銀座8丁目の本社にいると、「インバウンド」という言葉、これが今後死後になる。そう感じることがある。かつてより、訪日外国人の増加は経済活性化の象徴だった。が、今…
伝説の営業マン『市村洋文』が語るひとり言
大学時代には1億円も稼いでビジネスマンとしての才能の片鱗を表し、更に自身を厳しい環境に身を置くため、日本一厳しいノルマが課せられたバブル期の野村證券に入社し、他社の追随を許さない圧倒的な記録を打ちたてた市村洋文のブログです。
7、8月の軽井沢はやはり最高の季節だ。毎月開催している「ファーストヴィレッジ特設経営者合宿」も110回を超えた。全国各地から北軽井沢にある当社の研修センターに…
私はB5版の能率手帳を42年間使っている。自分自身の行動管理をするためである。42年間のビジネス人生をここまで歩めてきたのも、公も私も「メリハリ」をしっかりと…
ファーストヴィレッジは成果主義を大切にしている。成果を出した社員には決算期末賞与として支給する。本部長クラスで3000万円以上。部長席で1000万円以上。課長…
経営トップとして高いレベルでの純利益を出し続けるには会社全体のリスク管理が重要となる。全方位的なリスク管理である。世界の政治・経済の状況把握、世界の金利動向、…
営業の仕事は簡単ではない。しんどいことの方が多い。朝から晩まで動いても何の結果も出ない時もある。仕事をサボりたくもなる。そんな時は一人でサボったらいい。私は2…
「幸福の黄色いハンカチ」をデジタルマスターで観た。1977年に放映された映画であったが、デジタルマスター版で観ると黄色いハンカチの黄色が鮮烈に甦った。私が18…
深作欣二監督による「仁義なき戦い」(菅原文太主演)が、何度観てもおもしろい。この映画は、日本の戦後混乱期の青春群像を描いている。主演クラスの俳優だけでなく、脇…
組織のリーダーは、自分の部下に対して自分達の目指す位置、進むべき方向性(ベクトル)を明確にしなければならない。自分達は何のために仕事をするのか。何を持って世の…
今期に入っても休日における私の研修講師の仕事は続く。有難い限りだ。研修が終了して受講生から「市村社長、ありがとうございました。勉強になりました。」と笑顔で挨拶…
富士リアルティという会社の代表は永松秀行社長である。彼の周りには湘南を愛する、同じ自然を共有している家族のような仲間がいつも集まってくる。今でこそ多様性などと…
大企業の中には、上司に上手く取り入って出世していく奴が実に多かった。根回しと称し、本社の主要スタッフと麻雀の卓を囲み、本社の動向や人事情報を入手する人間もいた…
今回の都知事選の結果を見て思うことがある。①都民は小池百合子を選んだが、彼女の8年間の知事としての仕事ぶりに失点はないと評価した。②蓮舫が言う「さよなら、小池…
人生において人間としていくつか勝負する時がある。1つ目は最終学歴をどうするか。どのレベルの大学の卒業とするか。実は今の世の中、学歴など関係ないと言われながらも…
年収1000万円は高所得者の代名詞と言われている。年収1000万円を超える給与を得ている人は、日本で給与所得者全体のわずか4.9%の人しかいない。ましてや、2…
私が野村證券に入社した1983年4月、当時はまだ日経ダウ平均と呼ばれていた株価指数は7000円台であった。1981年に日米自動車摩擦があり、1985年にはプラ…
生まれてくる人は約70万人。亡くなっていく人は約150万人。これが今の日本の現状。18歳人口が急減している。日本の私立大学の半数以上が定員割れで赤字の大学が4…
親という生きものは、自分の生み育てた子供に対して海よりも深い愛情を持っている。自分の子供が世の中に迷惑をかけるようなことをすれば、それは自分の育て方が悪かった…
新宿2丁目仲通り入口に「グランマ」という店である。そこの「アツコ」が良く歌っていた曲があった。それは、モーニング娘の「LOVEマシーン」という曲。歌詞の中に「…
ビジネスにおいて大切なことは何か。それはどんなことが起きても全ては自分のせいであると考えることだ。私も40歳から代表取締役となり、25年となる。会社を経営して…
私が主催している「ファーストヴィレッジ特設経営者合宿」(北軽井沢で毎月開催)では、合宿に集合すると、一番初めに参加者の皆さんに課題を書き出してもらう。社員に関…
65年も生きてくると色々なことが見えてくる。40歳の時には見えなかったものも、この歳になって見えてくるものがある。人生において、苦難がずっと続くことはないとわ…
ウクライナやガサの戦争の映像を観ていると心が痛む。日本は79年前に戦争に負け、多くの大切な命を失った。人は戦争を通して人ではなくなった。正気ではなくなるのが戦…
1988年、89年のバブル期に、私は野村證券の新宿野村ビル支店の営業課にいた。当時は29、30歳の時であったが、野村の接待交際費は半端でなかった。今の世ならば…
こんな便利なルートがあったのかと驚いた。先日、学生時代にお世話になった先輩に再会するために大島へ飛んだ。調布飛行場から大島空港まで新中央航空でたったの25分。…
42年ぶりだろうか。伊豆七島の大島にある「大島グランド」を訪れた。私が立教大学時代に、スキーツアーやサーフアンドテニスツアーのビジネスを立上げ、夏に宿泊所とし…
37歳で野村證券の大森支店長就任した時、私は早速、社員一人ひとりと「1 on 1」のミーティングを実施した。ひとり60分の時間を使って相手の話を聞いた。私も自…
私の会社の本社ビルの前に有名な老舗の洋菓子店がある。外からも洋菓子を一生懸命に作っている若い人の働く姿を見ることができる。彼女らの休憩室が当社の本社ビルの2階…
有名大企業を早期退職したり、定年退職をして、人生への意欲を失っている同年代が実に多い。もう充分に働いてきたし、これ以上何もなすことはできないし、何かをなそうと…
大学の同級生から何年ぶりかに私の携帯に電話があった。大学時代に一緒に遊んだ仲間だ。大学を卒業し、大手メーカーに入社し頑張っていたが、50歳手前でリストラされた…
事件は42年前の7月初旬に野村證券仙台明生寮で起きた。私より3つ上の福島大出身のT先輩が朝から会社に出社していない。課長がTはどうしたと課員に聞くが、今日は一…
その年齢になって初めて見えるものがあると最近気付くようになった。人生も後半戦になってくると今まで見えなかったものも見えるようになってくるのかもしれない。先日も…
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銀座8丁目の本社にいると、「インバウンド」という言葉、これが今後死後になる。そう感じることがある。かつてより、訪日外国人の増加は経済活性化の象徴だった。が、今…
百姓であった私の祖父。自衛官であった私の父。祖父、父がやってきたことはそれぞれ点であったかもしれない。しかし、次の世代であった私が祖父、父の点を結んで線とし、…
私が31歳の時に野村證券の営業企画部に異動となった。当時、営業企画部を統括されていた専務取締役の中野淳一氏に連れられて田渕節也会長の部屋へ挨拶へ伺った。その時…
北軽井沢において毎月「特設経営者合宿」を主催していると、参加者のリーダー達に思う所がある。それは、同じピンクファイルの資料、同じ講師である私、そして私の話を聞…
先日発表された「日経XTREND トレンドマップ2025年上半期」には、今の時代を象徴するキーワードが並んでいた。注目したい一つは「AIエージェント」、そして…
昭和37年(1962年)に創業し、かつては数寄屋造りの本格料亭として、歴代の総理大臣や著名人に愛された名店として知られている口悦。創業者は俳優の故・渡辺文雄氏…
私が上場させたKOBE証券の社長時代に、評論家のような役員が沢山いた。大手証券から入社をさせたが、驚く程仕事をしない。毎日、会長室で3人は煙草をふかして小田原…
特設経営者合宿が大盛況である。毎回70名近くの経営者やリーダーが、当社の北軽井沢の研修センターにまで足を運んでくれる。ありがたいことだ。私は、私より年下の参加…
① Back to the basic.原点回帰が大切。自分は何のためにこの仕事をしているのか。何を持って自分は世の中に貢献しているのか。働くとは傍の人を…
銀座の8丁目に当社の本社がある。会社を設立して19年目だ。外の空気を吸いたくなると、銀座の中央通りを散歩する。この通りを歩いていると、インバウンドの追い風が日…
私は経営コンサルタントになって18年が経過した。私は野村證券、KOBE証券の代表取締役時代から、マーケットに価値を創出し得る企業しか支援をしない。具体的に言え…
「花の中三トリオ」は桜田淳子、森昌子、そして山口百恵である。実にこの「花の中三トリオ」と私は同学年である。彼女らがデビューした時も私は同じ中学3年生であったの…
日本のサービス業は、世界でも類を見ない「おもてなし」を武器に発展してきた。今や大臣の妻となった滝川クリステルがIOCの総会で、あのジェスチャーと共に表現した「…
私が毎日通る銀座中央通り。ここ最近、やけに行列ができている店があり、チェックしてみるとそこは「オニツカタイガー」。ほぼインバウンドの訪日客だ。オニツカタイガー…
芸能人は歯が命。そして、政治家は身嗜みが求められる。2024年10月、石破内閣が発足した際に撮影された集合写真では、「だらし内閣」、「みっとも内閣」とSNSや…
昔、どこかの出版社の編集員に質問されたことがある。「市村社長にとって尊厳ある生活って、どんな生活ですか。」「そうですねぇ。好きな人、例えば両親や家族、親戚の人…
毎朝6時に社長室で私は読み終えた日経新聞を決済済みのBOXに入れて、「帝国ニュース」を読み始める。ファーストヴィレッジを設立してから18年以上に亘る私の習慣で…
私は証券会社において金融の世界の証券界に身を置いた事によって、証券における専門知を深めることが出来た。その専門知から証券会社の全てを知る総合知を得た。ブローカ…
新緑の爽やかな季節はあっという間だ。梅雨が明ければ、今年も猛暑がやってくる。気象庁によれば、今年の夏も記録的な暑さが予想されていると言う。そんな過酷な夏を乗り…
女は男のスーツの仕立ての良さを見る。女は男の腕時計の価値を見る。女は男の足元の靴の艶加減を見る。女は男の帰りの車のレベルを見る。こう教えてくれたのは並木通りに…
先日も若手と話しをしていた時に、外交(訪問)する前に相手先をしっかりと調べてから伺っているかと感じたことがあった。私なら訪問する前に相手企業のHPとその企業の…
梅田センタービルは大阪の一等地のど真中にある。著名大企業が入居している。その梅田センタービルに、会社を設立して9年目で、550坪ワンフロアを借りて入居した成長…
甘えを払拭できない若者が実に多い。親が学費を払ってくれたから好きなスポーツに打ち込めたのだ。親がユニフォームやバットを買ってくれたから野球に打ち込めたのだ。好…
還暦を過ぎても高い年収を取り続けることができる人に共通していることは何か。それは人間関係構築力を持っているということ。瞬間芸のようにFacebookのフォロー…
ある男の開業投資資金を調達するための創業計画書を見た。この計画書の一番に職歴等の記載指示が出てくる。過去に事業の経験の有無のチェックがある。この男は「なし」に…
我々の世代は、今の若い人達に遠慮することなく、次の世代に何を残していくべきかを真剣に考えねばならない。昭和の高度成長期の日本で何が起き、どう当時は考え行動した…
「何か御用はないでしょうか」に代表される御用聞き営業は、買ってもらえるか分からないのに足しげく通って非効率だと言われる。待ちから攻めの営業スタイルへ、提案営業…
商品・サービスは、単価や購買頻度の点から大きく2種類に大別できる。1つ目は、単価が比較的低く、何度も繰り返し購入される「低単価、繰り返し購入品」だ。2つ目は単…
御用聞き営業でよく言われるのが、「売れない営業マンは話しやすいお客様に行きがち」「できる営業マンは訪問せずとも電話で要件を済ませる」。これらを規定しているのが…
どんなに酔っ払って帰っても、毎日必ず続けていることが私にはある。それは歯磨きだ。そのお蔭だと思うが、私は今までに病気になったことがない。歯はいつもきれいに。よ…
世の中が本当に変わってきた。昭和を30年、平成を30年、そして令和を5年生きてきたが、価値観が変わってきたのだろうか。昔は「休まず遅れず働かず」が公務員の象徴…
下積みの20代、30代なんか、仕事をしていてカッコいいなんてことはあまりないと思え。逆にカッコ悪いが、後で一番カッコいいんだとわかる時が来る。20代にカッコつ…
ロジカルダイエット 3カ月で「勝手に痩せる体」になる(清水忍著・幻冬舎新書)を読んだ。ここ最近お腹周りが気になってきたので手に取ってみたが、ビジネスと共通して…
40年以上もビジネスの世界に身を置いていると、実に多くの人に出会った。数々の教えをいただいた。野村證券に入社をし、サラリーマンを16年。そして縁あってKOBE…
野村證券に入社して、初めて自分の名前「市村洋文」の入った名刺を手渡された時は少しこそばゆい感じがした。自分の名前の右上には大きな字で「野村證券株式会社 仙台支…
65歳を過ぎると、私の友人たちも仕事が一段落し定年を迎える。人生のステージが明らかに変わる。ひと通りのことを経験し、無我夢中で走ってきた人生から余生に入ってい…
何カ月か前の「特設経営者合宿」にナハトの安達社長が参加してきた。DYMの奥田取締役の中央大学の後輩で、30歳のイケメン若手社長だ。奥田取締役からの紹介で参加し…
ウォーレン・バフェットが日本の5大商社株をそれぞれ5%ずつ買ったのは、コロナ禍の2020年8月末であった。そのニュースは日本で大きな話題となった。日経平均株価…
橘玲と安藤寿康の共著である「運は遺伝する―行動遺伝学が教える成功法則」(NHK出版新書)が興味深い。橘玲は私と同じ年。「言ってはいけない―残酷すぎる真実」で新…
為替は何によって決まるのか。長期的視点からは、通貨の交換価値である為替相場が二国間の経済力、つまり国力の違いによって決まる。円相場がおよそ半世紀前の1ドル=3…