力性が満点だが、強い腰があるにも拘わらず、口の中でスッ!と溶けてなくなる感覚が、夏のスイーツらしく最高の味わいだった。関東のくず餅の印象は、プリッとした弾けるような食感が魅力で、爽やかな酸味も独特なもの。関西のくず餅は、瑞々しくなめらかな口当たりで、プルリ...わらび餅~高価なわらび餅時々くず餅~
今回で二回目となった、鉄板焼き屋さん「春道(はるみち)」での会食をご紹介。なかでも思い切ったメニュー「豚肉とチーズのトマトお好み焼き@1070円(税込)」は、トマトの酸味とチーズのまろやかさが絶妙な味わいで、お好み焼きの形を成していないのにも興味津々だが、前回にご紹介できなかったお料理たちだけを抜粋してのご紹介。初めて見るような創作系のお好み焼きは、トマト・チーズ・豚肉が混ぜ込まれていて、ふわふわの状態に焼きあげられている。使用された油は総てオリーブオイルで、見た目よりアッサリしているのが特徴でポイントかも知れない。お肌への影響や栄養素的にも秀でている一品のようだ。その他には今回お初にお目にかかる、馬刺し@858円・水ダコのカルパッチョ@693円・鶏ももの白ワインソテー@858円・長芋とレンコンのチーズチ...豚肉とチーズのトマトお好み焼き~鉄板焼き屋さん春道~
骨ぎわのお肉の代表格、三元豚のスペアリブは硬さにおいて歯の悪い方などはチョット困る場面もありそうだが、軟骨も含むこの歯応えは、野性味あふれる部分で何より旨みがある。ワシは幸運にも歯は全部健在で、虫歯などあまり縁がないのは遺伝でエナメル質が頑丈なんだろう。スペアリブの関節部位には、軟骨がもれなくついてくるので、料理ばさみで粗く切り分けて唐辛子をぶっ掛けるのが最高の食べ方だと思う。ビールが合いそうだが、先日から値上げ前に買いだめしてあるのを、在庫が豊富と言うことで二本飲む考えを改めなければならない。お肉の下味にはスパイスを多めに使えば旨みが引き立つ。ガラムマサラ・ブラックペッパー・レッドホットミックス・ガーリック・塩などをすり込んで、小一時間ほど冷蔵庫で寝かすとさらに旨みが深くなるようだ。レモンサワーを自家製...三元豚のスペアリブ~骨ぎわの旨みある部位を~
暫く以前はローストビーフ丼を出すお店が続々と開店したが、そんなにたくさんあっても競合するのは必至で、お味の劣るお店は姿を消して行った。ローストビーフを作るにおいて、今回はレア仕上げを目指して、ステーキのミディアムレアを丼にする感覚で作ってみた。フライパンで外面に残さず焼け色をつけ、アルミホイルで包んだ状態でホットプレートの低温で45分ほど保温状態に。味付けに使う☆タレを合わせて作っておくと、スムーズに仕上げまで。なお丼つゆは、お肉を浸けて味をつけ終わった☆タレを煮詰める。丼シャリを用意し、煮詰めたタレをまわし掛け。上から作ったローストビーフをパーシャルで半分凍らせて、奇麗に薄ぅ~くスライスして、ご飯の上に並べて行く。全体に煮詰めたタレを掛けて、サラダ水菜・人参ドレッシングを天辺に盛り付けると「ローストビー...ローストビーフ丼~レア仕上げでタレを煮詰めて~
最近はコロッケを食べるにしても、色んなお味の出来合いのものが揃えてあって、ビーフ・エビ・かぼちゃ・蟹クリーム・コーンクリームなどがお惣菜売り場に並んでいる。ならばと買ってきた方が楽チンで圧倒的に早いと思うが、今回は半熟の茹で卵を利用したくて手作りに拘った。もう既に慣れっこな半熟卵は、自分好みの出来具合に絶妙に仕上がっている。卵を常温に戻し、沸騰したお湯に塩を混ぜて、6分45秒きっかりであげて必要以上に丁寧に殻を剥いていく。このデータはお鍋・コンロなどでも普通に変わるので、誰もが同じデータとは限らない。ところがやり始めたら、コロッケの中に半熟卵を包むのは異常に難しい。奇跡的に包んだうえに奇麗に揚がったのは、10数個中2個の狭き門が当たりコロッケ。ここで潔く諦めたワシは、お肉の出汁で煮汁を作って、煮卵に方針変...当たりコロッケ~半熟卵を包むのは異常に困難~
若い頃には東名をぶっ飛ばしての焼津・清水や、伊勢を通り越しての勝浦など、各港ともマグロの水揚げが多い漁港で、なに食わぬ顔をして「焼津でマグロ丼食べてきた」と言う。そのふてぶてしさと、食通を匂わす態度が、カッコイイような気がする時代がワシのなかにあった。時代は大きく変わり、最近の流通のスピードを舐めてはいけない。内陸部でも超新鮮な生マグロが食べられてしまう時代だし、まして公設卸売市場のなかにあるお店「まぐろ家」ならば、極端に美味しい生マグロに出会える機会がいただけそうだ。大津市公設卸売市場の3階にある、海鮮丼専門店まぐろ家の看板メニュー「生本まぐろ丼@1800円」は、脂がのっている国産本マグロが絶品で、赤身・中トロ・大トロの食べ比べから始まり、このお値段でも満足の行くところだろう。その日で一番のネタ約6種を...まぐろ家の丼2種~まぐろ好きが納得のお店~
目玉焼きには何をかけて食べるのか?こんなつまらない質問で、マウントを取ろうとする人がおられるが、ワシが思うに醤油コショウ・醤油マヨ・ウスターソースタバスコ・ケチャップマヨ・ウスターソースマヨなど、意外と何をぶっ掛けても美味しいので、いずれか1種に決めなくとも良いだろうに。ところが「豚カツ」となると、絶対的にソース派が多いだろうし、ウスターソース・中濃ソース・豚カツソースなどで90%を占めて当然だろう。ここんとこに新しい感覚を入れようと、塩レモンダレをぶっ掛けることに。そうそう忘れるところだった、豚カツのパン粉には適量の乾燥バジルを混ぜこんだ。塩レモンダレの主な調味料は、レモン果汁・オリーブオイル・ワインビネガー・塩などを混ぜたソースで、詳細は下記に書きだした。広島の国産レモンでもあれば、皮の黄色い部分のみ...豚カツ~塩レモン🍋ダレで食べる~
時は遡り中学生の頃、平日は給食であったが土曜日のお昼は部活があったので、家からオカンの詰めたお弁当を持参していったものだ。ところが友人には長男が多かったので、末っ子のワシがオカン同士を比べると20歳くらいの開きがあり、当然お弁当のお惣菜にも創意工夫にかけている時間が明らかに違う感じだ。そこで友人のお弁当を観察して、作り方が分らないものは友人に頼んで聞いてきてもらったりした。お家に帰ってからオカンにレクチャーすると、不思議と真面目に一生懸命聞いてくれたのを思い出す。もともとオカンのお惣菜に「お肉の味醂焼き」があって、これだけはワシもイチモツ置いていた‥‥‥いや一目置いていた。お肉と大雑把に記してあるが、我が家には鶏肉と言う選択肢はないので、豚肉もしくは牛肉となる。牛肉切り落とし部分の、チリチリ脂のはいる部分...豚バラ肉の味醂焼き~豚丼にも応用できて~
関西で言うカツ丼とは、たいていは丼つゆで玉ネギ・豚カツを煮込んで、卵をとじたものを丼シャリの上へ乗っける丼のことを指す。しかし、最近はソースかつ丼・カツ煮丼など、邪道な類似品が増えたので、敢えて「鶏カツとじ丼」と明記してのご紹介。バス遠足の時には前方に座って、乗り物酔いに弱い者たちのなかでも、前から3番目を必ず占拠していた。そんなワシも朝にカツ丼さえ食っていくと、マリオがフラワーを取ったごとく無敵状態になる法則を発見したので、中学以降はカツ丼のパワーを借りて自信をもってバスの最後尾に陣取ったものだ。その法則を成立させたいがため、乗り物を使う日の朝食にオカンがカツ丼を作ってくれるよう、誠心誠意お家のお手伝いをしては懇願したものだ。オカンのカツ丼は、半熟タイプのものではなく、やや卵が固まる寸前を意識してあるよ...鶏カツとじ丼~紅生姜とキュウリのQちゃん漬けを添え~
ここに来て朝夕は過ごしやすくなったが、まだまだ残暑も厳しくなるかも知れない。そんな最後の夏負け予防策として〆の一発をご紹介。CMに登場の石原さとみさん、先日からすき家の「うな牛(うなぎゅう)」を頬張って最高の笑顔をされているのは超美味しそう。近場で肩ひじ張らずに食べられる、牛丼屋さんの鰻丼としては、王者に君臨しているすき家をご紹介。すき家さんの本業は牛丼であるが、お肉は細かくバラバラしているので、牛丼への拘りは吉野家さんに大きく水を開けられた格好だ。ところがすき家のうな牛と言えば牛丼界の革命児で、吉野家さんの鰻重もサイズ的に大きくなったものの、未だにすき家の「うな牛@950円(税込)」の方が、大きさも企画性も一枚上だと感じる。ただし鰻の出来ばえはレンチンで仕上げる手前、ふわふわ感覚だがカリッと焼きあげる手...お盆のうな丼~残暑見舞い代わりのうな牛~
コロコロチキチキペッパーズ‥‥‥。そんな漫才屋さんのコンビを思い出したメニュー名の一品「コロコロじゃが芋チーズ」をご紹介する。じゃが芋とチーズのコンビネーションで、餅米などは一切は使わないが、まるでつき立てのお餅みたいに、のび~る・のび~る。居酒屋さんではお馴染みの、じゃが芋・チーズを丸めて揚げる感じで、前もってじゃが芋をマッシュポテトの状態にまでして、冷凍しておくと意外とスムーズに作ることができる。マッシュしたじゃが芋に、パルメザンチーズ・コンソメ・塩・黒コショウ・片栗粉を加えて混ぜ合わせる。お好きな大きさに丸める過程で、はみ出さないように中心部に角切りチーズを包み込んでまん丸になるよう整形していく。揚げ油に入れて、転がしながらきつね色になるまで揚げたら出来上がり。二つに割るとお餅のように伸びるのが魅力...コロコロじゃが芋チーズ~のび~るじゃが芋チーズ餅~
ここ最近になって、から揚げ専門店なるものが街角にオープンして、それなりに繁盛しているような感じだ。から好し・とりあん・鶏笑などで、中には「から揚げの天才」って何を勘違いしたのか自分で恥ずかしげもない店名にするって、日本人気質も変わったと‥‥‥テリー伊藤?なら変人系か。から揚げでも、家庭のものと専門店とを比較してみると、違いは揚げたてのカラッとしたイメージが、から揚げが冷えてからでも残っているかどうかが分岐点のようだ。これはもうひとえに「から揚げ粉70%」と「揚げかた20%」の問題に違いないと推察した。ほか諸々で「10%あまり」お肉に下味をつける前に砂糖・水で揉み込んで冷蔵庫で寝かす。まずはから揚げ粉を変えること。モランボンは塩麴が含まれている優れものでこれを抜擢した。揚げ方は毎度のように実行している二度揚...鶏から揚げ~美味しくなる理由を考えてみた~
時間きざみなお盆の予定には、気持ちに余裕をもたせてレーズンカップケーキでティータイム。カップケーキはメジャーな感じも、レーズンを多めに配合して、仕上がりがふわっふわタイプに。まずはホッコリお茶をのんで精神面のケアは、甘酸っぱい紅茶で心身ともに落ち着かせるアールグレイで一級品の香りを愉しんだ。バターを耐熱ガラスのボウルに入れレンチン10秒。そこへサラダ油と卵と砂糖と牛乳を入れ混ぜ合わせる。ふるった薄力粉・ベーキングパウダー・レーズンを入れ、さくさくと混ぜ合わせるが、決して練るような混ぜ方はNG。タネを各カップの7分目まで入れ、170℃に予熱したオーブンで23分焼いたら出来上がり。▲モンちゃんのカップケーキはどれでしょう?ワン🐶のモンちゃん用には、レーズン無しのプレーンを混ぜておいた。先日まではお魚のアレルギ...カップケーキ~紅茶はアールグレイで香り高く~
明治時代に築地で生まれた、和風洋食のオムライスは、うす焼き卵と言う意味を持つフランス語のオムレット(omelete)と、ご飯のライス(rice)を組み合わせて、オムライスとネーミングされたようだ。文字通り卵をうすく焼いて、チキンライス系を包み込むのが、日本の家庭料理的に伝わったオムライスだった。しかし最近の傾向として、ふわふわ卵に濃厚ソースで仕上げるオムライスも、カフェ的なメニューとして人気がある。最近では、卵を焼くのに引っ掻き回しながら空気を入れるように、ふわふわ感を意識して焼くことが求められ、うす焼き卵には程遠い。ふわとろ卵をチキンライスに乗っけ、チョイ煮詰めてアレンジを加えたデミソースをぶっ掛けてから生クリームでデコるみたいな、オムライス専門店BABYFACEPlanet'sを彷彿させるカフェ風の仕...和風オムライス~半熟加減と混ぜ混ぜふわふわを意識して~
暫く食べていないと、無性に食べたくなってしまうのが、ピリ辛タイプのラーメンだ。しかし現在これといって優れたピリ辛ラーメンのお店が無いので、近場の来来亭「旨辛麺@920円」に照準を定め、恒例のごとく「ピリ辛3」を注文した。出来るなら蒙古タンメン中本なんかがあれば嬉しいのだが。辛さが5段階あって、4までは無料で辛く調整してくれるようで、何故か3までなら脂も増しマシで、旨みをプラスしてくれると書いてある。ゴルゴ松本さんのように、辛いのを食べ切って自慢をするわけでもないので、誘い込まれるように「3」に決定した。しかしカウンター色のブルーは、食欲減退の色で全面に使っているのは変人的な要素もある。この漆黒のお鉢に、白く飛び散っているのがコク旨脂で、真っ赤なスープのなかには当然大きなものがボトボトと浮いている。お決まり...旨辛ラーメン~太麺タイプのコク旨ピリ辛麺~
近所の農園が、ますます立派なキュウリを収穫出来たようで、いつも買っている農家さんに3本100円で分けて頂いた。これを「キュウリのQちゃん」として、大鍋で炊いて瓶詰めにして、子供たちにお土産として持たせた。お味の方は普通に気に入っているようだった。▲▼ゴーヤのGOちゃんを炊きたてご飯に乗っける見るからに大きなキュウリなので、キュウリを回しながら乱切りで大きさを調整したし、前回の時よりも酢の分量を少し多くしてみた。前回の漬け汁を使っているので、当初調合した漬け汁の分量を訂正して書いておくも、一度漬けた汁も使っているので、まったく参考にならない感じだ。▲Qちゃんに、ネットに入れたゴーヤも同じ味付け▲キュウリのQちゃんを大きなお鍋に小さい鍋では入り切らず、大きなアルマイトのお鍋で、漬け汁・生姜千切りを煮込んで、火...ゴーヤのGOちゃん~持ち味の苦みと醤油漬けの旨み~
関西では、ちらし寿司系のものを「ばら寿司」と呼ぶ地域が多いが、もともと生ものは多く使わず、錦糸卵・干瓢・干しシイタケ・カニカマ・サヤエンドウ・酢レンコンなどで纏めるケースが多い。お祭りやイベントで親戚が集まる時などに、家庭レベルで作ってみんなで食べるのが、ばら寿司のイメージするところだ。そんななか、関西にはお昼から営業しているお寿司屋さんがある。出前やランチが営業品目の上位を占めているが、いまでこそ省略してあるが江戸前寿司というサブタイトルが屋号の前についていることが多かった。そんなお店扱う「江戸前ちらし」は、酢飯が見えなくなるまで、上部にお刺身を並べて盛り付ける豪華パターンだった。今回は、色彩豊かなトビコを配色的に、甘エビとペアで不規則にちらして、お盆で里帰りの子供たちに盛ってみた。我が家ではアレルギー...ばら寿司~家庭レベルのお祝いご飯の最上級~
露地物の夏野菜が出まわれば、夏野菜カレーなどを一旦作るが、最終的には冷蔵庫の野菜室に残っている場合が多い。冷蔵庫を整理するのには、野菜天ぷらが美味しく処理できそうで、最終的にどうしようもない時には、かき揚げを作るとオツマミにもなるし、福島のお酒「ばくれん」もすすむくんで、〆ご飯の丼にもなるのであり難い。玉ネギ・さつま芋・三つ葉・青じそ・コーン・お茄子なども、シャクシャク混ぜ合わせて「かき揚げ」にすると、野菜の甘みが判るので意外と美味しい。温ったかい和蕎麦や讃岐うどんに乗っけたりすると、実力以上のものを発揮してくれそうだ。お野菜を細かく切って、塩少々・打ち粉の小麦粉を混ぜ合わせておく。小麦粉・冷水で衣を作って、サックリ混ぜ合わせて形を整えサラダ油で揚げて行くだけで、かき揚げの敷居など高くない考え直すかも。こ...かき揚げ~天ぷらで野菜の甘みを感じられ~
豚の角煮と言えば、豚バラ三枚肉をお箸で崩せるくらい柔らかく煮込んだもので、美味しいお店で戴くと和辛子も添えて最高のお味を楽しめる。しかし本日ご紹介の、沖縄の郷土料理ラフテーとなると、豚バラ三枚肉にさらに「皮付き」がポイントとなる。角煮に仕上げていくのは同じだが、皮付きの豚の三枚肉を使うのがポイントとなる。味付けの内容が少々内地と異なり、泡盛・黒糖・醤油でじっくり煮込むのだが、とろけるような軟らかい「皮」の口当たりが特徴で、結果的に残る泡盛の香りが、沖縄ファンには最高の隠し味となる。高温・多湿な沖縄の気候に、保存食として煮込まれだしたものだが、醤油煮のような濃い味付けは、時代のニーズと共に薄味に調整され、王朝料理・法事などの膳料理・歓迎会食などとして振る舞われるようになった。琉球料理の代表格ラフテーは、沖縄...沖縄ラフテー~時代のニーズと共に美味しく変貌~
以前はロールイカとして売られていた「ムラサキイカ」だが、海の中では赤紫色をしていて、皮を剥くと白い肉厚の柔らかいイカとして調理されている。フライや天ぷらとしても適しているこのイカの加工品は、原材料の冷凍イカでは白いサトウの切り餅のように袋に詰められ売られている。ワシのようなイカ好きは、このソフトな食感がなんともたまらなく好きで、普通にフライに揚げるだけで、肉厚な身が魅力的で食べだすとビールの大量消費につながっていく。そう言えば、居酒屋さんなどで出てくるイカゲソのから揚げは、このムラサキイカのゲソだと飲んでいる時の会話で判明した。無意識で注文しているにも拘わらず、ムラサキイカのゲソの天ぷらなども大好物なんで、毎度のようにチョイスするのにも納得がいった。黒コショウと塩で仕上げたお味は最高に美味しい。どうりでゲ...イカフライ~冷凍ムラサキイカの切り身を揚げる~
近年の吉野家さんの新規メニューには、から揚げと親子丼があった。親子丼は記憶に新しく、一部のお馬鹿な管理職の「生娘シャブ漬け戦略」を切っかけに、違った意味でSNSを炎上させた。販売中にも拘わらず、メニュー表から親子丼を抜く暴挙で、不名誉な発言の鎮静化をはかったため、最悪の幼稚な対応策で販売が伸びず、先月に吉野家さんの名作「親子丼」が廃版に。一方「牛皿・から揚げW定食@822円(税込)」も、店舗限定であり時間限定(11時~23時)のメニューとなっていて、販売縮小傾向にある。色彩的には茶色飯になるのだが、このWの茶色パワーはかなりのメガトン級だと思っていただけに、販売縮小は大いなるショックだった。バラでから揚げを戴くには今も支障はないのだが‥‥‥。新メニューの親子丼・から揚げは、美味しさや人気度に拘わらず、訳あ...吉野家さんの勘違い~管理職を憎んで親子丼を憎まず~
すき焼きでお鍋を突っつくのも良いが、周囲の者はどう考えているかは想像がつかない。従って牛肉は切り落としの安価なものを使って、量も比較的少なめで辛抱できるよう、玉ネギ・インゲン・豆腐など‥‥‥そして溶き卵的なものを追加すると、本来のすき焼きと変わらない。お鍋から突っつくよりも、お野菜が遥かに多いと思うが、トータル的に全部を足して栄養素を確かめると、そんなに大して変わるわけでもない。ミソは目玉焼きが全体を引き締めてくれるので、すき焼きのポイントは抑えているということだ。唯一、ワシが心残りだったのは、冷凍うどんを切らせていたのが痛恨の極み。讃岐うどんが入っていないなんて、エビのはいっていない天丼のような‥‥‥。次回からは忘れぬよう、テーブルマークの冷凍うどんを買って、家族が何かに流用することあれば、買い足しを約...すき焼き風煮物~コロナ禍で一皿のすき焼き~
先日からきょう漬けよう、明日こそ漬けようと日延べばかりで、伸び伸びになっていた「キュウリのQちゃん漬け」を作ることにした。ブログ友達のくにちゃんが暫く前から嵌まったようで、ワシも満を持して参戦することにした。約10㎜~15㎜に小口切りしたキュウリを、ザルに並べて振り塩をして水分を飛ばす方向で半日くらい陰干しした。キュウリの水分はギュッと絞っておく。下に書き起こした調味料で漬け汁を作っておく。お鍋に漬け汁・人参・生姜・鷹の爪・昆布などを放り込み、煮たつまで中火で火を通す。キュウリを放り込んで火を止めて冷ます。冷めきったらキュウリを別皿にあげ置いて、再び漬け汁が煮えるまで火を通す。煮えたら同じようにキュウリを入れて火を止め冷ます。キュウリを直接煮ないようにすると、食感のポリポリ感が際立つので、キュウリを入れた...キュウリのQちゃん漬け~お試しのキュウリ3本~
我が家の冷蔵庫は、小さな一室のみチルド・パーシャルを切り替えることが出来る。聞くところによるとパーシャルが-3℃で、チルドが0℃だと聞いた。これで間違いなくビールをぎっしり詰め込んで、パーシャルにセットすればよく冷えたビールが飲めるというものだ。ところが直ぐに使う予定のお肉なども、同じ扱いとしてパーシャルに入っている場合が多く、そのまま忘れ去られたものを発見すると、仕方なく重い腰をあげるワシがいる。牛もも肉なら低温でフライパンで焼き上げるローストビーフを、豚バラ三枚肉なら低温油で揚げる揚げ豚をつくるのが恒例となっている。低温で焼いた牛もも肉は、ポリ袋に煮汁と共に漬け込んで、ストローでセルフ真空パックにしてある。ソースを作るのに、香味野菜をトロトロにまで煮込んだタレを再び煮詰めることでソースを作るか?速攻で...ローストビーフ~忘れ去られた牛もも塊りだけに~
先日はバナナマン日村さんが「大津」へと、グルメ番組のロケに来られていた。地元の美味しいお店を紹介する素人さんは、びわ湖のイメージから「鰻丼」の美味しいお店を紹介されたらしいが、密かに人気の「ちか定」は、毎度のことながら予約さえも満足にとらせてくれないお店なので撮影NGと断られたようだ。さてお次のお店は、滋賀と京都の県境に逢坂の関があって、その辺りに創業以来150年の営業を続けられている老舗の「かねよ」さんがある。このお店の名物は「うなぎ錦糸丼@2530円(税込)」と言って、うな丼の上にドデカイふわふわ玉子焼きがドカンと乗っかっているのが有名だ。ワシ個人の意見としては、鰻を食べに来たのであって卵焼きを食べに来たのではない的な、勘違い野郎が作った丼のイメージが総ての感想だった。そんな折、や台寿司さんが「うな丼...うなぎ錦糸丼~本家はかねよさん。真似っ子や台寿司~
池波正太郎さんの小説に「正月四日の客」というのがある。信州真田出身の江戸の蕎麦屋さんが舞台となるのだが、正月の四日だけは故郷の「真田蕎麦」しか出さないお蕎麦屋さんだった。そんな頑固な店主と、お客として現れた盗賊の頭との会話に味があって、3年越しで盗賊を捕らえるフィクションだった。真田蕎麦というのは、痩せ地に育つ小さく細く貧弱なネズミ大根(辛み大根)@100円を使って、このおろし汁でお蕎麦のつけダレを割って戴くのだが、喉から鼻へ突き抜けるような辛いつゆなので、蕎麦の味もヘッタクレもあったもんじゃない‥‥‥信州真田の人達とワシは平気だが。従って正月4日だけは、お蕎麦屋さんに一般客が寄り付かないが、ある男だけは違った。そいつは盗賊の頭で、真田の里出身者で、真田蕎麦を目当てにやって来るのだが、捕り物劇まで至る会話...真田そば~ねずみ大根の辛みとつけ汁~
コロナワクチン接種後、副反応に苦しんだワシであったが、まだまだ本調子の体調ではない。不思議と食欲の減退だけはなく、何でも好きなものが食べられるし、もちろん味覚も何ら変わりなく、ケンタッキーフライドチキンにも、醤油がキツクなったと突っ込めるほどシッカリしている。子供の頃は身体が弱ったら、オカンに出汁巻きをせがみ、大きなサイズの卵焼きを食って、早く元気になろうとしたものだ。今なら大きさも自分で決められるので、全卵8個を使って子供当時の大きさを遥かに凌ぐ「ジャンボだし巻き定食」を相方に作ってもらった。お茄子の味噌田楽も普通に美味しいが残念なのは茶色めし。迫力あるドデカい卵焼きは、ひとり独占状態で食べている事実こそが、兄弟の多いワシには満足感が味わえるのだ。今から考えればコロナワクチンの副反応は、実際のコロナ感染...ジャンボだし巻き定食~卵8個の威力も茶色めし~
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アメバブログへお引っ越ししました。Gooブログからアメバブログへのお引越しが終わりましたので、是非ともアメバブログへもお越しください。下のバナーを突っついていただければ、アメバブログの「新・炎のクリエイター日記」にリンクしています。なお、永きに渡りGooブログ炎のクリエイター日記へのご愛顧ありがとうでした。Gooのコメント欄は暫く頂けるよう設定しました。追伸‥‥‥アメバブログのコメント欄を調べますと、コメントするをクリック→別画面のログイン画面を下にスクロール→ログインせずにコメントする→がありますので、ニックネームと本文だけでコメント出来るようです。‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥永くご愛顧いただきありがとうでした。どなたさまでも、お気軽に新・炎クリ日記へお越しください。酔っ払っても写る「CANONP...お引越し♡は良いけれど~アメバに不満☆Ameba~
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日本でレトルトスパゲティが流行り始めたのは、乾麺を超柔らかくまで茹でて、ケチャップ味にして真空パックにしてあった「ママースパゲティ」が、たぶん起源だと思う。お弁当作りのオカンは、これを小分けにして弁当に詰めていたのを記憶している。今回はポーク缶を使ったペペロンチーノのご紹介。ヒョンなことからイタリア人が、ママーの真空スパゲティを試食したところ「日本では生涯パスタの美味しいものは食べられない」と断言されてから早や半世紀が経過した。現在ではイタリア人を唸らせるパスタ屋さんを容易に探すことも簡単となった。自分で作るには、オリーブオイルに、ガーリックの香りと旨みを溶かし込むことがペペロンチーノ調理の始まり。日本ではパスタの基礎で、詫び寂び‥‥‥つまり、慎ましく質素なものの中に、奥深さや豊かさなど「趣」を感じる心の...ペペロンチーノ~ポーク缶で即興パスタ~
言わずと知れたラーメン屋さんの「麵屋風花」は、京都の高辻東洞院に本店があるラーメン屋さんで、どこで合体したかは知らないが憶測で書いていく。豚人(ぶたんちゅ)の麦笑グループと、業務提携されて麦笑の「とこ豚骨」を扱うようになったようだ。風花からの暖簾分けで、中丸が独立し豚人チェーン中丸風花が生まれたようだ。▲ニンニク増し増し▼小丼はキャンセルして白ご飯に守山の豚人は、定食やお決まりのセットがあり、お値段も少々張るようで麺も少ない印象だった。しかし今回訪問の栗東豚人は、注文しやすくフロワー担当の見事な仕切りも手伝って、初入店のワシでも馴染めた。駐車場が満車でウロウロ迷っていると、中から店員が飛び出してきて順番待ちの居場所を教えてくれた。▲コッテリ系だがお箸は立たない▼中太縮れ麺に見事に絡む豊富なメニュー選びのス...とこ豚骨ラーメン~自由にカスタマイズは栗東豚人~
岡山の中央付近にあたる津山は、日本海からも瀬戸内からも遠く離れていて、新鮮なお魚はそうやすやすと手にはいらない。岡山が発祥の「ばら寿司」は、新鮮活魚は使わず干し椎茸・干瓢・酢蓮根・そして錦糸卵・刻み海苔・紅生姜などで仕上げる。奈良でもばら寿司文化があるのは、似たような食文化がそうさせたのだろう。津山の名物と言えば、コノシロに似たお魚ママカリを、ご飯の友なら山間部まで輸送がきるので重宝される。奈良はサバの塩〆したものを、スライスして柿の葉寿司を作ったりする。新鮮なお魚が手にはいらない山間部での知恵と言えそうだ。そんな昔の山間部にカニカマなるものがあれば、格好のばら寿司へのトッピング食材となっていただろう。外国の人ならばカニカマは、本物のカニより美味しいと謳って売るようだが、日本ではそこまで買いかぶったPR文...カニばら寿司~タラバガニカマの剥き身をトッピング~
野草の山菜からは、風味という持ち味のほろ苦さを感じられる春の山菜天ぷらだが、ワシの中ではコゴミ・ワラビなどはクルリと穂先が丸まって同じように見えている。タラの芽やゼンマイなどは、道の駅での販売や、自分で穴場を探し当てて、ひそかに芽を摘んで持ち帰り、塩水に暫く浸して汚れやアクをとって、天ぷらの食材として使うのも良いだろう。コゴミはアクが少なく、天ぷらでカラッと揚げれば、さほど取り扱いは難しくはない。従って、アク抜きは形だけで汚れを落とせばOKで、下茹で不要にて「コゴミの天ぷら」に仕上げていく。食べ方は、塩・抹茶塩・天つゆなど、お好みで食べると美味しく戴ける。先日ご紹介したチクワ・茄子・お芋・カボチャなども参加させた。チョット油断すると、先日からの陽気で急に春めいた気候になり、シッカリと巻いているはずのコゴミ...春の山菜天ぷら~コゴミ・タラの芽と、野菜の天婦羅~
またまた全力飯のかつやさんから、期間限定企画で「牛ホルモン焼きうどん+鶏かつ丼@769円(税込・100円引)」が発売された。気のせいか最近になって頻繁に期間限定が出るので、そのスピードにワシが付いていけなくなった雰囲気もあるので、どうやら新レギュラーメニューの開発も兼ねているのかも知れない。今回のかつ丼は鶏肉かつ仕様で、本来焼きうどんは丼シャリの上に乗っけるブツではないのだが、それは常識に照らし合わせてのことで、ワシはたとえ何が乗っかっていても、不思議ではない「かつやさん」だと心得ている。時たま飛び出す全力飯の奇策に、些細なことではビックリしないようになった。鶏かつは味噌ダレで味付けし、ホルモンうどんの味付けも味噌ダレとする周到さで、双方さすがの濃い味付けに、和らげとばかりに不要のキャベツの千切り。白ご...牛ホルモン焼きうどん鶏かつ丼~全力飯のかつやさんから~
保存用冷凍白ご飯でつくる「オム炒飯」のご紹介。もともとの炒飯は、皆さんもご存じのとおり発祥の地は中国で、この料理にまつわる歴史は古い。あの遣隋使の時代の隋の宰相が、余ったご飯の再利用を考え、卵とご飯を絡めた砕金飯を作って好んで食べたとある。それが中国各地に広がり現在の炒飯となったようだ。時代は流れ、炒飯も色々と作り方が枝分かれして、アレンジもなされて「オム炒飯」なるものが出現した。オムライス炒飯を略して縮めるのが昨今の流行りで、炒飯は美味しいが何か物足りないイメージが付きまとう。それを解消しようとした、アレンジ得意の日本の調理人が、五目炒飯や餡かけ炒飯そしてオム炒飯などを誕生させたようだ。レンチンした冷凍ご飯で作った炒飯を盛って、溶き卵2個分に牛乳大匙3・味覇(ウェイパー)小匙1をよく混ぜ合わす。中華鍋を...オム炒飯~炒飯の歴史は古いが、日本はアレンジ得意~
久々に訪れた京阪三室戸駅前にある、担々麺・四川麻婆豆腐専門店の超名店「三国志さん」で、手を出していないのが「麻辣担々麺@800円(税込)」と言うことで早速注文した。カウンターの前には、呼び鈴ブザー・メニュー・豆板醤・酢・岩塩・黒コショウ・花椒と並んでいる。普通これと言って追加しなくともよいお味が出ている名店なのだが‥‥‥。超デカイ平べったいお鉢に、色彩が山吹色と言うか黄土色のスープで、ジェロキアが一個看板のように置かれていたが不要だと思う。辛さレベル3と言うことだが、前回はレベル5の地獄の麻辣担々麺を試したので、そんなに辛いと改めて書くほどでもなかった。勿論のことで濃厚な旨みはあるし、麺の弾力・旨み・スープの絡みは適量で美味しい。このお店、三国志さんの辛さが苦手な方は、クリーミー担々麺しか選択肢がないだろ...麻辣担々麺~担々麺・四川麻婆豆腐の三国志さん~
静岡おでんの黒はんぺんほど鰯のイメージはないが、丹後の名物に「鰯ちくわ」があって、こちらも鰯の旨みが感じられる太めの竹輪で、色彩的にはやや黒っぽい見ためをしている。これをアオサ海苔を使って天ぷらの揚げたてをアツアツで戴くと最高に美味しい。あわすお酒は、土佐の司牡丹酒造の船中八策で、超辛口でキレがあってコクもあり、同酒造のお酒は坂本龍馬も実際に飲んでいたと推測される。竜馬の日本を思う斬新な政策「船中八策」は、幕末の志士たちと長崎から京都へ向かう船中で、新しい国家体制の基本方針八策を纏めた幕府への意見書のことだった。大政奉還・議会制度・官制・外交・軍制など、後の明治新政府の基礎となったことは有名な史実だ。人それぞれ拘りがある煩さ方が、一斉に自分の鰯ちくわの切り方を伝える。中央の1/3くらいの目安のところを斜め...鰯ちくわ磯部揚げ~丹後の名物を磯部揚げでアツアツ~
財務省の思惑通りかは知らないが、先日にまたまたビール・発泡酒が値上がりした。こういう時の買いだめは、無駄なことは悟っているが、1ケースに1本極小サラダ油がくっついてきたり、5ケース一気に運べるキャリーが、5ケース積まれた状態で売っていたりで、メーカーさんも色々と頑張っている。オジイがよくやっていたが、薬ケース(当時2500円)に一回分づつ分けて入れておくと、飲み忘れなどが無くなるってんで買ってあげたが、ワシは一生そんな便利グッズとは無縁だと思っていた。しかし最近になって、種類によっては早くなくなるサプリと、滅茶余るサプリがあるのでお薬ケースを100均で調達したのは、ビタミン剤やサプリが多く飲み間違いもあると感じたからだ。あとは今年も可愛い新芽が出てきた山椒は、山から採ってきて挿し木で育てた5年目で、ある程...取るに足りない画像~埋もれさせるには惜しい写真~
全力飯のかつやさんから、期間限定で三種のかつ丼の上から、2個たまのハムエッグを乗っけたかつ丼が飛び出した。アクセントに、カレーパウダーとマヨネーズの味付けが施されているものだった。ご覧のように下広告にあるとおり、第一弾はハンバーグ・海老・鶏から揚げで、第二弾は鶏・海老・ホタテという順だった。最後の第三弾は豚カツ80gロースとなっていて、これがワシの本命で一番確かなメニューだと思ったので、ひたすら待つことにした結果だった。ハムエッグのハムは並みの上くらいで、そっとハムエッグを持ち上げて覗くと、ソース少なめかつ丼が隠されていた。トータル的にみると、2個たまハムエッグの黄身つぶしで、マイルドにミックスされたお味も、狙いどおりカレーの風味とマヨの滑らかさで「吉」と出ていた。このお味は当初の想定の範囲内で、大根のお...ハムエッグかつ丼~全力飯から第三弾の豚かつ丼~
キツネ狸天とじ丼‥‥‥。ややこしい名前を付けたはいいが、以前から書いているように、関西と関東では呼び名に隔たりがある。関西では天かすが無料という観点から、関東のようにタヌキという洒落た名前を付けることはない。従って普通に「天かすとじ丼」となるわけだが、こんな貧民丼でも学生時代には思いっきりお世話になった。バイト料がはいる前の週くらいになると、たちまち生活費が火の車となり、行きつくところは食費の切り詰めとなる。この時期に大活躍するのは、実家から持たされた出汁の素・卵・お米などで、美味しいものを作れるようになろうと決めた頃、バイト先の先輩が作るマカナイ丼に天かすを上手に使っているのを見た。天カスに溶き卵をとじて、天丼もどきを作れば、お味は天ぷら丼のクオリティとなる。見かけは悪いがお味は保証付きの「キツネ狸天と...キツネ狸天とじ丼~貧民丼は、学生時代のご馳走~
さて吉野家さんから持ち帰った、追い飯・鶏肉と紛れ込んだ牛カルビ肉は、貧相でみすぼらしい典型的な残飯という感じだ。これを使ってのリメイクで、晩ご飯の「餡かけ親子丼」を作っていく。追加で準備したものは、溶き卵・水溶き片栗粉・刻みネギなどで、吉野家から持ち帰った紅生姜もあるので、準備にはそんなに時間がかからなかった。まずは醤油系の餡かけつゆを作っていく。お出汁は昆布とかつ節で、日本酒・砂糖・味醂・醤油・塩などで恰好をつけていき、鶏肉・牛カルビ肉も投入して、水溶き片栗粉で適度な餡をかけておく。ふつふつと煮えてくれば、溶き卵をまわし入れて、お玉で手前から向こうへ、右から左へ十文字を切るかのように、一度っきり混ぜるのだが決してシツコク混ぜないで2手だけ混ぜて卵の出来を頃合いまでにしておくこと。ご飯をレンチンして、出来...餡かけ親子丼~新スタ丼の「追い飯」をリメイク~
吉野家さんでは、以前から販売されていた店内最重量級の、スタミナ超特盛丼がリニューアルされた。今回あらたに発売の「新スタミナ超特盛丼@1029円(税込)」が、お試し期間の100円引きとして販売していたので、怖る怖る注文すれば見た目はそんなに変化はなかった。ひとつひとつ吟味していくと、デッカイ丼に大盛りの丼シャリ・三種のお肉がところ狭しと盛られており、更に白ご飯が追い飯として横に置かれている。よく見るとお肉の種類が、牛肉・豚肉・鶏肉の豚肉が牛カルビ肉に差し替えられていて、噛み応えと脂身の旨みが増して、さらなる野性味の旨さを感じだ。中央の卵は生卵か半熟卵かを選んで、紅生姜がテーブルから姿を消したので取り溜め。この飯量はワシにとっては少々多いので、持ち込んだタッパーに早々と追い飯だけ詰め込んで、上から鶏肉だけ選ん...新スタミナ超特盛丼~吉野家さんから新メニュー~
子供が小さい頃は、遊園地・ゲームセンターとかも、刺激的な風を吹き込んでくれるし、人間形成にも役立つだろうから大事だと思う。しかし人工的な遊び場や、子供が喜ぶようなお店に連れていくだけでなく、敢えて自然の中で遊ばすような、川原バーベキュー・伊勢湾へ潮干狩り・和歌山や福井へ海水浴など、ワシの趣味っぽい方向へ引っ張りまわしていた記憶しかないが、それが子供たちにとって強い想い出となって残っているようだ。白良浜の砂浜・木津川の川原などで、タイヤを取られ車で立往生したこともあったので、砂を怖がらずに行けるように四駆もフリーホイールハブのものを買ったこともあった。タープ付きテントや、バーベキューセットも共に揃え、そんな道具一切合切が今も物置きにあるが、もうバリバリに使うこともないだろう。そう言えば、子供たちを連れてのゴ...アサリの酒蒸し~潮干狩りは満ち干きが大きい3月下旬から~
我が家の3時のスイーツ定番「パウンドケーキ」は、NET上のクックパッドを参考にすれば、未経験の方でも上手に作れたというのも、よく聞くお話で時代も変わったものだ。しかしスイーツと言うのは、定量を頑なに守らなければNGのケースもあるので、アレンジできないところの分量変更がどの部分かを知っておくのも良いことだ。ドライフルーツ‥‥‥特にレーズンを多めに入れたいが、スイート系のラム酒に漬けおいて数週間。そんなラム酒漬けを酒ごと使って、パウンドケーキを焼いてみた。洋酒の薫るケーキには、ダージリンのストレートで対応すると、ラム酒の風味も確実に受け止めてくれるはず。超やさしいラム酒の香りは、甘さと苦味を兼ねそろえており、カラメルのような濃厚な風味を持つのが特徴。甘みと旨みが詰まったドライフルーツと共に、美味しいパウンドケ...洋酒薫るパウンドケーキ~ラム酒漬けのドライフルーツ~
天理駅には、甲子園の応援垂れ幕が下がっていたが、実力が出し切れず1回戦負けを喫しているので、垂れ幕を春風がすり抜ける音が悲しそうだ。駅前から少々離れたところで営業している「天理ジャンたこ」は大きなタコが入っているので、ずいぶん以前からファンだった。▲ソースよりマヨ率が非常に高い▲折角の応援垂れ幕も、天理は一回戦敗退▲たこ焼きにも色んなお味のバリエーション昔ながらのたこ焼き屋のように、焼いて保温してあったタコ焼きを、ソースと薬味でデコるのではなく、注文を受けてから焼き始めることで、焼きたての美味しいものをお客に手渡せそうだ。タコ焼き機の出来あがり個数が、8個~16個のものがあるのも受注→焼きたてとなるのだろう。ランチと称して、お味を色々変えていく商品も人気だそうだ。▲各種たこ焼き機でどんな個数にも対応できる...天理のたこ焼き~値上げの嵐はここでも=ジャンたこ~
季節の美味しいものランキングがあるとすれば、ワシの考えではアユの山椒煮がランクインされるだろう。独特なメロンっぽい香りと、仄かな苦みで風味満点で、川魚特有の臭みがないなど、日本の食物の中での比較でも、風流さも背中を押してくれる美味しさは、三指にはいるくらいだと思っている。今年初のアユ漁は、恥ずかしくないくらいは獲れたものの、水量の多さに押されて足元がおぼつか無いので、小一時間で帰って来た。従って自慢できるほどの量でもないが、びわ湖で一生を終えて、川を遡上する地元の小鮎(湖鮎)は、大きくなっても12センチくらいで山椒煮にはお誂え向きだ。水は一切使わず、日本酒・砂糖・醤油などで沸騰させもって、アユを2~3匹ずつ煮汁の温度が下がらないように、お鍋にアユを並べていくイメージだ。15分くらい煮ると、味醂・実山椒とを...アユの山椒煮~香しいアユを実山椒でピリリと煮る~
新紙幣の顔でも拝んでやるかと思いつつ銀行へ行くと、どうやら市中に過半数の新紙幣が出まわらないと、無料では手にはいらないようだ。早く入れ替えするのなら、悠長なことを言ってないで、ATMからドンドン出せば良いのに旧紙幣だという。電子マネーとの比較も気になるが、ランチは新紙幣を使えないラーメン屋さんへ。夜ご飯のお惣菜は「鶏から揚げ」と決定している今、ラーメン屋さんでから揚げを食べると、昼も夜もから揚げってどぉ?しかも自分作の後発がお味的に劣ったら精神的にも厳しい状態を招くのではないか?結論は、本来のレギュラー商品の半分に仕上げた「半チャーハン」におさまった。さてお家では、鶏もも肉を使ってのから揚げを作っていく。今回のポイントは、朝一番に塩麴で揉んで漬け込んで、お肉を柔らかく保水力を発揮させる下処理済のお肉を二度...鶏から揚げ~ラーメン屋で辛抱したから揚げ~
びわ湖と言えば「天然アユ」の宝庫で、日本全国の河川で獲れるアユの故郷と言うことになる。毎年各地で放流されるアユの稚魚は、びわ湖産のものを放流し、各河川を下って海に出て鮎は成長すると聞く。そして再び川を遡って産卵し一生を終える、一年サイクルは年魚と言うことになる。しかしびわ湖のアユは、海へ下らないので大きさの点で各河川より劣るが、お味はいうまでもなく美味しい。お知り合いや友人が、我が故郷のアユは美味しい‥‥‥と豪語される方もおられるが、ルーツを探れば総てがびわ湖の稚魚に辿り着く。今年初のアユ漁にいったが、水量・流れの中の魚影は濃いが、濁流に危険を感じたので、早々と引き上げてきたものの、100匹くらいの釣果は出た。なぜ「漁」と言うのかは、獲ることを楽しむのではなく、漁師の心境で数多くを目標としているからだ。今...鮎の天ぷら~この時期の風物詩は獲れたての鮎~
揚げたての天ぷらは、誰がなんと言おうと超美味しい。カラッと揚がった新鮮天ぷらを食す第二弾として、翌日のランチは「天ぷら卵とじ丼」を推奨したい。天婦羅の食材は勿論だが、油・丼つゆ・炊きたての丼シャリの3拍子が融合して、さらに美味しくなるイメージがワシにはある。そんなシンプルな天丼も美味しいが、ここへお出汁のきいた卵とじをプラスすると、次の二段目ロケットに点火するようなイメージだ。所どころに天ぷらがお出汁を吸って、カリッとした部分に加えて出汁の吸った天ぷらも同時に味わえるのがポイントとなる。天ぷらが少ない場合は、天かすを揚げておいて残してあるものを追加することも考えたい。固まるには火力の弱いお鍋の中心にまず半分、そして良い加減に卵が固まれば、周囲の沸騰した部分にも、残った半分の溶き卵を流し込んで半熟で火を止め...天ぷら卵とじ丼~天ぷらの翌日には必ず丼ぶりランチ~
もよりの駅よりもひと駅先の、瀬田駅前にある梅原水産へランチを食べに行った。お刺し身を作ったら、どうしても半端ものとして細かいネタが出るようなので、ユッケダレを絡めて丼シャリの上から、おもむろにぶっ掛けてあるラフな仕上がりの「海鮮ユッケ丼@1200円」だった。海鮮ユッケは半端ものではなくて、普通に刻んで小さくしたものを使っているような雰囲気もある。味気ないと言うか、脂ののっていない部分ばかりが使われているかというと実はそうでも無い。中トロなんかも混ざっているので、徐々に重くなってくる感じがした。箸休め的なキュウリのスライスなんかを、片隅に付け合わせておくだけで、随分と食べるイメージが変わるのだが‥‥‥全力で海鮮刺し身をぶっ掛けに来ているんで、余裕のない盛り付けになっているのが残念。卵黄は潰して食べるとパワー...海鮮ユッケ丼~ランチに切り落としの半端を使う丼~
本来のチャーハンでは、量的に多くて完食できない場合が多いからと出来たメニューに「半チャーハン」がある、一人前のラーメンにチャーハンを半分セットにすれば、ちょうど良い量になるってことは誰でもわかる。しかし、最近はラーメン屋さんで「半チャーハン大盛り」って注文が通るのを耳にすることがある。このメニューはある意味変な響きで、極端に言えば「小めしの大盛り」って感じの同意語となる気がするからだ。アツアツの冷っこいめ・唐辛子抜きの激辛・キンキンに冷やしたひと肌‥‥‥ここまで言うと皮肉でイヤな感じだが、少なかれそんな感じの違和感が半チャーハン大盛りには含まれていると言うことだ。シャウエッセン・ピーマン・水菜・エリンギなどでチャーハンを作り、正真正銘の半人前みたいな量を量ったが、ラーメンの方も半ラーメンとしてしまったオマ...半チャーハンの大盛り~納得いかない変な響き~
メニューによっては、美味しいからお店で売られているにも拘わらず、ワシが絶対に選ばないお料理がある。その代表がハンバーグで、何故ならそんな店舗では牛ステーキも普通に扱っており、すでに80%くらいステーキに決定しているからだ。違う意味では、焼肉屋さんのクッパやビビンバなどは胃が3つくらいあって初めて注文できるかも‥‥‥。今回はチョイスされないメニュー同士を一緒に盛り付けてみた。それぞれ偏見に満ちた選択だが、煮込んで仕上げるお料理として、お皿でハンバーグとロールキャベツをドッキング。トータル的にはNGではないが珍しい組み合わせの一皿となった。ハンバーグだけでは飽きがきて「さぁ~2個めを食べるぞ!」とはならず、もう一方がロールキャベツだと食指が動くような気がする。代表的な洋食二種に、和の胡麻和えを付け合わせたのも...煮込みハンバーグ~煮込み料理ロールキャベツを一緒に盛る~
以前にガスコンロのオマケに貰った「ストウブ」があったのを思い出した。直火焼きなのか、蒸し焼きなのか?もひとつ判らない自分がいる。例によって細かい説明書やレシピ集は読まないで、大きな文字のみ呼んで使っていくことにしたが自信はまったくない。▲オコゲが目立ってワイルドな焼き上がりになった一般的にストウブと言うのは、ごく普通のお肉でも超美味しく焼けてしまうみたいな優れものだと言う知識くらいはワシにもある。箱に書いてある大きな字を見ると、定番の煮込み料理を始め、肉料理・魚料理・炊き込みご飯・パン焼きなどがお薦めとある。▲鶏もも肉の筋などを切って下処理をする▲ガステーブルを買うと漏れなくついてきたこれは鶏のもも肉くらい、行きがけの駄賃で焼けてしまいそうだ。モモ肉だけでは愛想が無いので、刻んだピーマンも放り込んでみた。...鶏もも焼き~初めてストウブで焼いてみたが‥‥‥~
京都の奥座敷として「貴船の川床」がある。うだるような暑さがある京都盆地だが、平安時代から続く貴族暮らしの方たちは、涼を求めて北の果てまで、涼みがてら美味しい川床料理に冷やっこい冷酒を傾けたってことだ。バブルの頃は「貴船で暑気払いでも」とよく誘われたものだが、ここんとこはお声もかからない。▲鮎の塩焼きは急流を泳ぐ姿そのもの▲▼清流のすぐ上に床が組まれてある貴船は川床(かわどこ)と言うが、鴨川は同じ字を書いても川床(かわゆか)となっている。貴船川の清流が涼を運んでくれるし、その真上に床が組まれて獲れたての「鮎の塩焼き」や「お造りの盛り合わせ」>など、小粋な料理に冷酒が良くあう。▲▼清流に流れがあれば天然クーラーがよくきく▼お造りはハモを中心に戻りガツオなどスイーツも数々ある中で、文明の利器を使っていない「氷室...貴船で暑気払い~京都の奥座敷として納涼の代名詞~
我が家の人間ではなくて、ワンのお話だが先々代・先代・モンちゃんと、異常なピーマン好きで、買ってきたら盗み食いをして、ワタシャ知らん見たいな顔をするが、口の周りがピーマンの種だらけで‥‥‥即!私が犯犬ですと言っているようなものだ。これが生ピーマンが美味しいと教えたわけでもなく、3ワンともに同じことをやってのけた。ところがワシは、ピーマン嫌いで進んで食べない感じのマイルドなものだ。かけ出し時代の京都七条の王将では、青椒肉絲のピーマン抜きと注文経験ありで、店長に「それ焼肉やん!」と突っ込まれたことも。それがいつしか青椒肉絲が大好物になったから不思議なものだ。青椒肉絲は、関西なら牛肉でつくるところだが、関東・本場中国では豚肉で作るのが本筋のようだから、そちらに寄せてみたのは豚肉が余っていたからかも知れない。炒めた...みんな大好きピーマン~青椒肉絲のピーマン抜き~
お姉ちゃん3005gと、弟くん3100gの元気な赤ちゃんが誕生した。出産間際のあの末っ娘の大きなお腹は、この子達計6105g・あと色々とお腹の中には合計8キロくらいは詰まっていた計算だろうか?入院期間中の面会はキッチンタイマーのようなものを持たされ、15分☓2人分の30分間だけ面会が許された。末っ娘のとんでもないお腹の大きさに圧倒されたのもあるが、普通に一人出産3500g程度の赤ちゃんでも、妊婦さんは辛いと言ってるのだから、今回は末っ娘の頑張りを素直に評価してあげたい。昨日は退院してきた当日で、仕事を終えて全員が集まったのは21時頃だった。出来合いのオードブル・お寿司などを用意したが、この日ばかりはお迎えに行ったり、荷物を運んだり、お買い物に行ったこと3回、女性陣からしたら大した仕事じゃないと評価されるだ...双子ちゃん誕生~ウチワでのお祝いも集合できたのは21時頃~
先日は、ニセの冷やし中華となるコンニャク麺で作れば、冷麺のような食感だったが、今回は生協のお試し商品で、素麺の要領で作った冷やし中華用の中華麺ということだった。この製品は、ぶっ掛けるタレのゴマダレが同梱されていて、至れり尽くせりで随分と作り易い気がする。今までの中華そばには、麺の硬さと言うかコシの方は求めなかったが、中華そばよりも、断然シコシコ感があって美味しい。この冷やし中華は、素麺の手延べと言う技法が使われており、乾麺もそーめんのように束に纏められている。2024年になったいま、冷やし中華も製造過程で改革があったと、他社も見習うべきだろう。トッピング食材などはこれまで通りの、トマト・錦糸玉子・レタス・キュウリ・ウインナー・温玉などで、満足いくところに「麺」が良いとなれば、今年は美味しい冷やし中華へと一...手延べ冷やし中華~素麺の技術は手延べで麺のコシ抜群~
エノキ茸を使った「なめ茸」製品には、ピリ辛へハンドルを切った製品が何社かあって、大衆的なナガノの製品には、減塩・ニンニク風味・明太子味に走った製品がある。食通の間では有名な、八幡屋磯五郎の唐辛子を使ったなめ茸は、風味抜群の唐辛子を配合させたようで超美味しそう。ここ最近は、ティックトック動画で頻繁に紹介されている、エノキ茸のなめ茸と同じような作り方で、ワシのピリ辛策は端的に、鷹の爪を多めに混ぜるだけに留めた。エノキ茸の石づき部分を切り落とし、3分割くらいにカットしてフライパンで炒めていく。水・昆布出汁・砂糖・日本酒・醤油・オイスターソースなど。昆布出汁は即席の調味料を、半カップくらいの水で溶かせておくとスムーズにいく。最終的にお約束の鷹の爪を3本細かく切って混ぜてみた。仕上げには、水溶き片栗粉で適度なトロミ...ピリ辛なめ茸~既製品のなめ茸よりもピリ辛に~
本日はいつもの焼き鳥屋さんが、常連さんの無茶ぶりに裏メニューで応えるべく、必死になっているマスターにチャチャを入れまくった。それをツマミに、デカカップで「レモンサワー」をひたすら飲んだ。ワシは密かに「もつ焼き」に舌鼓をうった。▲もつ焼きが超美味しいどうやら常連さんが、4人の宴会を予約されており、裏メニューの「もつ鍋」がリクエストされたそうだ。ワシは開店と同時にお店に到着したが、ひとつの土鍋にモツを始めつくね団子などを盛り付けに出くわした。そこへ常連さんの携帯から、4人が10人に増えるとのことで、お鍋は用意したもので良いと言う連絡だった。▲4人前のもつ鍋では10人が満足できない▲モツがぷりっぷりで超美味しそうさぁ~量的に見合わない土鍋を前に、マスターが悩み始めたので、ワシが土鍋を取りに帰っても良いが、少し違...もつ焼き~モツが美味しいのでアルマイト鍋を奨める~
新生姜が出始めて、初々しいところを酢漬け3日ほどで戴くと季節の風味を戴ける。色んな調味酢を試したが、トキワのべんりで酢が一番で、漬けて放置するだけで、最高の新生姜を楽しめるのでお試しあれ。さて今回は新生姜を使っての、自家製紅生姜づくりをご紹介。▲豚バラ丼にも自家製紅生姜▲このように漬かったら自家製紅生姜の完成新生姜の水分を抜くために、適度な厚さに切り分けて陰干しすること3日間ほどで、塩分が混ざった赤紫蘇・無塩の梅酢で漬け込むこと常温で一週間くらいで食べられるように。ワシは基本は刻んで炭水化物料理の箸休めに使っている、これが無いと困る吉野家の紅生姜のようになってしまった。▲玉子チャーハンにも自家製紅生姜▲ビーフチャーハンにも自家製紅生姜これにて漬かった紅生姜をスライスして、天ぷらに揚げるのは関西流の「生姜天...自家製紅生姜~炭水化物料理にアクセントの紅生姜~
今年も牛丼の吉野家さんから、麦とろ牛丼の販売が開始された。親子丼を押しのけて、このメニューが出てくる頃には、初夏の彩りがより濃くなってくる季節となる。もち麦ご飯のビタミン群が、牛肉との相乗効果で夏バテ防止の急先鋒となることは間違いない。オクラの彩りが良い感じだし、後から解ったのだが「冷や汁」って、これお店ではチンチンにアツかったんですけど。社員やバイトちゃんが、冷や汁の定義を理解せずに温めてるのではないだろうか?そう言えば味噌汁としては一風変わった味付けだったのは、すり胡麻がはいっていたことで、飲んで一瞬なんだ?この味噌汁の味はと思ったのが素直な感想だ。もち麦ご飯に逆らって、普通の白ご飯に変更をお願いした牛皿白米とろ御膳@717円(税込・50円引クーポン使用)では、白ご飯に紅生姜はお約束となっている。定食...牛皿麦とろ御膳~麦とろご飯は理に適った夏ランチ~
いつもは関西風のバラ寿司と題して、干し椎茸・干瓢・高野豆腐などを小さく刻んだものを使うのだが、今回はマグロ・サーモン・イカ・茹でえび・イクラなど海鮮魚介類と、厚焼き玉子・錦糸卵・キュウリ・自家製紅生姜・刻み海苔などを追加するのだから、今回ばかりは鮮魚が多いので、お江戸八百夜町の符丁から「江戸前ちらし寿司」と言うことになる。関西風ばら寿司ではなく、関東風の魚介ちらし寿司を作っていくことにしたので、いつものように生椎茸を天日干しして、戻して戻し汁も使って、干瓢・高野豆腐を煮込んでいく作業一切を略した。その代わりと言っちゃ~なんだが、速攻技で永谷園のすし太郎を利用させてもらったので、今回は意外と力技に早技も加わった超簡単ちらし寿司作りとなった。先日に新生姜を買ってきて、赤紫蘇・梅酢などで漬けたところだったので、...江戸前ちらし寿司~海鮮魚介類を使えば江戸前となり~
東京が江戸と言った時代には、目前に迫る東京湾で獲れる穴子のことを江戸前と表現したらしい。それが魚介類全般に使われる代名詞と変化していったようだ。今回はタコを使った炊き込みご飯「桜めし」の紹介でと、小ぶりのタコが春先から獲れることや、切った身が桜の花びらに見えたことや、ご飯がピンク色に染まったことが理由のようだ。今回は見た感じタコには見えないが、北海道産ミズダコのタコトンビと呼ばれる口の周りの部位を使っていく。理由としては、よく動かす部分で良い出汁が摂れることや、噛み応えがあって食感が良いことを利用させて頂いた。本来ならタコの皮の赤色でご飯がピンクになるのだが、タコトンビにはそれがない。見た感じは赤くもなく、鶏の肉のように見えるが、実はタコの旨みが究極にでているのが伝わりにくい。桜めしと呼ぶには少々抵抗ある...桜めし~釜めしの器にタコの炊き込みご飯~
先月は、から揚げが揚げカスだったミステイクの全力飯「かつやさん」だったが、今月も期間限定のメニュー「マグロとささ身のカツ丼@769円(税込・100円引券)」を提供されていたので、気は進まないものの、恒例であるからしてオーダーした。マグロのカツは、豚ヒレ肉を更に柔らかくしたようなイメージで、魚と言うよりお肉の顔をしている。お魚の臭みを想定してか、タレは薬味ダレと称して、刻み生姜・ネギを漬け込んだ醤油を使っている。これはアッサリ系のささ身にも良く合うタレで、裏側から見ると大根おろし迄添えてある周到さだった。双方のカツによく合う薬味ダレは、この丼にこそ合うもので冷やっこの薬味と酷似しているんで、勘違いしそうなお味だった。ワシが丼を注文するのは、定食と違って丼の中にはロマンがあると考えるからで、何故ワシが注文する...マグロとささ身のカツ丼~全力飯のかつやさんから期間限定~
前回買ってから2年が経過していた、三輪素麺9キロ木箱入りが補充の時期を迎えた。木箱入りで買っておくと、日が経つにつれて更に「ヒネ」と呼ぶ美味しさが出てくるような気がしている。今回は、手延べ三輪そうめん玉井製麺所@9980円(税込)を選んでみた。チマチマと買うよりは断然有利なお値段で、例え消費するのに3年かかっても、木箱買いが正解だと感じている。細くてコシのある三輪素麺は、冷水で〆るのが美味しく戴くポイントで‥‥‥スワッ!麺つゆには相方がアレルギーの宗田節が使われているではないか?冷や素麺の美味しさは夏場の酷暑の時には重宝する。しかし、これからは沖縄のソーミンチャンプルのように、麺つゆの使用無しで炒めて食べるのもアリだと思う。ソーミンチャンプルのポイントは、黒毛和牛の牛脂とニンニクで、旨みと香りを持たせると...三輪素麺9キロ~夏場はアッサリと素麺がウケる~