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かりのいさんのプロフィール

住所
羽村市
出身
四日市市

映画・ドラマ好きのイラストレーターです。似顔絵が主ですが、本来は漫画絵です。ほそぼそと仕事しています。一児の母です。

ブログタイトル
かりのいの絵ブログ
ブログURL
http://hiten-alice.cocolog-nifty.com/blog/
ブログ紹介文
イラストレーターです。似顔絵コラムを描いてます。ドラマ・映画や読書の話題が主です
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58回 / 365日(平均1.1回/週)

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かりのいさんの新着記事

1件〜30件

  • 読書「Ank: a mirroring ape」「赤目―ジャックリーの乱」

    「Ank: a mirroring ape」佐藤究著人間が突然殺し合う京都暴動が勃発。話は遡り、アンクと名付けられたチンパンジーを研究する類人猿研究者と女記者と暴動の惨劇が交互に語られ、現在軸に交わる。逃亡するチンパンジーの警戒音の謎とは。人間の進化に関わる自己鏡像認識とは。緊迫感が尽きず面白い。「赤目―ジャックリーの乱」佐藤賢一著。1358年フランスで勃発し2週間で鎮圧された農民反乱の話。英仏百年戦争時、傭兵に蹂躙された農民達がジャックなる初老の男に唆され蜂起。領主の居城を攻め略奪、凌辱、暴行の限りを尽し、規模も膨れ上がってゆく。反乱に加わった青年の目から描く革命の饗宴。主人公の友である旅芸人の告白を見てつい選んだ初の著者。エログロに傾き人を選びそうな主題を、豊かな心情描写と青年の性春…青春の蹉跌の話としてエンタメ文学に昇華してる感。初期作らしいので作風が違うのではないかと思うので、他...

  • 『浅田家!』『まともじゃないのは君も一緒』『TENET テネット』

    邦画『浅田家!』昭和の三重県津市。主人公は自分の家族を題材に写真を撮り、上京して写真家となる。後半は震災に写真を洗って持主のために展示するボランティア活動の話に。ラストのオチがほっこり。冒頭でお葬式でラストもお葬式、でも実は撮影。約束通り家族写真撮ってるんだなという。監督中野量太、主演二宮和也。写真家・浅田政志の写真集『浅田家』『アルバムのチカラ』が原案。『まともじゃないのは君も一緒』清原果耶演じる女子高生は朴訥な予備校教師に恋愛レクチャーを装って、思い人の彼女に迫らせようとする。しかし、思いがけず自分が予備校教師に恋してしまい。二人の丁々発止のやり取りが愉快。清原果耶はこういう元気でおしゃべりな役の方が合うのではないかと娘。監督・前田弘、脚本・高田亮。洋画『TENET テネット』主人公は逆行装置による世界崩壊を阻止するミッションを課せられ相棒と組む。前半はわらしべ長者のように仕事...

  • 2021年夏ドラマ「古都プラハ殺人事件」

    「プロミス・シンデレラ」文無しで離婚され路上生活していた主人公は生意気な高校生に拾われ、借金返済をかけてゲームをすることになる。1話のラストでは高校生の実家の旅館の仲居に就職。二階堂ふみ演じる気の強い主人公の喝は「スカッとジャパン」っぽい。原作漫画は橘オレコ。これもまたスピンオフドラマをやるようだけど、どうせやるなら作者自身によるスピンオフ「バツイチアラサー女子と男子高校生」をやればいいのにと思わずいられない。高校生の方が主人公でツンデレっぷりが愉快。娘はこっちのが好きとおすすめされた「世にも奇妙な物語 '21夏の特別編」「あと15秒で死ぬ」主人公は診療所で何者かに撃たれた。すると死神が現れ、死まで後15秒だという。主人公はその15秒で犯人を知る。ただでは死ねない。確定した死まで秒刻みで行動を開始する。原作小説榊林銘『十五秒』。オチはどっちかだったんじゃないかな『三途の川アウトレットパー...

  • 読書「正欲」「喰うか喰われるか 私の山口組体験」「石を放つとき」『シャムのサムライ 山田長政』『鳥獣戯画 決定版』

    「正欲」朝井リョウ著小児性愛者のパーティで逮捕された3人。話は遡り本人達や周辺の人々の関わりから事件の真相を描く。検事の息子は不登校でYoutubeを始めるが奇妙なリクエストがくる。水フェチの女性は同じ性癖の男性と結婚する。男嫌いの女子大生は性癖を隠す美男子大学生に執着する。価値観の違う同士の対話の応酬や、女性陣が積極的なのも著者らしいところ。いびつでしんどい関係の描写が殆どなのにイヤミス的に面白く読ませる。諦観からの拒絶に相手からの攻撃。同好の士との繋がりへの渇望と罠。人の数だけフェチもある。いずれ多数派は少数派になるかもしれず「喰うか喰われるか 私の山口組体験」溝口 敦著著者は長らくノンフィクションライターとして信頼を得て山口組を取材して記事を執筆。著作を巡って脅され自分や息子が襲撃されるも沈黙せず関わりを続ける。伊丹十三監督との対話で語られる矜持。黙るのは加害者の思うつぼなのだと。...

  • 「ドロステの果てでぼくら」「青くて痛くて脆い」「“隠れビッチ”やってました。」『木曜組曲』舞台「ケムリ研究室 no.1『ベイジルタウンの女神』」

    「青くて痛くて脆い」主人公は大学のサークル・モアイを潰そうと友人と画策。モアイは主人公と女友達とで設立したが、合わなくなり主人公は脱退し女友達は消えたらしい。しかし実は彼女はというどんでん返し。苦い青春とちょいミステリー。監督狩山俊輔、住野よる著。自分のプライドが傷つけられて相手に当たる。しかし相手が傷つけていたとわかり、自分は相手を傷つけたいわけではなかったと知る。過ちを認めるのは善人かと。傷つけることを狙い傷つける人もいるし、知っても自分が加害者と決して認めない人もいるわけであるから。「“隠れビッチ”やってました。」恋人関係になる前に振る主人公。父親の虐待の過去がありちやほやされたいが深入りしたくない。そんな彼女に恋人が出来たが、些細なことで激昂してしまう。臆病な主人公を周りの人々とともに丁寧に描く。漫画原作。三木康一郎監督脚本。ラスト同じってそうか。お前も同じタイプだったんかいとい...

  • 2021年春ドラマとV6

    「青天を衝け」人の縁という話。平岡は父親から慶喜に付けられた家臣なのに同じ水戸藩の者によって失う。私の身代わりとなったのだと慶喜は言う。昔の仲間はついてきてくれず、しかし岡部藩の追求を渋沢は一橋の大切な家臣と言って庇ってくれた上司。平岡の結んだ縁という話。掛け軸裏の遺言も泣ける「おかえりモネ」スローテンポな朝ドラね。何話か飛ばしてもついてけろような。1話も飛ばせないおちょやんと真逆。内野聖陽さんと西島秀俊さんコンビに既視感があると思ってたけど、昨日何食べた?で共演者してましたね。『レオナルド ?知られざる天才の肖像?』レオナルド・ダ・ヴィンチは殺人容疑で逮捕されるが無罪を主張。時間は戻り彼はフィレンツェでヴェロッキオの弟子としてアトリエで働き頭角を現してゆく。モデルの女性と親しくなるが。現在軸では役人がレオナルドの知人に聞き込みをする。「大豆田とわ子と三人の元夫」最終回で男3人が主人...

  • 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『ANNA/アナ』『リチャード・ジュエル』

    『マネー・ショート 華麗なる大逆転』サブプライムローンのバブル崩壊を予測した金融トレーダー、銀行家、ッジ・ファンド、元銀行家らはウォール街を出し抜くよう動く。そうしてリーマンショックは到来し彼らは巨万の富を得るのだがそれは米経済の破綻を意味した。金融用語が難しい。実話が元。この事態を招いた人々は罪に問われることなく、今も似たような金融商品が売られている。ブラックな後味。詰め合わせ証券は中身に気を付けようという。原作はマイケル・ルイスのノンフィクション『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』『ANNA/アナ』主人公はソ連のKGBの殺し屋。モデル業をしつつこなすがCIAに捕まり二重スパイになるが。何度も時間を遡りことの裏側が種明かしされる。長官暗殺ミッションのアクション、KGBとCIAのすくみあいにどんでん返しと見事。リュック・ベッソン監督。リュックベッソン監督の趣味全開。ロシアモデル...

  • 舞台「獣道一直線」「英雄たちの選択」「漫勉」予定

    舞台「獣道一直線」クドカン脚本。面識のない男性3人が殺され、彼らと関わりのあった女性が逮捕される。ドキュメンタリー監督は魔性?な容姿のその女性に男性達が夢中になったのを不思議に思い、売れない役者で再現ドラマを撮るが。拘置所にいながら周囲を感化させてゆく魔性とは。愉快でブラック。ダブルキャストがいっぱい。魔性の女を池谷のぶえさんと、時々美人パートを山本美月さんが演じる。「英雄たちの選択 天平パンデミック 聖武天皇と橘諸兄 復興への葛藤」天然痘のパンデミックで国民の1/3が失われた。宰相の橘諸兄は聖武天皇から政権を任され復興に尽力するが、天皇は民の負担を増やす大仏の建立を計画。時の政治家に翻弄される官僚の悲哀。日本は昔から災害では民にお願いをする形だったという。強権発動する諸外国との違いは歴史からも。大仏建立とオリンピックもダブってしまう。墾田永年私財法の施行は後に荘園に繋がり権力の移り変...

  • 「テスカトリポカ」「QJKJQ」『レッドネック』『ものがたりの家』『ヴィクトリアン・ホテル』

    「テスカトリポカ」佐藤究著組織を壊滅された麻薬密売人はメキシコから極東に逃亡。仲間を得て日本で臓器売買システムと麻薬密売ルートを築いてゆく。屈強で無垢な青年を我が子と呼び殺し屋に育てるが。世界観よしとキャラよしと5時夢で中瀬編集長絶賛。大長編で悪い人間が大勢出てくるし、視点がよく変わるが読みやすく面白い。アステカの神々や歴史の記述も興味深い。麻薬と暴力の世界だけれど、善悪を越えた神話的な読後感。臓器ビジネスの作成方法が具体的。繁栄はアステカ神話の神に捧げられる生贄の儀式のごとく。アステカの祭りにおいて選ばれた祭りの生贄は1年間贅沢に暮らし、祭りの日に神に心臓を捧げる。臓器売買で生贄の心臓を神に捧げる神官を嘯いていた彼は海を越えて神の生贄になりに来たのだと悟る。青年が商品である子供と語り合いテスカトリポカが日食と気づくシーンも圧巻。祖母の語る昔話で締めにも余韻。「QJKJQ」佐藤究著主人...

  • 2021年春ドラマと古畑イラスト

     「青天を衝く」慶喜に使えることになり、篤大夫の名を平岡から貰った栄一。よく考えてくれた風の名前だが爺みたいと不満。出張先では優秀さを発揮、西郷隆盛と鍋を食う。目まぐるしく情勢がかわり、緊迫感ある政治側がとても面白い今作。幕末動乱の中心に主人公も入ることに。「青天を衝け」池田屋エピソードが来たので娘も呼んだけど娘そのまま視聴。堤真一演じる平岡さんが予告どおりに。いいエピソードの連続で着々とフラグを立てていた。草彅くん演じる慶喜は高貴な雰囲気で、飄々とした平岡と慶喜コンビがとても良かった。彼との最後の会話が実に趣深い。『半径5メートル』週刊誌のゴシップ記事班から生活情報班に移動になった主人公。飄々とした先輩の下で、表層の事件から目線を変えて掘り下げる大切さを知る。ゴシップ記事がエースというのは週刊誌ならではか。脚本橋部敦子さん、演出は映画監督の三島有紀子さん他。「今ここにある危機とぼく...

  • おちょやんと臨時子育て日記

    「おちょやん」最終週かあ。もう終わりなのかと思うくらいだるみがなかった。これ描いていいのかという冒険もしてたね。道頓堀の乞食の人たちを生き生きと描いてたし、人気俳優である旦那の浮気もちゃんと描いてた。駄目な父親が最後は娘の側にいたい気持ち、ほっしゃんや板尾さん演じるプロのすれ違い「おちょやん」自分の身の上に義母を重ねての義母登場。主人公にずっと届いてた花の送り主の候補がどんどん消えて、あしながおじさんがまさかの義母とは読めなかった。苦難に苦難の人生は昼ドラのようだけど、情念ではなく前向きなところが朝ドラなんだな。「おちょやん」夫と別れ失踪した千代はラジオドラマから復活、同居の親戚筋の少女を養女に。一平の浮気から鶴亀新喜劇は低迷するも自分の全てを出せと松島寛治に叱咤されて描いた「初代桂春団治」が成功。元夫婦はそれぞれの道で成功。和解し別れたからこそお互いに我が子に会えたのだと締める。実際は...

  • 「アンブレイカブル」「スター」「曲亭の家」「化け者心中」

    「アンブレイカブル」柳広司著。特高による文学者への態度が大戦初期から末期になるにつれ監視から弾圧になる歴史を追う4編の短編。『蟹工船』の小林多喜二、反戦川柳作家・鶴彬、編集者・和田喜太郎。哲学者・三木清が俎上に。特高のクロサキを狂言回し権力を傘にきて醜悪になる組織の姿も描く。支配者の凡庸で無自覚な悪意。被支配者は嫉妬や無知で陥れあう。いつの間にか全員が鎖に繋がれる。その章の主人公が文学者に直接関わるのは最後の話のみ。文学者本人を描くのではなく彼らを取り巻く状況を調査し考察する形。1話から3話のクロサキは政府をバックに背負う不気味な存在。しかし彼が主人公の4話では実は数字とノルマに追われるただの官僚であることがわかる。英映画「ハンナアーレント」を思い出す。想像力なく従事する人間。それが支配級にいる不気味さ。天皇が空襲の跡を視察に行くので迷惑がりつつお膳立てするエピソード。官僚には迷惑でも直...

  • 2021年春ドラマパート2

    「桜の塔」銀行立て篭もり事件で犯人を逃げた。主人公理事官は証拠を捏造し事件を解決するが実は主人公が裏で仕掛けてた。自ら事件を起こさせ解決し出世目指す小悪党だが上には上がいる。「外様派」「薩摩派」「東大派」の派閥争いの中で手段を選ばずトップを目指す男のピカレスクドラマ。幼馴染刑事は男性のがよかったかな。広末美人だが細腕すぎて。武藤将吾さんのオリジナル脚本。「Switch×Switch」の今野敏さんと村木厚子さんの対談を見たところ。桜の塔」はその警察上層部の裏側みたいな感も。子供であっても人間は保身と野望で捏造するもの。権力者がやると捏造されると庶民に太刀打ちは難しい。父の復讐とはいえピカレスクなのでラストは破滅が待ってる。そこまでに悪事を尽す話を期待。最後に助けようとすると悪の描写に甘さが入りがち。「リコカツ」ファッション誌の美人編集者が自衛官とスピード婚。しかし考え方の違い喧嘩し勢いで離...

  • 「スパイの妻」「捨てがたき人々」映画『楽園』「海辺の映画館―キネマの玉手箱」『サヨナラまでの30分』『水曜日が消えた』

    「スパイの妻」黒沢清監督。太平洋戦争開戦前の1940年、貿易会社の妻は夫の隠し事を追求。夫は満州の人体実験の証拠を入手していた。正義のために明らかにするという夫に妻は協力を申し出る。アメリカの協力を求め亡命を図ることに。しかし夫は妻には偽の証拠を持たせ囮にして自分だけ亡命。日本は焦土になった。愛の代償は皮肉。人道の代償は残酷。夫はスパイでありスパイはドライなもの。目的のためには犠牲は選ばない。「お見事です」。ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞もなるほど納得「捨てがたき人々」故郷に戻った男は痣がある女性と関係を持ち子供ができて夫婦になる。主人公の屑っぷりに彼を改めようとする女性の愚かさ、周囲の人々も含め、本能と欲望の描写が濃い。昭和の匂いなのはジョージ秋山原作だから。監督榊英雄。脚本は息子さんの秋山命で、父親の作品への畏敬と理解が素晴らしいなと。最後は救いがないのでなく、前進して終わりともいえ...

  • 2021年春アニメ

    「レンアイ漫画」主人公は初恋の人の葬儀で少女漫画家である彼の兄と遺児の子供に会う。職のない主人公は漫画のネタに疑似恋愛のバイトをすることになる。素直な少年と偏屈漫画家の間に立つ役割もあり。山崎紗也夏著の原作漫画は以前に読んでいた。 脚本松田裕子演出石川淳一他。原作の下僕発言とか編集者の車中練習とかパンチはきいてるけども男性漫画向け場面なので、全年齢ドラマにするには英断かな。鈴木亮平なので貧層よりでかく逞しい漫画家で、ぬっと後ろに立たれると怖いタイプなのも面白い。「イチケイのカラス」今日から月9。宣伝ではリーガル+HEROという既視感があるけど、原作は主人公の新人裁判官は男性。なら他作品と差別化をはかるためにも男性のままでよかったような。原作はもう終わってるけどストーリーは面白い。今なら無料で10話まで読める「イチケイのカラス」お喋りで姦しく激昂しやすい女裁判官は異動先の地方裁判所で新任の...

  • ドラマ「流行感冒」「絶対BL」など

    「グッドワイフ」3期目に突入。ネタがワールドワイドでさくさくテンポよく進んで面白い。敵や味方ともども女性が多く、戦う相手としても優秀でドライで狡猾な経営者や弁護士として出てくる。女性の関係をイキイキして描いているところ、リドリー・スコットらしい。『テルマ&ルイーズ』の監督だしなと「来世ではちゃんとします」CG制作会社スタジオデルタの社員達の群像ドラマ。主人公は奔放な女子社員だけど、その他の社員も同等に扱ってる。マッチョな社員と女装男子との恋が1番丁寧に恋愛物になってて面白かった。2期があるそうで「絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男」紺吉著のギャグマンガのドラマ化。自分のいる世界がBL世界だと知った主人公が、周囲の様子を観察しツッコミを入れ、襲い来る恋愛フラグを叩き折り奮闘する。主演の犬飼貴丈君の顔芸もいい。ドラマオリジナルの追加シーンも自然。主人公もフラグ回収の道を...

  • 読書「少年と犬」「一人称単数」『じんかん』「攻殻機動隊小説アンソロジー」

    「少年と犬」馳星周著。東日本大震災で飼い主を失い南を目指す犬を狂言回しに、到着までに関わる人々を描く連作短編。しんどい思いをしている人々がそれぞれの結末を迎え、犬は次の場所へ。会話が多いからかサクサク読める。が、愛玩犬ならギリともかくシェパードがうろついてるの怖いなとつい気になる訓練された犬は地上最強と『MASTER キートン』の漫画では4巻。アニメではCHAPTER 15 「長く暑い日」 / DOG DAYS. にあり。フィクションとはいえ好きなところにいけと放すのは。次の飼い主に手渡しならいいけど。映画やドラマにする時は気をつけないといけないところかも。今はもう見ないけど、昔は野良犬ってたまにうろうろしてたし、怖かった。隣家でシェパードを飼ってて大きくて吠えて怖かった。思い出してしまった。自分の犬は大丈夫なんて飼い主にしかわからないし、飼い主にだって断言できない。まあ、気にしない人は気...

  • 「戦艦武蔵」「黒猫館・続黒猫館」「デルタの羊」「鳩の栖」「少年アリス」

    「戦艦武蔵」吉村昭著市場から棕櫚が消えた。買い占めたのは極秘で建造される戦艦を隠すためだった、という意外な冒頭が面白く、引き込まれる。情報を隠し周囲に隠し様々な犠牲を払い完成した戦艦武蔵。意気揚々と出航したのに沈没するまでを克明に描く。その場面にふさわしい人物に視点を変えながら群像劇として描いている。客観的歴史の記述ではなく人間のドラマとして描く。しかし沈没シーンは見てきたかのように克明で残酷。建造はプロジェクトXなのに沈没シーンは無惨でグロいという2面の面白さ。少ない資料を綿密に調査し、当時を知る証言者に聞き、描かれたそうで。触れるのは「熊嵐」「星への旅」に続き3作目。巨匠だけど読みやすい。人間ドラマと残酷が同居する無常観のある書き方も、資料を調べる作品への姿勢も、飽きさせずどこか美しい文章も好きなタイプ。もっと読んでみようと思うがいっぱいある。「黒猫館・続黒猫館」作家・稲葉真弓さんが...

  • 読書「我々は、みな孤独である」「女たち三百人の裏切りの書」「アーモンド」「理系」『ジェノサイド』

    「我々は、みな孤独である」貴志祐介著。探偵は前世で自分を殺した犯人の捜索というおかしな依頼を受ける。報告をでっち上げようとするが、探偵自身も前世を夢に見るようになり。霊能力者やヤクザやメキシカンマフィアが絡み暴力の世界に。探偵物から始まり思想的SFに。著者短編「呪文」に少し近いかも「女たち三百人の裏切りの書」古川日出男著。女性達は紫式部が憑依したとして曰く本物の宇治十帖を流布させる。その目的とは。紡がれる宇治十帖の物語と海賊たち、蝦夷たち、武士たちの話が平行。女たちの思惑と裏切り。それぞれのパートは比叡山の僧兵との戦いに結集してゆく。謡のような文章が美しい「アーモンド」ソン・ウォンピョン著。先天的に感情のない少年と乱暴で感受性の高い少年の物語。失感情症の主人公は母と祖母を事件で失い、転校生の暴力的な少年に虐められる。しかし彼は主人公の症状と境遇を知り度々訪ねて来るようになり仲良くなるの...

  • 「ひとよ」『ロマンスドール』『劇場版 おいしい給食 Final Battle』と舞台

    「ひとよ」15年前にDV夫を殺し服役した母親が家に戻る。親族経営のタクシー会社は迎え入れるが、3人の子供達は母親に感謝もあるが犯罪者の子供としての苦労もあり複雑。優しい絆の再生の物語。長男の妻、元ヤクザのタクシー運転手はキーパーソン。監督白石和彌、脚本髙橋泉、原作桑原裕子『ロマンスドール』主人公はドールの会社に職人として入社し、パイモデルを頼んだ女性と職を隠して夫婦になる。年月が過ぎ妻は癌を告白。職を明かした夫に妻は自分をモデルにするよう頼む。原作脚本監督タナダユキ。ドールの職人技術がもうすごい。素材やデザインや拘り競争相手と戦い。趣味や芸術ではない商品だから力をいれるんだとも。高橋一生も蒼井優も魅力的。純愛映画。『劇場版 おいしい給食 Final Battle』市原隼人演じる給食好きの中学校教諭と男子中学生の給食を巡るバトル。市原隼人のモノローグとオーバーアクトが面白い。テレビドラマ...

  • 臨時子育て日記と『ジョジョ・ラビット』「ミッドサマー」『エジソンズ・ゲーム』

    『ジョジョ・ラビット』2時大戦中のドイツで当時の感覚で普通にヒトラー信奉者の少年。母親がユダヤ人少女を匿っており、ユダヤ人を知るため彼女と交流するが。冒頭から総統の名を連呼する攻めてる映画。でも優しいブラックコメディ。監督・脚本・主人公の脳内ヒトラーはタイカ・ワイティティ監督。マセガキで可愛い少年と年上お姉さんなユダヤ人少女と愉快なお母さん。ファンタジーな喜劇と少年の目線の高さでさらっと描かれる悲劇。途中で娘帰ってきたけど、丁度ナチスと少女が対面し誤魔化せるかハラハラする場面で、一緒に最後まで見た。今娘は丁度WW2を授業でしてるらしい。WOWOWでこのタイプの捻った作品が吹き替えなのは珍しい。字幕だと娘も見てくれなかったと思うし、吹き替えを増やして欲しいところ。「ミッドサマー」倦怠期の男女含む大学生はスウェーデンの留学生に誘われて彼の故郷のホルガ村を訪れるが、そこは閉鎖的なカルト共同体だっ...

  • 「天国と地獄」「俺の家の話」「モコミ」「死との約束」「山本周五郎ドラマ さぶ」「ポルノグラファー」

    「天国と地獄」聞くに耐えない拙い声であってもそれは兄の声だ。奪われ続けた弱者から強者への怨嗟と警告。若い刑事でなく叩き上げの刑事が言うからこそ沁みる。端役までキャラが立ってたのは森下脚本ならでは。サスペンスで始まったけどヒューマンなハピエンで終わるとは。キャラに愛着がわいてくる作りだったので、そうあってほしいと思う展開。ただ、作中の漫画をしっかりラストまで見たかったなと。中盤までは殺人鬼ミスリードに生き別れの兄弟に怪しい絵本と浦沢直樹の「モンスター」を彷彿とさせてた感。最終的には貧富の落差の物語と黒澤明の天国の地獄だそう。ところで、彩子←陸←日高の三角関係、ありましたよね。入れ替わったときに多分陸と関係持ったし日高の好みのタイプだったのかも。「俺の家の話」能の舞台に寿一がいない。父親が焦るが家族は慌てない。実は彼は死んでいた。葬式もしたのに父親は忘れ、寿一の幽霊を見ていた。能の舞台上で父...

  • バラエティドキュメンタリーフランケンシュタインの誘惑プロファイラー

    「彼女は漫画を読まない」漫画紹介番組。今週は「怪獣8号」を紹介。見開きの使い方が上手いと。アクションだけでなく遠景に感情や設定への説得力を含ませる。ところでジャンプ+は海外への展開も視野に入れてたのね。紙のジャンプをwebにするなら+も海外なら同じ土俵か。紙のジャンプでやっても良さげなコンテンツだけど+にいるなと思う作品もあるけど、敢えての+なのかも。アニメやドラマの映像化の話も日本だけでなく海外からの話も来そう。しかも海外のが高額かもね。スパイファミリーもだけど、おじさん主人公だと海外の映像化の話が来やすいかも。「アナザーストーリー」「“北斗の拳”誕生?舞台裏のもう一つの“格闘”?」北斗の拳を作り上げた作画、原作者、編集者の三つ巴の記録とインタビュー。皆さんまだまだ現役で漫画の仕事をしている。ところで編集者の堀江信彦さんは「アオイホノオ」で佐藤二郎が演じた強烈なキャラクターMADホーリ...

  • 2021年冬ドラマ

    V6解散!ブルータスお前かと思いつつも6人でこそV6。25年ありがとう。思えばジャニーズの連続ドラマやバラエティやライブや舞台やその他色々な世界の入り口でした。個人的に劇団新感線の舞台とか剛くん出演作をWOWOWで放映してくれると嬉しいなと臨時子育て日記ツイステ実況娘に巻き込まれ視聴。ペルソナみたいでいい意味で思ったのと違った。でも娘共々に腐にはいかない感。爽やかだからかな。「ツイステッドワンダーランド」原作キャラデザともに「黒執事」のやなさん。「俺の家の話」そろそろキャラ全員愛しくなってきたね。先週は前代未聞抱腹絶倒の能で描く過去回想。能自体、過去回想の語り芸術ようなものだから合ってるところがまたおかしい。今回も新作能が。プロレスと能がマスク繋がりだったこと、元は能は大衆芸術だったと思うとまたぴったり。池袋のシーンが出たところで懐かしいIWGPのBGMが。同じ長瀬くんらクドカンドラマ...

  • 映画「生理ちゃん」『前田建設ファンタジー営業部』「引っ越し大名!」「一度死んでみた」「初恋」

    「生理ちゃん」生理を擬人化した原作から3本をチョイスした映画。子持ちの男性と交際する女性、SMSでドラマに毒を吐く清掃員に来たチャンス、高校生の恋愛。それぞれ生理チャンスの他に初潮ちゃん、性欲くん、童貞くんら愉快なキャラが登場するからかな。監督品田俊介、脚本赤松新、原作漫画小山健。「生理ちゃん」娘も漫画を知ってるから楽しく見ていた。あるあるわかる生理ちゃん。大きかったり小さかったり、眠くさせたり、色々な形での存在感。女性同士でも他人の重軽はわからない。ましてや。優しい気持ちになる映画。映画『前田建設ファンタジー営業部』脚本はヨーロッパ企画の上田誠さん。建設会社の広報のとんでも企画の奮戦記。「マジンガーZ」の地下格納庫を実際に受注し今の技術および材料で建設するという体で見積作成するが、リアルを追求する拘りが面白い。実在の前田建設のweb企画が元。「引っ越し大名!」姫路藩は豊後国日田藩に減...

  • 2021年冬ドラマ

    「おちょやん」撮影所から舞台に転属になり道頓堀に戻った主人公。なんと成田凌演じる天海一平の一座に入ることに。撮影所時代は大部屋女優から始まり、恋の練習父の襲撃と色々波乱あり、中堅女優になっての凱旋。芝居茶屋の面々や元天海一座の面々とも再開するが、早速座長と役者陣に波乱が起こる。今週はメンバーが集合するまでの熱い話。方向性が違うから起こる対立と和解。出来事がシリアスだからこそ、合間の笑いが効いてる。いつもカメラ目線の女優、ほっしゃんの回想の地震コント、天岩戸よろしくほっしゃんを笑わすコント、本家芝居茶屋は業種変えて愉快なジャズ喫茶。シリアスの中にある笑いこそが喜劇。服を着替えさせる板尾さんの大物感というシュールな笑いもある。回想はよかった。板尾さんとの対立と初代との出会いでほっしゃんの役がアドリブ得意だと同時に示す。鶴亀家庭劇のモデルは渋谷天外(2代目)の松竹新喜劇。松竹の話をよしもとがして...

  • 2021年新ドラマ

    『青のSPー学校内警察・嶋田隆平』アメリカでは実在するスクールポリスが日本にあったらというif。ドライで腹に一物ありそうなスクールポリス役の藤原竜也さんがピッタリ。ネットに投稿した人間も復讐される可能性と守る価値。脚本大石哲也さん、原案小説佐々木充郭さん。娘が音楽の菅野祐悟さんの名前を見た事あるとチェックしてジョジョの音楽の人だと喜んでたね。娘にとっては代表作がジョジョのようで。かっこいい緊迫感のある音楽が上手いねと。「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」北川悦吏子脚本。恋愛物で昔当てて贅沢暮らしの作家が連載打ち切りに。自虐ネタかな。娘と母子家庭で父親が不明で生死も不明。周囲には母子の彼氏候補の男性がいっぱい。主役キャラに作者を投影した「半分、青い」の匂いが。北川さんには娘がいるそうで今回も自分を投影した感。だからかな感情移入が難しい。そのまま書いてご自由に思って、ではなく視聴者の感情を誘...

  • 「刑事モース~オックスフォード事件簿」「ドラマ「教場II」「JOKE~2022パニック配信!」

    ハワイの情報誌「Lighthouse Hawaii」掲載イラスト「刑事モース~オックスフォード事件簿~ Case 28 愛の序曲」運河沿いの道で起こる連続殺人が起こり、捜査に協力した透視研究室の女性研究者が殺される。同一犯の犯行かと思われたが。モースとサーズデーの意見は食い違う。運河沿い連続殺人とモースが不倫した人妻と夫が今回のシリーズを通して絡む。「刑事モース~オックスフォード事件簿~ Case 29 望郷の調べ」インド料理店の配達人の失踪、殺害された。アジア人を刺した差別主義者の青年に疑いがかかるが。真相と結末は人種問題の難しさに絡む。一方で運河沿い連続殺人の容疑者逮捕を巡りモースとサーズデーは仲違い。「刑事モース~オックスフォード事件簿~ Case 30 永遠のアリア」運河沿い連続殺人事件を巡る対立でサーズデーとの仲はさらに悪くなり、モースは移動を求める。自宅での連続死亡事件が続出...

  • 「フランケンシュタインの誘惑」「満勉」「100分de名著萩尾望都」

    「フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿」「ナチスとアスペルガーの子どもたち」オーストリアの小児科医ハンス・アスペルガーは自閉症の子供に特別な子供達を見つけ研究する。ナチスの政権下で彼は子供達を選別するのだが。見初めと終わりで印象が変わる。ゲストはリモート含め3人。初っ端からメイドインアビスのBGMが流れたのでボンドルドみたいなサイコパス博士かと。しかし戦後は自閉症研究は止めナチス下での研究も出さず。死後に研究者により論文が発見され脚光を浴びそれに加えてナチス下の過去も知られることにという順番。自閉症の子供達に本をよく読んでいた博士。サイコパスなのか普通の人だったのか。子供達を選別せねばならない「ソフィの選択」やアイヒマンをただの小役人と分析した「ハンナ・アーレント」を思い出す視聴感。思考停止し想像をやめると普通の人も残虐になり得る「満勉」西炯子さん回貴重な顔出し。職人さんの趣。...

  • 「パラサイト 半地下の家族」「ニューヨーク 最高の訳あり物件」「パピヨン」2017年版

    「パラサイト 半地下の家族」全員失業中の一家の息子は金持ちの家庭教師に入り、使用人達を追い出して家族全員雇わせることに成功。しかし豪邸の地下室には元家政婦の夫が棲んでいた。洪水で半地下の自宅は水没するが高台の豪邸はなにごともなく、手伝いに来たパーティーの場でカタストロフが起こる。カンヌ・アカデミー賞W獲得も納得の作品。娘も最後まで見てた。面白くて先が読めず問題意識もある人間ドラマ。フェリーニとかケン・ラッセルの悲喜劇を思い出す。監督脚本のポン・ジュノ監督は色んなジャンルを撮ってて割と見てるけど、どれも人間描写が細やか。富豪は無神経なところはあるが基本はいい人で運転手にも打ち解けてゆく。臭いは気になるらしい。貧富の差による悲劇。父親は富豪の夫に好感を持ち始めていたからこそ、彼の臭さへの生理的嫌悪が許せなかったんだろうなと。豪邸の地下に潜伏する父からのモールス信号を見て、息子はあの豪邸を買うこ...

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