日本での仕事をとるかタイの妻をとるか。迷わずタイへの移住を決意したお父さんと、その家族の物語です。
このブログは小学生の息子が感じたことと、父である私の体験の複眼で綴ります。私たち家族のこと、チェンマイの家づくり、タイの医療や教育のことetc。チェンマイでの新しい生活をユーモアたっぷりに記録していきます。応援してくださいね。
2017年6月
一旦休止します、また改めて妻のことを書きます、と宣言しました。でも心変わりしましたので、また筆を執りました。亡くなって一か月近く経った6月の中旬になっても、毎日毎日、妻のことが思い出されて胸が張り裂けそうになることがあります。でも、先日チェンマイ在住のある方から、こんなことを言われて心境が変わりました。「仏教的に言えば、人は過去に生きてはいけないのです。「今」が一番大切です。亡くなった奥さんのことをこれ以上書くことは、あなたが「過去」に拘って生きていくことになると思います。それはいいことではありません。そっと、自分の胸にしまっておいた方がいいのではないでしょうか。」ここ数日、このことを考えてきました。かつて私が青年期に親しんだキリストの教えでも、過去に拘ることを戒めています。人生にとって、過ぎ去ったことではなく...番外編~ブログをこれで終了します~
いつもブログを読んでくださっている方々へ亡くなった妻のことをきちんと書き残しておきたいという気持ちがだんだん強くなってきました。家庭の事情で、7歳の時からろくに学校も行かずに重労働に従事し、10代半ばの頃はバンコクの工場や建設現場を経験しました。そして人身売買のような形で18歳のときに日本へ・・・過酷な運命というよりは、裏社会の思いもしない境遇に置かれたひとりのタイ人女性。そんな中で授かった3人の子供たち。そして紆余曲折の末に、彼女が言うところの「別世界」に生きていた私と出会いました。概略は途中まで先月少し書きましたが、ディテールを含めて、私の記憶がしっかりしている間に書いておきたいと思います。私が彼女と出会ってからの、ちょっとした「事件」については膨大な裁判資料などもあり、少し事実関係を整理してから書きたいと...お知らせ
昨夜は少し早めに床に就きました。最近はなかなか寝付けず、夜12時近くに寝ていたのですが、珍しく10時半頃に電気を消しました。少しウトウトし始めたときでした。閉まっている部屋のドアがカチャっと音をたてたような気がしました。ほんの僅かな音です。あれっと思っていると、何とホタルが1匹勢いよく入ってきたのです。ドアの向こうはリビングです。どうして入ってきたのだろう・・・そう思っていたら、部屋の中をぐるぐるぐるぐる回り始めました。綺麗な白い光をリズミカルに点滅させながら、半径1メートルくらいの円を描いています。一向に停まる気配がないのです。寝ている私からは3メートルくらいの距離を保っていて、間近にまでは飛んできません。おかしいな、どうして入ってきたんだろう・・・不思議な光景でした。美しい光を放つホタルに見とれていました。...ホタルが飛んできましたけど・・・
私のゴルフ友達が、つい数日前にこう言いました。「奥さんが亡くなったので、糸の切れたタコのように遊びまわるのかなと思っていたんですけど・・・」これは私に向けられた言葉です。でもこの言葉はそっくりそのまま、高校生の息子に当てはまります。とにかく、毎日毎日車を乗り回して困ります。家に帰ってくるのは10時を過ぎることが多くなりました。学校の行き帰りはバイクよりも安全ということで、妻も認めていましたし、免許がないうちはダメと言っていた私も、通学に関しては了承しました。でも、毎日車に乗って遊びまわっています。妻が知ったらどうなることでしょうか。金曜日に、チェンマイの中心部で案の定バイクと接触しました。今日まで何の報告もなかったので雷を落としました。友達を乗せて、お堀端の道をゆっくり走っていたそうです。前を走行していたバイク...糸の切れたタコ
かれこれ2か月以上、ゴルフから遠ざかっていました。4月中旬に妻が入院していたとき、一度だけ練習場に行って球を打ちましたが、ゴルフ場は長らくご無沙汰していました。妻の初七日も終わりましたので、今週からまたゴルフを始動することにしました。木曜日に、チェンマイに住むゴルフ仲間や日本から来ているゴルフ好きの同世代の男性4人で市内のゴルフ場へ行きました。タイ人の知り合いは、私がゴルフに行くと言うと「それはいいことです。ゴルフでもして、奥さんのことは少し忘れてリフレッシュしてください」と言ってくれます。妻を亡くした私が毎日悲嘆にくれていて、さぞ辛いだろう思ってそう言ってくれるのです。さて、木曜日にゴルフ場へ行く前日のことでした。ほぼ半年前にプレーしたときに付いてくれたキャディーさんとLineのIDを交換していたので、彼女に...知ってるキャディーさんが乳癌になっていました
一昨日、3日ぶりにじゃじゃ馬の長女がわが家にやって来て、「明後日の夕食は、みんなで寿司〇〇へ行きましょう。私がおごります」と言いました。寿司〇〇という日本料理店は妻の一番お気に入りの店でした。高級店ではなく、ごく庶民的な日本料理店です。チェンマイに住んでいる日本人なら、ほとんどみんな知っている店で、私たちは月に1回は家族みんなで行っていました。ということで、今夜はそこへ行きました。ただし高校生の息子は、学校が終わってから友達と遊びに行くというので参加せず、私と長女、それに次女と旦那、2歳のガキが一緒に行きました。寿司〇〇は、久しぶりでした。3か月ぶりくらいだったでしょうか。長女はいつものように、まずサーモンの刺身を2皿注文しました。その店のサーモンは、とにかく大きくカットしてありますからダイナミックです。刺身や...妻が好きだった日本料理店で食事しました
2017年6月
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