平家の余韻も冷めないうちに、京都へ行くことになりました。今回は、カミさんと娘と三人です。 昨年同様、行き帰りの交通と、宿のほかはみな別行動♪ 気...
「おとん、うちにマーラーはあるかの」と訊く娘に、「あるよ、ほい」と気軽にわたしたのですが、 いっしょに聴いているうちにむらむらと、これは違う、という思いが...
Amazon の Prime Service で“Josep” という作品を観ておりました。実在の画家、ジュゼップ・バルトリの生涯を綴った美しいアニメ映画...
めんどうなことが片づいて、さて今日はあそこ行ってここ行って、なぁんて考えていた朝‥‥‥和室の障子に、奇妙な影が‥‥‥ よく見るとヤモリみたい。 きれいな影...
子どものときから夏が好きです。なんといっても夏休みがあった♪ もはや毎日が夏休みみたいな齢になっても、ぎらぎらした太陽がまちどおしい。 夏と云えば、ビール...
1958年にはじまった原水爆禁止をもとめる神奈川県平和行進、昨年は中止となり、意地でひとり歩く、なんてことになりましたが、 ことしは全県で開催され、5月の...
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平家の余韻も冷めないうちに、京都へ行くことになりました。今回は、カミさんと娘と三人です。 昨年同様、行き帰りの交通と、宿のほかはみな別行動♪ 気...
「にいがた酒の陣」という催しがあるらしい。なんでも3月の上旬、新潟市は「朱鷺メッセ」を会場に、越後のお酒500品目をあつめて試飲即売会をおこなうとか………...
Kくんの綿密な下調べのおかげで、平家のみっしり詰まった日程をくめましたが、なかにはさほど関係のないものもふくまれています。たとえば、この江文神社………&n...
国立博物館の東側、京都女子大学に面したフォーシーズンズホテル京都………閑静な東山に位置するラグジュアリーホテルです。お財布がゆるせば、いちどは泊まってみた...
小督にふれたのなら、建礼門院を語らないわけにまいりません。ご存じのように、高倉帝の中宮、安徳天皇の母、清盛の次女にあたります。壇ノ浦で息子の天皇を追って入...
清盛にかこわれ、捨てられた祇王のはなしは、このブログの「祇王寺」でご紹介しました。今回も氷雨に濡れる祇王寺を訪れましたが、記述は省きます。 かわ...
まずは清盛入道から………ご存じ平家の栄華20年とは、このひとの後半生そのものといってもよい。五条大橋を東にわたった六波羅蜜寺………ここには清盛の座像があり...
京の町を歩いてみたくなりました。いつもはあてもなく歩くのですが、今回は『平家物語』にゆかりの地を………『平家物語絵巻』別冊太陽・平凡社から『平家』というと...
年明け早々に、またかと思われるかもしれませんが、しばらくブログお休みします。いちおうひと月、あるいは二月くらいで再開しようと思っています。そのころになった...
新しい年になりました。この歳になれば、自らがどうのこうのといった望みはない。けれど家族の、友だちの、あるいはとおく離れた苦難にみちた人びとの幸を祈られずに...
あと数日で年がかわります。 私的にもいろいろあった年でしたが、社会に目をむければそんな思いはけし飛んでしまう……… なかでもガザの悲劇...
きみは大丈夫だよね、と思っていたものが、また調子わるくなりました。こんどは双眼鏡です。ご覧のように見るからに大時代、40年以上前、勤めはじめたころに手にい...
ものに拘るほうではないのですが、いちど読みはじめた本は、最後まで読まなければ気がすまない。子どものころから刷りこまれてしまったようです。 長い本...
なんとなくお手ごろで買った鱈………鍋用に冷凍しておいてもいいのですが、今回はこれだけで食べちゃうことにしました。 フィッシュアンドチップスに挑戦...
もはや死語となりましたが、「舶来」のウィスキーは高かった。50年かもう少し前、ジョニ黒は1万円以上、たぶん1万5千円くらいはしたと思います。ジョニ赤だって...
ちかごろよく行くイタ飯屋さんで、ある食器が目につきました。メインの肉料理にとだしてくれた一組のナイフ………この曲線には見覚えがある。 ひょっとして、………...
「聞きなし」ということばがあります。 ホトトギスの鳴き声を、「てっぺん欠けたか」といったふうに聞く………コジュケイの鳴き声は「ちょっとこい、ちょ...
横須賀といえば軍港か、どぶ板通り………なんて思ってしまうけれど、 海岸線を走水(はしりみず)の先まで行けば、しずかな眺めがひろがっています。海沿...
味をしめる、ってことばがありますね。楽ちんさが忘れられず、またはとバスに乗ってしまいました。今回は秩父方面………寶登山、三峯、秩父の三つの神社をめぐります...
記録に残る暑さだったせいか、鳥たちの帰ってくるのが、心なしか遅い気がします。でも、干潟には餌をあさるすがたもちらほらと………轟音をあげて飛びたつ飛行機に、...
宿がとおくて、夜の先斗町へ行けません。せっかく京都にきたのになぁ……… 昼の三条あたりをあるきました。花は咲いても、心が晴れぬ。あてなく街をさまよいますが...
歌舞伎に『楼門五三桐(さんもんごさんのきり)』というだしものがありまして、髪の毛をたわしみたいにオッたてた石川五右衛門が、三門から下界を見おろしながら、「...
何年かまえ、高校の友だちから奥村土牛展のチケットをいただきました。「醍醐」の作品に圧倒されて、いつかその桜を観たいものだと思っていましたが、……… 京はそ...
すこしだけ、お休みします。たぶん今週と来週、せいぜいそのつぎの週まで………そのころになったら、覗いてみてください。
お稲荷さんにはキツネ、なんだかそう決まっています、昔から。すこし現代的ですが、ふつうはまぁこんな感じでしょうか。 わたしの住んでいるあたりで有名なのは、鎌...
水ぬるむ季節となりました。ちかくのフィールドでも、生きものたちが輝きをとりもどしている。仲よく並んでいるのは、ダイサギと、ゴイサギの幼鳥・ホシゴイです。裏...
桜、といえばさくらさん………ちょっと年増の、たおやかな女性を思いうかべます。桃ならモモちゃん、幼稚園から小学校くらいの元気いっぱいな女の子。 でも、梅とい...
わたくし、寒いのはだいっ嫌いなんですが、寒いうちでなければできないものもあって、バードウォッチングもそのひとつ。 暑くても見られるじゃないか、って声もあり...
春というにはすこし早い鎌倉のまち、小町通りは若いひとでにぎわっていましたが、二の鳥居から八幡さまへむかう段葛の道は、人影もまばらです。 桜の並木はもちろん...
子どものときは、長靴がきらいでした。走りにくいし、ひょんなことで脱げてしまう。 それに、なんたってかっこ悪い! この思いこみの逆転したのが、齢とってからの...
シイタケって基本、出汁とるもんですよね。もちろん身‥‥‥というか傘のところも食べるけれど、主役を主張するほどのものじゃない。 ところがここに、「出汁が目的...
D700 がお蔵入りになってしまい、そのあとをどうしたものかと考えていました。D5があるので、鳥見や、ここで勝負、なんて撮影にはこまりません。 ただやはり...
『阿修羅考』を読んでくれたふたりの友人から、申し合わせたようにあるひとの名があがりました。 外岡秀俊氏‥‥‥わたしと同い年の1953年生まれ。東大在学中に...
酒とはながいつきあいです。ふかく、様々につきあってきた。それはひととの繋がりのなかで培われた、わたしの歴史みたいなもの‥‥‥酒をあじわう悦びは、よき友人と...
年があけました。皆さま、よき年をむかえられましたでしょうか。 国の内外をみわたす限り、なだらかで平穏なときではないようにも思える。であればこそ、粘りづよく...
いろいろあった年でした。国の内外は云うまでもなく、身近なことでも、 春には肉ばなれで歩けなくなり、秋にはヘルニアで入院と手術までしちゃった。もっと無理がき...
手術はぶじおわったのですが、機械のように「部品交換、はい終了!」というわけにいきません。切開したのは右下腹部、長さ約4.5cm‥‥‥もちろんきちんと縫合し...
いざ入院日が近づくと気がおもくなります。旅行とちゃうもんな、腹切るんだもんなぁ‥‥‥ 当日はPCR検査からはじまります。陰性でないと入院できません。ぶじク...
おおきな病院に紹介はしてもらえましたが、すぐに切ってくれるわけではありません。まずは事前の検査をすませなければならぬ。 「夕方までかかるかもしれませんが、...
「病気自慢」なんてことばがありますね。人生も最後のほうになって、仕事や孫や、飼っている犬猫でさえ自慢するものがなくなったとき、こっそりとたちあがります。 ...