銀座8丁目の本社にいると、「インバウンド」という言葉、これが今後死後になる。そう感じることがある。かつてより、訪日外国人の増加は経済活性化の象徴だった。が、今…
伝説の営業マン『市村洋文』が語るひとり言
大学時代には1億円も稼いでビジネスマンとしての才能の片鱗を表し、更に自身を厳しい環境に身を置くため、日本一厳しいノルマが課せられたバブル期の野村證券に入社し、他社の追随を許さない圧倒的な記録を打ちたてた市村洋文のブログです。
40代、50代で一端の若年寄みたいな顔をして燻っている奴を見ると、年齢なんか関係ないだろうと言いたくなる。年齢を重ねると気分的にも体力的にも行動を起こすのがキ…
65年も生きてくると、人生は楽しいことも苦しいこともあるとわかる。人生、山あり、谷ありだ。楽しいことだけチョイスして生きるなんてできやしない。SNSにはキラキ…
私の母は私を身ごもったと知るや、腹の中の私を大切に守護してくれた。出産の時、身体の小さな母は帝王切開で激しい苦しみに耐えて私を産んでくれた。担当医には母体は助…
5年ごとに行われる国勢調査の統計を基に「生涯未婚率」を計算すると、2020年時点で男性の約28%、女性の約18%と過去最高を記録。直近の20年間で急激に増加し…
人は一人で生まれ、一人で死んでいく。人間は、誰でも死ねば灰塵に帰していく。私の父が亡くなって10年となる。今も私の中に父は生きている。私も父の亡くなった歳まで…
仕事をしていると、いつもいい時ばかりと限らない。必ず、アゲンストの風にさらされる時もある。しかし、42年間もビジネスフィールドで戦っていると、何が起こってもピ…
自分のビジネス人生を振り返って思うことがある。それはルーティンの大切さだ。私にとっては「朝を制する者が全てを制する」と心からそう思う。一日の行動が習慣化してい…
日曜日の夕刻には必ず母親に会いに行く。一日に一回は必ず母親に電話をする。週に一回は父親の墓参りに行く。自分が今、こうして存在しているのも父と母がいたからだ。私…
年齢など人にとっての記号でしかない。「市村社長はメチャクチャ若いですよね」外見ではなく脳が若いのだ。この歳になったら、自分のやりたいことしかしない。若さを保つ…
私の銀座八丁目のオフィスのご近所には、松坂屋銀座の再開発プロジェクトを通じて、2017年に誕生した「GIZA SIX」がある。普段は、銀座三越派の私からすると…
私はサウナを利用して、自分の心と身体のメンテナンスをしている。①ストレス解消―我々は日々ストレスフルな現代社会を生きている。人によって何がストレスになるかはわ…
1998年7月、夏祭りで提供されたカレーに猛毒のヒ素が混入。67人がヒ素中毒を発症し、小学生を含む4人が死亡した事件。容疑者であった林眞須美は逮捕され、容疑を…
若い時の習慣というのは本当に大切だ。私は幼少期から10代まで両親が一生懸命に働く姿を見て育ってきた。働いてお金を頂くことが世の中の常識であると理解していた。故…
今年の酷暑もようやく一段落。特に朝晩の風は心地よく、過ごしやすくなった。猛暑・酷暑と言われた夏も終わりが近づくと少し寂しい気持ちが芽生えるから不思議だ。アフタ…
私が37歳で野村證券の支店長に最年少で就任した時に、3つのことを自分自身に約束をした。それは今も当時の私の手帳の表紙の裏に書いてある。1つ目は、支店に与えられ…
国際秩序の崩壊のトリガーを引いたのは日本であった。日本のこうした行為がアジアの国々と日本国民に悲惨な結果をもたらした。日本の政府と軍指導者の責任は非常に重たい…
子どもへの虐待や子どもを巻き込んだ自死のニュースを聞くと心が痛む。どんな子どもにも幸せに成長する権利があるはずだ。子どもは生まれてくる親を選ぶことはできない。…
人として大切なことは何か。それは親を敬う気持ちであり、家族を守ろうとする強い想いではないだろうか。ビジネスパーソンとして大切なことは何か。 それは礼儀・礼節で…
最近のファーストヴィレッジ「特設経営者合宿」に行くと、当社の研修所の北軽井沢にある「エルウイング」の13Fの大浴場の朝のサウナ室はいつも満杯である。サウナ室は…
人間は一人では生きていけないという事実。私も多くのお客様、仲間、家族らに支えられて65年生きてきた。18年前に立ち上げたファーストヴィレッジも、社員、友人、知…
1920年に国際連盟が発足したが、第一次世界大戦後の大恐慌は、1929年から1933年にかけて発生した。世界的な経済不況となった。米国が世界一の経済大国に成長…
我々日本人は20世紀の歴史を正確に理解し、21世紀の今、日本人として何を世界平和のためにすべきかを考えねばならない。先ずは、1870年代半ばから1914年まで…
ファーストヴィレッジ10バリューの続きを紹介したい。⑥営業マンにとって上げた数字が人格ビジネスの世界において、営業マンの人格とは、その人が上げた数字である。営…
ファーストヴィレッジには大切にしている10個の価値観がある。①営業は365日のうち360日がアゲインスト=向かい風の中での営業「仕事とは元来、辛いものだ」「遊…
8月7日に第1巻が発売された『教育虐待―子供を壊す「教育熱心」な親たち(原作・石井光太、構成・鈴木マサカズ、作画・ワダユウキ)』が話題になっている。親や塾によ…
共立メンテナンスの石塚会長よりご紹介をいただいた、水町クリニック 総院長 水町先生よりご著書を頂き、読ませていただいた。日本の国のリーダーとして国を守っていく…
昨今の夜の会食での話題で必ずNetflixの「地面師たち」が出てくる。不動産屋との会食では100%がこの話題。登場人物の似た人が私の周りに沢山いる。故に、妙に…
日本は我々日本人の祖国である。この地で生まれ、この地を愛し、この地で育ってきた。日本には素晴らしい自然があり、美しい国である。日本国民の民度は高い。時間を守り…
2000年を1とした場合、2023年に日経平均株価は倍になっている。ニューヨークダウ平均株価は3.7倍。金価格はなんと12.5倍になっているのである。2000…
経営として営業マンに望むことは何か。それはコンスタントに高い業績を出し続けることである。しかし、なかには「営業マンはノルマがすべて。最後に帳尻が合えば、結果オ…
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銀座8丁目の本社にいると、「インバウンド」という言葉、これが今後死後になる。そう感じることがある。かつてより、訪日外国人の増加は経済活性化の象徴だった。が、今…
百姓であった私の祖父。自衛官であった私の父。祖父、父がやってきたことはそれぞれ点であったかもしれない。しかし、次の世代であった私が祖父、父の点を結んで線とし、…
私が31歳の時に野村證券の営業企画部に異動となった。当時、営業企画部を統括されていた専務取締役の中野淳一氏に連れられて田渕節也会長の部屋へ挨拶へ伺った。その時…
北軽井沢において毎月「特設経営者合宿」を主催していると、参加者のリーダー達に思う所がある。それは、同じピンクファイルの資料、同じ講師である私、そして私の話を聞…
先日発表された「日経XTREND トレンドマップ2025年上半期」には、今の時代を象徴するキーワードが並んでいた。注目したい一つは「AIエージェント」、そして…
昭和37年(1962年)に創業し、かつては数寄屋造りの本格料亭として、歴代の総理大臣や著名人に愛された名店として知られている口悦。創業者は俳優の故・渡辺文雄氏…
私が上場させたKOBE証券の社長時代に、評論家のような役員が沢山いた。大手証券から入社をさせたが、驚く程仕事をしない。毎日、会長室で3人は煙草をふかして小田原…
特設経営者合宿が大盛況である。毎回70名近くの経営者やリーダーが、当社の北軽井沢の研修センターにまで足を運んでくれる。ありがたいことだ。私は、私より年下の参加…
① Back to the basic.原点回帰が大切。自分は何のためにこの仕事をしているのか。何を持って自分は世の中に貢献しているのか。働くとは傍の人を…
銀座の8丁目に当社の本社がある。会社を設立して19年目だ。外の空気を吸いたくなると、銀座の中央通りを散歩する。この通りを歩いていると、インバウンドの追い風が日…
私は経営コンサルタントになって18年が経過した。私は野村證券、KOBE証券の代表取締役時代から、マーケットに価値を創出し得る企業しか支援をしない。具体的に言え…
「花の中三トリオ」は桜田淳子、森昌子、そして山口百恵である。実にこの「花の中三トリオ」と私は同学年である。彼女らがデビューした時も私は同じ中学3年生であったの…
日本のサービス業は、世界でも類を見ない「おもてなし」を武器に発展してきた。今や大臣の妻となった滝川クリステルがIOCの総会で、あのジェスチャーと共に表現した「…
私が毎日通る銀座中央通り。ここ最近、やけに行列ができている店があり、チェックしてみるとそこは「オニツカタイガー」。ほぼインバウンドの訪日客だ。オニツカタイガー…
芸能人は歯が命。そして、政治家は身嗜みが求められる。2024年10月、石破内閣が発足した際に撮影された集合写真では、「だらし内閣」、「みっとも内閣」とSNSや…
昔、どこかの出版社の編集員に質問されたことがある。「市村社長にとって尊厳ある生活って、どんな生活ですか。」「そうですねぇ。好きな人、例えば両親や家族、親戚の人…
毎朝6時に社長室で私は読み終えた日経新聞を決済済みのBOXに入れて、「帝国ニュース」を読み始める。ファーストヴィレッジを設立してから18年以上に亘る私の習慣で…
私は証券会社において金融の世界の証券界に身を置いた事によって、証券における専門知を深めることが出来た。その専門知から証券会社の全てを知る総合知を得た。ブローカ…
新緑の爽やかな季節はあっという間だ。梅雨が明ければ、今年も猛暑がやってくる。気象庁によれば、今年の夏も記録的な暑さが予想されていると言う。そんな過酷な夏を乗り…
女は男のスーツの仕立ての良さを見る。女は男の腕時計の価値を見る。女は男の足元の靴の艶加減を見る。女は男の帰りの車のレベルを見る。こう教えてくれたのは並木通りに…
先日も地方都市で今年入社の新入社員向け研修を行った。入社して3カ月ともなると、私も42年前の野村證券での新人時代を思い出して同じような気持であったと思う。つま…
先日も若手と話しをしていた時に、外交(訪問)する前に相手先をしっかりと調べてから伺っているかと感じたことがあった。私なら訪問する前に相手企業のHPとその企業の…
梅田センタービルは大阪の一等地のど真中にある。著名大企業が入居している。その梅田センタービルに、会社を設立して9年目で、550坪ワンフロアを借りて入居した成長…
甘えを払拭できない若者が実に多い。親が学費を払ってくれたから好きなスポーツに打ち込めたのだ。親がユニフォームやバットを買ってくれたから野球に打ち込めたのだ。好…
還暦を過ぎても高い年収を取り続けることができる人に共通していることは何か。それは人間関係構築力を持っているということ。瞬間芸のようにFacebookのフォロー…
ある男の開業投資資金を調達するための創業計画書を見た。この計画書の一番に職歴等の記載指示が出てくる。過去に事業の経験の有無のチェックがある。この男は「なし」に…
我々の世代は、今の若い人達に遠慮することなく、次の世代に何を残していくべきかを真剣に考えねばならない。昭和の高度成長期の日本で何が起き、どう当時は考え行動した…
「何か御用はないでしょうか」に代表される御用聞き営業は、買ってもらえるか分からないのに足しげく通って非効率だと言われる。待ちから攻めの営業スタイルへ、提案営業…
商品・サービスは、単価や購買頻度の点から大きく2種類に大別できる。1つ目は、単価が比較的低く、何度も繰り返し購入される「低単価、繰り返し購入品」だ。2つ目は単…
御用聞き営業でよく言われるのが、「売れない営業マンは話しやすいお客様に行きがち」「できる営業マンは訪問せずとも電話で要件を済ませる」。これらを規定しているのが…
どんなに酔っ払って帰っても、毎日必ず続けていることが私にはある。それは歯磨きだ。そのお蔭だと思うが、私は今までに病気になったことがない。歯はいつもきれいに。よ…
世の中が本当に変わってきた。昭和を30年、平成を30年、そして令和を5年生きてきたが、価値観が変わってきたのだろうか。昔は「休まず遅れず働かず」が公務員の象徴…
下積みの20代、30代なんか、仕事をしていてカッコいいなんてことはあまりないと思え。逆にカッコ悪いが、後で一番カッコいいんだとわかる時が来る。20代にカッコつ…
ロジカルダイエット 3カ月で「勝手に痩せる体」になる(清水忍著・幻冬舎新書)を読んだ。ここ最近お腹周りが気になってきたので手に取ってみたが、ビジネスと共通して…
40年以上もビジネスの世界に身を置いていると、実に多くの人に出会った。数々の教えをいただいた。野村證券に入社をし、サラリーマンを16年。そして縁あってKOBE…
野村證券に入社して、初めて自分の名前「市村洋文」の入った名刺を手渡された時は少しこそばゆい感じがした。自分の名前の右上には大きな字で「野村證券株式会社 仙台支…
65歳を過ぎると、私の友人たちも仕事が一段落し定年を迎える。人生のステージが明らかに変わる。ひと通りのことを経験し、無我夢中で走ってきた人生から余生に入ってい…
何カ月か前の「特設経営者合宿」にナハトの安達社長が参加してきた。DYMの奥田取締役の中央大学の後輩で、30歳のイケメン若手社長だ。奥田取締役からの紹介で参加し…
ウォーレン・バフェットが日本の5大商社株をそれぞれ5%ずつ買ったのは、コロナ禍の2020年8月末であった。そのニュースは日本で大きな話題となった。日経平均株価…
橘玲と安藤寿康の共著である「運は遺伝する―行動遺伝学が教える成功法則」(NHK出版新書)が興味深い。橘玲は私と同じ年。「言ってはいけない―残酷すぎる真実」で新…