シャープは、AQUOSテレビの2024年夏モデル 7ライン計17機種を6月15日から順次発売する。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、量子ドット有機EL「AQUOS QD-OLED」が55型で約44万円から、量子ドットミニLED「AQUOS XLED」にはコンパクトな43型などが加わり、約24.2
薄型テレビと関連する液晶・有機EL・プラズマ技術、業界企業そして市場トレンド情報を掲載していきます。
2024年5月
シャープが新AQUOSテレビ 4タイプ17機種を一挙発表、6月から順次発売
シャープは、AQUOSテレビの2024年夏モデル 7ライン計17機種を6月15日から順次発売する。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、量子ドット有機EL「AQUOS QD-OLED」が55型で約44万円から、量子ドットミニLED「AQUOS XLED」にはコンパクトな43型などが加わり、約24.2
シャオミから「Xiaomi TV Max 86"」 86型ベゼルレスのチューナーレステレビ
モバイル機器などを手がけるXiaomi Japan(シャオミ・ジャパン、東京都港区)は、チューナーレス・スマートテレビ「Xiaomi TV Max 86"」を2024年5月中旬に発売。 4K解像度(3840×2160ピクセル)対応のベゼルレス、86型サイズを実現した。リフレッシュレートは120Hzで、高
世界最安折りたたみスマホ「Blackview Hero 10」レビュー!1億画素と有機EL
多数の廉価スマートフォンやタブレットをリリースしているBlackviewから、5月20日に発売される同社初となる折りたたみ式スマートフォン「Blackview HERO 10」の提供があったのでレビューします。5月20日〜6月7日までの期間、AliExpressのこちらのページで発売セールが実施
中国液晶パネルはなぜ世界トップになったのか 日本シャープ液晶の幕引きに思う
中国問題研究者の分析記事。毛沢東の第二次大戦後の建国以降の工業発展の視点からの分析は興味深いです。かつては世界を制覇していた液晶パネルの王者シャープが幕を閉じた。気が付けば中国が液晶パネルの世界トップを走っており、世界生産シェアの70%を中国製が占めてい
TCL史上最大、115型のミニLED+量子ドット4K液晶TV。約500万円
TCL JAPAN ELECTRONICSは、4KミニLED液晶テレビ「X955」シリーズとして、TCL史上最大115型の「115X955MAX」などを5月16日より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は500万円前後。合わせて、98型「98X955」(160万円前後)、85型「85X955」(80万円前後)も展開
新型「iPad Pro」の有機EL画面、青の再現で不具合が発生
ついに発売が開始された「新型iPad Pro」ですが、海外からは「青の表示がおかしい」との気になる報告が寄せられています。新型iPad Proでは、iPadシリーズとして初めて有機EL方式の「Ultra Retina XDR」ディスプレイを搭載。最先端のタンデムOLEDテクノロジーにより、高い
新型「iPad Pro」、驚きの薄さでも折れ曲がりにくいのはなぜ? アップル幹部が説明
先日アップルが発表したM4 iPad Proは、シリーズ初の有機ELディスプレイ搭載もさることながら、すさまじい薄さが注目を集めています。なんと13インチは5.1mmで、アップルは「iPod nanoより薄い」と強調していました。そこで気になるのが、どれだけ頑丈か? 一般的にタブレ
「ペロブスカイト太陽電池」耐久性向上のカギ、封止樹脂でトップ目指す
ペロブスカイト太陽電池の実用化に向けて耐久性は重要な課題だ。耐久性を高める上で、水蒸気や酸素から発電層を保護する封止樹脂は重要な役割を担う。封止材メーカーのMORESCO(モレスコ)は、自社が誇る技術でペロブスカイト太陽電池の封止材需要を狙う。桐蔭横浜大学の宮
シャープ、成長の足踏み要因を特定 社内イントラネットで従業員向けメッセージを発信
シャープの社長執行役員兼CEOの呉柏勲(ロバート・ウー)氏は5月14日、2023年度連結業績を発表したのにあわせて、社内イントラネットを通じて、従業員向けメッセージを発信した。決算では2年連続の大幅な最終赤字を計上したほか、堺ディスプレイプロダクト(SDP)における
「亀山モデル」「液晶のシャープ」終幕、液晶事業不振で2年連続赤字…立て直し急務
シャープは14日、主力の液晶パネルの生産から撤退し、事業の売却を検討する方針を明らかにした。テレビ向け大型パネルを手がける「堺ディスプレイプロダクト」(大阪府堺市)の生産を9月末までに停止し、パソコンやスマートフォン向けの中小型パネルは段階的に事業を縮小
「負け組」JDI、年内量産立ち上げの次世代OLEDが「われわれの将来を担う」
ジャパンディスプレイ(以下、JDI)は2024年5月13日、2024年3月期(2023年度)通期連結決算を発表した。売上高は前年度比12%減の2392億円、営業利益は同102億円増で341億円の赤字、純利益は同185億円減で443億円の赤字だった。2014年3月の株式上場後、赤字は10年連続となっ
新型「iPad Pro」「iPad Air」実機で感じた進化点とeSIM体験が示す未来
2024年5月15日に発売となる「iPad Pro」並びに「iPad Air」を数日間、試用する機会を得た。やはり、最も気になるのが「iPad Pro」だ。これまでディスプレイは液晶だったが、今回から有機ELディスプレイを採用しているのが大きな変化点だ。この有機ELディスプレイによって、
シャープ、堺の液晶パネル工場の生産停止へ 赤字続きで経営判断
シャープがテレビ向けを中心とした大型液晶パネルをつくっている堺工場の生産を停止する方針を固めたことが13日、分かった。赤字が続いており、継続は難しいと判断した模様。14日に発表する中期経営計画に盛り込む可能性が高い。液晶事業の人材をソニーグループの半導体工場
液晶パネル大手JDIが11年連続の赤字へ 原料、加工費高止まりで不振続く
液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)は13日、2025年3月期連結決算の純損益が266億円の赤字になるとの業績予想を発表した。赤字になれば11年連続。原料や加工費の高止まりでスマートフォン向けなど液晶ディスプレーの不振が続く。売上高は7・3%減の
北海道大学、鉄を微量に含んだ二次元層状物質における超伝導磁束の液晶状態を観測
北海道大学(北大)は5月8日、二次元層状物質である遷移金属「ダイカルコゲナイド化合物」に微量の鉄(Fe)原子をインターカレート(層状物質の層間への他の原子や分子の挿入)することで、超伝導磁束の液晶状態とそのダイナミクスの観測に成功したことを発表した。同成果は、北
【ピックアップ記事】万博会場ガス爆発、新たな論争の火種? 子供招待に「待った」…非維新も問題視
2025年大阪・関西万博の開幕を来年4月に控え、人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の会場予定地で今年3月に起きたガス爆発事故が波紋を広げている。けが人はいなかったものの、夢洲の一部では可燃性ガスが発生しており、大阪府が会期中に計画する子供の無料招待
サムスンディスプレイ、アップルの専門組織を強化…先行研究チームの新設
サムスンディスプレイが組織改編を通じ、アップル関連の先行研究チームを新設した。2日、業界によると、サムスンディスプレイは今月初め、器興(キフン)研究所傘下に「A先行研究チーム」を新設する内容を骨子とする組織再編に踏み切った。 アップル関連の開発人材を集結さ
LGDのiPhone 16用有機EL、画面大型化で量産化難航の報道
中国のディスプレイ情報サイト『WitDisplay』は2024年5月6日付で消息筋の話として、韓国サムスンディスプレイ(Samsung Display)と韓国LGディスプレイ(LG Display= LGD)が、米アップル(Apple)のスマートフォン2024年モデル「iPhone 16」シリーズに供給する有機EL(OLED
ビエラがFire TVに。第二世代マイクロレンズ有機ELで輝度マックス「Z95A」
パナソニックは、最新世代の高輝度パネル「マイクロレンズ有機EL」(MLA-OLED)を搭載した4Kビエラ「Z95A」シリーズを、6月21日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、65型「TV-65Z95A」が52万円前後、55型「TV-55Z95A」が37万円前後。パナソニックとAmazon
「太陽光パネル」大量廃棄時代近づく…どう処理するか、リース大手に問われる戦略
リース大手は太陽光パネルのリユース、リサイクルの事業化に向けた動きが活発だ。背景にあるのは今後予想される太陽光パネルの大量廃棄。2012年に始まった再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)で設置された太陽光パネルが30年代以降に順次寿命を迎え、大量の
iPadに“史上最大”の変化 有機ELを採用 「Appleスペシャルイベント」発表内容まとめ
Appleは5月7日(米国太平洋夏時間)、新製品を発表するスペシャルイベントを開催した。この記事では、発表された新製品の概要をお伝えする。なお、いずれも予約は既に始まっており、5月15日に発売される。iPad Air:史上初の2サイズ構成に 新型「iPad Air」は、従来の10.
反芳香族分子からなる液晶材料の創製に成功 ー特有の集積構造の形成と高い電気伝導性の発現ー
京都大学分子工学専攻の関修平教授は、立命館大学生命科学部の前田大光教授らの研究チーム、北里大学未来工学部の渡辺豪教授、名古屋大学大学院工学研究科の忍久保洋教授らと共同で、反芳香族分子の積層3量体からなる配列構造を新たに形成し、半導体特性を示す液晶材料の創製
【韓国】サムスン電子、114インチのマイクロLEDで超プレミアムTV主導…「TCLとレベルが違う」
サムスン電子が最も進歩したディスプレイ(画面)技術である「マイクロLED(発光ダイオード)」を前面に出し、TCLなど中国TVメーカーとの格差を広げる。 米国·中東市場を中心に大きくなっている超プレミアム(超高価)テレビ市場攻略にも速度を上げる方針だ。サムスン電子は超
【ピックアップ記事】閑古鳥鳴く香港の商店、観光客減と本土への顧客流出深刻
ジャッキー・ユーさん(48)は10年以上前、香港で日本製品のギフトショップを開いた。当時、観光・ショッピングで名高い旺角地区は、売店や飲食の屋台、そして観光客の熱気で溢れていた。時は流れて12年後。旺角のあちこちで生き残りのための苦闘が続く。顧客の海外移
【ピックアップ記事】首都ワシントンに異変、地下鉄ガラガラ、飲食店は廃業、治安悪化…アフターコロナで表面化した「深刻な課題」
新型コロナウイルスの収束後も在宅勤務が定着した米国の首都ワシントンで、地下鉄の経営難やビルの空室率、飲食店の廃業が大きな問題になっている。人が減った市街地は犯罪発生率も上昇した。アフターコロナ時代に表面化した課題について、専門家は「米国の都市部に共通する
【台湾】メルクが自動車ディスプレイ用 AR VR MicroLED の開発を主導
メルクグループの電子技術事業部門、台湾ディスプレイテクノロジーのゼネラルマネージャー、張家業氏は、さまざまなディスプレイチャネルの在庫は健全な傾向があり、特に台湾のディスプレイサプライヤーの在庫は第2四半期と第3四半期にゆっくりと回復する可能性があると述べ
太陽光発電にサイバー攻撃 機器800台を乗っ取り 身元隠し不正送金に悪用
各地の太陽光発電施設の遠隔監視機器、計約800台がサイバー攻撃を受け、一部がインターネットバンキングによる預金の不正送金に悪用されていたことが1日、分かった。ハッカーはネット上の身元を隠すために機器を乗っ取ったとみられ、発電施設に障害が起きる恐れもあった
JDIが有機ELディスプレイ「eLEAP」量産へ、輝度1600nitsのノートPC用製品も発表
ジャパンディスプレイ(JDI)は2024年4月16日、有機ELディスプレイ「eLEAP」の量産化に向けた進捗状況と、14インチ型ノートPC用製品「14型eLEAP」を発表した。 eLEAPは、マスクレス蒸着とフォトリソグラフィーを組み合わせた方法で画素を形成する。同社はeLEAP量産技術の
出光興産 - 有機ELフルカラーディスプレイ実用化への貢献で紫綬褒章を受章
出光興産株式会社社員の舟橋 正和(ふなはし まさかず)が、令和6年春の褒章「紫綬褒章」を受章しました。紫綬褒章は、科学技術分野における発明・発見や、学術およびスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた個人に授与されます。今回の受章は、高効率かつ長寿命の青
九州大学発、有機半導体レーザーダイオードの商業化を目指すKOALA Tech
KOALA Tech(コアラテック)は、九州大学の最先端有機光エレクトロニクス研究センター(センター長:安達千波矢)で開発された有機半導体レーザーダイオード(OSLD)技術の商業化を目指すスタートアップだ。この技術は、高精細フレキシブルディスプレイを含む有機光・電子デ
2024年5月
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シャープは、AQUOSテレビの2024年夏モデル 7ライン計17機種を6月15日から順次発売する。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、量子ドット有機EL「AQUOS QD-OLED」が55型で約44万円から、量子ドットミニLED「AQUOS XLED」にはコンパクトな43型などが加わり、約24.2
モバイル機器などを手がけるXiaomi Japan(シャオミ・ジャパン、東京都港区)は、チューナーレス・スマートテレビ「Xiaomi TV Max 86"」を2024年5月中旬に発売。 4K解像度(3840×2160ピクセル)対応のベゼルレス、86型サイズを実現した。リフレッシュレートは120Hzで、高
多数の廉価スマートフォンやタブレットをリリースしているBlackviewから、5月20日に発売される同社初となる折りたたみ式スマートフォン「Blackview HERO 10」の提供があったのでレビューします。5月20日〜6月7日までの期間、AliExpressのこちらのページで発売セールが実施
中国問題研究者の分析記事。毛沢東の第二次大戦後の建国以降の工業発展の視点からの分析は興味深いです。かつては世界を制覇していた液晶パネルの王者シャープが幕を閉じた。気が付けば中国が液晶パネルの世界トップを走っており、世界生産シェアの70%を中国製が占めてい
TCL JAPAN ELECTRONICSは、4KミニLED液晶テレビ「X955」シリーズとして、TCL史上最大115型の「115X955MAX」などを5月16日より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は500万円前後。合わせて、98型「98X955」(160万円前後)、85型「85X955」(80万円前後)も展開
ついに発売が開始された「新型iPad Pro」ですが、海外からは「青の表示がおかしい」との気になる報告が寄せられています。新型iPad Proでは、iPadシリーズとして初めて有機EL方式の「Ultra Retina XDR」ディスプレイを搭載。最先端のタンデムOLEDテクノロジーにより、高い
先日アップルが発表したM4 iPad Proは、シリーズ初の有機ELディスプレイ搭載もさることながら、すさまじい薄さが注目を集めています。なんと13インチは5.1mmで、アップルは「iPod nanoより薄い」と強調していました。そこで気になるのが、どれだけ頑丈か? 一般的にタブレ
ペロブスカイト太陽電池の実用化に向けて耐久性は重要な課題だ。耐久性を高める上で、水蒸気や酸素から発電層を保護する封止樹脂は重要な役割を担う。封止材メーカーのMORESCO(モレスコ)は、自社が誇る技術でペロブスカイト太陽電池の封止材需要を狙う。桐蔭横浜大学の宮
シャープの社長執行役員兼CEOの呉柏勲(ロバート・ウー)氏は5月14日、2023年度連結業績を発表したのにあわせて、社内イントラネットを通じて、従業員向けメッセージを発信した。決算では2年連続の大幅な最終赤字を計上したほか、堺ディスプレイプロダクト(SDP)における
シャープは14日、主力の液晶パネルの生産から撤退し、事業の売却を検討する方針を明らかにした。テレビ向け大型パネルを手がける「堺ディスプレイプロダクト」(大阪府堺市)の生産を9月末までに停止し、パソコンやスマートフォン向けの中小型パネルは段階的に事業を縮小
ジャパンディスプレイ(以下、JDI)は2024年5月13日、2024年3月期(2023年度)通期連結決算を発表した。売上高は前年度比12%減の2392億円、営業利益は同102億円増で341億円の赤字、純利益は同185億円減で443億円の赤字だった。2014年3月の株式上場後、赤字は10年連続となっ
2024年5月15日に発売となる「iPad Pro」並びに「iPad Air」を数日間、試用する機会を得た。やはり、最も気になるのが「iPad Pro」だ。これまでディスプレイは液晶だったが、今回から有機ELディスプレイを採用しているのが大きな変化点だ。この有機ELディスプレイによって、
シャープがテレビ向けを中心とした大型液晶パネルをつくっている堺工場の生産を停止する方針を固めたことが13日、分かった。赤字が続いており、継続は難しいと判断した模様。14日に発表する中期経営計画に盛り込む可能性が高い。液晶事業の人材をソニーグループの半導体工場
液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)は13日、2025年3月期連結決算の純損益が266億円の赤字になるとの業績予想を発表した。赤字になれば11年連続。原料や加工費の高止まりでスマートフォン向けなど液晶ディスプレーの不振が続く。売上高は7・3%減の
北海道大学(北大)は5月8日、二次元層状物質である遷移金属「ダイカルコゲナイド化合物」に微量の鉄(Fe)原子をインターカレート(層状物質の層間への他の原子や分子の挿入)することで、超伝導磁束の液晶状態とそのダイナミクスの観測に成功したことを発表した。同成果は、北
2025年大阪・関西万博の開幕を来年4月に控え、人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の会場予定地で今年3月に起きたガス爆発事故が波紋を広げている。けが人はいなかったものの、夢洲の一部では可燃性ガスが発生しており、大阪府が会期中に計画する子供の無料招待
サムスンディスプレイが組織改編を通じ、アップル関連の先行研究チームを新設した。2日、業界によると、サムスンディスプレイは今月初め、器興(キフン)研究所傘下に「A先行研究チーム」を新設する内容を骨子とする組織再編に踏み切った。 アップル関連の開発人材を集結さ
中国のディスプレイ情報サイト『WitDisplay』は2024年5月6日付で消息筋の話として、韓国サムスンディスプレイ(Samsung Display)と韓国LGディスプレイ(LG Display= LGD)が、米アップル(Apple)のスマートフォン2024年モデル「iPhone 16」シリーズに供給する有機EL(OLED
パナソニックは、最新世代の高輝度パネル「マイクロレンズ有機EL」(MLA-OLED)を搭載した4Kビエラ「Z95A」シリーズを、6月21日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、65型「TV-65Z95A」が52万円前後、55型「TV-55Z95A」が37万円前後。パナソニックとAmazon
リース大手は太陽光パネルのリユース、リサイクルの事業化に向けた動きが活発だ。背景にあるのは今後予想される太陽光パネルの大量廃棄。2012年に始まった再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)で設置された太陽光パネルが30年代以降に順次寿命を迎え、大量の
韓国政府と電機業界が18日に発表したディスプレイ産業の革新戦略の目玉は、技術格差の拡大を通じた世界市場占有率の拡大だ。サムスンディスプレイとLGディスプレイなどの電機業界は、2027年までに65兆ウォン(約6兆7600億円)を「次世代ディスプレイ」と呼ばれる無機発光ダ
サムスンディスプレイが米国のマイクロOLED企業「イマジン」(eMagin)を2900億ウォン(約300億円)で買収する。未来成長の可能性が高い仮想現実(VR)ディスプレイ市場を狙った投資だ。これと共に、ライバル企業のLGディスプレイからテレビ用OLEDパネルの供給を受ける計画
ジャパンディスプレイ(以下、JDI)は2023年5月12日、2022年度(2023年3月期)通期の決算を発表した。2023年3月期の売上高は、前年比8.5%減の2707億円。営業損失は444億円。純損益は258億円の赤字と4期連続の減収減益となった。 JDI社長のスコット・キャロン氏は、「大変
サムスンディスプレイが世界最大のディスプレイ学会から量子ドット(QD)-有機発光ダイオード(OLED)の優秀性を認められた。 サムスンディスプレイは17日、QD-OLED製品が情報ディスプレイ学会(SID)の「今年のディスプレイ」賞を受賞したと明らかにした。 今年のディスプレイ
シカゴ大学プリツカー分子工学部(PME)の研究者らが、手首に巻いたり、好きな方向に折り曲げたり、車のハンドルに巻きつけられるほど柔軟な薄型デジタルディスプレイを開発した。この材料は、蛍光パターンを発光させたまま、半分に曲げたり元の長さの2倍以上に伸ばしたりで
韓国のLGディスプレーが、早ければ今四半期からサムスン電子へのハイエンドTVパネル供給を開始することが分かった。関係筋3人が明らかにした。 来年に200万枚を供給し、その後300万枚、500万枚と増やすことを目指しているという。当初供給するのは77インチ
コーニングは5月16日、ジャパンディスプレイ(JDI)と新たなコラボレーションを発表した。 このコラボレーションは表裏両面から映像を見ることができ、高い透明度と輝度を実現する透明ディスプレーに関するもので、液晶ディスプレーで広く利用されているコーニングの「C
「ディスプレー事業の収益改善は、AGCグループにとって喫緊の経営課題である」――。AGC副社長執行役員CFO(最高財務責任者)の宮地伸二氏は、2023年5月12日に同社が開いた2023年1~3月期の連結決算(国際会計基準)説明会で、液晶ディスプレーの国内での製造を大幅に縮小す
中国のIT関連情報サイトの芯智訊はこのほど、中国の通信機器製造とソフトウェア開発大手のOPPO(オッポ)が、ICチップの自主開発を断念した件についての解説記事を掲載した。 OPPOは12日、2019年8月に設立してチップ設計などを手掛けてきた関連企業の哲庫科技(ZEKU)の事業
電子機器受託製造(EMS)大手の鴻海(ホンハイ)精密工業は5月11日、2023年1~3月期の決算を発表した。純利益は128億台湾ドル(約560億円)で、前年同期の294億5000万台湾ドル(約1300億円)から約56%減少した。 四半期としては過去3年間で最大の落ち込みとなり、アナリスト
シャープの代表取締役 社長執行役員CEOの呉柏勲氏は、5月12日、社内イントラネットを通じて、CEOメッセージを配信。「最終黒字必達に全力を尽くす」と題して、5月11日に発表した2023年度の黒字化達成に挑む姿勢を改めて強調した。 シャープが発表した2022年度業績では、堺
高輝度化や色の再現性、低コスト化など、ディスプレーの技術合戦が激しくなっている。テレビやスマートフォンのディスプレーは今後、どこまで高性能になるのか。「日経クロステック ラーニング」で「ミニ&マイクロLED、量子ドット、各種OLED技術の最新動向」の講師であるサー
AGC は12日、関西工場高砂事業所(兵庫県高砂市)での液晶ディスプレー用ガラスの生産を、2023年末までに終了すると発表した。テレビ向けの液晶ディスプレー用ガラス事業は収益が悪化していることから、国内の生産能力を半減させ、海外での大型パネル向け事業に注力する。
ソニー株式会社は、裸眼で立体映像を見ることができる27型空間再現モニター「ELF-SR2」を6月12日に発売する。実売予想価格は55万円前後の見込み。 同社が販売している既存の立体空間モニター「ELF-SR1」が15.6型だったのに対し、ELF-SR2は27型へと大画面化したことで、細部
Philipsが、23.8インチのIPS液晶の隣に13.3インチの電子ペーパー画面を取り付けた変わり種のデュアルディスプレイモニタ 5000シリーズ「24B1D5600/96」を海外発表しました。メインとなる23.8インチのディスプレイは、解像度2560 × 1440ピクセル、コントラスト1000:1、色域
シャープは11日、前期(2023年3月期)の連結純損益が2608億円の赤字(前の期は740億円の黒字)になったと発表した。赤字転落は17年3月期以来6年ぶり。液晶パネルの市況悪化により、22年に子会社化した堺ディスプレイプロダクト(大阪府堺市)などに関連して第4四半期(1
北陸電気工業が10日発表した2023年3月期連結決算は、自動車関連向けを中心にモジュール製品が好調に推移し、経常利益ベースで2年連続の増収増益となったが、経営破綻した有機ELディスプレイメーカー「JOLED」の倒産に伴う特別損失20億400万円を計上した
ハイセンスは、Mini LEDと量子ドットを採用した4K液晶テレビ「U8Kシリーズ」を、5月18日より発売する。価格はオープンだが、75V型「75U8K」が税込268,000円前後、65V型「65U8K」が税込198,000円前後、55V型「55U8K」が168,000円前後での実売が予想される。 同社がこれまでMin
コニカミノルタは10日、2023年3月期の連結最終損益(国際会計基準)が1050億円の赤字(前の期は261億円の赤字)になったと発表した。最終赤字は4期連続。遺伝子検査の米子会社アンブリー・ジェネティクス(カリフォルニア州)などで合計1166億円の減損損失を計上した。主力の
テレビ用液晶パネルの大口取引価格が一段と上がった。4月分は前月に比べ3〜8%高い。減産による過剰在庫の解消を背景に、パネルメーカーが強気の価格交渉を進めた。中国の調達増を受けてパネル工場の稼働率も上がっており、供給増による上昇の鈍化を見込む声もある。大口取