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  • 一瞬で治る

    「神経質の人と一般の人との違い」の続き。神経質の人と一般の人との違いについては、先日宇佐先生の言葉を引用しましたが、その次のところが大事なので、引き続き読んでいただきたいと思います。『ところが神経質の方が持ち前の熱心さを心の外側、つまり実生活に向けられますと、驚くほどの社会での活躍ぶりを発揮されます。全治は常にこの一瞬にあります。心の外に目的のあることに遮二無二取り掛かっていらっしゃれば、もうそれで太鼓判を押せるのです。段々治るという考え方が世間一般に行き渡って、根強くありますので、皆さん方が「一瞬で治るはずはない」とお考えになるのですが、もともと病気ではない主観的障害に過ぎないということがはっきりすれば、治るとか治らないに関わらずそのまま進めばそれ以上何も必要ないのです。決して進む前に心のあり方のいろいろな吟...一瞬で治る

  • 現実に戻るための魔法の言葉

    日常、色々なことをやっているときの、自分の意識にちょっと注意を向けてみると、やっていることとはまったく関係ないことを考えていることが多い。やっているそのことにはあまり集中せずに、頭の中では、現実と離れたことで一杯になっている。森田正馬先生が神経症者に与えてくださった次の言葉は、珠玉のような言葉に思えてきた。「見つめよ」対象をよく見つめなさい。そこから何か感じが生ずるはずである。その感じを深めて、現実のことにどんどん手を出していきなさいと教えてくださった。あまりに単純な言葉ではあるけれども、核心をついた言葉である。にほんブログ村現実に戻るための魔法の言葉

  • 神経質の人と一般の人との違い

    森田療法において、私の敬愛する宇佐晋一先生のことばで、わかりやすい文章があったので、ご紹介します。『神経質の方と世間一般の人とはどう違うかと申しますと、神経質の方は病感が強いということです。その違いはまさにご自分を完全な状態、健康な状態に保とう、目指そうというその熱心さによるものです。それはあくまでも主観的障害であって、他の統合失調症やうつ病のように、客観的障害の病気ではないということです。』(三省会報第114号)対人恐怖症とか、そういうものは、「主観的障害」である。なぜ、そういう病感を持つのかというと、自分を完全な状態に保とうとするところに原因がある。誰だって人の前に立てば緊張する。そのことに気づかずに、その自分ばかりが異常であると思って、それを排除しようとする。健康な状態に保とうとするのは、現実的な感覚から...神経質の人と一般の人との違い

  • 対人恐怖症が治ること

    毎月、生活の発見会から冊子が送られてくる。その中で、「私流・森田の読み方」というコーナーがある。そこに下記のような文章が引用されていた。『ここで対人恐怖などで、自分の病気が治らないと主張する人は、いつまでたっても、決して治る時節はこない。その人は、いくら仕事ができるようになっても、演説ができても、決してよくなったとはいわない。いつまでも、人前で恥ずかしい、思う事がスラスラといえないかといい張る。それは夏は暑い、冬は寒いと同様に、いつまでたっても、どうすることもできないという事に気がつかないのである。神経症の症状の治ると治らないとの境は、苦痛をなくしよう、逃れようとする間は、十年でも二十年でも決して治らぬが、苦痛はこれをどうする事もできぬ、しかたがないと知り分け、往生した時は、その日から治るのである。すなわち「逃...対人恐怖症が治ること

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