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2012/05/24

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  • 読書「逃げまくった文豪たち」「トヨタの子」「刑事捜査の最前線」「最後の甲賀忍者」「鵼の碑」

    「逃げまくった文豪たち」真山知幸著「トヨタの子」吉川英梨著「刑事捜査の最前線」甲斐竜一朗著「最後の甲賀忍者」土橋章宏著「鵼の碑」京極夏彦著。「逃げまくった文豪たち」真山知幸著夏目漱石や太宰治などの日本の文豪や、トルストイやアガサ・クリスティなどの世界の文豪の逃亡したエピソード集。一人ひとりに割くページが短い分、数多くの例が収録されている。有名な逸話もあるし初めて知る逸話もあり興味深い。逃げる理由もそれぞれ違い、責任から逃げることもあれば逃げたことで後に大成することもある。文豪たちを身近に感じる一冊。「トヨタの子」吉川英梨著トヨタ自動車の御曹司章男少年は車にはねられてから時を翔ける身になる。一方、後にトヨタ自動車創業者となる豊田喜一郎はアキオという少年に出会い、その後度々自分を導く人間に出会う。祖父と孫に交互に視点が切り替わり、2人の人生を追いながら、トヨタの創業時と近年の歴史を平行して...

  • 舞台「ジャンヌ・ダルク」「文豪ストレイドッグス」「ワールドトリガー the Stage B級ランク戦開始編」

    舞台「ジャンヌ・ダルク」ジャンヌダルクの生涯を出演者総勢100人で描く見応えのある舞台。ブルガリアンボイスの調べで始まり群衆シーンに圧倒される。脚本・中島かずき、音楽・三宅純、演出・白井晃。初舞台の清原果耶の凛々しく堂々とした主役っぷりもよい。舞台版Unextに入ったので見れた原作の長さをよくまとめてた。キャラの演技も似てるしセットもバトルもいい文豪ストレイドッグス(2017年)文豪ストレイドッグス 黒の時代(2018年)文豪ストレイドッグス 三者鼎立(2019年)文豪ストレイドッグス 序 探偵社設立秘話(2020年)太宰治の入社試験(2020年)上記2作は演者を絞ったコンパクトな感文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(2021年)アニメ映画の舞台なので尺がピッタリ。文豪ストレイドッグス 太宰、中也、十五歳(2021年)演者も効果もとてもいい実家映画文豪ストレイドッグス BEAS...

  • 『日本の仏像図鑑』『日本の神様図鑑』「万葉集キャラ図鑑『グラフィック版 ソフィーの世界 (上)』「でぃすぺる」

    『日本の仏像図鑑』宮下真著『日本の神様図鑑』大塚和彦著「万葉集キャラ図鑑」岡本梨奈著『グラフィック版 ソフィーの世界 (上)』「でぃすぺる」今村 昌弘著『日本の仏像図鑑』宮下真著紹介された全ての仏像にそれぞれの特徴をよく捉えたイラストが描かれている。写真よりも特徴が掴める。如来、観音、十二神将など仏の種類やグループもわかりやすい。整理された知識がつくのが良い。仏像を所蔵するお寺が紹介されているので、仏像巡りにも最適。『日本の神様図鑑』大塚和彦著アマテラスやツクヨミ、スサノオやヤマトタケルなど有名な神様から、あまり聞かない神様まで、親しみやすいイラストにして紹介。それぞれの神様の活躍する逸話も書かれている。唱えられるように祝詞の文句もついているのが珍しい。「万葉集キャラ図鑑」岡本梨奈著万葉集の中から60首を厳選、用語解説、訳だけでなく、キャラを立てて漫画も加えた構成。特に漫画がかわいく...

  • 「梅雨物語」「兎は薄氷に駆ける」貴志祐介著

    待望の新刊。なかなか新刊が出ないだけに、2冊も読めて嬉しい。「梅雨物語」「皐月闇」「ぼくとう奇譚」「くさびら」の3篇収録。元教師の俳人は元生徒の依頼され、彼女の亡き兄の句集を解釈するのだが。俳句に隠された事件を紐解くのが新鮮「ぼくとう奇譚」黒い蝶の夢を見る男は命の危機と説かれ、夢の中で奇妙な遊廓を訪れるのだが。→豪華な衣装の花魁とその正体のイメージが美しくおぞましい。「くさびら」庭がキノコに埋め尽くされ、部屋の中にも侵入するがキノコは幻のように実体はない。主人公は調査し、何かのメッセージではないかと思うのだが。キノコ群体のイメージが凄まじい。サスペンスミステリー。「兎は薄氷に駆ける」貴志祐介著資産家の男性が死亡し、容疑者として甥が逮捕される。彼は取り調べで自白するがその後無罪を主張。彼の目的は冤罪事件で獄死した父親の復讐。その方法とは。弁護士に協力する男性視点の事件調査と、容疑者青年視...

  • 『コレクターズ・ハイ』『その音は泡の音』「シャーロック・ホームズの凱旋」「八月の御所グラウンド」『物理が楽しくなる!キャラ図鑑』

    『コレクターズ・ハイ』『その音は泡の音』「シャーロック・ホームズの凱旋」「八月の御所グラウンド」『物理が楽しくなる!キャラ図鑑』『コレクターズ・ハイ』村雲菜月著カプセルトイの会社に勤める主人公はあるキャラクター商品の熱心なコレクター。クレーンゲームマニアの男性や美容師や同僚など周囲の人々と関わるが、ある日彼らの隠された姿が明らかになる 。集めずにはいられない、コレクターの心情に肉薄する。『その音は泡の音』平沢逸著大学のお笑いサークルの男女数人が東北を巡る合宿に出るが。みっちりと詰まった文章の中で語り手が次々と変わる実験的な文章。彼らの心情が怒涛のように描かれ、次第に不穏な雰囲気を帯び始める。現実なのか夢なのかわからない不思議な読後感。「シャーロック・ホームズの凱旋」森見登美彦著英国ならぬヴィクトリア朝京都の名探偵ホームズがスランプになる。ワトソンは焦るが過去に起きた令嬢失踪事件や謎の...

  • 『帝国妖人伝』「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」『あいにくあんたのためじゃない』「義経じゃないほうの源平合戦」『ボクは漫画家もどき イケてない男の人生大逆転劇』

    『帝国妖人伝』「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」『あいにくあんたのためじゃない』「義経じゃないほうの源平合戦」『ボクは漫画家もどき イケてない男の人生大逆転劇』伊吹亜門著『帝国妖人伝』小説家主人公が巻き込まれた事件にそれぞれ探偵が現れ謎を解明する。時代は明治から終戦直後まで、舞台は日本からドイツと広がる5編の連作短編集。事件を解き明かす彼らは偉人の何某であったと添えられるのが面白い。彼らは皆シリーズ物の主人公であってもおかしくないくらいキャラ立ちしていて魅力的。「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」手塚るみ子・水木悦子・赤塚りえ子著大御所の水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫の娘達による対談集。父親への思いと今の関わり方。それぞれの父親の漫画が掲載されてるが水木は「猫」赤塚は「レッツラゴン」手塚は「ペックスばんざい」と独特すぎるチョイス。『あいにくあんたのためじゃない』柚木麻子著SM...

  • 読書『この間取り、ここが問題です!1『竜の医師団1『蔦重』『ともぐい』『戦国時代のタイムライン』

    『この間取り、ここが問題です!』『竜の医師団1』『蔦重』『ともぐい』『戦国時代のタイムライン』『この間取り、ここが問題です!』船渡亮著間取りを診断する建築士である著者が、相談された実際の間取りから改善点を提案する。バラエティに富んだ25例の間取りの問題と答えが図として並べられていて見やすい。特に生活動線を考慮した間取りが重視されているのに納得。一般人だと生活して初めてわかる、建築した後では手遅れになる重要事項。これから家を建てる人には大変参考になる一冊。『竜の医師団1』庵野ゆき著虐げられし民の主人公は上流階級の少年と出会い、竜の医師団を目指す。この世界の竜は巨大で豊穣や災害をもたらす存在。巨大な竜の表皮に生態系があり治療には重機を使ったりする。学舎の少年達が生き生きと元気で良い。ファンタジーだが、病気や治療法は具体的。作者は二人組で一人は医師だそうで納得。『蔦重』吉森大祐著江戸時代の...

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