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オリジナルBL小説です。主に高校生の恋愛(R-18)。管理人は2人で文と絵、基本ハピエン。毎日更新

CP傾向はドS×ネガティブ天然・後輩×先輩・弟×兄中心に展開です。 どんな形であれ受け溺愛。 S/鬼畜/わんこ/ツンデレ/ネガティブ/天然/不憫/小悪魔/クール/男前/など

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2012/05/08

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  • 彼は最後に微笑んだ148

    帰国した翌日、話をするため執務室へ来るようエルヴィンに伝えているとリックから聞いていたニルスは、いつものように茶の用意をしていた。エルヴィンは甘い菓子も好きだったなとそして思い、茶だけでなく何か一緒に出すものも用意しようかと考えているとノ

  • 彼は最後に微笑んだ147

    「エルヴィン……もう少し我慢して……今の様子からして、俺の魔法じゃ火に油かもしれない。かといって強い魔法は副作用が怖くてかけられないし……ニルスがもう少しし

  • 彼は最後に微笑んだ146

    どんな味なのだろうと好奇心でいっぱいになってきた。仕事を結局途中からさぼったような状態だけに少々心苦しさはあったが、せっかくだし茶の時間を満喫しようとエルヴィンはさっそく未知の果物を食べることにする。「あ、ちょ、待っ」 口へ運ぶのに気づい

  • 彼は最後に微笑んだ145

    そもそも今のデニスと接することで、もう大丈夫だと確信したはずだっただろうとエルヴィンはとりあえず自分に言い聞かせた。 ただ、まさかラヴィニアとも接することになるとは思っていなかったし、遡る前を忘れられなくて恐れていたはずが思った以上に拍子

  • 彼は最後に微笑んだ144

    「ゆする材料ですらない、とは?」 それこそどんな話をしたのだろうとエルヴィンが聞くも「どうでもよくない?」と笑顔で返される。「いや……それよりもっとどうでもいい話や、聞いてはいけないような話を散々されたような気が

  • 彼は最後に微笑んだ143

    エルヴィンが相変わらず唖然としていると、またもやリックは苦笑してくる。この感じを先ほどから何度となく繰り返している気がする。「だいたい乗り心地が慣れないからってさ、その上普段から鍛えてる騎士だってのに食べすぎと馬車酔いだけでそこまで疲れた

  • 彼は最後に微笑んだ142

    エルヴィンがまた唖然としているとリックが苦笑してきた。「ごめんね、その時話さなくて。申し訳ないとは思ったけど、エルヴィンはほら、顔に出やすいから……」 先ほどから言われていたことが妙に今、のしかかる。それほど自

  • 彼は最後に微笑んだ141

    考えているエルヴィンを見ていた様子のリックがおかしそうに笑ってきた。「何ですか?」「いや、ほんとエルヴィンはブローチのいらない人だなあって」「は?」 先ほどもそれらしきことを言っていた。「……ってもしかして俺、

  • 彼は最後に微笑んだ140

    「お疲れ様だったね」 リックに呼ばれ、エルヴィンはリックの執務室にいた。 帰国してから少しバタついたものの、呼ばれたのは帰国した翌日だ。リックは「改めて時間を作って」と言っていたが、まさかこんな早くに時間を作ってくれるとは思っていなかった。

  • 彼は最後に微笑んだ139

    なるべく微妙な顔にならないよう心がけてはいるが、思えば思うほど微妙にならざるを得ない。 それとも俺はたまたまラヴィニアのことをある意味よく知ってるから余計そう思えるのかな……いやいや、ラヴィニアをさておいてもや

  • 彼は最後に微笑んだ138

    エルヴィンから報告を受けたデニスとリックの指示により、捕まえた貴族は一旦滞在させてもらっている宮殿までフリッツとエルヴィンで連れて行くことになった。 だが宿屋へ戻る際はフリッツだけでなくリックもついてきた。「ラヴィニア嬢に話を聞くにしても

  • 彼は最後に微笑んだ137

    どうする、とエルヴィンがニルスに聞こうと顔を向ければ、ニルスはすでに懐から護身用のナイフを取り出しているところだった。 わあ、めちゃくちゃやる気だった……! とはいえ向こうがどういった人物かもわからない。だから

  • 彼は最後に微笑んだ136

    宿屋の主だろう。おそらく気になりつつもさすがにプライベートは詳しく聞いてこず、鍵を渡してくれた。それを受け取る際に『思い出の部屋ってとこかね。身なりはいいからまあ、やばそうなものでもないんだろうが……そんなに慌

  • 彼は最後に微笑んだ135

    目の前の男に面識はない。名前すら名乗られていない。その上理由をきちんと教えることもなくただ「美味しいだろう?」と餌をちらつかせた気になっている。 完全にラヴィニアを愚かな女だと決めつけ、侮っているのが手に取るようにわかる。 間違いなくこい

  • 彼は最後に微笑んだ134

    店を出ると男は黙ったまま一人歩き出した。ラヴィニアも仕方なくあとに続く。身長差もあるし重い生地のドレスだけにさくさく歩く男に歩幅を合わせるのは少々きつい。仕事の話だと言うし、ラヴィニアに対して親切にする必要も甘やかす必要もないのはわかるが

  • 彼は最後に微笑んだ133

    ただ、ニルスは相変わらず不愛想だし無口だった。 無駄口叩きすぎる男よりよっぽどいいけどね。 ニルスの性格は令嬢だった時に多少は把握している。なので素っ気ない様子だろうがラヴィニアは気にしなかった。「ねえ、侯爵様。よかったらこの後&hell

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