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  • 咒(まじない)の脳科学 (中野信子)の書評

    言葉は単なる道具ではなく、私たちの思考や感情、行動に深く影響を与える“咒”であると考えられます。ポジティブな言葉は幸福感を生み出し、ネガティブな言葉はストレスを引き起こします。自己暗示は脳に直接働きかけ、現実の捉え方や体調にも影響を及ぼします。SNSでの炎上やルッキズムも、言葉の力と快楽追求の心理によるものです。だからこそ、言葉の力を正しく理解し、コントロールする力を身につけるべきです。

  • 決めつけてはいけません、他人を。何より自分を。: 気楽さとやさしさの倫理学(秋田道夫)の書評

    人生には偶然と必然が交錯し、私たちはその二つの力に導かれながら生きています。偶然に見える出会いや出来事の背後には、過去の選択や行動の積み重ねがあり、実は必然だったのかもしれません挑戦や失敗は新たな偶然を生む源であり、行動することで人生の意味が深まります。偶然という包装紙を開くたびに、私たちは成長と発見の喜びに出会うのです。

  • 日本人「総奴隷化」計画 1985ー2029 アナタの財布を狙う「国家の野望」(森永卓郎)の書評

    森永卓郎氏は本書で、1985年から進行してきた「日本人総奴隷化計画」が2029年に完成を迎えると警鐘を鳴らします。増税と社会保障費の負担増、非正規雇用の拡大などを通じ、国家による経済的搾取が進行してきた実態を、具体的なデータとともに解説。とくに小泉構造改革を大きな転換点とし、働き方改革や規制緩和が庶民の生活を不安定化させたと指摘します。

  • デザイン経営 各国に学ぶ企業価値を高める戦略 (小山太郎)の書評

    デザイン経営は、企業の持続的な成長を促進する重要な戦略です。顧客との共感を軸に競争力を高めると同時に、営業利益や株価といった財務指標にも好影響を与えます。 海外では、イノベーションや芸術性と結びついた多様な形で実践されており、日本においても導入が進められています。今後の日本企業の成長には、経営層によるデザイン経営への理解と、全社的な取り組みが重要な鍵になります。

  • センスを磨く読書生活 私たちは本でできている(奥村くみ)の書評

    アートアドバイザー・奥村くみ氏の『センスを磨く読書生活』は、読書が人生に与える深い影響を実感させてくれる一冊です。本を通じて感性が磨かれ、視点が広がり、時に行動さえも変えてくれる。「読むこと」は「生きること」そのものであり、未知の本との出会いが、新たな一歩を踏み出す力になると教えてくれます。

  • 残り30年ジャーニー 悔いなき人生を歩むための50の教え (大住力)の書評

    人生において「遅すぎる」ということはありません。私たちはいつでも、自分にとっての「最高傑作」を創り出せるのです。本書が最も強く訴えているのは、「後悔しない人生」を歩むこと。そのためには、今この瞬間から勇気をもって自らの舵を取り、好奇心やチャレンジ精神を持って偶然をチャンスに変えていくことが重要です。人生の最期を幸せに迎えるために、日々を情熱的に生きよう――それこそが本書から学べる最高のメッセージです。

  • キーエンス流 性弱説経営 (高杉康成)の書評

    キーエンス流 性弱説経営 高杉康成日経BPキーエンス流 性弱説経営 (高杉康成)の要約キーエンスの経営は、「人は弱い存在である」とする性弱説を前提に成り立っています。人に過度な理想を求めるのではなく、弱さを仕組みで支えることで、誰もが成果を...

  • NEXUS 情報の人類史(ユヴァル・ノア・ハラリ)の書評

    著者は、AI技術の高度化によって人間の判断や対話が締め出され、「シリコンのカーテン」と呼ばれる見えない壁が生まれていることに強い懸念を示しています。この壁の向こうで進化を続けるAIが、一般市民には理解も制御もできない存在となることで、強権国家による支配や対立が激化し、民主主義が脅かされる可能性があると指摘します。しかし著者は、そうしたリスクを抱えながらも、私たちにはまだAIの暴走を抑止できる力が残されていると述べています。

  • 60歳からの人生デザイン – 手ぶらで、笑顔で、機嫌よく過ごすための美学 – (秋田道夫)の書評

    秋田道夫氏の『60歳からの人生デザイン』は、60代以降を穏やかに充実して生きる方法を提案する一冊です。「60点主義」や「機嫌よくいなす」考え方を通じて、無理をせず自分らしく過ごす大切さを説きます。年齢に縛られず興味を追求し、人間関係を大切にすることで、幸福感が高まると提案。若い世代への支援も自己充実につながり、過度な期待を持たず穏やかに生きることが人生の秘訣としています。

  • やらない時間術(安田修)の書評

    本当に大切なことに集中するためには、「やらない」と決める覚悟が欠かせません。すべてを引き受けるのではなく、本当に意味あるタスクに時間を使うことで、人生の質は大きく変わります。安田修氏の『やらない時間術』は、単なる時間術ではなく、自分の価値観に基づいて行動し、真の生産性と充実感を得るための実践的な指針です。自分の時間を他人に明け渡さず、未来の夢を実現するための第一歩になります。

  • 定年後の超・働き方改革~「楽しい仕事」が長寿に導く!(和田秀樹)の書評

    現代の超高齢社会において、定年後の働き方は重要なテーマです。和田秀樹氏は、無理なく楽しく働き続けることが健康と長寿につながると説きます。退職後も仕事を続けることで脳の老化を防ぎ、社会とのつながりを維持できるとし、新しい挑戦の重要性を強調。本書は、定年前からの準備の大切さを示し、老化を遅らせる具体的なアドバイスを提供します。

  • 世界最高のリーダーシップ 「個の力」を最大化し、組織を成功に向かわせる技術(フランシス・フライ, アン・モリス)の書評

    フランシス・フライとアン・モリスは、リーダーシップの鍵はエンパワーメントにあり、その核心は「信頼・愛・帰属」の3要素だと指摘します。これらを満たしたリーダーだけが卓越した存在になれると説き、組織を強くできます。さらに未来を創造するリーダーには、戦略の策定と文化の構築が不可欠だと強調しています。

  • 経営教育 人生を変える経営学の道具立て (岩尾俊兵)の書評

    「価値創造のための三種の神器」は、業務改善や経営指導に活用できる思考フレームワークです。「未来創造の円形」「問題解決の三角形」「七転八起の四角形」の3つを活用することで、対立を建設的な議論へと変え、課題を解決しながら個人や企業の成長を促し、より良い未来を創り出すことができます。

  • 知らないと一生“負け組”!?10年後に笑う投資家が行なっているメタトレンド投資とは?

    メタトレンド投資は、社会の大きな変化を捉え、成長する業界や企業に長期投資する手法です。中島聡氏は、短期的な値動きに頼らず、未来の巨大な流れを見極めることで驚異的なリターンを実現。AIや再生可能エネルギーなどの成長分野を見極め、自分の推し企業に応援投資することで、資産形成と社会変革を体感できます。短期の市場変動に振り回されず、長期的な視点を持つことが成功の鍵となります。

  • ひらめきはカオスから生まれる(オリ・ブラフマン , ジューダ・ポラック)の書評

    カオスを活用し、組織の創造性を高めるには、「余白」「異分子」「計画されたセレンディピティ」の3要素が重要です。「余白」は自由な発想を促し、「異分子」は新たな視点をもたらします。「計画されたセレンディピティ」によって偶然の出会いを意図的に生み出し、革新を促進します。これらを組み合わせることで、効率性と柔軟性を両立した「穏やかなカオス」を組織に取り入れることができます。

  • 仕事と人生で削っていいこと、いけないこと 「理想の毎日」は自分でデザインできる (秋田道夫)の書評

    秋田道夫氏は、「無駄」と思われがちな経験を「微細」と表現し、それを再評価する重要性を説きます。本書では、新たな価値観として「エスパ(Experience Performance)」を提唱します。コスパやタイパではなく、経験そのものの価値に注目し、成長や喜び、人との出会いを大切にする視点を提示します。効率だけに囚われず、人生を豊かにする小さな積み重ねの意義を考えるきっかけを与えてくれます。

  • 若手はどう言えば動くのか? ~相手を「腹落ち」させたいときの伝え方(ひきたよしあき)の書評

    若手とのコミュニケーションに悩む上司が増える中、著者は「適切な言葉選び」の重要性を指摘します。若い世代の価値観の違いを受け入れつつ、仕事の目的やゴールを明確に伝え、「腹落ち」させることが大切です。特に「失敗談」を10個用意し、自らの経験を率直に語ることで、若手との距離を縮められます。

  • イシュー思考(和氣忠)の書評

    イシュー思考は、課題を的確に捉え、効率的に解決へ導く思考法です。まず「イシューの特定」で目的を明確にし、本質的な課題を抽出します。次に「イシューアナリシス」で論理的に分解し、サブイシューへ整理。ツリー構造の「イシューの体系図」を活用し、問題解決を視覚化します。これにより無駄を削減し、生産性向上や論理的思考力の強化が可能になり、ビジネスや個人の成長に役立ちます。

  • 〈効果的な利他主義〉宣言!――慈善活動への科学的アプローチ (ウィリアム・マッカスキル)の書評

    効果的な利他主義は、善意を最大限の成果につなげるために、データと合理的思考を活用する考え方です。限られた資源で最も大きな効果を生む方法を、科学的根拠に基づいて分析します。費用対効果の高い支援先を選択するために、優先順位をつける重要性を強調します。また、「稼いで寄付する」戦略や慎重な支援先選びなど、誰でも実践できるアプローチによって、世の中をよりよくできるのです。

  • 人が育つ会社、育たない会社: 顧客起点思考 集合天才 理念経営 (堀越勝格, 江蔵直子,矢澤知哉)の書評

    企業理念が確立された企業には共感する優秀な人材が集まりやすく、採用時のミスマッチを防げます。理念が浸透すると社員のモチベーションや成長が促され、組織の一体感やチームワークが向上します。その結果、エンゲージメントが高まり、組織の結束力が強化され、最終的には売上や利益の向上につながります。

  • 失敗しないDX(阿保晴彦, 橋爪康太郎)の書評

    KOBUYは業務プロセスを可視化し、ムダを省いた最適なDX戦略を提案することで、失敗しないDXを実現。バイヤーとサプライヤー双方のDXを推進し、間接材購買の効率化を通じて、労働生産性向上やペーパーレス化を支援するプラットフォームです。今後は、多様なデータを連携させることで新たな価値を創出し、日本の成長に貢献します。

  • 自分や他人に振り回されないための感情リテラシー事典 (大芝義信)の書評

    問題解決には「感情・思考・行動」の分析が重要です。感情リテラシー を高めることで、豊かな人間関係や健全なメンタルヘルスを維持できます。感情を抑え込まず活用し、感情マネジメント を身につければ、仕事や家庭での人間関係が向上。基礎から実践まで学ぶことで、感情を有効に活かし、より充実した人生を送れます。

  • 無理をせず、無駄を楽しむ センスのはなし(秋田道夫)の書評

    センスは特別な才能ではなく、「自分を心地よく整える工夫」だとプロダクトデザイナーの秋田道夫氏は説きます。本書では、無駄を楽しみながらセンスを磨く方法や具体的な実践例が紹介されています。また、新しいアイデアは単なるひらめきではなく、観察から生まれると著者は指摘します。

  • 発言禁止 誰も書かなかったメディアの闇 (森永卓郎)の書評

    財務省と一部メディアの情報操作により、国民負担の増加が正当化され、日本の停滞が続いています。森永卓郎氏はこの問題を告発し、メディアの使命を問い続けました。日本の財政は健全であり、十分な財政出動が可能ですが、緊縮政策が成長を阻害しています。今こそメディアは権力を監視し、真実を追求する役割を取り戻し、社会の変革を促すべきです。

  • 22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する (成田悠輔)の書評

    成田悠輔氏は、やがてお金が消え、個人履歴データが価値基準となる未来を予測します。取引資格は「招き猫アルゴリズム」が自動判定し、日常活動の記録が社会的信用を形成します。また、「アートークン」により多感覚的な価値交換が可能となり、従来の貨幣経済を超えた新たな豊かさが生まれると指摘します。

  • ゆるストイック――ノイズに邪魔されず1日を積み上げる思考(佐藤航陽)の書評

    「ゆるストイック」とは、自己にはストイックに、他者には柔軟に接する生き方です。高い自己基準と寛容さという一見矛盾する要素を調和させ、困難を成長の機会と捉えます。自分のペースを保ちながら挑戦を続け、予期せぬ幸運も受け入れる姿勢が、バランスの取れた成長と豊かな人生へとつながるのです。

  • ニセコ化するニッポン (谷頭和希)の書評

    「ニセコ化」とは、特定の場所が「選択と集中」によりテーマパーク化する現象を指します。著者はこの流れが全国で進行していると指摘し、多様な人々を受け入れる施設の増加が一つの対策だと述べます。特定の施設が来場者を選択すると一方で排除される人が出ますが、異なるターゲットの施設が複数あればそれを防げます。完全な満足は難しくとも、多様な選択肢を提供することで、より多くの人にとっての「居場所」を確保できるのです。

  • あいては人か 話が通じないときワニかもしれません(レーナ・スコーグホルム)の書評

    脳には「ヒト脳」「サル脳」「ワニ脳」の三層構造があります。ヒト脳は理性的な判断を、サル脳は感情を、ワニ脳は生存本能を司ります。ストレスが強まるとヒト脳から順に機能が低下し、最終的にワニ脳だけが働きます。効果的なコミュニケーションには、ストレスケアで脳全体を活用し、状況に応じて適切な対応をすることが重要です。

  • 1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略 (安野貴博)の書評

    本書の核心は、「わずか1%の変革者が社会全体に波及効果をもたらす」という考え方です。テクノロジーの力を活用すれば、政策を変えることができます。特に、AIを活用したブロードリスニングによって市民の声を可視化し、政策立案に反映させることが可能になります。こうした小さな変革の積み重ねが社会を動かし、個人や組織の挑戦を促す――本書は、その「1%の革命」の重要性を説く一冊です。

  • 脳を味方につけて独自性と創造性を発揮する技術 脳マネジメント(秋間早苗)の書評

    脳マネジメントは、自分の脳を味方につけ、主体的に生きるための技術です。「気づく」「働きかける」「体現する」の3ステップを通じ、無意識の反応を理解し、意識的に行動を選択できるようになります。言葉や姿勢、呼吸を変えることで脳を整え、自分ならではの力(オーセンティック・パワー)を発揮。主体的な思考と行動を習慣化し、不確実な時代を乗り越える力を育みます。

  • 人生は、捨て。 自由に生きるための47の秘訣(川原卓巳)の書評

    ときめきセンサーを鍛え、自分が本当に大切にしたいものを選ぶことで、あなただけの自由な生き方が見えてきます。五感を研ぎ澄まし、日常の小さな喜びに気づくと同時に、心が反応しないものを勇気をもって手放していくことで、人生の余白が生まれ、新たな可能性が広がります。本質的でないものを減らすほど、真に価値あるものが輝きを増し、人生の質は自然と向上していくのです。

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