YOUTUBEに戸田城聖に肉声の講話がいくつかあげられているので見てみた。正直言って、あまり宗教者という感じではなかった。頭はよく、話は面白いようだったが。中には品のない話もあったが、皆が戸田についていくのは、きっと牧口常三郎とともに逮捕され、他の人々が教えを捨てていったのに最後まで退転しなかったからだろう。youtubeを見て驚いたのは『人間革命』を執筆したときに、「牢に入るまではでたらめを書いている」と語ったことだ。(映画『人間革命』は池田の著作だが、はじめの戸田の部分は戸田自身の著作に由来するものらしい)皆はさほど気に留めていなかった。おそらく問題にならない程度のことだろう、と思ったのだろう。https://www.youtube.com/watch?v=XL2HepoEPgsしかし私が前々項「映画『人間...YOUTUBEで戸田城聖の肉声を聞いて
かつて、この教団では地獄を信じていない、という話を聞いたことがあったが、この映画を見てよくわかった。映画を見た後、「地獄はないのだ」という印象を強く持つ。戸田城聖は繰り返し「君たちは地獄などあると思っているのか」と言っていた。そして法華経の十界論を用いて、地獄とは人間の心理的状態を10に分けた中の最下層の悪い状態であると説く。地獄とは人間の心の状態であって、死後の地獄など存在しない、という内容。そして昔から天国地獄が説かれてきたのは、仏法をよく分かっていない者たちだというニュアンスで語られる。また、「仏」とは、私の生命のことだ、と説く。これは戸田城聖が刑務所に居たときに受けた大きな悟りであると描かれる。地獄とは自己の内面にある、仏とは自己の生命である。そのどちらもそれなりの真理をついているのであろう。しかし間接...映画『人間革命』を観て―地獄はない?
年末にテレビで映画『人間革命』を見ました。これは集団ストーカー被害者たちが、その加害団体だと考えている組織の創設期に関わる歴史です。続編も見ました。それなりに興味深く、ところどころ退屈で、この教団の歴史、あるいは歴史として教えられていることが大まかに分かりました。後で思い起こすといくつかの点で不自然だったり、疑問に感じることも出てきました。まず、あの戦時期にありながら、刑務所にとらわれている人(戸田)と取調官との関係が悪くないということでした。キリスト教でもとらわれた人が少なからずおりますが、刑務所は大変過酷です。厳しい尋問、拷問、獄死・・・。戦争で男手が欲しい中で、囚われる人々はよほどの人々です。国体を揺るがすような思想犯には厳しかったでしょう。そんな中で、戸田城聖が取り調べ官に軽くたしなめられる程度であった...映画『人間革命』をみて疑問に思ったこと
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