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おりーぶピクルス100g https://rukaaoi.jugem.jp/

オリジナルBL小説。ハッピーエンドのみ。性的描写が入るので18歳未満立入禁止。不定期更新

天才空手少年と俺様ピアニストの恋「あの月の下で」 ウルフドッグ×リーマン「アラカワ(仮)君と俺」 借金のカタに売られたへこたれないサクラとヤクザの恋「サクラシリーズ」 が割とご好評いただいた話です。

アオイるか
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2011/05/29

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  • サクラss「桜咲くPromenade」9(R18)

    凛のお陰で父さんたちに認めてもらえて、安堵しながらアパートをあとにした俺は、再び舎弟衆のガードを受けつつ、車に乗り込んだ。結局金は受け取らない、と頑として拒む父さんたちに、郁人さんは、取り敢えず俺に預けておく、と言ってその場は収めたんだけど

  • サクラss「桜咲くPromenade」8

    あぐらを掻いて両手を膝に置いた郁人さんは、眼光鋭く前を睨みつけている。「海江田、もういい。それ仕舞って、出てろ」低く唸るような声で郁人さんが言うと、海江田さんがジュラルミンケースの留め金をパチンと閉めて床に置き、無言で頭を下げて出て行った。

  • サクラss「桜咲くPromenade」7

    普通、相手の実家に挨拶に行く場合、緊張するのは訪問する側の筈だと思う。手土産片手に、男が若干震える手で玄関チャイムを押すとか、ガチガチの口カラカラの、噛み噛みで父親に頭下げるとか、そういうシーンなら、ドラマで何度か見た覚えがある。だけど当然

  • サクラss「桜咲くPromenade」6

    すっかり日が高くなってから目が覚めた。今日は天気がいいらしく、部屋の中に陽が射している。「んぅぅ・・・」そんな清々しい秋晴れの日差しが、寝不足の俺には明るすぎて、すぐに目が開かない。寝返りをうって枕に突っ伏していた。喉が痛い。腰も、ケツも、

  • サクラss「桜咲くPromenade」5(R18)

    俺の指を丹念に舐めていく光景があんまりにも卑猥だから、口を半開きにして見ていたら、いきなり両足首を掴まれて高く持ち上げられ、でんぐり返しで尻穴を晒した無様な格好にされた。「うわっ」「ハハッ、相変わらず体やわらけぇな」膝を使って俺の太腿を抑え

  • サクラss「桜咲くPromenade」4(R18)

    初夜って、何言って・・・っ。かぁぁぁッ、と頬に血が集中して蒸気が出そうだった。慌てて両腕で顔を隠して、「で・・・電気消してください」頼んだけど、恥ずかしさの余り蚊の鳴くような声しか出なかった。「何言ってんだ、今更。電気消してヤったことなんか

  • サクラss「桜咲くPromenade」3

    俺を担いだまま、郁人さんが板場を出て中庭に面した外廊下を進む。ライトに照らされた黒竹が闇に浮かび上がっていた。離れの部屋の障子戸を乱暴に開け、後ろ手にスパンと閉める。部屋は2間続きで、居間を抜け、奥の間に進むと、布団が敷いてあった。いつもな

  • サクラss「桜咲くPromenade」2

    こっそり抜け出したことがバレなきゃいい訳だし、確かめたら帰ってくればいい。なんて、冷静なつもりでも頭に血が上って衝動的になっていたんだと思う。本家の裏口近くでタクシーを降り、再び携帯を取り出した。夜11時近くになって、本家の周りは闇に包まれ

  • サクラss「桜咲くPromenade」1

    11月半ばを過ぎて、すっかり季節は冬になった。晴れて青空が広がっているけれど、やっぱり夏とは違って、なんとなく空気が透明な気がする。入院中の着替えやら何やら、荷物をまとめつつ、そんなことを思いながら窓の外を見ていたら、病室のドアがノックされ

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