今回はタダコブ♂に焦点を当ててみる。写真は沢山撮ったのだが全部はとても載せきれないので適当にピックアップ。それぞれの区別点に個体差がどれくらいあるかが分かればと。黒紋などのわかりやすいものはまた後で。写真は全て同条件で撮影。体長に差があるので適当にトリミング。前回とは違って体型にゆがみが無い様にトリミングしてます上翅の斑紋は白。側稜線の隆起は滑らか(コブにならない)、顆粒は非常に多く融合。会合部後方の顆粒は少なく、凹む。上翅の斑紋は白。側稜線の隆起は滑らか、顆粒は多い。会合部後方の顆粒はやや少なく、凹む。上翅の斑紋は白。側稜線の隆起は滑らか、顆粒は少なめ。会合部後方の顆粒は同程度、凹むがちょっと浅い。上翅の斑紋は白。側稜線の隆起は滑らか、顆粒は少なめ。会合部後方の顆粒は同程度、凹むがちょっと浅い。上翅の斑紋は白...タダコブとマヤサンの区別点その3(タダコブ♂)
前回の続き。ですが、写真を撮ってたらぐったりしたのでまだまだ未完まずは県内のコブヤハズを色々まとめて。こちら全てオス個体。こちら全てメス個体。タダコブ、マヤサン、ハイブリッドなど適当に。とりあえずは色々な個体がいるということで適当に切り張りしたら変な体型になってしまったものも…。(メスの真ん中個体はなんか伸びてしまった)一応同条件で撮ったので、色彩なんかは比較できるかも。他にも紋の具合、顆粒の違いなんかはわかると思う。この写真のものは全て今年の採集品。産地は接点付近が多いが、一部中越地方のものもあり。次回はそれぞれの部位に焦点を当てていきたいが、果たして書ききれるのかな??タダコブとマヤサンの区別点その2
秋は毎年恒例のコブ叩きのシーズン私は絶賛ド嵌まり中。国内にはタダコブ・マヤサン・タニグチ・フジ・セダカ・ヤクシマの6種類のコブヤハズカミキリがいる。新潟県内では普通のコブヤハズカミキリ(タダコブと亜種サドコブヤハズ)とマヤサンコブヤハズカミキリ(亜種チュウブマヤサンコブヤハズカミキリ)の2種類が生息している。左がコブヤハズカミキリ、右がマヤサンコブヤハズカミキリ。共に♂で、2014年の採集品。基本的な形状はそっくりだが、両種の区別は一目瞭然で、上翅に白い紋があるのがタダコブ。黒い紋があるのがマヤサン。他に、触覚が黒一色とツートンになることが区別点に挙げられることもあるが、両種ともどちらのタイプも出てくるので区別点としては不適当。この辺りは過去記事へ。上翅の斑紋で簡単にわかるならそれでいいのだが、ここからがコブヤ...タダコブとマヤサンの区別点
枯葉をバシバシ叩いていたら落ちてきた毛玉。よく見ると耳や腕が生えている。網に落ちてきた時の姿はこちら↓コテングコウモリ?2019年9月新潟県秋にコブ叩きをしていると稀に落ちる。今年は2回目。コウモリの仲間は、飛んでいる姿はよく見るけれど、間近で見ることはあまりない。本種は鼻が非常に特徴的。野生動物なので素手で触るのは躊躇われたが、こんな時に限って普段している手袋をつけておらず…。そのまま放り投げるわけにもいかないので、ブドウの葉っぱに包んで元の場所に戻しておいた。触った感触はとにかくふわっふわで、飛膜は伸縮性がすごかった。そして指に張り付く感じ。新潟県では準絶滅危惧種。この可愛らしい生き物がずっと見られる環境であってほしいと切に願う。毛玉
オオスナゴミムシダマシ2019年6月新潟県県内の砂浜では大体見られる。日中は流木やごみの下で見られる。写真はごみをどかしたら出てきたもの。夜間は結構な数が歩き回っている。オオスナゴミムシダマシ
林道わきのミズバショウ。気が付いていたとは思いますが、ここ最近の記事は全て同じところ。よく見ながら歩いているといろいろなものが見つかる。ここではオオハンミョウモドキや黒いゴミムシ、小さなガムシ(おそらくキタコマルガムシとかのCrenitisあたり)などなど。しばらくするとこの環境に似つかわしくないものが。マヤサンコブヤハズカミキリ2019年6月新潟県奥の枯れ木を伝ってきたのか、湿地のど真ん中で佇むマヤサン。コブヤハズの仲間は初夏によく歩き回っているが、何もこんな場所に歩いてこなくてもなぜそんなところに
オオミズゾウムシ2019年6月新潟県ミズバショウにつく小さなゾウムシ。正直ちゃんとは調べていないのでもしかしたら違うかもミズバショウの葉っぱにポツポツとついている。オオミズゾウムシ
ヒメクロサナエ2019年6月新潟県昨日のスゲハムシと同じ場所で発生していたヒメクロサナエ。いくつかの羽化殻と羽化したての成虫が見られたが、6月も下旬。地元だと早い年で4月下旬辺りから羽化するので季節感覚が狂う。地元の低山帯では渓流に生息しているが、ここでは林道わきのちょっとした流れに生息。生息環境の幅が広いのか、それとも標高のなせる業なのか?ヒメクロサナエ
スゲハムシ(キヌツヤミズクサハムシ)2019年6月新潟県標高1000m越えのスゲハムシ。地元の低山帯から1500mくらいまでと垂直分布がすごく広い。ここではミズバショウとタヌキランに止まっている個体が多かった。標高が高いのでもしかしたらシラハタが…と、いくつかまとまって採集してきたが、交尾器を見る限りすべてスゲ。残念。スゲハムシ
アブラゼミ2019年7月新潟県外灯巡りの最中、外灯の下で羽化していた。右にはおまけでオオカマキリの幼虫も。アブラゼミ
コエビガラスズメSphinxconstricta2019年9月新潟県オニシモツケについていた大型のスズメガの幼虫。体の側面に紫~黒~白の3色の虹のような模様が入る。初めて見たが、たかがイモムシにこんなきれいな模様が入るかとつい写真を撮ってしまった。全体像。それにしてもこの模様の意味は何なんだろうか?茎とかに見えるとか??それにしては目立っていたけど。スズメガの幼虫は尾角(びかく)というトゲがあるが種類によっては歩くたびにピコピコ動いて何とも言えない気持ちになるセスジスズメの幼虫もしばらく見てないな。おまけで顔アップ。七本の虹
2013年11月新潟県あまり気にしたことがなかったが、鳥って結構へんなものが多い気がする。あのド派手な色彩はなぜ?やたらと長いて反ってる嘴はなぜ?あの羽の形はなぜ?…などなど。もちろん意味があるのがほとんどなんだろうが、鳥屋ではない自分からみると、意味があるんだろうかと疑問に思うこともしばしば。写真のキンクロハジロもオスにはちょんまげのような冠羽と呼ばれる羽があるが、Wikiに書いているようなコミュニケーションや威嚇目的ではなさそう。オスだけということはきっと繁殖関係なんだろうが、もしやただのオシャレだったり?キンクロハジロ
2013年12月新潟県いや、内容は全く知らないんだけどもどこで知ったか知らないが、湖から足が出てるシーンと白い仮面の男がスケキヨということだけは知っている。犬神家
2013年12月新潟県昔の画像から。鳥の写真もしばらく撮ってない。今年は久しぶりに撮りに行ってこよう!水鳥
2019年7月新潟県各地で稀に見つかるという白いオタマジャクシ。存在は知っていたが見つけたのは初めて!成体になったら何色になるんだろうか?軽く検索してみたが、普通のものになったりもするらしく、成体で変な色に変わるとは限らないらしい。普通の個体と比べると差は一目瞭然で、きれいな真っ白。アルビノと混同されていることも多いようだが、目の色彩からこれは普通の白化個体なんでしょう。それにしてもここはヒルが異常に多かった。なのでこんなものが↓ヒルまみれのガムシ[Hydrophilusacuminatus]数枚撮ったがなぜか全部ピンボケ。このヒルが原因かは分からないが、3日後くらいにもう一度見たらこのガムシは死んでいた…。白いオタマジャクシ
オオクワガタDorcushopeibinodulosus2019年7月新潟県この夏はオオクワガタに明け暮れた夏だった。もともとクワガタなどの大型甲虫にあまり興味がない私。もちろん、子供の時から大きいクワガタを見つけたらテンションがあがるし、採集もそこそこした。しかし私にとっては体が大きいクワガタはやっかいで、スペースは取るわ、標本の荒は目立つわで中々食指が動かなかった。オオクワガタを初めて採集したのは2012年。ヒメドロムシを採るために平地の河川敷でライトトラップをしたら飛んできたが、環境的にも放虫個体の可能性が高く素直に喜べなかった。2匹目は去年の2018年。仕事帰りに外灯巡りをしていたらメスの死骸を拾った。こんな所にもいるのかとは思ったが、死骸は放り投げてしまい、真面目に探すこともなかった。ホントに興味がな...オオクワガタ
オニグルミJuglansailantifolia2014年7月新潟県オニグルミ
クリCastaneacrenata2014年7月新潟県昔の写真を調べる用事があったので、昨日漁った過去のファイルにあった写真。このころは一眼レフを野外に持っていくことも多かったが、今じゃあ部屋でコピースタンドにくっついたまま埃をかぶっている昔はなんだろう心の余裕があったのかなぁ…なんてしみじみ考えてみる。最近は採集に行ってもなんかもやもやすることも多くなってしまった感じ。クリ
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