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株式会社 ムジカ
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2012/08/28

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  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.26

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.25」の続きです。簡単なマルチアンプの実践編11です。-12dB/octにも多くのメリットがあります。代表的なものは3つです。(1)スピーカーユニットの最も『おいしい』領域のみを使用することができる(2)ホーンスピーカー等、帯域に制約のあるスピーカーユニットを効率的に使用できる(3)クロスオーバー周波数での位相を完全に合致させることができるまず、(1)ですが、前回の『ー6dB/octはユニット間の音色の違和感が少ない』ことの裏返しの現象です。例えば、2KHzまで再生できるウーハーで考えてみましょう。このウーハーは2KHz以上は音圧が下がっていきますが急に音が出なくなるというわけではありません。メーカーが使用可能な帯域を決める際には音圧よりも歪が重視されます。ウーハーを...プリメインアンプとセパレートアンプvol.26

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.25

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.24」の続きです。簡単なマルチアンプの実践編10です。いよいよマルチアンプです。マルチアンプはカットオフのスロープ特性を選択するとことからです。今回はー6dB/octとー12dB/octで実験しました。『ー6dB/oct』とは1オクターブで6dBづつ下がっていくという意味で周波数が2倍(または1/2)で音圧が半分になると言い換えることもできます。たとえばローパスフィルターの場合、高域ほど出力の音圧レベルは下がるのですが例えば4KHzに対して8KHzが1/2になるようなフィルターということになります。ハイパスフィルターでしたら、低域ほど出力は下がりますので例えば、500Hzに対して250Hzは1/2になります。ー6dBは1/2ですが、-12dBは1/4ですので-12dB...プリメインアンプとセパレートアンプvol.25

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.24

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.23」の続きです。簡単なマルチアンプの実践編9です。それではいよいよバイアンプでの音質です!バイアンプにしたところ、低域は締まった立ち上がりの良い音質になりました。そのため少し低域が物足りない気もします。バイアンプにしたことで低域と高域を独立して調整することができるようになりましたので低域を3dB上げてみました。3dBの音量は瞬時の聴き比べではなく例えば、昨日聴いた音量と今日の音量というような時間を於いていても音量の変化を聴き分けることができる最小値です。その結果、バランスもとれて低域の立ち上がりもよい音に調整することができました。レイ・ブラウントリオのただでも目立つベースがより目立ってきましたが、嫌な感じはありません。カンターテ・ドミノのオルガンと声とのバランスも大...プリメインアンプとセパレートアンプvol.24

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.23

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.22」の続きです。簡単なマルチアンプの実践編8です。次にマルチアンプの前段階としてバイアンプ接続してみました。この状態を判りやすいように図にすると下図のようになります。この場合のバイアンプのメリットは2つです。(1)パワーアンプAirone-pow(アイローネ)は2つのチェンネルを独立して微調整が可能です。最近のスピーカーにはツィーターのアッテネーターもついていませんのでバランスが悪いと思いつつもそのまま聴いている方がほとんどでしょう。バイアンプならこれを解消できます。(2)もうひとつのメリットは逆起電力の防止です。スピーカーは音楽信号を入力することで音が発声しますが逆の動作もします。つまり、スピーカーの振動板を動かすと電気が発生するのですが、この原理を利用したのがマ...プリメインアンプとセパレートアンプvol.23

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.22

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.21」の続きです。簡単なマルチアンプの実践編7です。次にマルチアンプの前段階としてバイアンプ接続してみました。一番下からMUSICAパワーアンプAirone-pow(アイローネ)SONYサブウーハーSA-CS9スピーカーXMUSICAスーパーツィーターVer(ウェール)というように設置しました。サブウーハーSA-CS9はチャンネルデバイダーとパワーアンプが内蔵されていますのでそのままプリアンプに直結です。スピーカーXと一番上のツィーターVer(ウェール)をバイアンプ化しました。スピーカーXはツィーターの配線をカットしてありますので3.5KHz以下を受け持ちスーパーツィーターVer(ウェール)はカットオフ周波数を3.5KHzにカスタマイズしてありますので3.5KHz以上...プリメインアンプとセパレートアンプvol.22

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.21

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.20」の続きです。簡単なマルチアンプの実践編6です。次にマルチアンプの前段階としてバイアンプを試してみます。バイアンプとマルチアンプの違いをオサライしておきましょう。(1)一般的な接続上図の一番上が一般的な接続です。2WAYのスピーカーを再生するためには低域と高域を分ける必要があります。分けるための回路をネットワークと呼び一般的な接続ではスピーカーのエンクロージャー内にあります。(2)バイアンプ今回試してみるのはバイアンプです。真ん中の図になります。低域と高域を分けるネットワークは一般的な接続と同様にエンクロージャー内にありますがスピーカーの入力端子が2組あり高域と低域を別々のパワーアンプで駆動できるようになっています。(3)マルチアンプ最終目標はマルチアンプです。一...プリメインアンプとセパレートアンプvol.21

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.20

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.19」の続きです。簡単なマルチアンプの実践編5です。ここからはいよいよスピーカーXの本体に手を入れマルチアンプに近づけていきたいと思います。スピーカーXのエンクロージャー内部でツィーターへの配線をカットしウーハーだけが鳴るようにしました。このままでは3KHz以上は出なくなりますのでスーパーツィーターVerのカットオフ周波数を3.5KHzにカスタマイズしツィーターとして使用しました。その音質ですが、かなり良い感じです。歪感は激減し、『ジャンジャン』と鳴っていたシンバルが『シンシン』と澄んだ音で鳴るようになりました。また、ストリングスの音が心地よく滑らかに聴こえます。私もメーカーにの人間として商品の原価構成は理解していますがペアで2万円のスピーカーではツィーターユニットに...プリメインアンプとセパレートアンプvol.20

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.19

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.18」の続きです。簡単なマルチアンプの実践編4です。次に、マルチアンプに移行する前の確認のためにスーパーツィーターを追加しました。スーパーツィーターはムジカの新製品Ver(ウェール)です。余談ですが、Verには同じ価格で通常モデルとムジカ20周年記念20セット限定モデルがありますが限定モデルが残り1セットとなりました。ご検討中の方はお早めにお願いします。スーパーツィーターはムジカの新製品Ver(ウェール)を10KHzで接続しましたがスピーカーXはかなり歪の目立つ高域なので刺激的というか煩い高域になってしまいました。そこでスピーカーXのツィーターをタオルで覆うようにしスピーカーXのツィーターの音を殺したところうまくつながるようになりました。ここまではスピーカーXには手を...プリメインアンプとセパレートアンプvol.19

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.18

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.17」の続きです。簡単なマルチアンプの実践編3です。次に、マルチアンプに移行する前にスピーカーXの帯域が広がった状態を確認するためにサブウーハーを追加してみました。サブウーハーはソニーのSA-CS9を使用しました。カットオフ周波数は150Hzあたりが良いようです。位相は正相で接続しました。小型ブックシェルフですからサブウーハーの効果は絶大です。このサブウーハーは25Hzまで再生します。サブウーハーとのつながりに違和感は感じませんでした。どうやらスピーカーXは低域が自然に減衰していくスピーカーのようです。低域をネットワーク等で持ち上げていたりすると低域の減衰特性に癖がでるのですがこういったスピーカーはサブウーハーとの相性はあまりよくありません。・・・次回に続きます。≪ア...プリメインアンプとセパレートアンプvol.18

  • 速報!オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ 中止!!

    速報です。新型肺炎拡大のためオーディオフェスタ・イン・ナゴヤが中止となりました。当社も含めた参加各社が趣向を凝らしたイベントを用意していたのでとても残念です。当社の試聴室において有志のブランドによる代替試聴を計画中です。詳細は後日、ムジカ公式ブログで発表しますが蔓延防止が解除される予定の16日以降に2~3週間の期間を設けて行う予定です。帰還を長く設定していますがご予約状況をご確認の上、メール・お電話等でご予約をしていただき1日を3つの時間帯に分け、その時間帯は1組のお客様だけにご来場いただきじっくりお聴きいただくように考えております。出展されるブランドは後日このブログでお知らせします。≪アイローネシリーズ発売記念の乗換キャンペーンの延長について≫乗換キャンペーンとは現在お使いのムジカ製品を返送頂き、格安で新製品...速報!オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ中止!!

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.17

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.16」の続きです。簡単なマルチアンプの実践編2です。国産でペアで2~3万円のブックシェルフスピーカーですが、今後『スピーカーX』と呼ぶことにします。まずは、スピーカーXの単体での音質を確認しました。プリアンプ、パワーアンプは新製品のAirone(アイローネ)シリーズを使用しました。周波数特性ですが、小型スピーカーですので低域はそれほど・・・かとおもいきや結構でてます。40Hzくらいまでは再生しているようです。高域は十分に伸びてはいますが、低域に比べると歪感が多いように感じました。低域は大音量でも歪むことなく、スピード感もあってナカナカの音質です。どのジャンルが得意ということも内容で無難にオールジャンルを鳴らすタイプのスピーカーです。バスレフ型なのですが、このサイズとし...プリメインアンプとセパレートアンプvol.17

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.16

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.15」の続きです。簡単なマルチアンプについて書いてきましたがいよいよ、実践編です。この記事のために一般に市販されている国産のブックシェルフスピーカーを購入しました。価格はペアで2~3万円程です。価格帯から考えても高級品ではありませんがそんなスピーカーをマルチアンプ化することでどんな音の変化があるのかをリポートしたいと思います。市販のスピーカーをマルチアンプ化するためには改造が必要になります。メーカーが想定していない使用方法ですしとうぜん、保証も対象外となります。また、メーカーさんが製造したものに手を入れるのは失礼ですのでスピーカーの部分をボカシました。まずはこのスピーカーを単体で再生してみてスピーカーの傾向を聴いてみます・・・次回に続きます。≪アイローネシリーズ発売記...プリメインアンプとセパレートアンプvol.16

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.15

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.14」の続きです。マルチアンプの調整方法その4です。これまでにごく基本的なマルチアンプの調整(3ケ所)を書きました。(1)クロスオーバー周波数(2)音量(3)位相3つの調整が一通り終わっても調整完了とはなりません。できるだけたくさんの音源を聴いて(2)と(3)と繰り返して調整します。もし、調整がうまくいかない場合は(1)のクロスオーバー周波数を僅かに変更して同じように(2)と(3)と繰り返して調整します。これだけでも90点くらいまではすぐ到達します。この状態でも、スピーカーの内蔵ネットワークよりもかなり高音質になります。調整のコツですが、(イ)クラシック、JAZZ、ポップス等できるだけ多くのジャンルで調整してください(ロ)いわゆる高音質盤ではなく、一般的な音源で調整し...プリメインアンプとセパレートアンプvol.15

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.14

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.13」の続きです。マルチアンプの調整方法その3です。(3)位相位相とは・・・少し話が外れますが、最近ヘッドホンにノイズキャンセラー型というのが多くなってきています。スマホに音楽をいれて電車で聴く場合、ヘッドホンから聴こえてくる音楽に混じる電車の走行音が気になるという方は多いと思います。そんなときに、音楽は変化なく鳴っていて電車の走行音だけを消してくれるのがノイズキャンセラー型ヘッドホンです。しくみは簡単でヘッドホンの外側にあるマイクからヘッドホンの音楽に混じるであろう走行音を取り込んで位相を逆転させて疑似的な『マイナスの走行音』を作り出し音楽と一緒にヘッドホンで再生することで本当の電車の走行音を、『マイナスの走行音』で打ち消してしまおうというものです。最近はマイクロコ...プリメインアンプとセパレートアンプvol.14

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.13

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.12」の続きです。マルチアンプの調整方法その2です。(2)音量音量の調整は簡単なようで実は難しい調整個所です。2WAYの場合でしたら、低音と高音が同じ音量になるように調整すればよいだけなのですがどうしても人それぞれの好みの音質があり、低音を大きめに調整する人、高音を大きめに調整する人。これが3WAY、4WAYになると・・・。音量の調整方法はまず、1KHzを含む帯域だけを再生します。2WAYでクロスオーバー周波数が2KHzであれば低域側が1KHzを含む帯域ですしクロスオーバー周波数が800Hzであれば高域側が1KHzを含む帯域になります。また、3WAYでクロスオーバー周波数が600Hzと5KHzであれば中域(スコーカーの帯域)となります。そのうえで、隣の帯域を合わせてい...プリメインアンプとセパレートアンプvol.13

  • アイローネシリーズ発売 乗換キャンペーンの延長について

    現在ムジカではアイローネシリーズ発売記念の乗換キャンペーンを行っています。乗換キャンペーンとは現在お使いのムジカ製品を返送頂き、格安で新製品Aironeシリーズに乗り換えることができる将来にわたって最新の製品を格安で使い続けることができる当社だけのシステムです。プリアンプAirone-pri標準価格128,000円→乗換キャンペーン価格59,800円パワーアンプAirone-pow標準価格128,000円→乗換キャンペーン価格59,800円プリメインアンプAirone-int標準価格148,000円→乗換キャンペーン価格69,800円これまでムジカ製品をお使いでないお客様はキャンペーン価格にはなりませんが乗換キャンペーンは今後も新製品が出ると行われますので次回は割引対象となります。乗換キャンペーンはグレードアッ...アイローネシリーズ発売乗換キャンペーンの延長について

  • 本日は『12月の勉強会』の再開催日です!

    本日は『12月の勉強会・スーパーツィーターとサブウーハー理論編』の再開催日です!12月の雪のため1月に再開催となりました。現在(15日10時30分)の雪の状況ですが・・・晴れです!道路の凍結もありません。というわけで開催いたします。日時:本日1月15日(土)13:30-15:00場所:ムジカ試聴室(ログハウス)入場無料、事前申込不要です。テキストはこちらからダウンロードすることができます。初めての方もお気軽にお越しください。お待ちしています!本日は『12月の勉強会』の再開催日です!

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.12

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.11」の続きです。マルチアンプの調整方法です。ごく基本的な最低限のマルチアンプの調整について書いてみたいと思います。調整個所は3ケ所です。(1)クロスオーバー周波数(2)音量(3)位相(1)(2)(3)の順番に行っていき、うまくいかない場合は(1)を再調整してもう一度・・・というように何回も調整し追い込んでいきます。(1)クロスオーバー周波数カットオフ周波数はある程度想定される周波数があるとおもいます。スピーカーシステムのネットワークを取り払ってマルチアンプ化する場合はそのスピーカーシステムのクロスオーバー周波数をそのまま使用してもよいですしスピーカーユニットの仕様書から決定する場合もあると思います。一般に2WAYの場合は600Hz~3KHzサブウーハーの場合は50H...プリメインアンプとセパレートアンプvol.12

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.11

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.10」の続きです。超簡単な『はじめてのマルチアンプ』の接続方法です。ブロック図です。右側の囲いがスピーカーですが、内蔵ネットワークはツィーターとスコーカーのみに使用してウーハーはネットワークからのケーブルをカットしてウーハーへ直接接続します。また、プリアンプから中高域と低域の2つに分かれていますが分岐には下記のようなアダプターを使用すると簡単です。左右に必要ですので、2ケ入手してください。通販で数百円です。このような簡単なマルチアンプでもウーハーをパワーアンプで直接ドライブしていますし、パワーアンプにボリュームがあれば中高域と低域のバランスをとることも可能です。マルチアンプの第一歩としてぜひ挑戦してみてください!次回に続きます。≪12月の勉強会(再開催)『スーパーツィ...プリメインアンプとセパレートアンプvol.11

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.10

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.9」の続きです。簡易チャンネルデバイザーをいよいよ製作します。回路図は以下の通りです。部品をひとつづつ紹介していきます。(1)RCAジャック入出力のピンジャックです。安いものは100円程度、高いものは何万円もします。今回は、まず実験をして各パーツの数値が固まったらクオリティの高いものしていけばOKです。(2)抵抗1/4wの金属皮膜抵抗です。1/8wでもOkですが、容量が小さくなると熱擾乱雑音は増えます。1/2wや1wでもOkですが、大きさが大きくなると外来ノイズを拾いやすくなります。カーボン抵抗でもよいのですが、音の輪郭は甘くなります。(3)コンデンサー積層コンデンサーです。コストパフォーマンス抜群のコンデンサーですが、耐圧は低めです。今回のような用途には最適です。こ...プリメインアンプとセパレートアンプvol.10

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.9

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.8」の続きです。簡易チャンネルデバイザーの製作についてです。回路図の抵抗15キロオームが固定なのはなぜですか?という質問がありました。これは、接続する機器のとインピーダンスによって決定されるためです。オーディオ機器をピンケーブルで接続する場合『ハイ受け』をいう考え方を基本としています。例えば、プリアンプとパワーアンプの場合送り出しのプリアンプの出力インピーダンスは1キロオーム以下が多いと思います。また、受け側のパワーアンプの入力インピーダンスは47キロオーム以上が多いでしょう。1キロを47キロで受けるので高いインピーダンスで受ける・・・ハイ受け・・・と言われます。一般に受け側のインピーダンスは送り出し側の5倍以上で受けるのが理想です。つまり、チャンネルデバイダーに使用...プリメインアンプとセパレートアンプvol.9

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.8

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.7」の続きです。マルチアンプ方式についてです。次に簡易チャンネルデバイザーを製作します。製作と言っても抵抗とコンデンサーが1ケづつのアダプターのようなもので本当に『簡易』ですが、ちゃんと動作します。まず回路図です。片チャンネル分でしたら、コンデンサーと抵抗が1ケづつで超簡単です。図の数値ではカットオフ周波数は100Hzとなります。グラフ化するとこんな感じです。今回は低域用のチャンネルデバイダーのみを設計します。この回路の抵抗(15キロオーム)は固定と考えてください。もし、カットオフ周波数を変更したい場合はコンデンサーの容量のみを変更します。例えば、2倍の0.2マイクロファラッドにするとカットオフ周波数は1/2の50Hzになり4倍の0.4マイクロファラッドにするとカット...プリメインアンプとセパレートアンプvol.8

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.7

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.6」の続きです。マルチアンプ方式についてです。これまでマルチアンプのメリットをご紹介してきましたが次はいよいよ具体的なマルチアンプの方法をご紹介します。今回ご紹介する方法はメインシステムを構築するのではなくマルチアンプ方式のノウハウを吸収するために手持ちの機材を使用して、できるだけコストをかけずに行う方法です。まず、2WAYまたは3WAYの『廃棄しても問題ないスピーカー』を用意します。初めてマルチアンプを行うのであれば2WAYがよいと思います。『廃棄しても問題ないスピーカー』が3WAYだった場合はスコーカーとツィーターは1つのユニットとして扱えば実質的な2WAYになります。つまり、ウーハーとそれ以外のユニットの2つに分けます。最初にウーハーをマルチアンプ化するのはウー...プリメインアンプとセパレートアンプvol.7

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.6

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.5」の続きです。マルチアンプ方式のメリットの4つ目からです。(4)使用していない機材で楽しむオーディオ歴が長くなると使用していないアンプやスピーカーが転がっているという方も多いでしょう。特にケーブル類はミカン箱に2箱・・・でも驚きません。マルチアンプ方式の特徴に(ア)音の調整範囲が広い(イ)音質を決定付ける要素が分散しているということがいえます。例えば、低域が物足りないブックシェルフスピーカーをマルチアンプ方式の『スコーカー』として使用したりツィーターが壊れてしまったスピーカーをマルチアンプ方式で『ウーハー』として使用することが可能です。また、パワー不足のパワーアンプであってもツィーター用のパワーアンプとして使用すれば十分使えることもあります。使用しない機材であっても...プリメインアンプとセパレートアンプvol.6

  • 12月の勉強会を再開催します!

    大雪の中開催された12月の勉強会『スーパーツィーターとサブウーハー理論編』を再開催します。昨年12月26日と27日に開催しました。ところが、26日は積雪10cm、27日に至っては30cmを超え大変でした・・・。それでもご出席された方はいらっしゃいましたので開催はしましたが、多くの方が雪でご欠席となってしまいましたので改めて1月に再開催します。日時は1月9日(日)10:30-12:001月15日(土)13:30-15:00の2回で、密を避けるための措置で2回とも同じ内容です。今回は9日(日)と15日(土)という変則的な開催日です。これは、寒波の影響がはっきりしないため2回の開催日を離すことで両日とも大雪!・・・というリスクを避けるためです。また、1月後半に行う予定でしたが昨今のコロナの状況を踏まえて近々の開催とし...12月の勉強会を再開催します!

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.5

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.4」の続きです。マルチアンプ方式のメリットの3つ目からです。(3)適材適所スピーカーとパワーアンプには相性があります。音の良いシステムを構築するということは良い相性の組み合わせを探していく作業といってもよいかもしれません。しかし、ある組み合わせでは、低域は良いけど、高域はイマイチ・・・とか大音量にすると良いけど、小音量では迫力がない・・・とかJAZZやポップスは良いけど、クラシックはダメ等々ドンピシャの相性というのはナカナカ難しいものがあります。マルチアンプでは帯域を分けてそれぞれの帯域に別々のパワーアンプを使用しますので例えば、低域は迫力あるAB級アンプで、高域は繊細なA級アンプ・・・とか低域はダイナミックなトランジスターアンプで、高域には味のある真空管アンプ・・・...プリメインアンプとセパレートアンプvol.5

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.4

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.3」の続きです。マルチアンプ方式のメリットの2つ目からです。(2)ネットワークが無くなるメリットネットワークとはスピーカーシステムにおいて帯域を分割する回路で2WAYのスピーカーであれば、高域と低域に3WAYのスピーカーであれば、高域と中域と低域に分割します。この回路は通常エンクロージャーの中に隠れていて見ることはありません。ネットワーク回路での悪者はコイルです。コイルは銅線を巻いたものですが、ウーハーに直列に使用するコイルに使用されている細い電線の長さは何十メートルにも及びます。多くのオーディオファンはスピーカーとアンプを接続しているたった数メーターのスピーカーケーブルを変えて音が変わったと一喜一憂しますが、実はスピーカーの箱の中にその何十倍もの細い電線が隠れている...プリメインアンプとセパレートアンプvol.4

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.3

    「プリメインアンプとセパレートアンプvol.2」の続きです。こういった使用方法の中で最もおもしろいのは間違いなくマルチアンプ方式です。マルチアンプとは、ウーハーやツィーターといったスピーカーユニットのひとつひとつにそれぞれ専用のパワーアンプを使用してドライブする方法です。この方式ではスピーカーユニットの数だけパワーアンプが必要になりますし、チャンネルデバイダーという周波数帯域を分割する機器も必要です。それに伴ってピンケーブルやスピーカーケーブルやラックのスペースもたくさん必要です。コストもかかります。これらを考慮しても音質は3ランク昇格します!それは次のような理由があります。(1)コントロールのしやすさプロオーディオの世界でも、ドームのような巨大なPAや音にこだわったコンサートホールのPAはその多くがマルチアン...プリメインアンプとセパレートアンプvol.3

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.2

    『プリメインアンプとセパレートアンプvol.1』の続きです。そのとき、パワーアンプには2つの選択がありましたモノラル時代のパワーアンプをそのまま使うのか2ケのモノラルパワーアンプを1つにしたステレオアンプにするのか・・・。当時のスピーカーやパワーアンプではステレオアンプとモノラルアンプの音質の差を聴き分けるほどのクオリティはなくコストは・・・ケースと電源部が1ケで済むステレオアンプが断然有利です。そして、パワーアンプと言えばステレオパワーアンプになります。これが、プリメインアンプとセパレートアンプがいずれも使いにくいものにしてしまった元凶です。ステレオパワーアンプをスマートに設置するためには左右のスピーカーのセンターに置くことになります。手元で操作するためのプリアンプは目の前の置く必要があり、スピーカーは正面、...プリメインアンプとセパレートアンプvol.2

  • プリメインアンプとセパレートアンプ vol.1

    あけましておめでとうございます。日頃よりムジカ公式ブログをお読みいただきありがとうございます。ムジカ公式ブログは年々読者が増え、これまでの総アクセス数が467万となりました。夏頃には500万を突破する勢いです。ありがとうございます。また、昨年末は雪の中、勉強会・帰省試聴会にご参加いただきありがとうございます。12月の勉強会は大雪でしたので1月に改めて行いたいと考えております。日程は来週中ごろ発表の予定です。これまでムジカは他社にはない個性的なオーディオ機器を開発してきました。本年も『おもしろい』オーディオ機器を開発していきたいと考えています。よろしくお願い致します。本年最初のテーマは『プリメインアンプとセパレートアンプ』です。多くの方は、高音質なセパレートアンプ、お手軽なセパレートアンプという印象が強いのではな...プリメインアンプとセパレートアンプvol.1

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