液晶ディスプレイの⾼機能化を可能にする新たな研究成果を、近畿⼤学と⽴命館⼤学による研究グループが7月14日に発表。⾼度な次世代セキュリティ認証技術の実⽤化や、⾼機能有機ELデバイスの製造コスト削減などにつながることが期待されるとしている。液晶材料を用いて、アキ
薄型テレビと関連する液晶・有機EL・プラズマ技術、業界企業そして市場トレンド情報を掲載していきます。
<NHK技研公開>伸縮ディスプレイが多画素化/小型&広視野角カメラを実現する湾曲イメージセンサー/光位相の制御で3D映像の再生を目指す
NHK放送技術研究所は、5月29日(木)から6月1日(日)まで、最新の研究開発成果を一般公開するイベント「技研公開2025」を開催する。本稿では、伸縮可能なフルカラーディスプレイや、広視野撮影を目指した湾曲イメージセンサーなど、「フロンティアサイエンス」領域の展示
出光興産の蛍光型青色材料による有機EL 世界最高レベルの発光効率と長寿命 米シンポジウムで最優秀論文賞
出光興産は、蛍光型青色材料を用いた有機EL素子分野において、積層型発光層素子の詳細解析を実施し、世界最高レベルの発光効率の実現と長寿命化を達成した。同技術は、有機ELディスプレーの省電力化と製品の長寿命化による環境負荷の低減に寄与する。 また、この成果はディ
心電図や情緒の測定ができる「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」発売、GPSの精度向上 約3.7万円から
ファーウェイ・ジャパンが5月27日、スマートウォッチの新製品「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」を発表。6月3日に発売する。市場想定価格(税込み)は、フルオロエラストマーベルトのブルーとブラックが3万7180円、ナイロンベルトのグリーンが3万9380円。HUAWEI WATCH FIT 4 Proは、
旭化成は27日、アクリル樹脂やその原料の「MMA」など4事業から撤退すると発表した。川崎製造所(川崎市)で手がける製品で、中国勢の増産などで市況が悪化していた。石油化学事業を縮小し、同製造所は水素向け素材などの製造拠点へ転換を目指す。生産能力で国内2位のMMAと、
ディスプレイが周囲を観察? マイクロLEDの量産化がもたらす変化とは VueReal
スマートデバイスや自動車ディスプレイの常識を覆し得る、カナダ発のスタートアップが注目を集めている。VueReal(ビューリアル)は、独自開発の「マイクロソリッド・プリンティング(MicroSolid Printing)」技術で、マイクロLEDの量産という「不可能」とされてきた業界の壁
シャープ第2工場売却 亀山市長「雇用や地域の取引企業への影響はない」 三重
三重県亀山市のシャープ第2工場が売却されることについて、亀山市長は「現時点で影響はない」と述べました。 シャープは液晶事業の不振を受け、中型や小型の液晶パネルを生産する亀山工場の第2工場を来年8月までに親会社である台湾の「鴻海精密工業」に売却します。
全固体電池の劣化メカニズム、東レリサーチなどが解析して明らかにしたこと
【無機系微粒子・超微粒子 技術と応用の最新動向 東レリサーチセンター 調査研究部門 1994年136-02309東レリサーチセンター(東京都千代田区)と産業技術総合研究所は、全固体電池の劣化メカニズムを解析し、固体電解質の化学構造変化が電極との剥離を引き起こしている可能性
東レ、リチウム電池部材事業「縮小・撤退も」 EV市場低迷受け
東レの大矢光雄社長は26日、記者団と懇談し、電気自動車(EV)市場の低迷など厳しい事業環境が続く中、リチウムイオン電池のセパレーターフィルム(BSF)事業の縮小・撤退も含めた「あらゆる可能性」を検討していると明らかにした。BSF製造を手掛けるハンガリー
5月5日に提供終了となった通話・チャットサービス「スカイプ」は、オンラインのコミュニケーションに革命を起こしただけでなく、さまざまなネットカルチャーの始祖とも言える存在だった。今回は改めてその功績について振り返ってみたい。「エロイプ」のこととか。■スカイプ
「COMPUTEX TAIPEI 2025」の一般参加日どうだった? 動画で振り返る最終日
5月20日から始まった見本市「COMPUTEX TAIPEI 2025」が、23日に閉幕した。基調講演は19日から行われ、NVIDIAのジェンソン・ファンCEOが“地元”で凱旋(がいせん)を果たしたかのように話題を振りまいていた(22日に出国する際は、地元のTV番組でもレポートされていた)。一
デル、QD-OLEDパネルを採用した4K対応の32型ディスプレイ
デル・テクノロジーズはこのほど、4K表示に対応した32型有機ELディスプレイ「Dell 32 Plus 4K QD-OLEDモニター」(S3225QC)の販売を開始した。価格は14万9800円だ(税込み)。
これは盛り上がる! 物理的に。サムスンが展示した三つ折りディスプレイに続く次世代ディスプレイ
みなさんこんにちは、香港在住の携帯電話研究家、山根康宏です。COMPUTEX TAIPEI 2025の取材で台湾・台北に来ています。ディスプレイメーカーであるサムスンディスプレイが、新しいタイプのディスプレイを展示していました。その名も「Stretchable Display」。Stretchable=
太陽光パネルの国内シェア95%が海外製、8割が中国 不審な通信機器報道
国内で2024年に出荷された太陽光パネルの約95%が海外製であることが21日、産経新聞の集計で分かった。うち8割超を中国製が占めるとみられ、国内流通分のほとんどを依存している状況が浮き彫りになった。中国製の太陽光発電システムを巡っては、一部で送電網に障害を引き起こ
日本企業の炭化ケイ素(SiC)パワー半導体戦略が曲がり角を迎えた。SiCウエハー大手の米ウルフスピードが米連邦破産法第11条(チャプター11)の適用申請を行う準備を進めている。中国勢の攻勢で価格が下落。技術でも差が縮まってきた。同社と10年契約を結ぶルネ
厚さ数十㎛...日本電気硝子の超薄板ガラス、折り畳みスマホが採用
日本電気硝子の超薄板ガラス「Dinorex(ダイノレックス)UTG=写真」が、米モトローラ・モビリティの折り畳みスマートフォン「モトローラレイザー60シリーズ」に採用された。
ペロブスカイト太陽電池で世界初の上場、中国「協鑫光電」が名乗り 大量生産へ
世界のクリーンエネルギー市場が引き続き活況を呈しているなか、次世代の太陽電池技術として期待されるペロブスカイト太陽電池への関心も高まりつつある。最近、この分野を代表する中国の新興エネルギー企業「協鑫光電(GCL Perovskite)」が、2025年内にも香港での新規株式
かつて市場を席巻した国産液晶メーカーの没落が鮮明だ。「日の丸液晶」として期待を集めたジャパンディスプレイ(JDI)は業績不振に苦しみ、国内従業員の6割に当たる1500人程度を削減する。シャープも亀山第2工場(三重県亀山市)を親会社の台湾・鴻海(ホンハイ)
TCL発、3万円台!まるで紙のような質感の高性能タブレット AIスマート機能搭載で自動議事録・翻訳・要約も可能
これまでのタブレットとは一線を画す、新感覚のビジュアル体験を。TCLが誇る独自技術NXTPAPER 4.0により、まるで紙のように目にやさしく、それでいて鮮やかな画面表示を実現した次世代タブレット「NXTPAPER 11 Plus」登場。
ジャパンディスプレイ、車載ディスプレイ事業を分社化…新会社「AutoTech」設立へ
ジャパンディスプレイは、車載用ディスプレイ関連事業を新設分割により設立する子会社「株式会社AutoTech」に承継させることを決議した。この件は6月21日開催予定の第23回定時株主総会および普通株主による種類株主総会に付議される予定だ。新設分割は、ジャパンディスプレイ
サムスン、厚さ5.8mmの超薄型スマホ「Galaxy S25 Edge」を発表
サムスン電子は、厚さわずか5.8mmの超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」を海外で正式に発表しました。重さも163gと非常に軽量で、薄型設計ながらも高性能なカメラやAI機能を備えたモデルとして注目を集めています。厚さわずか5.8mmの「Galaxy S25 Edge」発表本製品は、
偏光レンズのサングラスをかけると、カーナビなどの液晶ディスプレーの画面が見えにくくなる技術的な課題を解決しようと、慶応大学のグループが特殊なフィルムを開発し、今後、製品化を目指すことにしています。カーナビやスマートフォンなどの液晶ディスプレーは、映像を表
石川工場「低コスト」で勝負 JDI大規模リストラ CEO「身の丈に合った挑戦」
大規模なリストラに踏み切った液晶パネル大手ジャンパンディスプレイ(JDI)のスコット・キャロン会長最高経営責任者(CEO)は15日、都内で開かれた決算会見で、石川工場に生産を集約する理由に「低コスト」を挙げた。その上で「規模は小さくなるが、十分に勝てる。JDIの身の
JDI茂原工場閉鎖、茂原市長「誠に残念」 県や市が雇用確保に注力
液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)が主力の茂原工場(茂原市)閉鎖と大幅な人員削減を表明したことを受け、県や茂原市は雇用確保に本格的に乗り出す意向を明らかにした。戦後、茂原の発展を支えた日立製作所茂原工場の流れをくむ地域のシンボルだけに、地元への様々
液晶のJDI、1000人超の削減検討 国内従業員は半減の可能性
経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)が国内で1千人超の人員削減を検討していることが14日、関係者への取材でわかった。国内従業員数(約2700人)が半減する可能性がある。同社は慢性的な赤字に陥っている。人員削減で事業規模がさらに縮小し、経営が厳しさを増すのは必
パナソニック、新有機ELパネル「プライマリーRGBタンデム」搭載のフラグシップ4Kビエラ「Z95B」
パナソニックは、新世代有機ELパネル「プライマリーRGBタンデム」を搭載した4Kテレビ “ビエラ” のフラグシップ・4K有機ELテレビ「Z95B」シリーズを6月下旬より発売する。価格はオープンだが、ラインナップと税込の市場予想価格は以下の通り。<Z95Bシリーズ>・65型「TV-65
昨秋、「原子を操って創る!無機量子材料」の研究開発で、第14回「フロンティアサロン 永瀬賞」※の特別賞を受賞した神戸徹也先生。量子コンピュータや超伝導体など次世代の先端技術に必要な材料、いわゆる量子マテリアルの開発では若手の第一人者として注目されてきた。
環境省と経済産業省は13日、太陽光パネルのリサイクル義務付けに関する法案の今国会への提出を見送る方針を明らかにした。内閣法制局から他の関連法令との調整などを求められた。事業者のリサイクル費用の負担手法などを再検討する。両省の大臣が閣議後の記者会見で言及した
テレビに使われる有機ELパネルの価格下落に歯止めがかからない。1〜3月期の大口取引価格は流通量の多い55型品で3四半期連続の下落となった。一方、液晶パネルは1〜3月に値上がりした。世界的な物価高のなかで、相対的な価格の高さなどを背景に有機ELテレビの需要は弱く、パネ
シャープは12日、中小型液晶パネルを生産する亀山工場(三重県亀山市)の第2工場を、2026年8月までに親会社である台湾の鴻海精密工業に売却すると発表した。液晶事業の縮小の一環。亀山工場は04年に稼働を開始し、かつて生産された液晶テレビは「世界の亀山モデル」としてシ
李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長が13日、大阪・関西万博を訪れる。先月の出張に続いて1カ月ぶりの日本訪問となる。財界によると、李会長は13日に大阪万博「韓国の日」行事に出席する予定だ。先月13日に始まった大阪万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」を
サムスン「敗北」で韓国経済も斜陽へ。なぜ新しい産業は育たないのか?
韓国経済 大崩壊の全内幕韓国経済の停滞感が強まるなか、サムスンをはじめとする半導体産業の衰退が深刻さを増している。かつて世界をリードしたメモリ半導体技術も、中国勢に追い越され、もはや優位を保てない状況だ。技術開発力の鈍化、基礎研究の脆弱性、産業集積度の薄さ
サムスンディスプレイ 無偏光板有機発光ダイオード(OLED)技術「LEAD」でSIDが選定した「今年のディスプレイ賞」を受賞
サムスンディスプレイは無偏光板有機発光ダイオード(OLED)技術「LEAD」で世界情報ディスプレイ学会(SID)が選定した「今年のディスプレイ賞(DIA)」を受賞すると6日明らかにした。LEADは2021年サムスンディスプレイが世界で初めて開発した無偏光板技術で、外部光の反射を防ぐ機
日本大学,北里大学,香川大学,愛媛大学は,属イオンを中心に持つキラル分子を開発し,このキラル分子が形成するカラムナー液晶の内部構造を明らかにするとともに,擬ラセミ体形成を利用した新たなキラル光学材料の開発手法を提案した。カラムナー液晶は,ディスプレー等に
再生可能エネルギーを中心とした発電事業者の倒産や廃業が相次いでいる。2024年度(2024年4月~2025年3月)に発生した、太陽光発電や木質バイオマス発電など再エネを中心とした発電事業者の倒産(負債1000万円以上、法的整理)は8件となり、前年度から倍増した。休廃業・解散(
ルネサス・JDI・JOLEDに出資、終止符を打ったINCJの活動を振り返る
政府系ファンドのINCJ(旧産業革新機構)が3月末、約15年間の活動に終止符を打った。日本の産業競争力強化に向け、事業再編・統合や創業期のベンチャー企業への投資を行いリスクマネーの供給を担った。その活動には政府関与や民業圧迫などの懸念がつきまとった一方、
マイクロディスプレイ開発のKopinが米軍と契約 パイロット向けヘルメットディスプレイも順調
マイクロディスプレイを開発する米Kopin Corporationが、軍事用途向けの新たな大型契約を複数獲得したことが明らかになりました。同社は米陸軍とのマイクロOLED技術共同研究に関する契約と、総額750万ドル(約11億円)規模となるパイロット用ヘルメットディスプレイの供給契
29年前、清華大学の実験室で、若者数人が、光を放つガラス片をじっと見つめていた。それは中国初の有機ELディスプレイ「OLED」の開発に向けた実験だった。その当時、ディスプレイ産業は海外の独占状態だった。有機EL製品の製造メーカー・維信諾(Visionox)の張徳強・董事長
日本精機、TFT液晶モジュール製造の合弁会社をインドに設立へ
日本精機は、台湾のEmerging Display Technologies Corporation(EDT社)と合弁契約を締結し、インドにTFT液晶モジュールを製造する合弁会社「EDT-India Private Limited」を設立することで合意した。新会社は、日本精機の子会社NS Instruments India Private. Ltd.の敷地内
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液晶ディスプレイの⾼機能化を可能にする新たな研究成果を、近畿⼤学と⽴命館⼤学による研究グループが7月14日に発表。⾼度な次世代セキュリティ認証技術の実⽤化や、⾼機能有機ELデバイスの製造コスト削減などにつながることが期待されるとしている。液晶材料を用いて、アキ
サムスン電子は9日、折りたたみ式スマートフォンの新モデル3機種を発表した。ライバルのアップルが来年にも、初の折りたたみ式スマホを投入するとみられる中、同市場での優位性を維持する狙いがある。 新製品は2000ドル(約29万2800円)の「ギャラクシーZフォールド7
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は定時株主総会で、日本経済が「30年停滞した理由」について見解を述べた。孫氏は同時に、同社が目指す将来像として「10年後にはASI(人工超知能)の世界でナンバーワンのプラットフォーマーになる」と意欲を示した。 孫氏は、企業
「この狂った世界の中で、日本は健全(正気)です」“知の巨人”とも言われるヘンリー・ミンツバーグ氏は5月下旬、人材・組織コンサルティングを手掛けるジェイフィールが開いたクローズドなトークセッションの中でそう語った。ミンツバーグ氏と言えば、『戦略サファリ』など
台湾の電子機器大手、鴻海精密工業は先ほどEV=電気自動車の今後の戦略について会見を開き、EV部門トップの関潤氏は日本の自動車メーカーとの協業について、「相乗効果が得られる所とやりたい」と述べました。
ディスプレイ機器メーカーの(株)ジャパンディスプレイ(TSRコード:294505385、東京都港区、以下JDI)の動向が注目されている。JDIは2012年4月、国内大手電機メーカー各社のディスプレイ事業会社が統合して発足した。期待を込めて「日の丸液晶」と称されたが、その後も過当
トランプ米大統領の掲げる上乗せ関税の発動が目前に迫る中で、米国の貿易相手は交渉の最終局面で難しい対応を迫られている。トランプ氏自身が、もはや交渉にしびれを切らしていると隠していないためだ。 欧州連合(EU)やインドを含め各国・地域の交渉担当者が制裁的な
フィルムメーカーの大倉工業がこのほど中国・上海の長寧区に駐在員事務所を設立した。ディスプレー製造に用いられるフィルムの情報収集拠点とする。製造拠点以外の事業所設立はアジアで初めて。中国ディスプレー市場の拡大に対応する。
米アップルは、2026年前半に新製品の大規模な投入を計画している。低価格帯の新型iPhoneや複数のiPad、アップグレードされたMacが含まれる見通しだ。 事情に詳しい関係者によると、来年の春までに投入予定の製品群には、エントリーレベルのiPadとiPad Airの刷新、外付けのMa
Appleが開発中とうわさされる折りたたみ式「iPhone」について、有機EL(OLED)ディスプレイの生産準備が始まったと、韓国のETNewsが7月10日に報じた。それによると、折りたたみ式iPhoneの供給はSamsung Displayが数年間にわたり独占的に受託。同社は韓国にある工場で専用の
ヤマダホールディングス(本社:群馬県高崎市)は、2025年7月19日(土)より、ヤマダオリジナル「JVC Fire TV搭載スマートテレビ※1 YX10シリーズ・YS10シリーズ(各65v型、55v型、50v型、43v型)」を全国のヤマダデンキ・ベスト電器・マツヤデンキ店舗(一部店舗を除く)お
日本のテレビ市場において、2024年にソニーやパナソニックを押さえて販売シェア4位につけたのが、中国の新興家電メーカーTCLです。2025年2月には、IOC(国際オリンピック委員会)とワールドワイド・オリンピック/パラリンピック・パートナー契約を結んだことで、さらに存在
長年、家電業界を見てきた価格.com編集長が、価格.comが保有するさまざまなデータと、自身の知識・経験をベースに、家電製品の最新トレンドを解説。今押さえておくべき機能やスペックを紹介しつつ、コスパ、性能、ユーザー評価などの観点から、今買って間違いなしの製品を厳
カーナビゲーション大手のパイオニアが台湾の液晶パネル大手イノラックスの傘下で再出発することになった。2000年代に入って経営不振に陥り、外資系投資ファンドの支援を受けて再建を進めてきた。同じ製造業の親会社のもとで競争力を高める。 パイオニアを買収するのは
OKI傘下の沖電線はこのほど、曲げることができるフレキシブル基板の新製品を発売した。ロケットや人工衛星など航空宇宙市場向けに開発した。最長で100メートルもの基板を提供することもできる。独自技術により、幅や長さなど顧客メーカーの要望に合わせた生産がしやすくなっ
現在の半導体パッケージでは、主に有機材料(ABF:味の素ビルドアップフィルムなどが有名)で作られた基板が用いられている。しかし、AIチップのように膨大な数のトランジスタを詰め込み、複数のチップレット(小さなチップ部品)を高密度に統合するようになると、従来の有機
ジャパンディスプレイ(JDI)が経営再建に向けもがいている。5月に車載ディスプレー事業の子会社化など一連の改革を発表し、6月に新しい最高経営責任者(CEO)が率いる体制が始動した。新体制披露の場となった株主総会でも株主から厳しい視線が注がれた。打ち手は限られてき
出光興産株式会社(以下「当社」)は、全固体リチウムイオン二次電池(以下「全固体電池」)の材料となる硫化物系固体電解質の量産技術開発に向けた小型実証設備 第2プラント(千葉県袖ケ浦市、当社次世代技術研究所敷地内、以下「第2プラント」)の能力増強を計画していま
7月1日に法的整理を弁護士に一任したことを取引先などに通知した(株)秀和システム(江東区)は7月4日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には永野剛志弁護士(東京丸の内法律事務所、千代田区丸の内3-3-1)が選任された。 負債総額は約400名に対して約50
広島大学の斎藤健一教授らは、シリコン製の微細結晶「量子ドット」を合成し、高性能の量子ドットLEDを開発することに成功した。光の強度が70%に落ちるまで220時間かかり、従来のシリコン量子ドットLEDと比べて約8.5倍長寿命だった。波長の長い赤色の光を出すことができ、植物
半導体の先端パッケージング(封止)工程にガラスなど長方形のパネル基板を用いる技術が台湾で注目されている。円形基板を使う従来手法に比べ量産効率を高められる可能性がある。液晶大手の群創光電(イノラックス)は年内に量産を始める予定だ。台湾・鴻海(ホンハイ)精
6月末に就任したシャープの沖津雅浩社長は16日、報道各社のインタビューに応じ、テレビ向け大型液晶パネルを製造する大阪・堺工場を「来月くらいには完全停止する」と明らかにした。沖津氏は、液晶事業の悪化で2期連続の連結純損失に陥っている業績に関し、白物家電など
日本精機は、ヘッドアップディスプレイ(HUD)のコア部品である『凹面鏡』を生産増強するための新工場「蔵王工場」を、新潟県長岡市の本社隣地(長岡市東蔵王2丁目)に竣工した。蔵王工場は、約1年前に生産を終了した同社・液晶(LCD)ディスプレイ事業のディスプレイ製造工
ベトナムは親日国と言ってよい。学校では1945年の北部の飢饉は日本の帝国主義者がもたらしたものだと習うが、それを繰り返し教えられているわけではない。歴史の一コマとして習っているだけだ。そして日本と同じで、庶民は歴史教科書の詳細な記述など覚えていない。一部のイ
ソニーは、「QD-OLED」パネルを搭載したハイエンド・4K有機ELテレビ“A95Lシリーズ”を8月10日に発売する。価格はオープンとなっており、ラインナップと市場予想税込価格は以下の通り。“A95Lシリーズ”・65型 「XRJ-65A95L」 770,000円前後・55型 「XRJ-55A95L」 605,00
BMWミニとして本邦初「カントリーマン」を名乗ることになったこのクルマは、以前はミニ・クロスオーバーと呼ばれていた。都合3世代目となる新型はBMWのX1とコンポーネンツの多くを共用しており、そのボディはコンパクトとは言い難い。新型ミニ・カントリーマンはガソリンとデ
シャープは、国内で唯一生産していたテレビ向け液晶パネルの生産停止に伴い、子会社の従業員を対象に、約500人の早期退職を募集していることがわかりました。シャープは、液晶パネルの不振を受けて堺市にある子会社SDP=「堺ディスプレイプロダクト」の工場での稼働を、今
京セラ傘下の京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は9日、太陽電池を搭載した農業用ハウスを初期費用なしで農家などに提供する事業を始めると発表した。KCCSが設置費用を負担し、つくった電気を企業などに販売する。まず岡山県玉野市で7月下旬に第1号の施設を稼働させ、
SCREENファインテックソリューションズは2024年6月25日、有機ELバックプレーンのブラックPDL(BPDL)形成工程向け塗布現像装置「SK-B」シリーズ2機種を発表した。有機ELディスプレイ製造装置群「E」シリーズの新たなラインアップに追加する。第6世代基板(1500×1850mm)に
韓国サムスン電子の労働組合が10日、給与アップなどを求め無期限のストを宣言した。会社側は「生産に支障がないよう対応する」と説明しているが、長期化すれば影響も懸念される。
セレクチュアーは、「水だけで光るLEDライト/AQUMO CANDLE アクモキャンドル」の別注デザインを7月10日に発売する。価格は990円。ECサイト「アンジェ web shop」にて取り扱う。マグネシウム金属空気電池(特許技術)を用いたLEDライト。水分に約2秒浸すと、マグネシウムと酸素
総会前日に突如発表されたシャープの社長交代。鴻海は新任を含むすべての取締役に反対票を投じた。なぜここまでシャープと鴻海の関係はこじれたのか。急浮上した堺工場のAIデータセンター構想、シャープ再建の行方は。「各位股東朋友們、大家好(株主および関係者の皆様、こ
シャープは技術展示イベント「SHARP Tech-Day’24 “Innovation Showcase”」を9月17日と18日に開催する。場所は東京国際フォーラム(東京・千代田区)。参加には事前予約が必要だが、参加費はかからない。2023年11月にも技術展示イベント「SHARP Tech-Day」を開催したシャー
シャープは9日、三重県多気町にある三重事業所の第1工場(延べ床面積約6万平方メートル)を、アオイ電子(高松市)の半導体の生産ラインに転用することで同社と合意したと発表した。工場を貸すのか売却するのかなどは今後詰める。 半導体チップを基板に実装し、製品にする
世界初の三つ折りスマホをめぐる開発競争は、Huaweiに軍配が上がりそうです。詳細は以下から。海外メディアの報道によると、Huaweiが本格的に三つ折りスマホを開発しているそうです。これは最新スマホやプロセッサなどについて確度の高いリーク情報を数多く提供しているDigit
韓国は年間に輩出される博士が1万7760人(2022年基準、韓国研究財団)であり、このうち理工系は40%にとどまる。それすらも卒業後には脱韓国を選ぶ雰囲気がますます強まっている。韓国科学技術研究院(KIST)のソン・ジウォン研究企画調整本部長は「理工系学
手で操作する透明ディスプレー、バーチャルリアリティ(VR)に接続するヘッドセット…。未来を描いた空想科学映画にはディスプレーがよく登場する。スマートフォン、テレビ、自動車、VR機器などに搭載されるディスプレーは電子市場の最前方を占める核心部品であり、関連
半導体製造装置メーカー「ジュソン・エンジニアリング(JUSUNG Engineering Co., Ltd.)」の会長が自社の技術を発表する場で、ガラス基板を割ってしまうという想定外の事態が発生した。 証券業界によると、5日、ソウル・汝矣島の金融投資教育院で行われたジュソン・エンジニ
さまざまなガジェットを愛用する私ですが、忘れてはならないのが電子ペーパー端末です。これまでいくつもレビューをしてきました。そんな中でも、愛用している「BOOX」シリーズから、新製品「Go」が発売となりました。自然なデザインで軽量をコンセプトとしたシリーズで、ラ
2022年8月にバイデン大統領によって導入された「インフレ抑制法(Inflation Reduction Act: IRA)」は、米国太陽光発電産業の国内生産拡大の引き金となり、国内生産の拡大が大きく期待されている。 そんな中、すでに国内生産計画を取り下げるケースが起きてしまった。 今年