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日本酒感想日誌 https://osakasj.blog.fc2.com/

昔はに比べ華やかなお酒は苦手になってきました。蔵元の世界観やスタイルが感じられるお酒が好きです。

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2012/05/24

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  • 菊姫 山廃純米 生原酒 2021BY

    菊姫の新酒的な扱いの商品ですが、毎年分を氷温熟成している酒屋がありそこから。もう少し古いのもあったんですが、ほどほどの熟成のものを選びました。生原酒の熟成酒とは思わないくらいの安定した酒質。全く危うさは感じない。白ワインを思わせるような爽やかな酸味。濃厚なトロミから展開される滑らかなエキス感、杏仁様のなめらかさなど菊姫らしい味わいもへたっていない。少しスモーキーさやビターさを感じさせつつ、スローな...

  • ロジェ・クーロン 1er エリ・オディ

    たぶん一番基本のNVになるのかな?麦わらというか、とにかく色濃い目。含んでも焦がしたようなニュアンスがハッキリと。らしい生っぽさもある。酸味やミネラル感もしっかりあるが甘美さにはやや欠けるか。だだ複雑さはあるし瀟洒な印象がある。ムニエが多めで少しクセがあるような。柔らかいテクスチャーに少し、ほろ苦さや塩味、また少しだけプリンティー?クリーミーでバタリーさもある。そこに柑橘やリンゴや洋梨のニュアンス。...

  • 而今 大吟醸 簗瀬

    引っ越した関係でちょこちょこ而今が買えるようになりまして。買えるんであればついつい買ってしまう、飲まなければ売ればいいし。とかいって飲むんだけど。あの特等雄町とかを除けばフラッグシップなのか?而今の大吟醸といえば青い瓶なんだがなあ。さすがに洗練されているということになるだろう。少なくとも、而今味とはいえ全く凡庸なキマリ具合だった愛山とは違う。何が違うのかと言うと入りからフィニッシュまでザッとしたキ...

  • 喜久酔 松下米40

    これは難解。非常に抑制的な味わい。仄かにブドウやマスクメロン、黄桃のような香り。キリッとした透明感に、朝露のような仄かな甘みと酸味。次第にほどけてくると、さっとエアリー溶けるような綿あめのような甘みにも感じられる。粘性やしなやかさは感じるものの、初見ではよほどいいタイミングで出さない限り味気ないと言う人が大半のはず。そしてビーンとミネラル感な蒸留酒っぽさというのかシャープさ。まごうことなき磯自慢系...

  • ドメーヌ・レゾン 中富良野ソービニヨン・ブラン 2023

    今年の日本ワインコンクールのグランドゴールド賞(全部門で1番)。流石にいい出来。とにかく香りが素晴らしい。一瞬甲州的な柑橘とブドウの種の周りのようなほろ苦さ。もちろんそれが青さなんだろうし、あとは白桃とか?もう少し寝かせればもっと色々でてきそうなような?切れ味のあるような酸味でまだ若さも感じるが、全体的には凝縮感やボリュームといったものも感じるし、つややかでまとまりがいい。ああ、公式に裏書きでカボ...

  • 〆張鶴 純米吟醸 純

    あまりにも久しぶりに飲む。〆張鶴というと最近の日本酒ファンにはどういうイメージなんだろうね。しぼりたて、大吟醸金ラベルもいいがその間にあるこれが中核的な商品で、まさに故郷の味だったりする。素朴な甘み。程よい酒っぽさ。ざっとしたキレ。うめえなあ。ランクを上げて丁寧に作った本醸造って感じの味わい。なんとも言えないメローさに心ほぐれてしまう。冷やしても飲めるけど、温度上がってきたらどうかなあ。素朴な甘み...

  • エンビナーテ ベンへ・ティント2021

    テッレ・ネーレをやったエトナからの続きで火山性土壌のワインになります。スペインと言ってもカナリア諸島(アフリカの脇)。まずはエントリーキュヴェの赤。薄めの色調。香りはそこそこ上がってくるイメージで良好。イメージ的にはナチュラルワインだな。少し薄めでスーッと染みてくるような感じ。アセロラとか綺麗な赤系果実に少し妖艶さやいい意味でのクセも感じる。ザクロとかストロベリー。ちょっと薄めだけどチャーミング甘...

  • テッレ・ネーレ エトナ・ビアンコ

    ロッソに引き続きビアンコも。まあスッキリと言えばスッキリなのかもしれないが。しっかりと膨らみや豊潤さも感じますよね。ステンレス100パーなのか、物足りなさを感じさせないなあ。酸味が鋭いだけじゃなくて滴るような感じがあってやっぱり凝縮感なのかな。また柑橘だけでなくって、白い花とか少しハチミツやアーモンドみたいなニュアンスも。あージャスミンと言われると確かにそんな気もする。お茶感。あるいは少しメロンとか...

  • 水尾 然

    水尾ってあまり飲んでないんですよね。今回この商品をSNSでお見掛けしてトライ。密度感はある。というか舌に絡みつくようなテクスチャで、含んでいるといつまでも口内にどどまるくらい特徴的。味わいは比較的シンプルでシャープ&ドライというか、直接的な甘さは控えめというか線が細め。酸味は熟成によってマイルドになっている割には溌剌としたものがあるし、ぎびきびとしたキレもある。冷やしているとほのかにリンゴのような香り...

  • ヒルシュ ガイスベルク グリューナー・フェルトリーナー2021

    ヴァッハウではなくカンプタールの生産者。グリューナーをもう少し飲んでみたいなということで。グッド。あえて言えば少し酸味が怪しいか。少し冷やして引き締めるかな。フリンティなミネラル感に、溢れる果実味、葡萄の漲る凝縮感。ミネラリーな味わいも素晴らしいし、甘やかさも足りている。じわっと染みるような酸味が少し横に広がるような印象があり、うまく熟成すればいいがビネガー方向に行きそうな懸念はある。ビオかな。ふ...

  • 無窮天穏 齋香 R4BY

    少し前にお店で試飲会をやっていた際に蔵元が持ってきていた1年熟成の齋香。天穏の上級シリーズ、無窮天穏のイメージですが最上位の天頂はやや難解。齋香は流行の生酛に近いようなライトな果物感なども感じておすすめしやすい印象です。あとは低アルの天雲、ブレンドの縁起だったかな。おそらくR5BYと比べれば落ち着きは感じられるのだろうが、やはり若干ポップというか今の消費者に受け入れられやすい味わいではある。酸味も感じ...

  • ベルトー・ジェルべ フィサン2022

    少し前にサヴィニー・レ・ボーヌをやりましたけども昨今のブルゴーニュワインの高騰もあって、まだ割安なアペラシオンで良いものを探していこうかなと。メオ・カミュゼのフィサンがすごく美味しかったので、フィサンのスペシャリストっぽいこちらを。村名クラスでも畑名のキュヴェもありますが、まずはスタンダードな村名、7000円くらい。こういうのを飲むとメオ・カミュゼはやっぱりすげえんだなと思う。めちゃくちゃメオ・カミュ...

  • クリスチャン・モロー シャブリ1er ヴァイヨン キュヴェ・ギィ・モロー

    ドーヴィサに引き続きシャブリ。左岸の1級、ヴァイヨンのなかで樹齢80年だかのブドウを使用した特別キュヴェで、ここの蔵は特級の畑も持ってますがそのあたりに匹敵する味わいだとか。しっかりフリンティ。ツヤ感や厚みなどもあると感じ、比較的芳醇なタイプといってよいのではないか。カリンや樽のニュアンスもしっかりめ、たださすがに果実感や芳醇さという点でいうとドーヴィサんい軍配が上がるのか?全体に柔らかめには感じま...

  • テッレ・ネーレ エトナ・ロッソ2022

    シチリアのエトナDOC。地中海のブルゴーニュ、なんて呼ばれたりもするみたいです。火山性土壌のワイン自体が近年注目を集めているらしく、このエトナも注目度や人気が高まってお高くなってきているみたいですね。このワインはスタンダードキュヴェでお安い価格です。そろそろアンダー5000くらいで美味いワインを見つけていきたいっす。やや薄めの色合い。チャーミングな甘やかさの中に不思議なニュアンスを感じる香りだが好ましい...

  • ヴァンサン・ドーヴィサ シャブリ2022

    若いんだけどかなり芳醇というか。樽感やクリーミィさがあって厚みがある。もちろん果実味ある。そしてこれぞシャブリというようなミネラル感、フリンティさ。硬質な石灰感や涼やかさ。仄かなビターさスパイシー感なども感じるか。今日はなんだか火山性のワインへの興味が頭にあって、こういうミネラリーが欲しい気分だったのでバッチリハマった。カリンとか蜜っぽさなんかも感じさせつつヨードのようなニュアンスの旨み感も。値上...

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