1102句目……困る犬の【ぬ】■温き湯にゆるりと浸かる夏の夜季語……夏の夜暑さのちょっと落ち着いた夏の夜、のんびりと長風呂です。次は、夏の夜の【る】
熱帯夜の『や』■薬缶から熱々注ぐ麦茶かな季語/麦茶もちろんキンキンと冷やした麦茶は、最高に美味しいんですが、出来立ての熱々も中々旨いんです。俺が子供の頃は、…
■明後日の一昨日の約束えっ、何時の約束?明日の次の日の昨日の……前の日だから……あっ!今日じゃん。わざわざ、遠回しな言い方をすること。まあ……文学的と言えな…
夏の風邪の『ぜ』■絶滅の狼吠へる熱帯夜季語/熱帯夜狼は冬の季語なんですが、この句は蒸し暑く寝苦しい熱帯夜が主役。次は、熱帯夜の『や』
■天使の中にも悪魔(てんしのなかにもあくま)天使の心の中にだって、悪魔のような気持ちが宿っているはず。とんなに良い人だって、何かあるということわざです。知ら…
もつ煮込みの『み』■耳先に食べるトースト夏の風邪季語/夏の風邪冷房にあたり過ぎて、ひく軽い風邪です。食欲も落ちるので、先ずみみの部分をよく噛んで食べてから、…
■「え~とね~」「あのね~」は五歳まで小さな子の言う「え~とね~」「あのね~」はかわいいけれど、オジサンが言うと苛つくよね!江戸いろはカルタの『え』●得手に…
大西日の『び』■ビール飲むコの字酒場のもつ煮込み季語/ビールカウンターが、片仮名の『コ』なっている店を『コの字酒場』と呼びます。カンパーイ!次は、もつ煮込み…
■行進の歩きで帰る暗い道外灯の無い暗い道は、何だかお化けが出そうで怖いので、びびる気持ちを誤魔化すために、元気よく足を上げて手を大きく振って行進です。江戸い…
麦の秋の『き』■着ぐるみの中は蒸し風呂大西日季語/大西日中の人は大変だな……あっ、中に人など居ません!次は、大西日の『び』
■蓋の裏を舐める(ふたのうらをなめる)カップアイスとか、ヨーグルトとか、ジャムとかのフタの裏に、こびり付いたやつを舐める行儀の悪い大人って、居るでしょう………
悪き父の『ち』■乳飲み児の小さなあくび麦の秋季語/麦の秋麦の穂が成熟して、収穫期を迎えた初夏の頃です。次は、麦の秋の『き』
■ケン坊と健忘爺ちゃんと孫。何処へ行くのか忘れちゃった爺ちゃんと、何でも楽しい元気なケン坊。同じけんぼうだけど、ぜんぜん違いますね。江戸いろはカルタの『け』…
夜半の夏の『つ』■釣堀で釣れぬ機嫌の悪き父季語/釣堀(つりぼり)季節に関係無くある釣堀は夏の季語。だけど、遊園地とかは、夏はプールで水遊び。冬から春は、ニジ…
■「またな!」「おお、またな!」偶然に街で会った二人の「また」は、何の意味もありません。特に仲が良いわけでは無くて、ただの顔見知りですから。江戸いろはカルタ…
青嵐の『し』■仕舞湯にうとうとしたる夜半の夏季語/夜半の夏(よわのなつ)夜半とは、午前0時から2時くらい。遅い時間の最後の風呂、湯船に浸かってうとうと……。…
■焼売はシュウマイ焼叉はチャーシュー(やきうりはしゅうまいやきまたはちゃーしゅー)知ってる人は知ってるけど、知らない人は知らないってこと。因みに、古老肉はスブ…
塩むすびの『び』■ビル風をやる出す力青嵐季語/青嵐若々しく力強い風、それが青嵐です。 次は、青嵐の『し』
■暗闇に浅草海苔(くらやみにあさくさのり)判断のつかない時に使う言葉。同様のことわざに……●白銀に塩少々●砂漠にSBテーブルコショーなんてのもあります。江戸…
残暑かなの『な』■夏雲や口いつぱいに塩むすび季語/夏雲もこもこ入道雲を眺めながら、頬張るおむすびは絶品です!次は、塩むすびの『び』
■鬼の福耳福運の鬼。持って生まれた強運の鬼。桃太郎や一寸法師とて、勝てる相手ではありません。江戸いろはカルタの『お』●鬼に金棒(おににかなぼう)強いお人に、…
河川敷の『き』■キビキビがチンタラになる薄暑かな季語/薄暑ちょっと動くと汗ばむ薄暑。次は、薄暑かなの『な』
■飲み会の下戸今の時代、強制的に飲み会に出ろとは、誰も言わないのに、つまらなそうにお茶を飲んで、最後まで居る人。ちょっと不思議?江戸いろはカルタの『の』●喉…
薄暑かなの『な』■夏空や呼ばれ振り向く河川敷季語/夏空夏空の下、遠くの方で友が「お~い」「お~い」と手を振る俺です。次は、河川敷の『き』
はじめに、『ゐ』って、何?『ゐ』は、『居、為、井』の漢字を仮名書きにしたも、『〜して居る』の『居る』といふ動詞に、この『ゐる』を用ゐるんですね。 ほかに『用…
夏来るの『る』■流転する苦しみ喜び薄暑かな季語/薄暑かな幾度生まれ代わっても、苦しみも喜びも、同じように繰り返されると思う俺です。次は、薄暑かなの『な』
●牛をキリンにする「はあ、どうして?」「どうしても」チョビっと驚いた時に使う言葉です。牛もキリンも偶蹄目、仲間なのでキリン柄も違和感がありませんね!江戸いろ…
春の夢の『め』■麺食ひの我はリーダー夏来る季語/夏来る麺が大好きな俺です。特に、夏に食べる冷たい麺が大の好物!!次は、の夏来る『る』
●むく犬のほうれんそう私、全日本むく犬協会営業本部2課の無垢山と申します。遠くに居る仲間に、報告、連絡、相談は、真夜中の遠吠えを利用しております。犬の鳴き方…
若葉風の『ぜ』■前世の記憶の微か春の夢季語/春の夢春の世に見る夢は、どこか儚げ。そして、艷やかで趣が漂うと言います。知らない風景、知らない人をさな見てならば…
●ラッコはデカい水面にぷかぷか浮いて、貝をガシガシ叩いて割っている、可愛らしいラッコの大きさって、どのくらいだと思いますか?猫くらい?いやいや!中型の犬くら…
春夕立の『ち』■地下鉄の出口入口若葉風季語/若葉風いよいよ、初夏のような気持ち良い風吹き始めましたね。もう直ぐ立夏、五月六日です。次は、若葉風の『ぜ』
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1101句目……現場の【ば】■薔薇園に連れて来られて困る犬季語……薔薇園(ばらえん)近頃、何処にでも愛犬を連れて行って、一緒に写真を撮っていますよね。確かに…
1100句目……髪洗ふの【ふ】■不二家のペコちやん更衣する現場季語……更衣(ころもがえ)不二家の店頭にある、首振りペコちゃん。季節やイベントなど、サンタの衣…
1099句目……ソーダ水の【い】■今はまだ言へぬ秘ごと髪洗ふ季語……髪洗ふ汗臭くなりがちの、夏の髪。俺は、少ししか毛が無いから、濡れタオルで拭けばOK!次は…
1098句目……ラムネ抜くの【く】■靴下の緩めがお好きソーダ水季語……ソーダ水リラックスして飲むソーダ水。次は、ソーダ水の【い】
1097句目……夏野原の【ら】■ラムネ抜き迎へる口の速さかな季語……ラムネポンと抜いて、さっと口へ。次は、速さかなの【な】
1096句目……昼寝妻の【ま】■マカロニの穴から覗く夏野原季語……夏野原(なつのはら)夏の野原で、シートを広げる家族。お弁当のマカロニサラダのマカロニの穴か…
1095句目……夏の家の【え】■襟足に色気のありぬ昼寝妻季語……昼寝若い時ですよ!次は、昼寝妻の【ま】
1094句目……夏を詠むの【む】■厶ームーの似合ふ御婦人海の家季語……海の家(うみのいえ)厶ームーとは、ゆるやかなワンピース、もとはハワイの先住民の着ていた…
1093句目……豆の花の【な】■何時何分何秒の夏を詠む季語……夏俳句は、その瞬間を捉えて詠む短詩だとか。夏は直ぐそこ、5月5日が立夏です。次は、夏を詠むの【…
1092句目……冴返るの【る】■瑠璃唐草の陰に蔓出す豆の花季語……豆の花瑠璃唐草花のネモフィラのこと。ネモフィラの空色の影に、こっそりと赤い花が咲いていまし…
■ネモフィラの丘は明るき花曇茨城県の『ひたち海浜公園』に行って来ました。あいにくの天気だったけど、ネモフィラの丘は快晴でした。季語は、花曇(はなぐもり)ネモ…
兼題のページで、高橋将生さんに選んで貰った佳作の一句。お題は、「写」でした。■携帯の写真見せ合ふ日向ぼこ気軽に、誰でも携帯でパシャパシャと写真が撮れる時代で…
1091句目……仕事せむの【む】■無理をして食ぶるパクチー冴返る季語……冴返る(さえかえる)俺は、「パクチー」が大の苦手です。初めて食べた時、身体中に悪寒が…
1090句目……スイートピーの【ピー】■ピーカンのゴールデンウィーク仕事せむ季語……ゴールデンウィーク『ピーカン』とは、快晴の空。映画業界用語何だとか。休め…
1089句目……春惜しむの【む】■むんむんの色気を隠すスイートピー季語……スイートピー別名は、麝香連理草(じゃこうれんりそう)、麝香豌豆(じゃこうえんどう)…
1088句目……目刺焼くの【く】■九時五時の五時の明るし春惜しむ季語……春惜しむ(はるおしむ)9時5時で働いている方は、明るいうちに帰宅出来るなんてあるかも…
1087句目……沈丁花の【げ】■現金を持たぬ時代や目刺焼く季語……目刺焼く(めざしやく)どんな便利な時代になっても、目刺を焼けばもくもく煙が出るし目は痛い…
1086句目……残る雪の【き】■気遣ひの出来る大人や沈丁花季語……沈丁花(じんちょうげ)薄い紅色の小さい花が、落ち着いた大人の香りを放ちます。次は、沈丁花…
1085句目……春の汗の【せ】■銭湯の壁画の富士に残る雪季語……残る雪季語としては弱いですね。銭湯の壁画に富士山が多い理由は、縁起が良いからだとか。逆に描…
はじめに、『ゐ』って、何?『ゐ』は、『居、為、井』の漢字を仮名書きにしたも、『〜して居る』の『居る』といふ動詞に、この『ゐる』を用ゐるんですね。 ほかに『用…
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■生よりも瓶BARのカウンターで独り、生ビールを飲んでいるよりも、瓶ビールを飲んでいる方が渋くてカッコ良い。江戸いろはカルタの『な』●泣きっ面に蜂(なきっつ…
春の空の『ら』●ラーメンのスープ飲み干す春夕立季語/春夕立春に降る夕立。突然の夕立、ちょうど小腹が空いていたので雨宿りを兼ねて、軽くラーメン。次は、春夕立の…
■猫にターバン色んな動物にターバンを巻いてみたところ、猫がダントツに似合います。なんて嘘だけど。江戸いろはカルタの『ね』●念には念を入れよ注意した上に、更に…
新学期の『き』●機械化とAI進化春の空季語/春の空なんとなく霞んで見える春の空。良いのか悪いのか?AIが市役所で活用されていたり、企業が取り入れ始めている。…
■作り笑いと作り泣きちっとも可笑しく無いのに、全然悲しく無いのに、そんなふりをしなくてはならない。それが生きると言う事です。……違うか?江戸いろはカルタの『…
先ずは兼題のページで、高橋将夫さんに選んで貰った佳作です。題は『勝』でした。■身勝手を笑ひて許す日向ぼこ大概の事は許してしまうぼど、気持ち良い日向ぼこ。あと…
■ソースカツ丼よりカツ丼が好き甘辛のタレが染み込んだ玉ねぎと豚カツを卵で綴じた、あのカツ丼を注文したのに、なぜかソースカツ丼が届いてしまい、悩ましいかぎり…
春惜しむの『む』■無茶苦茶に混みたる車内新学期季語/新学期新学期が始まり、新高校生、新大学生で、通勤のバスも電車も混み合います。次は、新学期の『き』
■冷食のこってりラーメン深夜2時真夜中に小腹を満たす、こってりラーメン。イケないことをしている背徳感があります。良い子は、絶対に真似をしないで下さい。江戸カ…
山遊びの『び』■ビー玉に映る景色や春惜しむ季語/春惜しむビー玉が凸レンズになって、逆さまに映り込む景色を眺めるのが好きです。次は、春惜しむの『む』
■辰年生れの河馬(たつどしうまれのかば)野生動物の中で、一番強いのはライオンでは無く、カバと言われています。特に辰年生まれのカバは、最強なんだとか……知らん…
春暑しの『し』■しつかりと縛る靴紐山遊び季語/山遊び歳のせいか、近頃何も無くても躓くので、スニーカーの紐は遊びじやなくても、ぎゅうっと縛っている俺です。類想…