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  • 『みしらぬ国戦争』 三崎亜記

    みしらぬ国戦争 (角川書店単行本) - 三崎 亜記 37冊目。 20〜27日。 私たちは見えない「敵」と戦っている——。 国名も位置も分からない未確認隣接国家〈UNC〉の侵略で、「交戦状態」となったこの国。 2年間続く戦争に人々は飽き飽きし、数字だけで伝えられる戦況を他人事のように感じていた。 海岸の漂着物を確認するという徴集業務に従事するユイも、 そんな「日常」を送る1人。ユイの目的はただ1つ、両親の形見に刻まれた謎の文字を解明し、 幼い頃失った記憶を取り戻すことだ。その文字の記された漂着物を拾い集める男性、 文字と同じ言語の歌を歌う少女らと交流を深めながら、その秘密に迫ろ..

  • 『日本語界隈』 川添愛 ふかわりょう

    日本語界隈 - 川添愛, ふかわりょう 36冊目。 14〜20日。 ちょっとした日本語の言い回しでモヤモヤしているふかわさんと 気鋭の言語学者・川添愛さんが、 「言語学」という枠を超えて、 日本語のユニークさと奥深さを楽しむ、異色の対談集。 ●トマトトマトしている!? ●「冬将軍」はあっても、「夏将軍」はない? ●「普通においしい」の「普通」って? ●「昼下がり」でなく、「昼上がり」なら情事はない? ●日本人が「ドラクエ」と略してしまうワケ ●「サボる」「ヤバい」の由来は? ●「汚い」と「小汚い」、どちらが汚い? 身近なのに意外とややこしい!? 繊細かつ頑固な「日..

  • 『星の教室』 高田郁

    星の教室 - ��田 郁 35冊目。 12〜13日。 主人公の潤間さやかは、中学の卒業証書を受け取っていない。 義務教育さえまともに終えていないという枷が、社会でも家庭内でも、さやかを生き辛くさせていた。 しかし、ある日、さやかは夜間中学という存在を知る。 それは、戦争や貧しさや病など、さまざまな事情で義務教育を終えられなかった大人たちの集う学校だった。 二十歳の春、さやかは河堀夜間中学への入学を果たす。 仲間たちに支えられて過ごす日々が、学校や親への不信で雁字搦めだったさやかの心を解きほぐしていく。 やがて、さやかには密かに叶えたい、という夢が芽生え始めるのだが……。 (A..

  • 『夜ふけに読みたい不思議なイギリスのおとぎ話』

    夜ふけに読みたい 不思議なイギリスのおとぎ話 夜ふけに読みたいおとぎ話 - 和爾 桃子, 吉澤 康子 34冊目。 10〜12日。 「ジャックと豆の木」「三匹の子豚」など、日本でもおなじみのおとぎ話を 外国文学の翻訳で定評のある二人が新たに編集・翻訳。 大人も子どもも声に出して読み楽しめる一冊。 (Amazon「内容紹介」) イソップ物語も面白かったけど、 私はこちらの方が好き。 馴染みがあるんだろうなぁ。 こういう感じのお伽話が。 確かに夜ふけに読みたい。 でも読み聞かせにもぴったりだろうなぁ。 「ジャックと豆の木」は、こういう話だったんだと 改めて思い..

  • 『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』 小原晩

    ここで唐揚げ弁当を食べないでください - 小原 晩 33冊目。 5〜9日。 23区に上京したある女の子の東京での生活を中心としたエッセイ集。 せわしない日々からこぼれていく感情や体験をユーモアたっぷりに 掬いあげる文章に心がほぐれる全40篇。 (Amazon「内容紹介」) 「あの本、読みました?」で紹介されていたこのエッセイは、 自費出版されたものが異例の大ヒットで、 17篇が追加されて、商業出版に至ったというもの。 なるほど、これは面白かった。 エッセイなんだけど、詩的だったり、 物語みたいだったり。 エッセイは、芸能人だったり、著名な作家さんのものを ..

  • 『龍女の嫁入り 張家楼怪異譚』 白川紺子

    龍女の嫁入り 張家楼怪異譚 (集英社単行本) - 白川紺子 32冊目。 3〜5日。 成都(せいと)随一の高級旅館、張家楼(ちょうかろう)。 主人は成都屈指の豪商、張家の末息子・琬圭(えんけい)である。 すこぶる病弱な琬圭は、23歳になる今まで幾度となく生死の境をさまよった。 風が吹いては寝込み、雨が降っては寝込む。とにかく体が弱いのである。 ある日、久しぶりに体調がよく市をそぞろ歩いていると、 売卜者(占い師)のような男から突然声をかけられる。 いわく、琬圭は幽鬼、妖魅のたぐいを引き寄せる体質で、そのために不調が出るのだと。 半信半疑の琬圭だが、彼にお祓いをしてもらうと、確..

  • 『猫の刻参り 三島屋変調百物語拾之続』 宮部みゆき

    猫の刻参り:三島屋変調百物語拾之続 - 宮部 みゆき 31冊目。 20〜2日。 化け猫、河童、そして山姥—— 狂気に塗れた苦界を生き抜く女と、化生の者どもが織りなす怪奇譚。 江戸は神田三島町にある三島屋の次男坊富次郎は、変わり百物語の二代目聞き手。 飼い主の恨みを晴らす化け猫、命懸けで悪党壊滅に挑む河童、 懺悔を泣き叫ぶ山姥が登場する客人の身の上話を聞いている。 一方、兄・伊一郎の秘密の恋人が出奔。 伊一郎の縁談を巡って、三島屋は大騒動に巻き込まれてしまう。 (Amazon「内容紹介」) シリーズ10作目。 このシリーズは怖いけど面白い。 三島屋の黒白の間で語..

  • 読書メーター 4月のまとめ

    4月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:1819ナイス数:333ベルギー 猫祭りとチョコレートめぐり (私のとっておき)の感想名前に惹かれて図書館で。3年に一度の猫祭りのためにベルギーへの旅行記。写真も豊富でチョコレートも美味しそう。途中でちょっとドキドキハラハラしちゃうこともあったけど、たまにはこういうのも面白い。長い一人旅、いいなぁ。読了日:04月19日 著者:とみこはん夜ふけに読みたい 旅するイソップ物語の感想「夜ふけに読みたいはじめてのイソップ物語」に続いて読んでみた。が、やはり面白い。さまざまなイソップの物語だけではなく、世界に広がるにつれその物語がちょっとずつ変化。それが..

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