まだまだ日にちがある…と思いよったら、直んぐにやってきたこの日。千秋楽のカーテンコールは、感慨もひとしお。やけんど…、重い緞帳を上げて出ていくばぁな値打ちのある役者ぢゃあないし、千秋楽の三役揃い踏みに出るような力士でもない…。思い返すまでもなく「ゆずの宿」で過ごしたこの三年二ヶ月は、今迄の人生の中でもかなり濃密な時間やったぜよ。「お弓祭り」やら「ビオトープ」やら「火振り漁」やら「ゆず湯」やら「青い睡蓮」やら…。テレビやラジオにも、よう出して貰うた。念願のフラフも出来たし、チューリップもヒマワリも咲いたぜよ。拙いブログやけんど、35ヶ月間ひいといも休まんずく続けてこられたがァは、見捨てずに読んでくれた人らぁのお陰です。今日でこのブログは終わりにしますけんど、湯魂おやじが居らんなったち「ゆずの宿」は続けてやりよりま...カーテンコール~千秋楽~
泣きだしてしまいそう痛いほど好きだから…「別れの予感」テレサ・テンさん久し振りに来た白亜のリゾートホテル…。ちゅうても残念ながら遊びに来たワケぢゃあない。今は亡き父が、二十年以上も前に娘を連れて行ってくれた美しいプール…。ながいことお世話になった「弥太郎慎太郎の会」は、孫と同じ名前の部屋であるみたいや…。今日が最後の私にとっちゃあ、これってごっついサプライズ演出やね~。観光のことで、バッチバチと議論をするがァは、この上のう楽しかったがやけんど…、もう当分そんな機会ものうなりそうな予感がするぜよ。海よりもまだ深く空よりもまだ青く…「別れの予感」テレサ・テンさんなんか湿っぽうなってしもうたけんど、私が居らんようになったち「ゆずの宿」は変わらず営業しゆうきに「わざわざ」行っちゃってつかぁさい。にほんブログ村「ランキン...別れの予感
天と地がひっくりかえるようなこと、すなはち「コペルニクス的転回」を略して「コペ転」ぜよ。当時メジャーやった天動説に真っ向から立ち向かい、地動説を唱えたコペルニクスから出来た言葉で、ものの見方や考え方が正反対(180°)変わることを云うがよね~。もっともガッツ石松さんに限っては、360°変わるらしいぜよ。私の異動についても、環境やら職種がガラリと変わることに色々と心配をしてくれる人が居って、有難いがやけんど…、私的にゃあまぁなんとかなるようになるろうと思いゆう。同じ様に九月からの「ゆずの宿」にも、ふとい環境の変化がやってくるがやけんど、まぁこっちの方も残ったみんなで引き続き頑張るろぅきに…、今よりもっと良うなってキッと見返して欲しいねや。まぁまぁ、打たれ強い湯魂おやじは、職場が変わったち超音速で追尾するきに心配は...コペ転
久しぶりのチョイ青空。「ゆずの宿」が酷道493号線の分断点になってから、もう半月以上…。未だ暫くは土佐湾から北へ向かう終点のまんまらしい…。土砂をたっぷりと含んぢゅう濁り水が、どえりゃ~勢いで流れ込む先にゃあ、子どものころに良う遊んだ懐かしい場所があるがよ…。現在は「ふるさと海岸」として整備されて、町の自慢のひとつになっちゅうくは、亡くなった祖母の家のまん前で、私が小学生やった頃にゃあ、おばあちゃん家から海パンで長い砂浜を走った思い出がある…。その後、海岸侵食が進んで汀線がどんどん後退してしもうて、とうとうのうなった砂浜をレンガを敷き詰めた遊歩道に変えて、景観を再生してくれたきに「おばあちゃんの海」も辛うじて形が残っちょらあえ。ここは河口から数キロ離れちゅうきに、川の濁流みたいなことはないけんど、ふとい流木らぁ...おばあちゃんの海
身の回りからぼちぼちと片付けて、いよいよ私にとってイチバンの大仕事。帰り支度もなっかなかや…。1998年にはぢめて携帯電話を持ってから、今回で九代目やと思うがやけんど、そのたんびに使い手の私がフリーズしてしもぅて大騒動になるがよ…。今回もご多分に漏れず、朝からすったもんだ…。オマケにモペラの解約やらタブレットの新規やらも絡んぢゅうきに、さあ大変!朝イチで手続きに入ってやっとお店に預けて出掛けられるようになったら、お腹がgooやった。腹ごしらえ(珍しいことに肉だよ肉!)と用事をサクサクと済まぃたら、家の前をひらひらしゆう美しいアゲハ蝶を尻目に、新しいスマホとタブレットをお迎えぢゃ。「ゆずの宿」でも見習わんといかん「おもてなしナンバーワン」のお店で、まったまた丁寧な説明を二時間ばぁ…。やうやう帰り支度をする頃にゃあ...かへりじたく
ここ北川村での日めくりカレンダーも、残り僅かになってきた。「ゆずの宿」のカウンターに置いてけぼりにされちょった重厚なカメラは、飼い主さんがいらっしゃるまで、私が責任を持って面倒見らぃて貰うぜよ。工事のたんびに「50分止めて10分通行」っちゅうハードな規制が入って、もう慣れっこな筈ながやけんど、やっぱりキツイ。そこいらの田園を散策して時間を潰すがやけんど、其処彼処に残っちゅう禍々しい痕跡をみつけるたんびにゾッとするちや。傾いてもなお通電中の電信柱やら、倒木やら、ふっとい流木やら…。そんな荒んだ景色の中で、ひっそりと命を繋ぎゆう可愛らしいツユクサにゃあ、しょうほっこりさせられるちや。デスクの上でEOSくんを見張りもって、あと数枚になったエア日めくりカレンダーを確認(?)しよったら、何かホロリとさせられるぜよ。にほん...ひめくりツユクサ
台風が抜けてから、もうかれこれ二週間ながやけんど…、大量の土砂が雪崩込んだ川は、濁ったまんまや。土砂崩れしちゃあせん支流の方は、まあまあ綺麗な水になっちゅうがやけんど、連日の雨で流れの速さはハンパやないきに、川遊びは絶対にせられん。三年前の台風も酷かったがやけんど、今年は長雨も加担しよって、高知家の観光業に与えるダメージは、過去最大級ながやないろぅか。私が「ゆずの宿」に居れるがァも、あと一週間になって、「有終の美」を飾って最後の花道…みたいなことは望み薄になってきた…。自然の猛威を示すしるしが、まだあちこちにそのまんまやきに、余計に痛々しいがやけんど…、みんなぁ手一杯やきに、片付けるくまでいかんがよ。そう云うていつまで~も憂愁に閉ざされちよったち、なんちゃあ良うならん!ここはひとつ、ギアをローに入れ直して、もう...ゆうしゅう
ひとつひとりじゃ淋しすぎるふたりじゃ息さえもつまる部屋「あゝ青春」中村雅俊さん八月上旬…、沖合にある台風にぞうもみもって満開間近の向日葵畑へ。みっつ見果てぬ夢にやぶれ酔いつぶれ夜風と踊る街「あゝ青春」中村雅俊さんふと口ずさんだ懐かしい「かぞえうた」は、かれこれ40年ばぁ昔のもんやと思うがやけんど…、スマホ万能の現代でもきっちり心に響くぜよ。いつつ生きてる後味悪さ胸に噛みしめれば泣ける海やっつやめるさ抱き合ってもこころは遠ざかる安い宿…「あゝ青春」中村雅俊さん来年の向日葵も見に来れたらと思う…ぜよ。昼は蝉時雨、夜は満天の星がふりそそぐ「ゆずの宿」へ…。あゝ青春は燃える陽炎かあゝ青春は燃える陽炎か…「あゝ青春」中村雅俊さんにほんブログ村「ランキング」気にしちょります。上のバナーを軽~くポチポチッとお願いします陽炎~かぞえうた~
長いこと借りちょった北川村の法被を役場へ倍返しに行っちょった…。「たのえき~や」へお客様をお迎えに来るがぁも、多分これが最後かえ…。景色抜群でこぢゃんと好きな「ごな線」へも滅多矢鱈にゃあ乗れんようになるねや…。子供の頃に、今は亡き父親がぎっしり釣りに連れて来てくれた奈半利港へも、もうそうは来れんなる…。何十年も前から変わらず港に佇む「スナックマドンナ」は、今度来たときにもあるろぅか…。これから数日は見慣れた景色をひとつひとつ確かめもって胸の奥にある印画紙に焼き付けていこうと想いゆう…。湯魂おやじが居らんようになったち、「ゆずの宿」は変わらずやりよります!私もタマにゃあ「わざわざ」行ってみようかと思いよりまいきに、皆様方も「わざわざ」お越しください!…ぜよ。にほんブログ村「ランキング」気にしちょります。上のバナー...見慣れた景色
不遇なシーズンを終えようとしゆう海水浴場…。ビーチバレーのコートに大地の怒りのまえぶれが!今にも噴火しそうな火口は、八月に入ってからほぼすっきりせん空に向けてロックオンされちゅう。普段やったら綺麗なターコイズブルーの水面が揺らぎゆう奈半利港も、カフェオレを流ぃたばぁ濁っちょって、どうもすっきりせん。そんなことやきに、魚もめっそうえいもんが無いし、夏野菜らぁはこぢゃんと品薄で、価格が暴騰しちゅう。毎日何べんかは雨が降るし、続けてカァ~ッと晴れてくれんと、台風以来の重々しい空気が抜けてくれんがよね~。「まえぶれ」云うたら大抵が何か不快なもんが迫って来ゆうことを指すがやけんど、「幸せのまえぶれ」らぁいう歌もあるきに、「えい兆し」も含んぢゅうがやろぅかね~。ともあれ「ゆずの宿」ぢゃあ、連日のマドンナさんご来店!こりゃあ...まえぶれ
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