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株式会社 ムジカ
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2012/08/28

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  • 新スーパーツィーター発表!! vol.3

    『新スーパーツィーター発表!!vol.2』の続きです。11月27日(土)、28日(日)に開催する11月のイベント『ムジカ&クアドラル新製品発表会』に向けての新製品スーパーツィーターver(ウェール)のご紹介の続きです。スーパーツィーターver(ウェール)はMUSICA創業20周年記念モデルとして発売されます。MUSICAは2002年に電子機器の設計を専門に行う企業として創業しました。この当時は自社ブランドの製品はなく他社のフォノイコライザーアンプやパワーアンプの設計のみを担当していました。2003年には自社ブランドでの販売を目指して開発を始め、2004年、『MUSICA』の製品としてパラメトリックイコライザー、フォノアンプ、チャネルデバイダー、ヘッドホンアンプの4機種を発売します。2005年には企業形態を株式会...新スーパーツィーター発表!!vol.3

  • 新スーパーツィーター発表!! vol.2

    『新スーパーツィーター発表!!vol.1』の続きです。11月27日(土)、28日(日)に開催する11月のイベント『ムジカ&クアドラル新製品発表会』に向けての新製品スーパーツィーターver(ウェール)のご紹介です。2000年以降、スピーカーユニットで最も進化したのはツイーターユニットでしょう。周波数特性の上限が20KHzや30KHz程度であったものがver(ウェール)では60KHzまで再生可能です。1980年代多くの新素材が開発されました。しかし、当時は軍用等の特殊用途に使用され特別なルートでしか入手できず、しかも高価でした。近年、新素材の量産化が可能になりオーディオ機器にも使用できるようになりました。例えばマグネット。ver(ウェール)は磁力が弱いフェライトに変わって永久磁石で最も強力とされているネオジウムマグ...新スーパーツィーター発表!!vol.2

  • 新スーパーツィーター発表!! vol.1

    11月27日(土)、28日(日)に開催する11月のイベント『ムジカ&クアドラル新製品発表会』に向けて新製品の開発が佳境にきています。ちなみに、11月のイベントではムジカの新製品3種とクアドラルの新製品2種をご試聴していただく予定です。それらの中で初めに発表する新製品はムジカの新スーパーツィーターver(ウェール)です。(バーと読まないでください・・・)当社のブランド名であるmusica(ムジカ)はラテン語で『音楽』を意味します。英語のmusic(ミュージック)に相当します。全世界で最も多くの人が理解することができる言語はラテン語だと言われています。聖書がラテン語で書かれていること、南米にラテン系のスペイン語やポルトガル語を母国語とする人が多いこと等いくつかの理由があるそうです。ムジカは初めての製品を発売するとき...新スーパーツィーター発表!!vol.1

  • プリアンプは不必要? vol.10

    『プリアンプは不必要?vol.9』の続きです。それでは、どういった方がプリアンプ向けなのか?どういった方がパッシブアッテネーター向けなのかをまとめてみたいと思います。オーディオシステムの種類でいうと、小型スピーカーはプリアンプ向け、大型スピーカーパッシブアッテネーターの方が向いているかもしれません。小型スピーカーは能率が低いため利得のないパッシブアッテネーターと低利得のパワーアンプでは音量不足になる可能性があります。また、低域が限られているため繊細な音のパッシブアッテネーターでは低音が十分に出ていても『迫力』がイマイチかもしてません。ただし、サブウーハー等をご使用で低音の量をコントロールすることができれば解決できるでしょう。次に、パワーアンプとコントロール部の距離が離れているシステムにはパッシブアッテネーターは...プリアンプは不必要?vol.10

  • プリアンプは不必要? vol.9

    『プリアンプは不必要?vol.8』の続きです。パッシブアッテネーターとプリアンプをフェアな状態で戦わせています。今日はその続きです。(5)コストパフォーマンスパッシブアッテネーター〇プリアンプ✕パッシブアッテネーターには電源が必要ありません。つまり、電源回路にコストがかかりません。また、電源回路というのは意外と大きなスペースを必要とします。そのため、パッシブアッテネーターは小さなボディとすることが可能です。電源というノイズ源が同じ筐体内にないので電源ノイズ対策は必要ありません。何より、回路がシンプルです。この項目はパッシブアッテネーターの圧勝です。(6)聴感上の音質パッシブアッテネーター〇プリアンプ〇これはもうお好みなのですが、プリアンプとパッシブアッテネーターでは音質の方向性が異なります。ダイナミックな音、力...プリアンプは不必要?vol.9

  • プリアンプは不必要? vol.8

    『プリアンプは不必要?vol.7』の続きです。パッシブアッテネーターとプリアンプをフェアな状態で戦わせています。今日はその続きです。(3)耐ノイズ性パッシブアッテネーター✕プリアンプ〇+パッシブアッテネーターには電源が必要ないため電源ノイズの混入を考える必要はありません。しかし、パッシブアッテネーターは出力インピーダンスが高いためRCAケーブルからノイズが混入しやすく注意が必要です。電源ノイズと違い、このノイズは信号回路に直接入り込んでくるのでその対策はかなり大変です。その点、プリアンプは電源ノイズが多少気にはなりますが最近のスイッチング電源は外来ノイズに強く・・・といっても実はスイッチング電源自身が発生するノイズが大きいのでその対策をとっていく中で結果として外来ノイズにも強くなってしまった・・・という気もしま...プリアンプは不必要?vol.8

  • プリアンプは不必要? vol.7

    『プリアンプは不必要?vol.6』の続きです。パッシブアッテネーターとプリアンプをフェアな状態で戦わせるためのパッシブアッテネーターの正しい使用法を説明してきましたがプリアンプの正しい使用法はあるのでしょうか?・・・。とくにありません。特別な技術がなくて使用しても問題ないように作られたのがプリアンプなのです。と、いうことでいよいよ、プリアンプとパッシブアッテネーターをを戦わせてみましょう。聴感上音質の他、周波数特性、歪率、耐ノイズ性、アクセサリーの必要性、コストパフォーマンス等を〇△✕で評価します。(1)周波数特性パッシブアッテネーター〇プリアンプ△パッシブは周波数特性が劣化する要素が少なく信号回路がシンプルなので〇です。プリアンプはバッファアンプによって帯域が制限されますが最近の半導体を用いたバッファアンプは...プリアンプは不必要?vol.7

  • プリアンプは不必要? vol.6

    『プリアンプは不必要?vol.5』の続きです。パッシブアッテネーターとプリアンプをフェアな状態で戦わせるためのパッシブアッテネーターの正しい使用法の続きです。接続するアース線は重要です。電線というと材質や構造にこだわられる方が多いようです。6Nがよいとか、銀線よいとかいろいろご意見はありますがアース線に限って言えば、そんなものはまったく関係ありません。この場合のアース線はノイズ対策としての動作もありますが最も大切なのは電位を合わせるということです。そのためには直流抵抗値が低くなければなりません。良いと言われている6Nや銀線は確かに普通の銅線よりは抵抗値は低いのですがそれは僅か数パーセントに過ぎません。安価な普通の電線でも2倍の太さの電線を使用すれば、抵抗値は半分になるのですから高価な6Nを使うくらいであれば、3...プリアンプは不必要?vol.6

  • プリアンプは不必要? vol.5

    『プリアンプは不必要?vol.4』の続きです。パッシブアッテネーターとプリアンプをフェアな状態で戦わせるためのパッシブアッテネーターの正しい使用法の続きです。次にアースです。パッシブアッテネーター内部のアースの取り方は3種類あります。(1)LchとRchの共通のアースをとる(2)LchまたはRchだけアースがとられている(3)アースはとられていないパッシブアッテネーターの80%以上は(1)で残りが(3)です。(1)は最も標準的なアースの取り方ですが、LchとRchのアースが共通のためなんか左右の音が混じるような気がするという方があります。完全に気のせいです。アース回路が共通でも音楽信号の回路とは別です。(2)は自作されたアッテネーターに見ることができますが製品ではお目にかかったことはありません。(2)は(1)で...プリアンプは不必要?vol.5

  • プリアンプは不必要? vol.4

    『プリアンプは不必要?vol.3』の続きです。パッシブアッテネーターとプリアンプをフェアな状態で戦わせるためのパッシブアッテネーターの正しい使用法の続きです。最も注意をしなくてはならないのはパッシブアッテネーターのインピーダンスです。多くのパッシブアッテネーターのインピーダンスは10キロオームまたは50キロオームです。この場合のインピーダンスとは入力インピーダンスを指します。パッシブアッテネーターの場合、出力インピーダンスはツマミの位置によって変化するからです。例えば、入力インピーダンスが10キロのパッシブアッテネーターを入力側は出力インピーダンス1キロオームのCDプレーヤーに接続し、出力側は入力インピーダンス47キロオームのパワーアンプに接続して使用する場合、出力インピーダンスが最も低くなるのは音量ゼロの位置...プリアンプは不必要?vol.4

  • プリアンプは不必要? vol.3

    『プリアンプは不必要?vol.2』の続きです。パッシブアッテネーターとプリアンプをフェアな状態で戦わせるためパッシブアッテネーターの正しい使用法を解説します。パッシブアッテネーターとプリアンプの違いですが、プリアンプとはパッシブアッテネーターの入出力にバッファアンプ回路を追加したものと考えればよいでしょう。バッファアンプ回路は日本語では緩衝増幅器と呼ばれ荷物を梱包するときの緩衝材のようにその前後の影響をお互いに伝えることなく音楽信号だけを伝えるという回路です。パッシブアッテネーターはとてもデリケートな回路でそこに接続されるCDプレーヤーやパワーアンプの影響を受けやすく特性が悪化したり、バランスが崩れたりします。そこでバッファアンプを挿入することでパッシブアッテネーターの動作環境は一定で安定したものとなります。つ...プリアンプは不必要?vol.3

  • プリアンプは不必要? vol.2

    『プリアンプは不必要?vol.1』の続きです。1980年頃だったとおもいますが、パッシブアッテネーターやフェーダーという電源を使用しないプリアンプと同じような機能を持ったオーディオ機器が登場しました。当時のプリアンプはソコソコのノイズや歪がありましたがパッシブアッテネーターは電源をしないため電源ノイズが皆無、回路がシンプルなため歪の少なく、瞬く間にヒット商品となりました。それはちょうどCDが普及するタイミングで、入力切替と音量調節さえあればOKという風潮があったと思います。また、パーツに放送用やレコーディング用の『プロ用』のパーツを使用したのも大きかったのでしょう。今では『プロ用』のパーツは耐久性や信頼性は高いものの高音質かと聴かれると、必ずしもそうではない・・・というのは多くの方がご存じです。当時は『プロ用』...プリアンプは不必要?vol.2

  • プリアンプは不必要? vol.1

    プリアンプというのは、その必要性において微妙なオーディオ機器です。かつてのレコード全盛の時代にはプリアンプの中にフォノイコライザー回路がありました。当時レコードを再生するのはとても大変で色々な工夫が必要でした。例えば、レコード盤に反りがあるとスピーカーがプカプカ動きます。この対策は超低域をカットするためにサブソニックフィルターがありました。また、当時のレコード再生は微妙に左右のバランスがとれないこともありこの対策にはバランスコントロールがありました。さらには、カートリッジによって出力レベルが大きく異なりましたのでプリアンプには十分なゲインが必要でした。これらの機能はCD時代になって必要なくなり音源もCDだけという方には入力切替さえ不要になりました。さらには、CDのリモコンには音量調節がついていることが多くCDと...プリアンプは不必要?vol.1

  • 11月のイベントが決まりました!!

    11月のイベントが決まりました!!『ムジカ&クアドラル新製品発表会』です。ムジカの新製品は先日プロトタイプを公開したAirone(アイローネ)シリーズです。左がプリアンプ、右がパワーアンプです。現在量産モデルへの最終調整を行っています。音質に関する調整は完了しました。現在、外観デザインに関する調整を行っています。明日以降のブログで、仕様や価格を発表できるとおもいます。クアドラルの新製品はスピーカー2種です。残念ながら映像や仕様はまだ発表できません。ゴメンナサイ。発表ができるようになりましたらいち早く、このブログでお知らせします。11月のイベントは11月27日(土)、28日(日)、10:30~12:00、13:30~15:00の4回行います。(密を避けるための措置で4回同じ内容です)場所はムジカ試聴室(ログハウス...11月のイベントが決まりました!!

  • 11月の勉強会の日時発表!

    昨日土曜日は10月のイベント『お月見コンサート(配信)』でした。今年度のお月見コンサートはコロナ禍のため配信となりましたがライブでのアクセス数は500程ありました。ライブは終了しましたが、ライブの模様はアーカイブでYouTubeでいつでも見ることができます。配信アドレスはhttps://www.musika.jp/otsukimi/です。無料で登録等も必要ありません。ぜひご覧ください。また、今回のライブは大垣ケーブルテレビでも放送されます。たくさんのテレビカメラに囲まれての演奏となりました。さらに、本日、日曜は10月の勉強会『オーディオファンのためのフィルター講座その2』を開催しました。ご参加いただきありがとうございました。今回の勉強会の内容は後日YouTubeで配信する予定です。テキストは以下のアドレスからダ...11月の勉強会の日時発表!

  • お月見コンサート配信中!!

    10月のイベント『お月見コンサート(配信)』配信中ですテーマは『CITYPOP2』。YouTubeでの無料リモートライブ配信です。現在こんな感じです。配信開始:10月16日(土)18:00(その後、いつでも試聴可能です)配信アドレス:https://www.musika.jp/otsukimi/チラシ:https://www.musika.jp/nws/otukimi2021.pdf無料で登録等も必要ありません。ぜひご覧くださいお月見コンサート配信中!!

  • 速報!! 新シリーズ Airone(アイローネ)シリーズ vol.4

    『速報!!新シリーズAirone(アイローネ)シリーズvol.3』の続きです。Airone(アイローネ)シリーズの音質についてです。いつも音質の評価をするときのようにクラシック、JAZZ、ポップスを試聴しました。また、あえて古い音源も聴いてみました。(1)春の祭典もともと、金管が目立つ音源ですが、今回一番印象に残ったのはティンパニーです。音質はどちらかというとおとなしく、自然な音なのですがその存在感はしっかり再生されていました。ピッチカートも歪が感じられずきれいな音です。この曲は低音と高音の両方がバランスよく演奏されておりこうした音質チェックにはおすすめの1枚です。(2)Moanin'1958年の録音です。最近ハイレゾにリマスタリングされたものです。少しきつい音ですが、それが高域のチェックには最適です。その高域...速報!!新シリーズAirone(アイローネ)シリーズvol.4

  • 速報!! 新シリーズ Airone(アイローネ)シリーズ vol.3

    『速報!!新シリーズAirone(アイローネ)シリーズvol.2』の続きです。今日は、Airone(アイローネ)シリーズの音質の傾向です。Airone(アイローネ)シリーズの音質は3つの目標をもって設計されました。(1)雷鳥6シリーズに準ずるクオリティであること(2)伝統的などっしりとしたピラミッド型のバランスではなく、どの帯域も晴れ晴れとしたダイナミックな音を狙っています。(3)ハイレゾ音源にも対応する聴感的にも測定値としても十分に伸びた高域まず、(1)ですが、パワーこそ雷鳥6monoの150wには及ばない40w+40wですがそのクオリティは同等であることを目指してします。雷鳥6は広いリスニングルームで大音量での再生にも耐えうる設計です。しかし、小音量での再生が多いという方もあるかと思います。能率90dB/w...速報!!新シリーズAirone(アイローネ)シリーズvol.3

  • 速報!! 新シリーズ Airone(アイローネ)シリーズ vol.2

    Airone(アイローネ)シリーズです。Airone(アイローネ)シリーズはプリアンプ、パワーアンプ、プリメインアンプがラインナップされます。いずれもハイレゾ音源が再生できる帯域を確保しておりプリアンプで120KHzまでパワーアンプとプリメインアンプで88KHzまでと超広帯域です。192KHzのサンプリングのハイレゾ音源をも楽々再生します。プリアンプはRCA入力4系統とRCA出力1系統をもちます。入力4系統はいずれも220キロオームの高インピーダンス入力回路となっており音源機器の負担が軽くなり、超低域までしっかり再生します。12AU7を使用した真空管バッファー回路を通過し23接点のアッテネーターにより音量調整がなされます。シンプルな構成でトーンコントロールはありません。パワーアンプはRCA入力1系統で右チャンネ...速報!!新シリーズAirone(アイローネ)シリーズvol.2

  • 速報!! 新シリーズ Airone(アイローネ)シリーズ vol.1

    MUSICAから11月に新シリーズが発売になります。Airone(アイローネ)シリーズです。シラサギをモチーフにしたデザインでトップパネルは白色のイタリア産天然大理石ビアンコカラーラを、フロントパネルと両サイドのカラーはクリスタルホワイトとしました。左がプリアンプ、右がパワーアンプですが、正面のデザインは全く同じです。フロントパネルの3つの穴からは真空管がのぞいています。寸法は横幅24cm、高さ7.3cm、奥行13cmです。Airone(アイローネ)シリーズの発売により、雷鳥3シリーズ、64シリーズが生産完了となります。Airone(アイローネ)シリーズはこの2つのシリーズの中間のクオリティをもつシリーズになります。今後は、プリアンプやパワーアンプはフラグシップモデルである雷鳥5/6シリーズ、スタンダードモデル...速報!!新シリーズAirone(アイローネ)シリーズvol.1

  • Windows11の音質は?

    当社のパソコンがWindows11になって数日が経ちました。Windows11の使い勝手は他のサイトにおまかせしてここではWindows11の音質について書きたいと思います。当社の音響用のパソコンにはDELLのノートパソコンを使用しています。昨年購入したものでWindows10です。今回Windows11に無償でアップグレードできるとのことなので挑戦してみました。アップグレードとその後の細かな設定に約3時間かかりました。以前にWindows7をWindows10にアップグレードしたことがありますがそれよりも簡単に短時間でアップグレードできた印象です。アップグレード後、いくつかのソフトがメニューから消えていました。インストーラーを使ってインストールしたソフトは消えていませんでしたが手動でインストールした簡単なフリ...Windows11の音質は?

  • アンプとスピカーの周波数特性はこう見る vol.8

    『アンプとスピーカーの周波数特性はこう見るvol.7』の続きです。オーディオ機器の『周波数特性』という項目の本音と建前?について書いています。今日はデジタル機器の周波数特性についてです。デジタル機器の周波数特性は増幅回路で決定されるのではなくD/Aコンバーターのサンプリング周波数で決定する場合がほとんどです。そのため(-3dB)というような表記も無意味です。サンプリング周波数が44.1KHzのCDは20KHzまでサンプリング周波数が48KHzのDVDは22KHzまでサンプリング周波数が96KHzのブルーレイは44KHzまでサンプリング周波数が192KHzのブルーレイ・オーディオでは88KHzまで再生します。SACDはこれらとは別の方式で録音されているため比較はできませんがサンプリング周波数が2.8224MHzで...アンプとスピカーの周波数特性はこう見るvol.8

  • アンプとスピカーの周波数特性はこう見る vol.7

    『アンプとスピーカーの周波数特性はこう見るvol.5』の続きです。オーディオ機器の『周波数特性』という項目の本音と建前?について書いています。少しテーマから外れますが今日は周波数特性に関する俗語についてです。これから登場する俗語はいずれも周波数特性のグラフから派生しているものでオーディオや無線技術者の間でよく使われるものです。初めに一般的な周波数特性のグラフはこんなかんじです。横軸が周波数で右に行くほど周波数が高くなります。縦軸は出力です。(1)カマボコ一般的な周波数特性では中域に平坦な部分がありますが古い真空管アンプなどでは平坦な部分がほとんどないものがあります。これをカマボコといいます。蒲鉾の断面が語源と思われます。自作オーディオ派の中にはナス管等の超古典管のアンプで再生するカマボコ特性が最高だという一派が...アンプとスピカーの周波数特性はこう見るvol.7

  • アンプとスピカーの周波数特性はこう見る vol.6

    『アンプとスピーカーの周波数特性はこう見るvol.5』の続きです。オーディオ機器の『周波数特性』という項目の本音と建前?について書いています。前回も登場したフォステクスのフルレンジスピーカーユニットFE87Eですが、周波数特性は140Hz~30KHzとなっています。ところで、周波数特性のグラフの2KHzから上の周波数ではグラフが3本に分かれています。これはどういうことでしょう?このグラフはスピーカーユニットの角度に対する出力を表しています。一番上にある実線で描かれているグラフはスピーカーユニットの正面(軸上)で1m離れて測定したものです。2番目の線は正面から30度ずれたところで測定したものです。3番目の線は正面から60度ずれたところで測定したものです。正面での周波数特性は140Hz~30KHzですが、30度ずれ...アンプとスピカーの周波数特性はこう見るvol.6

  • アンプとスピカーの周波数特性はこう見る vol.5

    『アンプとスピーカーの周波数特性はこう見るvol.4』の続きです。オーディオ機器の『周波数特性』という項目の本音と建前?について書いています。周波数特性は『20Hz~20KHz(-3dB)』というように書かれていますが今日も(-3dB)の部分を注目してみましょう。この数字はアンプ等の仕様では(-3dB)と表示されているものが多くスピーカーの仕様では(-10dB)と表示されているものが多くなっています。なぜ統一しないのでしょう?FOSTEXのFE87Eという有名なスピーカーユニットの規格を見てみましょう。周波数特性は140Hz~30KHz、能率は89dB/mとなっています。周波数特性のグラフを見てみると200Hzで89dBになっていますのでもっとも能率が高いポイントを『能率』と表現したのでしょう。ところが、2KH...アンプとスピカーの周波数特性はこう見るvol.5

  • アンプとスピカーの周波数特性はこう見る vol.4

    『アンプとスピーカーの周波数特性はこう見るvol.3』の続きです。オーディオ機器の『周波数特性』という項目の本音と建前?について書いています。周波数特性は20Hz~20KHz(-3dB)というように書かれていますが今日は(-3dB)の部分を注目してみましょう。カッコの中には周波数特性の条件が書かれていて-1dB、-3dB、-10dBあたりが多いと思います。-1dBは89%、-3dBは71%、-10dBは31%を表します。例えば、20Hz~20KHz(-3dB)というのは1KHzの出力を100%としたとき周波数を下げていって出力が71%になったときの周波数が20Hz周波数を上げていって出力が71%になった時の周波数が20KHzという意味です。例えば次のような周波数特性の機器があったとします。この機器の周波数特性は...アンプとスピカーの周波数特性はこう見るvol.4

  • アンプとスピーカーの周波数特性はこう見る vol.3

    『アンプとスピーカーの周波数特性はこう見るvol.2』の続きです。オーディオ機器の『周波数特性』という項目の本音と建前?について書いています。トランジスターアンプの場合、周波数特性の下限がどこまでかというのは回路設計者からするととても興味深い問題です。実は多くのトランジスターアンプの場合0Hz(DC)から再生させるのはそれほど難しいことではありません。DC~100KHzとか書かれているアンプはカッコいいのですがユーザーのちょっとしたミスでいとも簡単にスピーカーを飛ばします。よくあるのは、パワーアンプの電源を入れたままピンプラグを抜いてしまった・・・とかボリュームが上がっていることを忘れてレコードに針を落とした・・・とかパワーアンプの電源を入れたままプリアンプを切ってしまった・・・とかです。一般的なパワーアンプで...アンプとスピーカーの周波数特性はこう見るvol.3

  • アンプとスピーカーの周波数特性はこう見る vol.2

    『アンプとスピーカーの周波数特性はこう見るvol.1』の続きです。オーディオ機器の『周波数特性』という項目の本音と建前?について書いています。真空管アンプの周波数特性の表示の方法は昔から独特で『それってインチキじゃないの?』と言われてもおかしくない表示がまかり通っています。50年以上前からの慣習なのでメーカーに言わせると『周波数特性の読み方を知らない方が悪い』となります。当社も真空管アンプを発売しているメーカーなのでおおきなことは言えませんが・・・ほとんどの真空管パワーアンプには出力トランスが搭載されています。この出力トランスはたくさんパワーを出すと周波数特性が狭くなるという特徴があります。かつて一世を風靡したタンゴの最高級出力トランスの規格表を見てみましょう。3段目のX-3.5PはWE-300Bに使用できるト...アンプとスピーカーの周波数特性はこう見るvol.2

  • アンプとスピーカーの周波数特性はこう見る vol.1

    オーディオ機器の仕様をみると『周波数特性』という項目があります。20Hz~20KHzとか、5Hz~60KHzというような書き方がしてあります。一般には周波数特性は広いほど良いという風潮があります。これは間違いではありません。ただ、この数値だけを単純に比較するだけでは周波数特性を表示する本来の意味を理解できなくなりますので注意が必要です。例えば、20Hz~20KHz(-3dB)と書かれていることがあります。これは主にトランジスターアンプでの周波数特性の表示の例で-3dBは0.71倍に相当します。たいていの場合1KHzを中心周波数と考えられていますので1KHzで出力されている出力に対し、71%になった周波数を測定しその周波数を下限、上限としているわけです。つまり、この表示をそのまま信じれば1KHzでの出力を100%...アンプとスピーカーの周波数特性はこう見るvol.1

  • ハイレゾとUSBメモリー vol.4

    『ハイレゾとUSBメモリーvol.3』の続きです。前回は、CDプレーヤーはエラーが発生し、エラー訂正回路を使用して音楽を再生しているというお話でした。これは音楽CDをCDプレーヤーで再生した場合のお話で音楽CDをDVDプレーヤーやブルーレイプレーヤーで再生した場合は仕組みが異なります。DVDプレーヤーやブルーレイプレーヤーはCDよりも開発年代が新しく容量も増えました。CDが0.8GだったのにDVDは4.7G、ブルーレイは25Gです。容量が増えれば、それを読み書きするための時間も高速になります。そのため、DVDプレーヤーでCD盤を再生するとCD盤を常に読み取っているわけではありません。DVDプレーヤーに読み取り速度が速すぎるためある程度読み取ると、曲が追い付いてくるまで次の読み取りをストップしています。読み取った...ハイレゾとUSBメモリーvol.4

  • ハイレゾとUSBメモリー vol.3

    『ハイレゾとUSBメモリーvol.2』の続きです。前回、USBメモリーの種類や速度によって音質は変化しないと書きましたが『高品質CDは無意味なのですか?』というご質問をいただきました。CDとUSBメモリーは仕組みが異なるため同じように考えることができません。CDの技術は1970年代に開発されました。レーザーを使ってCD盤の僅かな凹凸を読み取るという技術なのですが、当時はレーザーで読み込むのに時間がかかりました。それでもなんとか読み込むことができるようになりましたが読み込み速度は音楽を再生するのにギリギリで、また、読み込みミス(読み込みエラー)もかなりありました。そこで読み込みエラーが発生したときのためにエラー訂正回路を設けることにしました。エラーを検出すると『本来の音楽信号はたぶんこんな感じだろう・・・』という...ハイレゾとUSBメモリーvol.3

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