「バカ」という言葉には種類が幾つもあって、良くも悪くも使われる。この映画は良い意味でのバカだ。誰ですか、こんな映画を作ったのは。 惨劇が生み出した連続殺人…
『サンクスギビング』スプラッター映画を違う角度で観る愉しみ|ネタバレなし感想
「バカ」という言葉には種類が幾つもあって、良くも悪くも使われる。この映画は良い意味でのバカだ。誰ですか、こんな映画を作ったのは。 惨劇が生み出した連続殺人…
何度も『千年女優』疾走し続ける女優人生が狂おしい|ネタバレなし感想あり考察
ありがとうございます、リバイバル上映!『千年女優』をスクリーンで観られる機会は貴重です。あの光景に満たされる興奮を、あなたにも。 (C)2001 千年女優製作…
『ゴールデンカムイ』実写化大成功・疾風怒濤の金塊アクションに鳥肌!|ネタバレなし感想
大興奮しておりますので勢いだけで感想を述べたいのですがよいでしょうか、聞いてください。いかに映画ゴールデンカムイが素晴らしいのかを。 (C)野田サトル/集英社…
『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』YouTube発の恐怖でブッ飛んだ|ネタバレなし感想
オーストラリア映画で、監督はユーチューバー2人組。制作会社は今をときめくA24。得体の知れない心霊ホラーを平常心で観た。ブッ飛んだ。 (C)2022 Talk…
『魔夏少女』ヤバい血みどろホラーはTV元気時代の賜物|ネタバレなし感想
なるほど、コレはヤバい。TV放映当時、お茶の間が騒然となったというが無理もない。というか、です。これを夏休みの平日21時から放送していたのか、TBSは! ©T…
『コマンドーニンジャ』80年代映画大好き映画バカが映画を作ったら|ネタバレなし感想
80年代の映画界は輝いていた。おかげで映画バカが大量発生。そんな系譜を継ぐ1人が作ったバカ映画である。 ©Benjamin Combes ニンジャもハリウ…
『カラオケ行こ!』ヤクザと中学生の青春に大拍手|ネタバレなし感想
こういう映画に出会えた嬉しさで胸が満タン。文句なしで最高。 (C)2024「カラオケ行こ!」製作委員会 優しいヤクザは罪ですか あらすじは、青春だ。歌がう…
『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』アーニャがんばるます|少しネタバレ感想
大人気アニメシリーズであります。ついに映画になったのです。祭りにおでけけ(お出かけ)で入場特典も貰ったのです。あとは映画を楽しむのみで、がんばるます(頑張りま…
皆さま、ご無事でしょうか。能登半島地震や航空機衝突事故で被害に遭われた方やご家族の方に心よりお見舞いを申し上げます。必要な物資や援助が届きますように。災害復旧…
お世話になっております方も、はじめましての方も、今年もお越しいただきましてありがとうございました。本当に嬉しいです。いいねやコメントも頂戴しまして心より感謝で…
メリークリスマス! いつもお世話になっている皆さまにはじめましての皆さまに何らかの有形無形の素敵なプレゼントが何処からか届きますように🎁✨ 私はすき家の福袋…
『欲望という名の電車』名女優の壮絶演技が圧倒してくる|ネタバレなし感想
年末なので濃い映画。沢尻エリカさんが挑戦されると聞いて、今こそ観たい。キャストがアカデミー賞を総なめにした傑作人間模様。 転がり込んだビビアン・リーが大…
『スノー・ロワイヤル』雪山リベンジを北野タランティーノ風味で|ネタバレなし感想
10年ぶりの大寒波が襲ってくるというので、雪の映画。ポスターに『ファーゴ』と「タランティーノ」との評がある。けれど、大事な名前を忘れている。これ…北野武さん入…
『ヴィデオドローム』グロさを撒き散らす鬼才監督|ネタバレなし感想
うへええ…ぎもぢわるい(涙目)なんちゅう映画を見せてくれるのか。公開当時は『ビデオドローム』だったのに、今では『ヴィデオドローム』になっているのはナゼなのか。…
『禁じられた遊び』キモ美しい怪異攻撃に見惚れてほしい|ネタバレなし感想
良いです。とても良い。はっきりと怪奇ホラー。久々に、何度も観たくなるホラーシーンに出会ってしまった。 ↓怖いポスター貼っておりますので苦手な方はご注意ください…
『屋根裏のラジャー』輝きと暗黒の冒険がまばゆい|ネタバレなし感想
明日15日(金)に公開の作品を試写会で一足お先に鑑賞しましたので、ネタバレなしでご報告です。 まず、タイトルが出るまでに超鳥肌! なんというキラキラ! 美しい…
『ゴジラVSキングギドラ』戦争+未来で熾烈なバトルが至高!|少しネタバレ感想
はああああ、傑作です…はあはあ…ラストスパートの間ずっと、口を開けて観てしまった。とんでもない迫力。キングギドラ最高ーーーーー!!!!(大声すみません) …
『アンテベラム』人種差別スリラーは見たことない怖さ|ネタバレなし感想あり考察
映画も小説も、何も知らないで手に取るほうがいい。なーーーんにも知らずにご覧になるのが賢明。そう言っている時点でネタバレの可能性もあって恐縮なのですけれど、どう…
『ゴジラVSビオランテ』暴走の科学によるバラ怪獣のインパクト!|ネタバレなし感想
なんだこの怪獣は…え? 植物? バラ…? バラ怪獣!なんという美しさなのか!!!!(ゴクリ) ゴジラを利用していくアイデアの登場 あらすじは、科学の挑戦…
『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』ハリウッド性暴力の衝撃真実|ネタバレ控え感想解説
ずっと誤解していました。これはとても重要な告発です。加害者も被害者も互いに両得=ウィンウィンだったのでは…などと高をくくっていたことを謝罪させて下さい。 (C…
『オリエント急行殺人事件』(2017) 名作リメイクに謎が深まる|厳禁ネタバレなし感想
謎が謎を呼ぶ。列車に乗車するまで、20分。なかなか乗らないので遅延が心配だ。 (C)2017Twentieth Century Fox Film Corpor…
『プラン9・フロム・アウタースペース』エド・ウッドの最低映画にヤラれた|ネタバレなし感想
全く心が動かない…おかしい…最低映画として有名な作品だ。不自然な色合いだけが気になる……しまった…!総天然色版はのちにカラー彩色されたものだった。 本来はコ…
『プラダを着た悪魔』オシャレで着飾ったド根性映画|ネタバレなし感想
この大ヒット映画を観ていない映画ファンがいたんですよ。なにーやっちまっていたんです。公開から17年後に初めて観ましたところ…時の流れにより何かと意味が違ってし…
『ゴジラ』(1984)戻って来た社会派はシン・ゴジラそのもの|ほぼネタバレなし感想
え…これ…『シン・ゴジラ』でしたか?目をゴシゴシしてしまった。もしかして、シン・ゴジラは本作があったから作れたのですか……?そうだったのかああああ!!!(突然…
『マックス、モン・アムール』愛人がチンパンジーという大問題|ネタバレなし感想
もしも妻の愛人がチンパンジーだったら?これはドリフのコントではない。(懐しい)大島渚監督による愛の物語だ。 チンパンジー(オス)を選んだ妻 あらすじは、…
「首」北野流リアリズム戦国時代は狂気と笑いで勝負する|ネタバレなし感想
汚い、臭い、えげつなくてフザケてる。ある意味、歴史観が変わる。こんなに全員悪くて、全員アホな戦国時代劇は初めてだ。 (C)2023KADOKAWA (C)T.…
「サイコ・ゴアマン」怪人特撮が海を越えて沸き上がる|ネタバレなし感想
どんだけ日本特撮が好きなのかーー!そんな興奮が湧き上がる。噂通りのお楽しみ、SF血みどろ・コメディ・ヒーロー映画である。ここは心を無にして地球を救いたい。 ※…
「ジョンベネ -誰が少女を殺したのか-」未解決だから惹かれる真実|ネタバレなし感想考察
ジョンベネ事件を覚えていますか?1996年12月、アメリカ・コロラド州ボールダーで起こった悲劇。あれから27年(!)経った今も未解決の美少女殺害事件である。 …
「ゴジラ−1.0」敗戦国に戦争をふっかけるゴジラに震撼|ネタバレなしあり感想
一瞬、劇場が息を呑んだのがわかった。迫力が極まっている。日本が誇る大スターの最新作でありながら、時系列では最も古いゴジラの登場だ。 (C)2023 TOHO …
『シン・仮面ライダー』庵野秀明監督が好きにしたのだから|ほぼネタバレなし感想
仮面ライダー生誕50周年記念作品。期待しないほうがどうかしている。みんな大好き庵野秀明監督が撮るのだから、話題沸騰は当然。 (C)石森プロ・東映/2023「シ…
『デッド・フレンド・リクエスト』この怖さ、SNSを呪わば穴二つ|ネタバレなし感想
はじめて知った映画を即、観るシリーズ。お気軽ホラーを選んだつもりが意外にドロドロで面白かったので、聞いてください。 (C)2015 Wiedemann & B…
『BE:the ONE』BE:FIRSTを何も知らないまま観た結果、シビれた話
BE:FIRSTにハマった友人から、彼らのドキュメンタリー映画に誘われたのです。 いやむしろ、メンバーの名前も知らない人間が行ってもいいのか。私立恵比寿中学(…
『ジョン・ウィック コンセクエンス』空前絶後の究極アクションは初志貫徹|ほぼネタバレなし感想
なんだろうかこれは…あの…もう…映画料金5万円くらい取ってください。 (R), TM & (C)2023 Lions Gate Entertainment I…
『ジョン・ウィック パラベラム』最強の逃亡者に手を出してはいけない|ネタバレなし感想
車に轢かれても死なない男ジョン・ウィックシリーズ3作目。いよいよ来ました、アジアのターン。どうなるのー!?と興奮したまま入り込める。劇場公開をスルーしたアホ(…
『ジョン・ウィック チャプター2』最強の殺し屋を怒らせたらこうなる|ネタバレなし感想
殺して殺して殺します。最強の殺し屋の引退など世間は許してくれない。 (C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights…
『ジョン・ウィック』怒らせてはいけない復讐の鬼がやって来る|ほぼネタバレなし感想
この大人気シリーズを1本も観ていない映画ファンがいたんですよ。なにーやっちまっているわけである。現在4作目が公開中につき、初めて観ます。イッキ観します。よろし…
『PERFECT BLUE パーフェクトブルー』美しくも本当に怖い芸術遺産|ネタバレなし感想解説
こういうものを観てしまうと、何かを創作しようと思っている人々は活力を貰えるか、もしくは打ちのめされてしまうかもしれない。凡人が辿り着けない境地がここにある。ア…
『トランスフォーマー ビースト覚醒』熱き血潮がほとばしるロボット大戦|ネタバレなし感想
楽しい楽しい。ずっと笑顔にさせてくれる。私事で恐縮ながら、数多あるハリウッド産CGムービーの中でも大好きなシリーズ。優秀な日本語吹き替え版で鑑賞しましたら、大…
『ドラキュラ デメテル号最期の航海』モンスター乗客が悲劇の嵐を巻き起こす|ネタバレなし感想
その名のイメージとはだいぶ違った「ドラキュラ」が出てくるので、ご注意を。ドラキュラというよりもモンスターであり、クリーチャー。暴れまわる様相はもう、極悪。 (…
『バービー』アホアホ映画魂が本気で世界を変えていく|ネタバレなし感想+炎上考察
バービー人形が、もしも人間の世界にやって来たら……そんな空想が実写になって大登場。公開前から本編以外で話題沸騰でしたけれど、映画にはまったく罪はないのです。 …
ジャニーズ問題に揺れる今こそ『スポットライト 世紀のスクープ』で学びたい
ジャニーズ事務所の事件と酷似したケース 昨日のジャニーズ事務所の記者会見をご覧になったでしょうか?私事ながら当方はババアですので、フォーリーブスの北公次のフ…
『ヴァチカンのエクソシスト』実話系・悪魔祓い史上最大の爆発力|ネタバレなし感想解説
映画のジャンル分けって必要だっけ……?そんな疑問で頭がいっぱい。アクションに次ぐアクション。大エンターテイメントである。こんな神父が実在していたとは失禁。そう…
『ミンナのウタ』GENERATIONS+呪怨は推したいホラー|ネタバレなし感想
素敵です。とても良い。大人気ダンス&ボーカルグループGENERATIONS from EXILE TRIBE主演と聞くと、ファン向けかと思うじゃないですか。い…
『君たちはどう生きるか』どう観たら正解か、答えを探す旅|ネタバレなし感想
みんな大好き宮崎駿監督の新作である。「もう撮らない」と2013年に聞いた気がするけれど、きっと気のせい。 宮崎駿監督が帰ってきました、どえらい鳥を引き連れて。…
『ミッション:インポッシブル デッドレコニングPART ONE』大興奮の極み!|ネタバレなし感想
「この映画ではトム・クルーズに危害を加えておりません」という一文が、エンドロールに書かれる日も近い。気がします。主演俳優への心配が尽きない、生身のアクション大…
当家の庭園でお茶を淹れましたので、まずはどうぞ、ご一服。 8月も大詰めだというのに、今年は世界がいちばん暑い夏ですね。お久しぶりです。3か月ぶりの登板でござ…
『クローゼット』韓国ホラーは怖いと面白いが攻めてくる|ネタバレなし感想
ポスターには「ミステリー・エンターテイメント」と書かれているけれど、重要な言葉が省かれている。「ホラー」です。ガッツリとホラー。ミスリードプロモーションを無駄…
『カラダ探し』怪奇デスゲームの青春キラキラに胸キュン|ネタバレなし感想あり考察
え、面白くないですか、これ…映画サイトの低評価をよそに、だいぶハマってしまいましたので。原作未読派につき、褒めちぎらせてください。 (C)2022「カラダ探し…
『レフト 恐怖物件』行ってはいけない家の秘密が刺さる|ネタバレなし感想
あら。いいですね。セレブ家族が滞在した場所は、怖いおうちだったというお話。 (C)2020 Universal Studios. All Rights Res…
『すずめの戸締まり』地震大国で生まれた鮮烈アニメに泣く|大ヒット・ネタバレなし感想
超特大ヒット映画が5月27日に公開を終了する。半年間のロングランヒット。日本のみならず、韓国・中国でも動員・興行収入記録を更新中。もはや社会現象。 そんな中、…
『フレンチアルプスで起きたこと』カンヌ受賞も全部パパのせい|ネタバレなし感想
映画紹介文に「シニカルコメディ」や「ブラックユーモア」と書いてある。そういう場合、「人による」という意味合いが含まれるかもしれない。ハマれたら天国。ハマりたい…
『ラリー スマホの中に棲むモノ』怪物ジュブナイル・ホラーの愛がせつない|ネタバレなし感想
我が子に忍び寄るモノがいる。スマホ、タブレット、電子機器がイヤになる。愛がいっぱい。良いですね、ホラーと言いつつ違う後味。 (C)2020FOCUS FEAT…
『県警対組織暴力』邦画史に輝く男たちの苦闘は問答無用の大迫真|ネタバレなし感想
呆然である。もう、全部コレだったんじゃないか。今まで観てきた裏社会映画、傑作だと感じた数々の作品のルーツ。文化の発信地はそうか、ここだったのか。 名作映画ドシ…
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ゲーム未体験者が観ても楽しいの?|ネタバレなし感
さっそく答えてしまいますけれども、楽しい。これは間違いない。ウホウホである。 (C)2022 Nintendo and Universal Studios. …
『ロスト・イン・トランスレーション』20年前の東京で惹かれ合う2人に恋しそう|ネタバレなし感想
今年のゴールデンウィークはお出かけ解禁で、旅された方も多いでしょうか?そんなGW明けなので、旅の映画。 アメリカから来た2人の男女が東京で出会って芽生える、ほ…
『熱いトタン屋根の猫』愛も遺産も手加減無用で家族大喧嘩の夜|ネタバレなし感想あり考察
そろそろ名作認定された未見映画を観ていかなければ、人生が間に合わない。初老の当方、そう気づきました。(遅い)なので、名作映画ドシドシ観ていきたいシリーズ。 ま…
ご存知、世界各都市でローーーーングラン上演されているミュージカル『CATSキャッツ』の映画化である。劇団四季は専用劇場も作ってしまったほど。猫が主役の名物舞台…
『トロール』ノルウェー版ゴジラ風味もまた楽しい!|Netflixネタバレなし感想
日本にはゴジラがいる。アメリカにはキング・コングがいる。となると、ノルウェーのトロールも黙ってはいないわけである。 非英語映画としてNetflix史上最大のヒ…
『ノック 終末の訪問者』究極の選択はヘビー級|ネタバレなし感想あり考察
重い…大好き監督の新作!と原作未読のままウキウキで劇場に押しかけた結果、ずうううん…である。 (C)2022 UNIVERSAL STUDIOS. All R…
『ナワリヌイ』【必見映画】プーチンに殺されかけた男の真実が強烈|ネタバレなし感想考察
ロシアで今、プーチン大統領に殺されかけている人物がいる。ロシア人のナワリヌイ氏だ。標的はウクライナ人だけではない。もちろん強制はできないのですけれども、未見の…
『クリスタル殺人事件』高齢名探偵ミス・マープルがエグる心の傷|ネタバレなし感想
結末は絶対に教えてはいけない映画。 がっつりミステリーを求めて結末も知っている本作を初見したのだけれど、思った以上。アガサ・クリスティ原作で名探偵ポワロと双璧…
『ONE PIECE FILM RED』アマプラ修正版で歌姫に変化|ネタバレなし感想あり考察
みんな大好きアニメ『ONE PIECE』(ワンピース)が、みんな大好き歌姫Adoを大フューチャリングした大ヒットアニメ。興行収入197億円、動員数1427万人…
『ラストナイト・イン・ソーホー』オシャレすぎる恐怖に女優の魅惑|ネタバレなし感想
垂涎である。ダッラダラである。オシャレが過ぎる!みんな大好き「しまむら」のみならず、ついに激安洋服店タカハシに通い始めた初老ババア(当方)には眩しすぎるファッ…
『三茶のポルターガイスト』怪奇現象多発ビルにて本物の幽霊が映ってます|ネタバレなし感想
ホンモノである。ホンモノの心霊現象である。どこが舞台かといえば、東京都世田谷区である。三軒茶屋駅すぐそばという好立地に立つビル、太子堂壱番館。2Fにあるヨコザ…
『エスター ファースト・キル』伝説ホラー少女が堂々たる帰還|ネタバレなし感想
ネタバレ厳禁映画といえば『エスター』である。(リンクは拙ブログですがご参考までに)未見の方が羨ましいほどの珠玉ホラー。あれから13年! しかも同じ主演キャスト…
『スイス・アーミー・マン』エブエブ監督×ハリポタは正体不明のキテレツ度|ネタバレありなし感想考察
なんじゃろうか、コレは…やめたほうがよいのかもしれない…ババアには合わない気がするこの感覚が…と思いながら真顔で観ていたのですけれども。 30分過ぎたあたりか…
『Winny』天才プログラマー金子勇は何に潰されたのか|実話少しネタバレ感想考察
骨太映画の登場だ。泣いた。 日本のIT開発を大きく足止めしたとも言われる「Winny」(ウィニー)事件。これは実話を基にした、日本人が知っておくべき記録である…
『牛首村』実在する恐怖伝説に女優Koki,爆誕|ネタバレなし感想考察
都市伝説を膨らませていく人気ホラーシリーズ、第3弾でございます。 毎回、話題を呼ぶシリーズなのですけれども、今回はスゴイ。何が凄いって、主演がKoki,です。…
『エブリシング・エブリウェア・オール・イット・ワンス』なぜアカデミー賞7冠!少しネタバレ感想解説
驚愕だ。世界№1の映画賞であるアカデミー賞を獲ったのである、この映画が! 10部門11ノミネートされ、7部門で受賞。ゴールデングローブ賞でも2部門で受賞。 素…
あけましておめでとうございます🎍良き新年を迎えていらっしゃいますように! …という、新年のご挨拶ブログの下書きを見つけました。え?です。もう3月だというの…
『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』2022年恐竜同窓会のテーマはコレ|ネタバレなし感想
この世に『ジュラシック・パーク』が登場してから29年って本当ですか…?(震え)ファースト・シーンで盛大にチビッてからもう、そんな年月か…今なお新鮮を取り込み続…
『武器人間』バイオハザードも真似するキモグロ戦争|ネタバレなし感想
ぎもぢわるい…ゲーである。ウヘエである。吐きそうである。かなりの狂いっぷりである。名付けるなら、ゲロリンチョ映画だろうか。(失礼) (C)2013 MPI M…
依然、暑さが元気ハツラツですので、地中海映画。旅先に名探偵がいる。それだけで不吉。アガサ・クリスティー原作、名探偵ポワロ主演、リゾートで殺人事件。 殺人犯…
『ロッキーVSドラゴ ROCKY IV』もはや新作の傑作をロシアに届けたい|ネタバレなし感想
なんて素晴らしいのか!圧倒的だ。『ロッキー4 炎の友情』の再編集版だというのに、まるで新作。新作の、傑作だ。 (C)2021 Metro-Goldwyn-Ma…
『NOPE/ノープ』未体験ゾーンの日本オマージュにブチ上がる|ネタバレなし感想+あり考察
この後味たまらん!日本文化を愛する者には尚更に!予告編情報によればUFOモノなのかな、という程度の認識でOK。そのまま映画館にGOされるのがオススメ。楽しい時…
残暑が盛り返しておりますが、お体やお心やお仕事など、お変わりありませんか。 私事ながら、ようやく新作映画を3本ほど鑑賞できました。眠気ゼロの豊作です。『ロッ…
私事で大変恐縮なのですが、この度丸井エポスカードのクジ引きで『ONE PIECE FILM RED』ムビチケをGETしましたことを、ご報告させていただきます。…
『怪猫 呪いの沼』シビれる胸打つ復讐アクション|ネタバレなし感想
お見事!息を呑む大展開。ジャンル分けが無用に思える、あらゆる要素が入った最高時代劇だ。 パワハラ殿様vs猫3本勝負 「怪猫」と書いて「かいびょう」だけれど…
『チェンジリング』(1980) ホラーを超えたサスペンス傑作|ネタバレなし感想
素晴らしい。傑作である。42年前に超話題作だった映画を初めて観ましたが、こんなにも秀作だったとは! おじさんが主役のホラーは深い あらすじは、といいます…
『呪われた死霊館』タイトル詐欺のエモ怖ホラー|Netflixネタバレなし感想
久々に呆然のタイトル問題。邦題とだいぶ違うじゃないですか…(震え)『死霊館』シリーズのパチモンかと思いきや、ちゃんとしてるじゃないですか…! Netflix『…
『直撃!地獄拳』真剣アクションとギャグは相性抜群|ネタバレなし感想
千葉真一主演、コメディ入りアクション映画である。ご子息・新田真剣佑さんがガーシー砲地獄に見舞われている中で観る、地獄拳。 本気の芝居が生む笑い あらすじ…
『グレイマン』怒涛アクションに理屈はいらない|Netflixネタバレなし感想
Netflix制作作品なので、ネット配信と劇場公開が同時という新作である。エージェント同士の潰し合い。世界の街並みをめちゃめちゃにしていく、アクション大作だ。…
今日は幽霊の日 本日7月26日は「幽霊の日」です。 1825年7月26日、江戸の中村座で四代目鶴屋南北による『東海道四谷怪談』が初演を迎えたことから出来た記…
『ライトスタッフ』音速と宇宙チャレンジ時代に胸熱|ネタバレなし感想
音速である。宇宙である。スクリーンで観るのが大正解の映画を、自宅で観る勇気。なおかつ、コレを観てから『トップガン マーヴェリック』を観るのが大正解。 音速パ…
『ナイル殺人事件』(1978) 胸躍る、これが豪華ミステリーの作り方|ネタバレなし感想
夏なので、ナイル川クルージング映画。今年公開されたリメイク版ではなくて、オリジナル版でございます。エジプトで巻き起こる、セレブ殺人事件にようこそ。 名探偵…
『罪の声』グリコ・森永事件の重さを描いて真摯|ネタバレなし感想
犯罪に利用された子どもたちの、その後の人生である。映画はフィクションだが、取り扱う事件は実話。グリコ・森永事件である。 (C)2020 映画「罪の声」製作委員…
『チャップリンの独裁者』ヒトラーをいじり倒す勇気の大傑作|ネタバレなし感想
今こそ観たい独裁者映画。待ってください。思ったのと違うのですが、え…え…ええええ!こんなにも大爆笑の映画だったなんて…!これが、第二次世界大戦の前に作られてい…
『呪詛』台湾最恐ホラーは観てはいけないレベル|Netflixネタバレなし+あり感想
ぐったりである。映画を観て精魂尽き果てたのは初めて。これが呪いの怖さか。眺めているだけでこんなに疲れるなんて…! Netflix『呪詛』 話題のホラーは気味が…
『プロミシング・ヤング・ウーマン』女の女による女のための衝撃リベンジ傑作|厳禁ネタバレなし感想
大傑作。素晴らしい映画が登場。って、すでに昨年、登場していたのですけれど。これは猛烈に有望なサスペンス。 (C)2019 PROMISING WOMAN, L…
『ザ・マスター』人はカルト新興宗教を拒めるか|ネタバレなし感想
今こそ観たいカルト教団映画。カルト教祖に翻弄される男の、苦闘と苦悶である。 (C)MMXII by Western Film Company LLC. カ…
『キャラクター』恐ろしく映画も役者も絶賛したい|ネタバレなし感想
素晴らしい!痛みと恐怖が満ちているのに、心情にグッとくる。もしも、芽が出ない漫画家と、殺人犯が出会ったら。 (C)2021映画「キャラクター」製作委員会 …
『ブラック・フォン』少年を守る超常現象がエモさの極み|ブラムハウス製ネタバレなし感想
優秀ホラーが登場。誘拐された子供は、その後にどうなってしまうのか。これは狂った間抜けな大人と、超常現象を味方につけた少年の闘いである。 (C)2021 UNI…
『X エックス』ヤバいババアがホラー界のニュースター|A24製ネタバレなし+あり感想
もしも、ポルノ映画撮影隊と、殺人鬼老夫婦が出会ったら。なんというアホアホ設定。ところが、緊迫・恐怖・ユーモア・映画愛なんかもブチ込んだ快作であった。 (C)2…
銀だここの日のメインは丸亀製麺の最安釜揚げうどん+映画半券チラ見せでいただけるとろろトッピング自腹で食す贅沢はこのくらいで丁度いい。こんばんは。この日は久々に…
『ブリジット・ジョーンズの日記』ラブコメに賞味期限はありますか?|ネタバレなし感想
とにかく暑いので、雪が降る映画を観るのはどうでしょう。だいぶ季節外れの恋愛コメディ。観ましたところ、これほどの人気作にハマれない結果となったババアの感想でござ…
『事故物件 怖い間取り』亀梨和也はカメレオン俳優かもしれない|ネタバレなし感想
殺人や自殺や孤独死。前の住人が特殊な事情で亡くなってしまった家屋を、事故物件と呼ぶ。これは、実話怪談本を映画化した、誰の身にも起こり得るオバケ話。 実話怪談…
『東海道四谷怪談』(1959) 邦画ホラー最高傑作はトラウマ級|ネタバレあり感想
夏ですので、怪談映画。四谷怪談を知らない人がいるでしょうか。(いない)日本一有名な怪談話。なので、本日はネタバレありといいますか、ご存知のお話を踏まえてしまい…
『真・鮫島事件』都市伝説を膨らませる怖がらせ|ネタバレなし感想
巨大掲示板「2ちゃんねる」で、かなり前から語られている「鮫島事件」。そして、現在のコロナ禍。2つを足して膨らませて出来上がった、リモートホラー映画だ。 (C)…
『DUNEデューン 砂の惑星』(2021) 鑑賞反省文|ネタバレなし感想
「映画館で観るべき映画ランキング」があったら、間違いなく上位に入る作品を自宅で観たところ。寝てしまいました。ダメ観客。(C)2020 Legendary an…
『ビクター/ビクトリア』ゲイは身を助ける最高ミュージカル|ネタバレなし感想
全国の映画館で開催中の「テアトル・クラッシックス 」は東京テアトルの企画による、往年のステキ映画特集。お出かけされた方も多いのではないでしょうか。 名作&傑作…
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「バカ」という言葉には種類が幾つもあって、良くも悪くも使われる。この映画は良い意味でのバカだ。誰ですか、こんな映画を作ったのは。 惨劇が生み出した連続殺人…
ありがとうございます、リバイバル上映!『千年女優』をスクリーンで観られる機会は貴重です。あの光景に満たされる興奮を、あなたにも。 (C)2001 千年女優製作…
大興奮しておりますので勢いだけで感想を述べたいのですがよいでしょうか、聞いてください。いかに映画ゴールデンカムイが素晴らしいのかを。 (C)野田サトル/集英社…
オーストラリア映画で、監督はユーチューバー2人組。制作会社は今をときめくA24。得体の知れない心霊ホラーを平常心で観た。ブッ飛んだ。 (C)2022 Talk…
なるほど、コレはヤバい。TV放映当時、お茶の間が騒然となったというが無理もない。というか、です。これを夏休みの平日21時から放送していたのか、TBSは! ©T…
80年代の映画界は輝いていた。おかげで映画バカが大量発生。そんな系譜を継ぐ1人が作ったバカ映画である。 ©Benjamin Combes ニンジャもハリウ…
こういう映画に出会えた嬉しさで胸が満タン。文句なしで最高。 (C)2024「カラオケ行こ!」製作委員会 優しいヤクザは罪ですか あらすじは、青春だ。歌がう…
大人気アニメシリーズであります。ついに映画になったのです。祭りにおでけけ(お出かけ)で入場特典も貰ったのです。あとは映画を楽しむのみで、がんばるます(頑張りま…
皆さま、ご無事でしょうか。能登半島地震や航空機衝突事故で被害に遭われた方やご家族の方に心よりお見舞いを申し上げます。必要な物資や援助が届きますように。災害復旧…
お世話になっております方も、はじめましての方も、今年もお越しいただきましてありがとうございました。本当に嬉しいです。いいねやコメントも頂戴しまして心より感謝で…
メリークリスマス! いつもお世話になっている皆さまにはじめましての皆さまに何らかの有形無形の素敵なプレゼントが何処からか届きますように🎁✨ 私はすき家の福袋…
年末なので濃い映画。沢尻エリカさんが挑戦されると聞いて、今こそ観たい。キャストがアカデミー賞を総なめにした傑作人間模様。 転がり込んだビビアン・リーが大…
10年ぶりの大寒波が襲ってくるというので、雪の映画。ポスターに『ファーゴ』と「タランティーノ」との評がある。けれど、大事な名前を忘れている。これ…北野武さん入…
うへええ…ぎもぢわるい(涙目)なんちゅう映画を見せてくれるのか。公開当時は『ビデオドローム』だったのに、今では『ヴィデオドローム』になっているのはナゼなのか。…
良いです。とても良い。はっきりと怪奇ホラー。久々に、何度も観たくなるホラーシーンに出会ってしまった。 ↓怖いポスター貼っておりますので苦手な方はご注意ください…
明日15日(金)に公開の作品を試写会で一足お先に鑑賞しましたので、ネタバレなしでご報告です。 まず、タイトルが出るまでに超鳥肌! なんというキラキラ! 美しい…
はああああ、傑作です…はあはあ…ラストスパートの間ずっと、口を開けて観てしまった。とんでもない迫力。キングギドラ最高ーーーーー!!!!(大声すみません) …
映画も小説も、何も知らないで手に取るほうがいい。なーーーんにも知らずにご覧になるのが賢明。そう言っている時点でネタバレの可能性もあって恐縮なのですけれど、どう…
なんだこの怪獣は…え? 植物? バラ…? バラ怪獣!なんという美しさなのか!!!!(ゴクリ) ゴジラを利用していくアイデアの登場 あらすじは、科学の挑戦…
ずっと誤解していました。これはとても重要な告発です。加害者も被害者も互いに両得=ウィンウィンだったのでは…などと高をくくっていたことを謝罪させて下さい。 (C…
ジョンベネ事件を覚えていますか?1996年12月、アメリカ・コロラド州ボールダーで起こった悲劇。あれから27年(!)経った今も未解決の美少女殺害事件である。 …
一瞬、劇場が息を呑んだのがわかった。迫力が極まっている。日本が誇る大スターの最新作でありながら、時系列では最も古いゴジラの登場だ。 (C)2023 TOHO …
仮面ライダー生誕50周年記念作品。期待しないほうがどうかしている。みんな大好き庵野秀明監督が撮るのだから、話題沸騰は当然。 (C)石森プロ・東映/2023「シ…
はじめて知った映画を即、観るシリーズ。お気軽ホラーを選んだつもりが意外にドロドロで面白かったので、聞いてください。 (C)2015 Wiedemann & B…
BE:FIRSTにハマった友人から、彼らのドキュメンタリー映画に誘われたのです。 いやむしろ、メンバーの名前も知らない人間が行ってもいいのか。私立恵比寿中学(…
なんだろうかこれは…あの…もう…映画料金5万円くらい取ってください。 (R), TM & (C)2023 Lions Gate Entertainment I…
車に轢かれても死なない男ジョン・ウィックシリーズ3作目。いよいよ来ました、アジアのターン。どうなるのー!?と興奮したまま入り込める。劇場公開をスルーしたアホ(…
殺して殺して殺します。最強の殺し屋の引退など世間は許してくれない。 (C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights…
この大人気シリーズを1本も観ていない映画ファンがいたんですよ。なにーやっちまっているわけである。現在4作目が公開中につき、初めて観ます。イッキ観します。よろし…
こういうものを観てしまうと、何かを創作しようと思っている人々は活力を貰えるか、もしくは打ちのめされてしまうかもしれない。凡人が辿り着けない境地がここにある。ア…
楽しい楽しい。ずっと笑顔にさせてくれる。私事で恐縮ながら、数多あるハリウッド産CGムービーの中でも大好きなシリーズ。優秀な日本語吹き替え版で鑑賞しましたら、大…
その名のイメージとはだいぶ違った「ドラキュラ」が出てくるので、ご注意を。ドラキュラというよりもモンスターであり、クリーチャー。暴れまわる様相はもう、極悪。 (…
バービー人形が、もしも人間の世界にやって来たら……そんな空想が実写になって大登場。公開前から本編以外で話題沸騰でしたけれど、映画にはまったく罪はないのです。 …
ジャニーズ事務所の事件と酷似したケース 昨日のジャニーズ事務所の記者会見をご覧になったでしょうか?私事ながら当方はババアですので、フォーリーブスの北公次のフ…
映画のジャンル分けって必要だっけ……?そんな疑問で頭がいっぱい。アクションに次ぐアクション。大エンターテイメントである。こんな神父が実在していたとは失禁。そう…
素敵です。とても良い。大人気ダンス&ボーカルグループGENERATIONS from EXILE TRIBE主演と聞くと、ファン向けかと思うじゃないですか。い…
みんな大好き宮崎駿監督の新作である。「もう撮らない」と2013年に聞いた気がするけれど、きっと気のせい。 宮崎駿監督が帰ってきました、どえらい鳥を引き連れて。…
「この映画ではトム・クルーズに危害を加えておりません」という一文が、エンドロールに書かれる日も近い。気がします。主演俳優への心配が尽きない、生身のアクション大…
当家の庭園でお茶を淹れましたので、まずはどうぞ、ご一服。 8月も大詰めだというのに、今年は世界がいちばん暑い夏ですね。お久しぶりです。3か月ぶりの登板でござ…
ポスターには「ミステリー・エンターテイメント」と書かれているけれど、重要な言葉が省かれている。「ホラー」です。ガッツリとホラー。ミスリードプロモーションを無駄…