人類の脳は、思春期から10年以上も「大脳辺縁系」と「前頭前野」の成熟が不均衡になる
大脳皮質の奥に位置する大脳辺縁系(大脳中枢系)は、重要な情報を反復・強化し記憶の回路を形成する「海馬」や、好き嫌いや怒り、未知なものに対する好奇心、リスクを恐れない冒険心などの情動反応を起こす「偏桃体」などが含まれる。この大脳辺縁系は、ホルモン(駆動物質
犬歯形態や歯を調べることでも人類への進化を追求できるようです。以下、(リンク)より転載********************************2017年に掲載した「上顎犬歯形態からみた人類の進化」の続きです。先の内容をまとめると、人類進化の起源をたど
人類にとって進化とは3~人類はオス・メス残留による近親交配の問題があった?
オスメス残留が持つ問題の一つが遺伝子の多様性の確保が阻害される点にある。生物は、オスメスに分化することで、遺伝子交差によって、より多様な変異を生み出すことを可能にした。そして多様な変異を生み出すために、精子の遊泳能力を高め、より遠方の配偶子(or個体)と交
人類の進化とは2~人類はどのようにしてオスメス残留の持つ欠陥を克服したか~
人類は、性闘争を封印しオスメスとも母集団に残留するという、生物史上稀有な集団形態をとることになったが、そこには大きな矛盾があった。哺乳類は胎内保育のため,成体になるまで淘汰圧力が働かない。従ってメスをめぐるオス同士の戦い(性闘争)を激化させ、オスに対する
先週の実現塾では「人類の進化の在り様」について扱った。人類が集団の中でどのように進化していったのか?に迫っていく。
人類の文化的躍進のきっかけは、7万年前に起きた「脳の突然変異」だった
以下WIREDより引用リンク***遺伝学的および考古学的研究によると、われわれ現生人類にはネアンデルタール人と共通の祖先から分かれる約60万年前には、すでに現代のような音声器官が備わっていたと考えられている。チンパンジーの音声器官に20から100の異なる発声があるこ
人類の文化的躍進のきっかけは、7万年前に起きた「脳の突然変異」だった②
■文化的開花のために人類が乗り越えた「2つの障壁」そして、これが人類全体に広まるには、ふたつの障壁がある。メンタル統合スキルを習得できる期間が長くなければならないというのがひとつ。現在の子どもは5歳前後まで言葉の再帰構造の習得が可能だが、これがいまだ言葉が
極限人類に学ぶ疲れない体の仕組み。マイナビニュースリンクより引用----------------------------------------------------------------コロナ禍により、リモートワークや断続的に強いられる引きこもり生活で身体を動かす機会は圧倒的に減っている。そんな中で身体が悲鳴を
リンクより以下引用***赤ちゃんを見ていると、ものをつかもうとするが、まだ親指がうまく使えないので、ちゃんと握ることはできない。親指を曲げて、親指の指先だけを自由に動かす筋肉は、霊長類の中で人間だけが獲得した筋肉であって、赤ちゃんは霊長類の進化の最終段階
6万年前の石器時代から人は一か所に定住していたことが明らかに
以下リンク)南アフリカにあるヨハネスブルグ大学のPaloma de la Pena博士とウィットウォーターズランド大学のLyn Wadley博士が公表した研究の中で、約5万8000年前の石器時代に人間が一か所に定住するようになったことが示唆されています。
人類の進化とは1 ~オスメス残留という生物界に特異な形で行われた進化~
初期人類の集団構造には著しい特徴がある。哺乳類は成体になるとオスが集団を出てゆき、メスが残留する種が主流である。従って母系集団となる。原猿⇒類人猿はオスメスとも集団を放逐される(チンパンジーのみオスが残留)。
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