遠く離れた地で、この古い写真を目にした時、私は懐かしくも切ない思いに駆られました。清楚で、たおやかな、亜麻色の髪の乙女。歴代のイタリア大使のご家族の方だと思います。が、いつか何処かでお逢いしたような気がしたのです。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~例えると、《銀河鉄道の夜監督:杉井ギサブロー1985年》【新世界交響曲】より。~BGMで新世界交響曲第二楽章がオーケストラ編成で流れている~ジョバンニ「あっ!?」女の子「あら!?」カムパネルラ「なんだい?」女の子「男の子がいたの、小さな家の前にひとり」カムパネルラ「そうかい」女の子「私ね、あの子を知ってるわ」ジョバンニ「僕も、知ってる!」カムパネルラ「きっと、どこかで逢っているんだね」ジョバンニ「うん」女の子無言でう...感性が澄んでいく。心地いいなぁ、ずーっと居たいなぁ、と思う。②