「バカ」という言葉には種類が幾つもあって、良くも悪くも使われる。この映画は良い意味でのバカだ。誰ですか、こんな映画を作ったのは。 惨劇が生み出した連続殺人…
『熱いトタン屋根の猫』愛も遺産も手加減無用で家族大喧嘩の夜|ネタバレなし感想あり考察
そろそろ名作認定された未見映画を観ていかなければ、人生が間に合わない。初老の当方、そう気づきました。(遅い)なので、名作映画ドシドシ観ていきたいシリーズ。 ま…
ご存知、世界各都市でローーーーングラン上演されているミュージカル『CATSキャッツ』の映画化である。劇団四季は専用劇場も作ってしまったほど。猫が主役の名物舞台…
『トロール』ノルウェー版ゴジラ風味もまた楽しい!|Netflixネタバレなし感想
日本にはゴジラがいる。アメリカにはキング・コングがいる。となると、ノルウェーのトロールも黙ってはいないわけである。 非英語映画としてNetflix史上最大のヒ…
『ノック 終末の訪問者』究極の選択はヘビー級|ネタバレなし感想あり考察
重い…大好き監督の新作!と原作未読のままウキウキで劇場に押しかけた結果、ずうううん…である。 (C)2022 UNIVERSAL STUDIOS. All R…
『ナワリヌイ』【必見映画】プーチンに殺されかけた男の真実が強烈|ネタバレなし感想考察
ロシアで今、プーチン大統領に殺されかけている人物がいる。ロシア人のナワリヌイ氏だ。標的はウクライナ人だけではない。もちろん強制はできないのですけれども、未見の…
『クリスタル殺人事件』高齢名探偵ミス・マープルがエグる心の傷|ネタバレなし感想
結末は絶対に教えてはいけない映画。 がっつりミステリーを求めて結末も知っている本作を初見したのだけれど、思った以上。アガサ・クリスティ原作で名探偵ポワロと双璧…
『ONE PIECE FILM RED』アマプラ修正版で歌姫に変化|ネタバレなし感想あり考察
みんな大好きアニメ『ONE PIECE』(ワンピース)が、みんな大好き歌姫Adoを大フューチャリングした大ヒットアニメ。興行収入197億円、動員数1427万人…
『ラストナイト・イン・ソーホー』オシャレすぎる恐怖に女優の魅惑|ネタバレなし感想
垂涎である。ダッラダラである。オシャレが過ぎる!みんな大好き「しまむら」のみならず、ついに激安洋服店タカハシに通い始めた初老ババア(当方)には眩しすぎるファッ…
『三茶のポルターガイスト』怪奇現象多発ビルにて本物の幽霊が映ってます|ネタバレなし感想
ホンモノである。ホンモノの心霊現象である。どこが舞台かといえば、東京都世田谷区である。三軒茶屋駅すぐそばという好立地に立つビル、太子堂壱番館。2Fにあるヨコザ…
『エスター ファースト・キル』伝説ホラー少女が堂々たる帰還|ネタバレなし感想
ネタバレ厳禁映画といえば『エスター』である。(リンクは拙ブログですがご参考までに)未見の方が羨ましいほどの珠玉ホラー。あれから13年! しかも同じ主演キャスト…
『スイス・アーミー・マン』エブエブ監督×ハリポタは正体不明のキテレツ度|ネタバレありなし感想考察
なんじゃろうか、コレは…やめたほうがよいのかもしれない…ババアには合わない気がするこの感覚が…と思いながら真顔で観ていたのですけれども。 30分過ぎたあたりか…
『Winny』天才プログラマー金子勇は何に潰されたのか|実話少しネタバレ感想考察
骨太映画の登場だ。泣いた。 日本のIT開発を大きく足止めしたとも言われる「Winny」(ウィニー)事件。これは実話を基にした、日本人が知っておくべき記録である…
『牛首村』実在する恐怖伝説に女優Koki,爆誕|ネタバレなし感想考察
都市伝説を膨らませていく人気ホラーシリーズ、第3弾でございます。 毎回、話題を呼ぶシリーズなのですけれども、今回はスゴイ。何が凄いって、主演がKoki,です。…
『エブリシング・エブリウェア・オール・イット・ワンス』なぜアカデミー賞7冠!少しネタバレ感想解説
驚愕だ。世界№1の映画賞であるアカデミー賞を獲ったのである、この映画が! 10部門11ノミネートされ、7部門で受賞。ゴールデングローブ賞でも2部門で受賞。 素…
あけましておめでとうございます🎍良き新年を迎えていらっしゃいますように! …という、新年のご挨拶ブログの下書きを見つけました。え?です。もう3月だというの…
『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』2022年恐竜同窓会のテーマはコレ|ネタバレなし感想
この世に『ジュラシック・パーク』が登場してから29年って本当ですか…?(震え)ファースト・シーンで盛大にチビッてからもう、そんな年月か…今なお新鮮を取り込み続…
『武器人間』バイオハザードも真似するキモグロ戦争|ネタバレなし感想
ぎもぢわるい…ゲーである。ウヘエである。吐きそうである。かなりの狂いっぷりである。名付けるなら、ゲロリンチョ映画だろうか。(失礼) (C)2013 MPI M…
依然、暑さが元気ハツラツですので、地中海映画。旅先に名探偵がいる。それだけで不吉。アガサ・クリスティー原作、名探偵ポワロ主演、リゾートで殺人事件。 殺人犯…
『ロッキーVSドラゴ ROCKY IV』もはや新作の傑作をロシアに届けたい|ネタバレなし感想
なんて素晴らしいのか!圧倒的だ。『ロッキー4 炎の友情』の再編集版だというのに、まるで新作。新作の、傑作だ。 (C)2021 Metro-Goldwyn-Ma…
『NOPE/ノープ』未体験ゾーンの日本オマージュにブチ上がる|ネタバレなし感想+あり考察
この後味たまらん!日本文化を愛する者には尚更に!予告編情報によればUFOモノなのかな、という程度の認識でOK。そのまま映画館にGOされるのがオススメ。楽しい時…
残暑が盛り返しておりますが、お体やお心やお仕事など、お変わりありませんか。 私事ながら、ようやく新作映画を3本ほど鑑賞できました。眠気ゼロの豊作です。『ロッ…
私事で大変恐縮なのですが、この度丸井エポスカードのクジ引きで『ONE PIECE FILM RED』ムビチケをGETしましたことを、ご報告させていただきます。…
『怪猫 呪いの沼』シビれる胸打つ復讐アクション|ネタバレなし感想
お見事!息を呑む大展開。ジャンル分けが無用に思える、あらゆる要素が入った最高時代劇だ。 パワハラ殿様vs猫3本勝負 「怪猫」と書いて「かいびょう」だけれど…
『チェンジリング』(1980) ホラーを超えたサスペンス傑作|ネタバレなし感想
素晴らしい。傑作である。42年前に超話題作だった映画を初めて観ましたが、こんなにも秀作だったとは! おじさんが主役のホラーは深い あらすじは、といいます…
『呪われた死霊館』タイトル詐欺のエモ怖ホラー|Netflixネタバレなし感想
久々に呆然のタイトル問題。邦題とだいぶ違うじゃないですか…(震え)『死霊館』シリーズのパチモンかと思いきや、ちゃんとしてるじゃないですか…! Netflix『…
『直撃!地獄拳』真剣アクションとギャグは相性抜群|ネタバレなし感想
千葉真一主演、コメディ入りアクション映画である。ご子息・新田真剣佑さんがガーシー砲地獄に見舞われている中で観る、地獄拳。 本気の芝居が生む笑い あらすじ…
『グレイマン』怒涛アクションに理屈はいらない|Netflixネタバレなし感想
Netflix制作作品なので、ネット配信と劇場公開が同時という新作である。エージェント同士の潰し合い。世界の街並みをめちゃめちゃにしていく、アクション大作だ。…
今日は幽霊の日 本日7月26日は「幽霊の日」です。 1825年7月26日、江戸の中村座で四代目鶴屋南北による『東海道四谷怪談』が初演を迎えたことから出来た記…
『ライトスタッフ』音速と宇宙チャレンジ時代に胸熱|ネタバレなし感想
音速である。宇宙である。スクリーンで観るのが大正解の映画を、自宅で観る勇気。なおかつ、コレを観てから『トップガン マーヴェリック』を観るのが大正解。 音速パ…
『ナイル殺人事件』(1978) 胸躍る、これが豪華ミステリーの作り方|ネタバレなし感想
夏なので、ナイル川クルージング映画。今年公開されたリメイク版ではなくて、オリジナル版でございます。エジプトで巻き起こる、セレブ殺人事件にようこそ。 名探偵…
『罪の声』グリコ・森永事件の重さを描いて真摯|ネタバレなし感想
犯罪に利用された子どもたちの、その後の人生である。映画はフィクションだが、取り扱う事件は実話。グリコ・森永事件である。 (C)2020 映画「罪の声」製作委員…
『チャップリンの独裁者』ヒトラーをいじり倒す勇気の大傑作|ネタバレなし感想
今こそ観たい独裁者映画。待ってください。思ったのと違うのですが、え…え…ええええ!こんなにも大爆笑の映画だったなんて…!これが、第二次世界大戦の前に作られてい…
『呪詛』台湾最恐ホラーは観てはいけないレベル|Netflixネタバレなし+あり感想
ぐったりである。映画を観て精魂尽き果てたのは初めて。これが呪いの怖さか。眺めているだけでこんなに疲れるなんて…! Netflix『呪詛』 話題のホラーは気味が…
『プロミシング・ヤング・ウーマン』女の女による女のための衝撃リベンジ傑作|厳禁ネタバレなし感想
大傑作。素晴らしい映画が登場。って、すでに昨年、登場していたのですけれど。これは猛烈に有望なサスペンス。 (C)2019 PROMISING WOMAN, L…
『ザ・マスター』人はカルト新興宗教を拒めるか|ネタバレなし感想
今こそ観たいカルト教団映画。カルト教祖に翻弄される男の、苦闘と苦悶である。 (C)MMXII by Western Film Company LLC. カ…
『キャラクター』恐ろしく映画も役者も絶賛したい|ネタバレなし感想
素晴らしい!痛みと恐怖が満ちているのに、心情にグッとくる。もしも、芽が出ない漫画家と、殺人犯が出会ったら。 (C)2021映画「キャラクター」製作委員会 …
『ブラック・フォン』少年を守る超常現象がエモさの極み|ブラムハウス製ネタバレなし感想
優秀ホラーが登場。誘拐された子供は、その後にどうなってしまうのか。これは狂った間抜けな大人と、超常現象を味方につけた少年の闘いである。 (C)2021 UNI…
『X エックス』ヤバいババアがホラー界のニュースター|A24製ネタバレなし+あり感想
もしも、ポルノ映画撮影隊と、殺人鬼老夫婦が出会ったら。なんというアホアホ設定。ところが、緊迫・恐怖・ユーモア・映画愛なんかもブチ込んだ快作であった。 (C)2…
銀だここの日のメインは丸亀製麺の最安釜揚げうどん+映画半券チラ見せでいただけるとろろトッピング自腹で食す贅沢はこのくらいで丁度いい。こんばんは。この日は久々に…
『ブリジット・ジョーンズの日記』ラブコメに賞味期限はありますか?|ネタバレなし感想
とにかく暑いので、雪が降る映画を観るのはどうでしょう。だいぶ季節外れの恋愛コメディ。観ましたところ、これほどの人気作にハマれない結果となったババアの感想でござ…
『事故物件 怖い間取り』亀梨和也はカメレオン俳優かもしれない|ネタバレなし感想
殺人や自殺や孤独死。前の住人が特殊な事情で亡くなってしまった家屋を、事故物件と呼ぶ。これは、実話怪談本を映画化した、誰の身にも起こり得るオバケ話。 実話怪談…
『東海道四谷怪談』(1959) 邦画ホラー最高傑作はトラウマ級|ネタバレあり感想
夏ですので、怪談映画。四谷怪談を知らない人がいるでしょうか。(いない)日本一有名な怪談話。なので、本日はネタバレありといいますか、ご存知のお話を踏まえてしまい…
『真・鮫島事件』都市伝説を膨らませる怖がらせ|ネタバレなし感想
巨大掲示板「2ちゃんねる」で、かなり前から語られている「鮫島事件」。そして、現在のコロナ禍。2つを足して膨らませて出来上がった、リモートホラー映画だ。 (C)…
『DUNEデューン 砂の惑星』(2021) 鑑賞反省文|ネタバレなし感想
「映画館で観るべき映画ランキング」があったら、間違いなく上位に入る作品を自宅で観たところ。寝てしまいました。ダメ観客。(C)2020 Legendary an…
『ビクター/ビクトリア』ゲイは身を助ける最高ミュージカル|ネタバレなし感想
全国の映画館で開催中の「テアトル・クラッシックス 」は東京テアトルの企画による、往年のステキ映画特集。お出かけされた方も多いのではないでしょうか。 名作&傑作…
『シャークネード』噂以上の滅茶苦茶パニック|ネタバレなし感想
海開きなので、サメ映画。B級カルト人気を誇る『シャークネード』シリーズを初体験だ。ワクワクで観ましたところ、なるほどである。 ポスターの迫力>本編 もちろ…
私事で大変恐縮なのですが、この度親族の金で鰻を食べましたことを、ご報告させていただきます猛暑真っ盛りの中ですので、6月末ではありますが、もう、猛暑お見舞い申し…
NO Wi-Fi生活が継続中でして、本日も雑記でございます。近頃は旧作を観ておりまして、年の功で見逃し映画が山盛り増えているのですが、何が起こるか分からない昨…
こんばんはの時間なのに、モーニング写真を貼る勇気。このページを開いてしまった方に、辺境のブログにお立ち寄りいただきまして心からありがとうございます。コメントや…
『セーラー服と機関銃』(1981) 薬師丸の本気は号泣モノ|ネタバレなし感想
セーラー服を着たら即通報されるババア(当方)が初めて観る、大ヒット作。薬師丸ひろ子が特大ブレイクした、伝説の映画。 これはホンモノのヤクザ映画 あまりにも号…
『時をかける少女』(1983) 知世の魅力が繰り返す|ネタバレなし感想
加齢しすぎて時を遡りたいババア(当方)が初めて観る、大ヒット作。原田知世が大ブレイクした伝説の映画。 実験室から全て始まった 高校生の和子はある日、実験室で…
『現金に体を張れ』キューブリックの犯罪映画は圧倒的|ネタバレなし感想
大傑作。猛烈なカッコよさ。フィルム・ノワール(犯罪映画)の代表作だ。 競馬場強盗の計画は万全 おじさん5人が強盗の算段。それぞれに問題を抱えているから、金…
『ライトハウス』実話系・パワハラ上司と孤島勤務という地獄|ネタバレなし感想
灯台に男が2人。灯台守である。勤務地は孤島。パワハラ上司と過ごす4週間。 (C)2019 A24 Films LLC. All Rights Reserved…
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(2017) リメイク改変はありか?なしか?
【ほぼネタバレなし感想】 名作と名高い岩井俊二監督作品をリメイクしたアニメ映画。タイトルは全く同じ。けれど、ストーリーがだいぶ違う。 (C)2017「打ち上げ…
『打ち上げ花火、上から見るか?下から見るか?』(1993年) 初恋が弾けて名作|ネタバレなし感想
伝説の作品だ。みずみずしさが爆発。小学生たちの夏の一日がスペシャルな日になる。今日は花火大会だ。 小学生男子と女子の恋と冒険 夏休みの登校日。なずなと…
『映画 えんとつ町のプペル』映像美は満点星|ネタバレなし感想
ある時期、話題を独り占めしていたプペル映画を初体験。いわゆる1プペル目だったわけですが、即2プペルしてしまいました。というのも、見落としがあったかと不安になっ…
※会場内のネタバレを含みます。原作原画のシーン画像も貼っておりますので、コミック未読アニメ未見の方はご注意くださいませ! ゴールデンカムイ展に行ってまいりまし…
『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』実話の方がさらに怖い|ネタバレなし感想
死霊館シリーズ3作目。期待値が上がってしまったせいか、新監督が起用されたせいなのか。思ったよりも…普通…な気が…しま… (C)2021 Warner Bros…
小津安二郎監督の代表作。父と娘の二人暮らし。北鎌倉のひとつの家族の物語だ。私事ながら本日は親族の結婚式でしたので、この映画を。 お嫁に行くということ …
ネタバレ厳禁映画である。最高でしたので、ネタバレなしで感想ご紹介に挑戦させていただけたら。 (C)2021 Universal Studios. All Ri…
『ちょっと思い出しただけ』恋の切なさが押し寄せる|ネタバレなし感想
男女が出会ってからの6年間。1年の間の、ある1日だけを遡る時間。恋をしたことのある人なら、この映画を冷静に観られないかもしれない。 (C)2022「ちょっと思…
『トップガン マーヴェリック』次元を超える音速級マーベラス!|IMAX解説ネタバレなし感想
大ヒット映画『トップガン』の続編だ。IMAX上映用に作ったとトム・クルーズに言われたら、IMAXレーザーするしかない。結果、大興奮で心臓が口から飛び出した。こ…
『トップガン』(1986) 青春エリートがまぶしすぎる|ネタバレなし感想
大スタートム・クルーズ人気が大爆発した大ヒット映画。新作を観る前に、初代を復習だ。 トップガン時代が確実にあった アメリカ海軍のエリート・パイロット養…
『博士の異常な愛情または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』という神映画
【ネタバレなし感想】 神が作った神映画。米ソ冷戦の真っただ中に作られたブラック・コメディ。「核爆弾による抑止力」という大矛盾を嘲笑し倒す、世紀の傑作だ。 …
『ザ・カラテ3 電光石火』最終章は忖度なしのアクション道|ほぼネタバレなし感想
ザ・カラテ・シリーズの3作目。武道家山下タダシ主演の空手バトル映画も、ついに最終回である。本州を飛び出し、九州でロケを敢行。タダシのカラテが炸裂する。 …
『ザ・カラテ2』祝・予算が増えて迫力倍増!|ほぼネタバレなし感想
前作で未体験ゾーンを魅せてくれた、空手映画の続編だ。めでたくシリーズ化である。盲目になった空手家・山下タダシはどうなってしまうのか…! 打倒・山下タダシ…
『何がジェーンに起こったか?』女優姉妹の壮絶悲劇が大傑作《ネタバレなし感想》
おそろしい。こんな傑作が1962年に作られていたとは。あれもこれも、この映画が元ネタではないか。ショックを受けて寝込む勢いだ。 狂気が姉妹を引き裂いて…
『杏林医院 Hospital』怖いのにナゼこうなった《ネタバレなし感想》
Netflix独占配信ホラー。なんじゃろうか。これはいったい、どうしてこうなった。久しぶりに、珍味ホラーに遭遇。 ※怖ポスター貼ってありますのでご注意ください…
『マリー・アントワネット』絢爛豪華が甘くて苦い《ネタバレなし感想》
マリー・アントワネットの青春。14歳でフランスに嫁がされたオーストリアの王女。フランス革命で断頭台の露と消えた王妃の素顔だ。 (C)2005 I Want C…
『ポラロイド』呪いのカメラに優秀ホラー賞《ネタバレなし感想》
これは嬉しい驚き。大ヒット作『IT イット/“それ”が見えたら、終わり。』の製作陣という看板は、見せかけじゃなかった。当時は無名だった監督に作らせたホラーで、…
『オテサーネク 妄想の子供』恐怖・切り株人間に大パニック《ネタバレなし感想》
やばい。やべぇ映画。なんだこれは。一度も瞬きできなかった。気がします… 民話原作のキテレツ・ストーリー あらすじは、チェコの民話がベース。不妊に悩む夫婦…
『好きにならずにいられない』ポスター詐欺だが主役に惚れる《ネタバレなし感想》
これは…思ったのと違うシリーズ。久々の邦題・ポスター詐欺である。ポップなラブストーリーかと思ったら、とんでもないじゃないですか… 恋を知らない男の初め…
『ザ・カラテ』元祖ヌンチャク?超娯楽アクション《ほぼネタバレなし感想》
カラテの技さえよく知らず、主演・山下タダシが何者かも知らないまま観たカラテの映画。なんじゃこりゃと笑っていたら大変なことになった。 主演空手家・山下タ…
『フォーエバー・パージ』シリーズ最高傑作が駆けてくる《ネタバレなし感想》
パージ・シリーズ5作目。期待を上回る凄まじいアクション映画となっており、大興奮しております。 (C)2021 UNIVERSAL STUDIOS 無限パージに…
『パージ:エクスペリメント』覚醒するラブ&バイオレンス!《ネタバレなし感想》
パージ・シリーズの4作目。時系列では一番最初。殺人を含む全ての犯罪が無罪になるパージ法の、ここが始まりである。 (C)2018 UNIVERSAL STUDI…
『君の名前で僕を呼んで』ティモシー・シャラメは永遠の輝き《ネタバレなし感想》
少年と青年の恋の物語。80年代、まだまだ多様性にはほど遠い時代の、夏の出来事である。 (C)Frenesy, La Cinefacture ユダヤ人の同性…
『整形水』韓国発サイコホラーアニメがエグい《ネタバレなし感想》
AmazonPrime配信ホラー。整形大国・韓国を舞台に、美しさの欲望が招く狂気ストーリー。美麗なアニメーションでドロッドロの汚れを描く。止まるところを知らな…
『オクトパスの神秘 海の賢者は語る』タコと愛に落ちた男の1年が美しい《ネタバレなし感想》
Netflixオリジナル。タコを愛した男である。アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞のネイチャー・ドキュメンタリー。ここで言う「愛」とは、飲食や捕食者や観察者…
『ロボコップ』(2014) 名作リメイクを初代を忘れて観てみたら《ネタバレなし感想》
初代『ロボコップ』(1987)の記憶が曖昧になりつつあるババアが観る、リブート(リメイク)作品。ロボコップが、だいぶシュッとした。 (C)2013 Metro…
『シライサン』してはいけない系ホラーに懺悔《ネタバレなし感想》
名前を呼んではいけない。シライサンが来てしまうから。目をそらしてはいけない。シライサンが忍び寄ってきてしまうから。 ※ポスターが怖いので【閲覧注意】でございま…
『メカゴジラの逆襲』昭和最後は愛のヒロインが切ない《ほぼネタバレなし感想》
ゴジラ映画の15作目。昭和ゴジラ・シリーズの最後の作品だ。前作『ゴジラ対メカゴジラ』で、最高な怪獣メカゴジラが登場した。その続編である。 メカゴジラを…
『パージ:大統領令』脱・殺人法のためなら殺す覚悟が胸に来る《ネタバレなし感想》
パージ・シリーズの3作目。1作目は防御。2作目は逃走。そして3作目は、護衛である。なるほどのアイデアに興奮してまいりました。 (C)2016 Universa…
『ゴジラ対メガロ』もはや怪獣ではないヒーローが登場《ネタバレなし感想》
ゴジラ映画の13作目。新怪獣メガロが登場。そして新怪じゅ…違う、ウルトラマ…違う、ヒー…ロー…?も、登場。正直ワケが分からないのですけれど、時代を感じる。そう…
『パージ:アナーキー』走れ逃げきれ、エンタメが超加速《ネタバレなし感想》
『パージ』の続編。俄然、面白さが倍増!この成功で、パージがシリーズ化したのだなと分かる。興奮してまいりました。 (C)Univesal Pictures 今…
『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』本気バトルが鬼神のよう!《ネタバレなし感想》
ゴジラ映画の12作目。これまでのバトルは何だったんだ。この対決! この格闘! 素晴らしさの極みである! 長尺のバトルシーンが猛烈 あらすじは、こうだ。…
※こちらの記事は「庵野秀明展」のネタバレを含みます。これからお出かけの方はご注意くださいませ。 庵野秀明展が6月19日まで、大阪・あべのハルカス美術館で開催…
『パージ』シリーズ、犯罪オール無罪法が2022年に効いてくる《ネタバレなし感想》
1年に12時間だけ、殺人ほか全ての犯罪が許される法律、それがパージ法。本作はレビューサイトで散々で、2点台。ということは、良作の予感がムンムンでございます。 …
『ゴジラ対ヘドラ』伝奇ゴミ怪獣のトラウマ問題作《ネタバレなし感想》
ゴジラ映画の11作目。キテレツである。前作で子どもファンにアピールしたはずなのに、だ。一転、灰色の社会派。環境問題をネットリと訴えてくる熱が凄い。 ヘドラ…
『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』がホーム・アローン状態《ネタバレなし感想》
ゴジラ映画の10作目。『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』で登場したミニラが、子ども映画界に凱旋だ。 短パン小学生の夢物語 70分間の映画である。冬休みの子…
『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』かわいいミニラには理由がある《ネタバレなし感想》
ゴジラ映画の8作目。子役には勝てない。ゴジラの息子?ミニラ?はあ?などと思っていた自分にお仕置きだ。これは可愛い。こんなの、笑ってしまうじゃないですか…! …
『シン・ウルトラマン』ネタバレなしで感激・感想を叫びたい!《特撮わかばマーク》
「空想と浪漫。そして、友情。」ポスターにそう書かれている。真っ直ぐに、その言葉通りの快作でした。 (C)2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 (C)円谷プ…
『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』新監督で南国リゾート気分《ネタバレなし感想》
ゴジラ映画の7作目。南国ムードである。日本を離れ、南の島へ。 雰囲気を変えていこう作戦 南海に漕ぎ出るのは兄を探す地方男子と、ダンスバトル敗者2名と、…
『三大怪獣 地球最大の決戦』三者会談とローマの休日《ネタバレなし感想》
ゴジラ・シリーズ映画の5作目。(前後しまして恐縮です…!怪獣界のスター、キングギドラの登場である。体はゴールド、頭は3つ、各々の口が光線を吐く。これは強い。 …
『怪獣大戦争』ゴジラそっちのけだがそれもいい《ほぼネタバレなし感想》
ゴジラ映画の第6作目。ついに宇宙である。ゴジラが未知の惑星に降り立った! X星人との対話が熱い あらすじは、怪獣そっちのけである。敵は一つ、そんな時代…
『暗闇で抱いて!』(R15+) 優れもの盲目サスペンスの女優魂《ピンク作品ネタバレなし感想》
これぞサスペンス。殺人現場に居合わせてしまった盲目の女性が、犯人に追われることになる。すぐ近くにいても犯人に気づけない。これは怖い。 ©️新東宝映画 ス…
『モスラ対ゴジラ』陸空対決に賞賛あるのみ《ネタバレなし感想》
素晴らしい。前作『キングコング対ゴジラ』から一転、しっかりと人間の脅威に戻ったゴジラだ。 ゴジラがしっかりと怖い 冒頭の台風シーンから特撮の魅力が炸裂…
『キングコング対ゴジラ』スター対決に、あふれる笑顔《ネタバレなし感想》
ゴジラ主演の3作目。初のカラー作品である。対決に笑ってしまったのだけれど、受け止め方、合ってますか? 米国からキングコングがゲスト出演 あらすじはシン…
『ズーム 見えない参加者』コロナ禍ホラーが予想超え《ネタバレなし感想》
お も し ろ い。いつものパターンを超えてきてくれて、ありがとうである。映画.comでは2.6点。うむ。やはり、この辺りの点数は佳作ホラーの宝庫だ。(個人差…
『東京物語』まごうことなき傑作ファミリーストーリー《ネタバレなし感想》
名作の看板に偽りなし。この映画を見逃したまま人生が終了しなくて、本当に良かった。 ©松竹 老親の上京で見えてくるもの 家族の物語である。広島県尾道に暮らす…
『マイ・フェア・レディ』という1000回観たい勝ち馬ミュージカル《ネタバレなし感想》
驚愕の可愛らしさ!今も色褪せない、不朽のミュージカル・ロマンス。オードリー・ヘプバーンの魅力がこれでもかと押し寄せる。 (C)1964 Warner Bros…
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ありがとうございます、リバイバル上映!『千年女優』をスクリーンで観られる機会は貴重です。あの光景に満たされる興奮を、あなたにも。 (C)2001 千年女優製作…
大興奮しておりますので勢いだけで感想を述べたいのですがよいでしょうか、聞いてください。いかに映画ゴールデンカムイが素晴らしいのかを。 (C)野田サトル/集英社…
オーストラリア映画で、監督はユーチューバー2人組。制作会社は今をときめくA24。得体の知れない心霊ホラーを平常心で観た。ブッ飛んだ。 (C)2022 Talk…
なるほど、コレはヤバい。TV放映当時、お茶の間が騒然となったというが無理もない。というか、です。これを夏休みの平日21時から放送していたのか、TBSは! ©T…
80年代の映画界は輝いていた。おかげで映画バカが大量発生。そんな系譜を継ぐ1人が作ったバカ映画である。 ©Benjamin Combes ニンジャもハリウ…
こういう映画に出会えた嬉しさで胸が満タン。文句なしで最高。 (C)2024「カラオケ行こ!」製作委員会 優しいヤクザは罪ですか あらすじは、青春だ。歌がう…
大人気アニメシリーズであります。ついに映画になったのです。祭りにおでけけ(お出かけ)で入場特典も貰ったのです。あとは映画を楽しむのみで、がんばるます(頑張りま…
皆さま、ご無事でしょうか。能登半島地震や航空機衝突事故で被害に遭われた方やご家族の方に心よりお見舞いを申し上げます。必要な物資や援助が届きますように。災害復旧…
お世話になっております方も、はじめましての方も、今年もお越しいただきましてありがとうございました。本当に嬉しいです。いいねやコメントも頂戴しまして心より感謝で…
メリークリスマス! いつもお世話になっている皆さまにはじめましての皆さまに何らかの有形無形の素敵なプレゼントが何処からか届きますように🎁✨ 私はすき家の福袋…
年末なので濃い映画。沢尻エリカさんが挑戦されると聞いて、今こそ観たい。キャストがアカデミー賞を総なめにした傑作人間模様。 転がり込んだビビアン・リーが大…
10年ぶりの大寒波が襲ってくるというので、雪の映画。ポスターに『ファーゴ』と「タランティーノ」との評がある。けれど、大事な名前を忘れている。これ…北野武さん入…
うへええ…ぎもぢわるい(涙目)なんちゅう映画を見せてくれるのか。公開当時は『ビデオドローム』だったのに、今では『ヴィデオドローム』になっているのはナゼなのか。…
良いです。とても良い。はっきりと怪奇ホラー。久々に、何度も観たくなるホラーシーンに出会ってしまった。 ↓怖いポスター貼っておりますので苦手な方はご注意ください…
明日15日(金)に公開の作品を試写会で一足お先に鑑賞しましたので、ネタバレなしでご報告です。 まず、タイトルが出るまでに超鳥肌! なんというキラキラ! 美しい…
はああああ、傑作です…はあはあ…ラストスパートの間ずっと、口を開けて観てしまった。とんでもない迫力。キングギドラ最高ーーーーー!!!!(大声すみません) …
映画も小説も、何も知らないで手に取るほうがいい。なーーーんにも知らずにご覧になるのが賢明。そう言っている時点でネタバレの可能性もあって恐縮なのですけれど、どう…
なんだこの怪獣は…え? 植物? バラ…? バラ怪獣!なんという美しさなのか!!!!(ゴクリ) ゴジラを利用していくアイデアの登場 あらすじは、科学の挑戦…
ずっと誤解していました。これはとても重要な告発です。加害者も被害者も互いに両得=ウィンウィンだったのでは…などと高をくくっていたことを謝罪させて下さい。 (C…
そろそろ名作認定された未見映画を観ていかなければ、人生が間に合わない。初老の当方、そう気づきました。(遅い)なので、名作映画ドシドシ観ていきたいシリーズ。 ま…
ご存知、世界各都市でローーーーングラン上演されているミュージカル『CATSキャッツ』の映画化である。劇団四季は専用劇場も作ってしまったほど。猫が主役の名物舞台…
日本にはゴジラがいる。アメリカにはキング・コングがいる。となると、ノルウェーのトロールも黙ってはいないわけである。 非英語映画としてNetflix史上最大のヒ…
重い…大好き監督の新作!と原作未読のままウキウキで劇場に押しかけた結果、ずうううん…である。 (C)2022 UNIVERSAL STUDIOS. All R…
ロシアで今、プーチン大統領に殺されかけている人物がいる。ロシア人のナワリヌイ氏だ。標的はウクライナ人だけではない。もちろん強制はできないのですけれども、未見の…
結末は絶対に教えてはいけない映画。 がっつりミステリーを求めて結末も知っている本作を初見したのだけれど、思った以上。アガサ・クリスティ原作で名探偵ポワロと双璧…
みんな大好きアニメ『ONE PIECE』(ワンピース)が、みんな大好き歌姫Adoを大フューチャリングした大ヒットアニメ。興行収入197億円、動員数1427万人…
垂涎である。ダッラダラである。オシャレが過ぎる!みんな大好き「しまむら」のみならず、ついに激安洋服店タカハシに通い始めた初老ババア(当方)には眩しすぎるファッ…
ホンモノである。ホンモノの心霊現象である。どこが舞台かといえば、東京都世田谷区である。三軒茶屋駅すぐそばという好立地に立つビル、太子堂壱番館。2Fにあるヨコザ…
ネタバレ厳禁映画といえば『エスター』である。(リンクは拙ブログですがご参考までに)未見の方が羨ましいほどの珠玉ホラー。あれから13年! しかも同じ主演キャスト…
なんじゃろうか、コレは…やめたほうがよいのかもしれない…ババアには合わない気がするこの感覚が…と思いながら真顔で観ていたのですけれども。 30分過ぎたあたりか…
骨太映画の登場だ。泣いた。 日本のIT開発を大きく足止めしたとも言われる「Winny」(ウィニー)事件。これは実話を基にした、日本人が知っておくべき記録である…
都市伝説を膨らませていく人気ホラーシリーズ、第3弾でございます。 毎回、話題を呼ぶシリーズなのですけれども、今回はスゴイ。何が凄いって、主演がKoki,です。…
驚愕だ。世界№1の映画賞であるアカデミー賞を獲ったのである、この映画が! 10部門11ノミネートされ、7部門で受賞。ゴールデングローブ賞でも2部門で受賞。 素…
あけましておめでとうございます🎍良き新年を迎えていらっしゃいますように! …という、新年のご挨拶ブログの下書きを見つけました。え?です。もう3月だというの…