30代で多発性骨髄腫が判明した私の経験を通じて、少しでも多くの方に参考情報をお伝えしたい。
昨年の秋に3回目の自家移植を行って以降、IgG値が一気に上昇し、どの新薬を投与しても効果が無く一時期は危うい状態でしたが、今年の6月中旬から実施したVTD-PACEにより今はIgGの値がかなり下がりました。2010年に骨髄腫が発覚してから2021年8月までのIgGの推移は以下のとおりです。2012年に自家移植を2回実施して以来、レブラミドを中心とした新薬で長い間骨髄腫を抑え込んでいましたが、2019年の後半から再発となりました。2019...
先日、定期検査を行ってきました。今回の検査では、通常の血液検査の他に、以前行った骨髄穿刺(マルク)の結果が揃った為、説明がありました。人には細菌やウィルスに対する抗体をつくる形質細胞というものがあり、正常な人では骨髄腫細胞の1%程度の量を占めています。マルクでは、この形質細胞の量を計測するのですが、一番最後に測定した2021年8月10日の検査では、私の形質細胞の量は4.4%でした。通常の人の1%よりは形質細胞の量...
今日は1週間ぶりの検査日でした。血液検査を行った結果、IRd療法を実施したことによる極端な副作用や異常値は見られなかったため、予定どおりIRd療法の2週目を実施することになりました。血液検査の結果は以下のとおりです。(画像クリックで拡大)白血球は安定して基準値内に収まるようになり、血小板もついに基準値内になりました。また、先週大幅に低下した赤血球やヘモグロビンも今週の検査では値が上昇しています。まだ基準値と...
今週からニンラーロ、レブラミド、レナデックスの3剤を利用したIRd療法が開始されましたが、早速副作用が出てきました。ニンラーロは毎週月曜日、レナデックスは月曜と火曜、レブラミドは毎日服用しています。今週は月曜日が祝日だったので、薬の服用日が1日ずつずれていますが、それでも週末になるとレナデックスの副作用でダルさが出てきます。また、レブラミドによる副作用で頭がボーっとする感じもあり、昨日からはレナデック...
6月半ばから7月末までの間、勢いのある骨髄腫を一気に止める為に入院してVTD-PACEを2サイクル実施しました。VTD-PACEはかなり効果がありましたが、効果は一時的で、このまま何も治療を行わないと間違いなく骨髄腫細胞は増加をしていきます。そこで、VTD-PACE後にどのような治療を行うべきか、入院中から担当医と数回話をし、最終的に今週の通院の際にIRd療法を選択することに決めました。IRd療法とは、ニンラーロ(イキサゾミブ)、...
今週、退院後はじめての外来に行ってきました。今回の通院は、血液検査で状況を確認することと、今後の治療について話をすることが目的です。血液検査の結果は以下のとおりです。(画像クリックで拡大)血球に関しては、まだ値が基準値に満たないものもありますが、概ね順調に回復しているように見えます。骨髄腫の悪化と共に上昇するとされるLDHの値は、ここのところ少しずつ上昇していたのですが、今回の結果では大きな上昇は見ら...
7月12日から2回目のVTD-PACEの為に入院をしていましたが、入院19日目の一昨日、退院しました。今回は白血球があまり下がらず、またG-CSFにより一気に上がってきたこともあり、1回目の時よりも3日ほど早く退院できています。退院して2日が経過しまいしたが、体力が無さ過ぎてかなり疲れますね。入院時は行動範囲が個室の中だけで、あまり動く必要がなかったのですが、退院すると外出せずに家の中で過ごすだけでも動く量が全然違うの...
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