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  • 自分ばっかり喋る奴を黙らせるたった一つの一撃必殺

    「あのさ、君にこんなこと言うのなんなんだけどまず大前提の話するね。それの何が教育だってこと。ごめんねこんなこと言って。でもまず俺の話聞いて。君は晴人に中学受験させたいって言うじゃん。でもそれって「勉強が大事だから」ってことだよね?これからの世の中は勉強が

  • 国家権力に一発ギャグ!

    オネエ系の腹立ったときーー「ああああああ、マラたつマラたつ!」という一発ギャグがふと思いついてニヤニヤしながら国道を運転していると、前方で警察官が旗を振っていた。そして私に向かって左側の空き地へ入るように指示した。私は何が起こったのか分からなかった。検問

  • 令和の鶴亀算(金玉算)

    Q.この会社には社員が256人います。金玉の数は245個です。さて、男性は何人いるでしょう。その計算を見て俺は思った。なんて簡単な計算だと。答えはこうだ。A.男の金玉の数が1人2個とすると、245÷2で122.5・・・・え、おかしい。割り切れない。どういうことだ、俺の計算が

  • トリックオアトリートでトリックを選んだ人

    今日はハロフィン。子供達がお化けの格好をして街中の家を訪ねます。「トリックオアトリート!」訪ねられた家は皆、お菓子を子供達に渡してやります。すると子供達は「ハッピーハロウィン!」と言って立ち去ります。あるうちに子供達がやってきました。他のうちと同じように

  • シン・アンパンマン エピソード12〜新たな敵の登場〜

    「そこにいるのは誰だ」突然アンパンマンが研究所の方に向かっていった。と同時にその先に拳を向けた。研究員らはいきなりアンパンマンが何を言ったのか分からなかったが、研究所の方を見ると何者かが立っていた。そこにいたのはアンパンマンと同じような背格好をした二人組

  • シン・アンパンマン エピソード11〜シン・アンパンマン〜

    こうして、妥当バイキンマンのための猛特訓が始まった。今の力でもおそらく倒すことができると思われたが、バイキンマンの知力は侮れなかった。アンピンマンを分析し、より強力なマシンと戦略を準備しているだろうとの推測から、こちらも相当の力を付ける必要があった。特訓

  • シン・アンパンマン エピソード10〜アンパンマン覚醒〜

    その夜、JAMはなかなか寝付けなかった。突然現れたてんどんまん、彼のおかげで皆が笑顔になった、妥当バイキンマンの気持ちも盛り上がった、てんどんまんは我らに味方してくれるらしい、しかしなぜ?それが分からなかったーと、JAMの部屋の扉が開いた。突然のことにJAMは驚い

  • シン・アンパンマン エピソード9〜てんどんまんの誤算〜

    その姿は明らかに人間ではなかった。頭が陶器のような素材でできており、彼が頭を棒で叩くとカンカンカンと音がした。なんだあれは?敵か味方が分からない存在に研究員達は困惑した。そして緊急会議が開かれた。対策案は二択に分かれた。一つ目は、バイキンマン襲来時に備え

  • シン・アンパンマン エピソード8〜新たなライバル登場〜

    アンパンマンとバイキンマンと闘いから1週間がたった。あのときバイキンマンは腹が減っていたのか、アンパンマンを跡形もなく食べてしまった。世界を救う唯一の希望であったアンパンマンは消え、世界は再び絶望の底へ落ちた。しかしJAM達は諦めなかった。バイキンマンが去っ

  • シン・アンパンマン エピソード7〜アンパンマンVSバイキンマン〜

    とその時、外からものすごい轟音が聞こえてきた。ドシンという音と共に建物が揺れ、天井の電飾が点滅した。「もしかして!」butterが叫んだ。「あなた方はここにいて下さい!我々研究所のメンバーで外を確かめてきます!」butter達が外に出ると信じられない光景が目の前に広

  • シン・アンパンマン エピソード6〜アンパンマンの作り方〜

    会場中があっけにとられていた。何が起きたのかが理解できなかった。しかし会場の雰囲気などお構いなしに、アンパンマンは自らが作り出した天上の穴に向かってジャンプしたかと思うと、そのまま穴を突き抜けて空の彼方へ去っていってしまった。一瞬の間が開いたあと会場中が

  • シン・アンパンマン エピソード5〜アンパンマンの希望3〜

    結局のところ、JAMがとった方法は、乳酸菌にストレスをかけるというものであった。この方法には気の遠くなる時間と莫大な予算が必要であったが、乳酸菌をバイキンマンのBKM01と同じだけの改変を加えることは現代の技術では不可能であった。JAMのチームは何度も何度も失敗を重

  • シン・アンパンマン エピソード4〜アンパンマンの希望2〜

    こうしてJAM研究所によるバイキンマン抹殺計画が始動した。この計画は人類史上最高の発明である細菌感染の万能特効薬APMの頭文字を取り、アンパンマン製造作戦と名付けられた。アンパンマンの製造方法としてまず行われたのが、BKM01にバイキンマンが生誕以前に受けたのと同等

  • シン・アンパンマン エピソード3〜アンパンマンの希望〜

    会議を終え、自身の研究所に戻ってきたJAMは椅子に腰掛けため息をついた。出席者から質問攻めにあったせいでひどく疲れていたのだ。質問には何一つ明確に答えることができなかった。会議で問題は提起された、しかしその解決策は?そう思うとまた心が重くなった。解決策の道筋

  • シン・アンパンマン エピソード2〜ドキンちゃん始動〜

    突如地上に現れたBKM01進化型に、世界中は恐怖した。BKM01の脅威とは、今までの細菌が引き起こしていた感染とは違い、純粋な暴力であった。BKM01は明晰な頭脳を持っていた。生存本能と人間への憎悪が引き金となり、それを体現するための意識をもつ器官が発達したのだ。その器

  • シン・アンパンマン エピソード1〜バイキンマンの誕生〜

    20XX年。人類と細菌の戦いには終止符が打たれていた。人類は長年の細菌との戦争に打ち勝ったのだ。今やどんな細菌の感染も止めることのできる特効薬APM(それは予防にも発症後にも使用できる)というものが開発され、人類の歴史から風邪という言葉すら消えかけていた。これに

  • 世界で一番恥ずかしいこと7

    え?田中は耳を疑った。そして柴田の本名を思った。柴田の本名は悠だ。「ユウって、俺と同じ名前つけてくれたんだろ?」柴田はニヤついていた。目の焦点も合っていないように見えた。寒さで体も心も限界に来ているようだった。「下山したら子供達に会わせてくれよ」やばい。

  • 私は誰でしょうか?

    この感じでいうとまだ4分の1くらいか、俺は飽き飽きしていた。早く気づいてくれよ、そう思ってイライラしても待つことしかできない。俺みたいな存在は最初に存在に気づいてもらえればラッキーでそうじゃない場合は扉が開かれるまでひたすら耐えるしかない。ここにいるんだと

  • 世界で一番恥ずかしいこと6

    「ありがとうな」柴田は田中の目を見つめていた。田中は頭が錯乱して何を言われたのか理解できなかった。柴田はしばらく黙って口を開いた。「お前のこと友達と思ってたけどよ。こんなことまでしてくれるなんてな」田中は理解した。嘘がバレていたのだ。しかしもう隠すことは

  • うるせえ早くやれ

    俺は花坂悠が嫌いだ。なんだ花坂悠って名前。あいつに全然あってないじゃないか。あいつは勉強もできなかったし足だって早くなかった。もっと芋っぽい名前がお似合いなんだ。もっとも花坂悠はあいつの本名だ。あいつは本名でデビューした。俺はあいつのXをたまに見る。興味が

  • 世界で一番恥ずかしいこと5

    田中は答えた。「あ、ええとその時の気持ちで決めたんだよ。字画とか音とか」「なんかバラバラだね」「まあな」「どの子が字画?」「え」「どの子が字画で決めた名前?」「ええとカズヒサ」「シバタカズヒサって字画がいいの?」「ああ、姓名判断で決めたんだ」「あとは?」

  • 世界で一番恥ずかしいこと4

    田中は忘れないように頭の中で何度も繰り返した。「カズヒサ、タケオ、ユウジ、コウジ、ユウ、ユウスケ、ユウマ、ユウ、ゲンタ、ミツヒコ、、、、カズヒサ、タケオ、ユウジ、コウジ、ユウ、ユウスケ、ユウマ、ユウ、ゲンタ、ミツヒコ、、、」「全員おとこ?」突然柴田が聞い

  • 世界で一番恥ずかしいこと3

    それを言われても柴田は俯いたままであった。田中は焦った。まずい。もしかしたらすでに限界なのかもしれない。心身ともに疲れ果ててなにも柴田の心を動かすことはできないのかもしれない。いや、それか柴田の心はショックすぎて燃えすぎてしまったのではないか?燃え尽きそ

  • 世界で一番恥ずかしいこと2

    柴田は坂本の目を見たまま固まっていた。坂本も柴田を見ていた。柴田は何を言われたのか分からなかった。百合が田中の奥さん?こいつは何を言っているんだ?そう思ったが言葉が出てこなかった。しばらくこう着状態が続いたあと、坂本が口を開いた。「俺と百合は結婚している

  • 世界で一番恥ずかしいこと

    田中は体を縮こませながら俯いていた。もう何時間そうしているか分からなかった。手はかじかんで、足の感覚もなかった。体力が残っているうちに掘った穴の中でじっとしていた。中から外の吹雪が見えた。真っ白な背景でも視認できるくらいの雪の量だ。そう、彼は雪山で遭難し

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