上の集合写真は我が家に伝わる謎の写真の一つだ。撮られた年代も場所も全く分からない。写真隅に写真館京都西山というロゴがあるから京都のどこかなのだろう。(この写真館はネット検索しても見つからなかった) 見れば見るほど興味をそそる写真で、女性達は和服に髷を結
2022年1月25~30日(日)京都 岡崎 アートギャラリー博宝堂でブース展示しています。そして29日(土)30日(日)14時から箔押し体験のワークショップを行います。講師は岡田萬治金箔美術の松山淳、岡田武です。お問い合わせはアートギャラリー博宝堂まで。TEL 075-771-94
2021年4月22日、工房玄関のドアホーンカメラに妙な物が映った。撮影時間は午後7時から8時頃までの約一時間。撮影の経緯はビデオのナレーションで語られています。約13分に編集されたビデオです。 物体の特徴は、まず、肉眼では見えないということ。動きは時には魚が泳ぐ
2920/11/3〜8 京都岡崎 アートギャラリー博宝堂にて開催します。どうぞよろしくお願いいたします。にほんブログ村
京都吉田山神楽岡に小野清生は眠っている。墓標には「黒住教神楽岡奥津城」とある。奥津城とは「おくつき」と読み、神道系の墓であり、彼は黒住教の信徒だったのだ。 墓地名は吉田神葬墓地とあり、黒住教宗忠神社のすぐ南に位置し、その北西に吉田神社、そして京都大学が
陶芸家小野清生(清々)という人は、大正から昭和にかけて実際に生存していた。確かに彼は存在した。何故ならば、彼は私の祖父だからである。彼がいたからこそ私は現在、ここにいる。 しかし、彼の出自や生い立ちは全く謎だった。何処から此処…つまり京都にやって来て、我
去る2019年8月23日、KUNST ARZTで開催された「Small Impact」展のオープニングイベントとして出品作家によるトークショーが行われました。出場作家は井上舞、乙うたろう、谷川美音、中村弘峰、展覧会キュレーターでもある増田敏也の美術家の各氏。そしていつもに無く、KUN
今回創る障壁画は最も大きく、幅292cm×縦264cmの当工房の漆喰の壁面だ。白壁に直に金箔を施し、松と波(「PINUS & STREAM」)の絵を描こうと思う。 上が施工前の壁で、漆喰にジェッソが施してある。 エスキースを描く。この絵のキモは何と言ってもバックの金箔と松葉の
2018年10月6日から14日にかけ、フランスの美術家ジョルジョ・ルース氏の金箔の作品をサポートするため、小豆島の現場に合宿した。合宿メンバーはプロジェクトリーダーの石井純氏、記録映像制作の映像作家岸本康氏、それに前回の名和氏の作品サポートでルーブルへも行っても
このところ工房の仕事が立て込み、六月までの名和さんの巨大オブジェ制作に続き、10月にはルースさんの小豆島の仕事が控えている。そんな訳で、3か月半ブログの更新が出来なかったのだが、2018年8月25日に当工房で行われた「呪と祝」展アーティストトークは、テーマにおい
2018年4月21日、KUNST ARZTで開催された「家族と写真」展の関連イベントとして出品作家によるトークショーが行われました。出品作家は浅田政志、山本雅紀、松本欣二、展覧会キュレーターでもある桑島秀樹の写真家の各氏。会場は岡田萬治金箔美術工房。動画は桑島氏のパー
2018年3月10日、「手しごと職人のまち東山活性化プロジェクト」主催、京都造形芸術大学及び東山区役所後援で東山区総合庁舎交流ロビーで開催されました。約32分のビデオです。 尚、ビデオ前半で引用される映画の仔細は、「アメリカの友人」原題「 Der amerikanische Freun
「俳句×美術IN篠山」展記録誌個人ページより抜粋ライブ俳画の試み(3)は2017年11月19日、俳句×美術IN篠山2017展のイベントとして猪名川町静思館にて行われました。メンバーは田辺由子×西山美なコ×小倉喜朗×岡田武。ビデオ約28分。.にほんブログ村
「疾走」エポキシ樹脂と顔料 熊谷さんはとても速く歩く。90年代初頭だったと思うが、大阪で御一緒した際、黒いスーツ姿で黒いローファーを履き、真っ直ぐ前を見て歩く彼女に、私は追いつくことに労を要した。 地方への出張のスケジュールはいつもタイトだったが、恐らく
衝立の裏面を創る。11月14日完成。サインと落款を押印する。 正にその瞬間、ハガキが郵便受けに入った。差出人は郵貯銀行。宛名は信じられないことに「妙子」だった。「長期間ご利用がない通常貯金のご確認のお願い」と記載されていた。そして通帳番号下4けたと少額だが現
何気に古いスケッチブックを眺めていると、いつものように一つのドローイングに目が留まる。それは疾風にからめとられた人物を描いたものだ。 それは2003年、つまり14年前の夏に描いたものだが、これを見るたび、その頃の大変さ、あるいは自分の無力さが蘇ってくる。 そ
ここ数日非常に忙しく、日も無いので、11月の展示に向けて障壁画を短期間の内に作ろうと思う。素材は古くから我家にある衝立に新しく表装を施すことを考えている。 エスキースにおいて、初めは雪舟の松をヒントに考えていたが、どうもイメージがしっくりこず、ここはス
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