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大福 りす
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2011/01/21

大福 りすさんの人気ランキング

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  • 孤火の森 を書き終えて

    孤火の森 を書き終えて

    孤火の森をお読みいただき、有難う御座いました。今回、孤火の森で一番最初に浮かんだシーンは、同じ姿をし、髪の毛を結ぶどころだけが違うポポとブブが逃げるように走っている姿でした。ストーリーの最初のシーンです。以前、『辰刻の雫~蒼い月~を書き終えて』で書いていましたが『次回からは先に書き出していたものが完全にストップしてしまい、次に書き出したものをアップしていきたいと思います。(今頑張って書いていますが、なかなかストップした先が浮かんでこない状態です)』そのストップしてしまったというところが””アーギャン””という言葉を打った途端でした。”アーギャン”と打ってからは全く何も浮かばなくなってしまい、完全にストップをしてしまいました。多分、年単位でストップをしていたと思います。それがある日、絞り絞りですが書けるよう...孤火の森を書き終えて

  • 孤火の森 第84最終回

    孤火の森 第84最終回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第80回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第84回キリアスがすぐにサイネムを見たが、後ろに居るザリアンと話しているようである。「遅い。それに八人が限界か。まだまだだ」これでは森の制圧にでも入って来られれば、すぐに押され負けてしまう。「すみません」サイネムがすっとジャジャムの真後ろに入り込むと指を組み形を変える。呪を唱えるのはザリアンに比べてほんの短いものであった。残っていた十一人全てが無表情になり歩を出した。「あ・・・」キリアスの目の前で残っていた従者たちが引いて行く。残ったのはワゴンに載せられた料理だけであった。ジャジャムがキリアスの前までやって来ると、無造作に扉に手をかけ押し開いていく。キ...孤火の森第84最終回

  • 孤火の森 第83回

    孤火の森 第83回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第80回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第83回小屋に行ってみると何かが居た、そう感じたと言う。そして船の上でサイネムが怒った時、あの時はあまりのことに気付かなかったが、こうして再会してみるとあの時のサイネムから発せられたものが、小屋に居た何かと似ているような気がしたということであった。それにあの時はドリバスが気になることを言っていた。父の話をドリバスから聞けるかもしれないと思った方が先に立ってしまっていた。「そうですか。あの時は本当に申し訳なかった。でも残念ながらわたしではありません」「残念ではなくて良かったと思っています。すみません突然に。それじゃあ、戻ります」もしサイネムが居たと言った...孤火の森第83回

  • 孤火の森 第82回

    孤火の森 第82回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第80回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第82回部屋の中から声がする。一つはサイネムの声だということは分かるが、もう一つは少女の声。ということはさっき熱を出していた少女しかいないが、元気そうな声である。何故だろうかと、ドリバスが首を傾げている。サイネムは呪でゼライアの熱を下げたはず。だが普通に考えると熱さましも飲まず、ましてやこんなに短い間に熱が下がるはずなどない。いま戸を開けゼライアの元気な姿を見せると怪しまれるだけだと考えたザリアン。「さっきはあそこで何をしていたん・・・ですか?」「ああ、わたしもリンゼンも呪師でね、あそこで・・・ああー!」急に大声を出したドリバスがリンゼンを見る。リンゼ...孤火の森第82回

  • 孤火の森 第81回

    孤火の森 第81回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第80回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第81回朝の食事を終えるとザリアンがサイネムの家を訪ねて来た。これから特訓であるが、その前にサイネムが別の事で口を開く。「話したか」「はい。ナーナリアに女州王とキリアスのことを訊いたそうです。あ、あくまでも名前を出さずに」そして思うところがありピアンサに話を聞いてもらいに行ったが、話す中で頭の整理が少し出来たということであった。「それで?」「ブリテルは女州王に落ち度はあったけど、キリアスに笑んでいてほしいと考えたこと自体は罪ではないのではないかって。人を傷つけたくて傷つけたのではないって」「それで?」「え?それしか言ってなかっ・・・言っていませんでした...孤火の森第81回

  • 孤火の森 第80回

    孤火の森 第80回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第70回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第80回いつの間にかキリアスが寝息を立てていた。千歳は柿人国王との話の様子を、のちに笙から聞かされていた。『紫式様が途中で入って来られてお話が一部頓挫してしまったのは残念で御座りましたが、ほんに、異国の民でありながら他国の民の心配もして下さり、有り難き限りで御座りましたぁ』そして時折見ていたキリアスの様子は、清々しいものであったと言う。『清々しいとは?』『気付いた者は居ないと思いまする。人の為に恥というものをご自分にお塗りになられておられました』毎日昼間に紫式と話しているだけではなく時折兵とも話していた。兵には上下関係がある。それは当たり前ではあるが、...孤火の森第80回

  • 孤火の森 第79回

    孤火の森 第79回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第70回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第79回「今日は客人があったとか?」「ええ、ちょっとした知り合いです」今日もジャジャムと夕食を食べている。どうしてジャジャムは夕食を誘いに来るのだろうか。「ああ、簡単なことです。ずっと一人で食していましたが、寄る年波にはかないませんで寂しくなってきたんです。キリアスであればお相手をして下さると思いまして。お嫌ですか?」「いいえ、そんなことはありません。ただ、どうしてかと思っただけです」するとジャジャムがおかしなことを言いだした。オリシオンはずっとキリアスを疑っていたようだが、ジャジャムはそうではなかったと。だがセイナカルに言われ、キリアスの周りを探って...孤火の森第79回

  • 孤火の森 第78回

    孤火の森 第78回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第70回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第78回「切り替えると言えば」キリアスは相手の立場になりすぎていた。もっと頭を切り替えて考えなくては、まともに旅が出来なかっただろうに。そう考えていた。そしてキリアスはあの時に聞いた話とは全く違う別人のようだったと思っていたのだった。聞いた話のあとにキリアスに何かがあったのか、それとも聞いた話が誇張されたものだったのかと考えていた。「それとなく訊いてみるのもいいか」聞いた話というのはキリアスの旅の途中での話であった。間違いなくジャッカ州のキリアスと言っていたというし、父が総兵隊長で剣を鍛えられたとも言っていたと聞いた。人違いではないはず。キリアスからは...孤火の森第78回

  • 孤火の森 第77回

    孤火の森 第77回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第70回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第77回またもやじわじわと青い海と空の色がくすんでゆき、全体が薄灰色になったかと思うと、今度もじわじわと違う場面が現れてきた。その場面に色が付いていく『これは・・・』先ほど見た夢と同じ。カーシャンがセイナカルにキリアスを紹介し、場面が変わったかと思うと、呪を使わなかった理由を小さな声でジャジャムに告げているセイナカルがいる。『呪を使わないのは、キリアスが居ない事に肩を落としているカーシャンを見て、誰もが熱い視線ではなく、憐憫な視線を送っているの。だから』どういうことかとゼライアが首を傾げ、この二つの場面がある意味での起点かとサイネムが憶測している。また...孤火の森第77回

  • 孤火の森 第76回

    孤火の森 第76回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第70回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第76回「長い道のりをご苦労でした」相手の格好を見て何をしに来たかは想像がつく。名を名乗り穏やかな顔でサイネムが言った。「サイネム・ローダルにお会いすることが出来るなんて、夢にも思っていませんでした」「単なる孤火の森の民です」「そのようなことは」気配を探ろうとした時、その相手が森の民と気付きサイネムとゼライアのところにすぐに知らせに行った。どこかの森の民が来ていると。そしてその背には大きな袋が背負われていた。「すぐに女王もこちらにいらっしゃいます」少しすると前を歩くザリアンとその後ろを歩くゼライアが現れた。孤火の森の民以外と会う時、話すという時には必ず...孤火の森第76回

  • 孤火の森 第75回

    孤火の森 第75回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第70回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第75回夢の誘導をすると、誘導された先が良い記憶のあった事柄ならば要らぬ心配であるが、後悔などをしている場合にはそれに関する色々な記憶が次々と蘇ってくる。すると夢を見ている本人がいろんな記憶に混乱を起こし歯止めが利かなくなり、その場に居る者がそのどこかの記憶に引きずり込まれるということが起きる。そして夢を見ている本人は混乱を起こし夢から覚めることが多いが、稀に混乱する夢の中で彷徨い、起きることが出来なくなってしまうこともある。(ここは・・・)昨夜のように、暗い灰色の背景の中にしなった茨の形をした徴が広がっているわけではなかった。徴の夢は見ないということ...孤火の森第75回

  • 孤火の森 第74回

    孤火の森 第74回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第70回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第74回急に暗転をしたと思ったら、次には少女ではなく女性の姿のセイナカルが映った。そのセイナカルが呪を使いだした。ゼライアが呪の先を見る。そこには一人の美しい女性が井戸の端に立っていた。その女性が一瞬意識を飛ばした時、身体がよろめき大きな音をたて井戸の中に落ちた。すぐに人が集まってくるのが見え、女性は助け出されたが顔から身体から血を流している。だがこれが真実とは限らない。あくまでもセイナカルの夢である。呪をかけているセイナカルはこの場に居なく、この場を見ることは出来なかったはず。この場面は後に聞いた話をセイナカルが想像し作っている場面ということになる。...孤火の森第74回

  • 孤火の森 第73回

    孤火の森 第73回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第70回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第73回『困ったことが無くても、いつでもまた来てくれ』とサイネムや森の民たちに見送られキリアスが森を後にした。やはり噂に聞く残忍な森の民ではなかった。「サイネム」ゼライアに呼ばれキリアスを見送っていたサイネムが振り返る。「アーギャンのことも気になりますが今のキリアスの話も」「ああ、順を追って話そう」三人でゼライアの家に入ると、まずはアーギャンのことから話した。とは言ってもアーギャンを移動させた時にはゼライアと視覚の共有をしていた。そこのところは話す必要はない。移動させた後、一週間アーギャンの様子を見ていたが、元の場所に戻るという様子は見られなかった。だ...孤火の森第73回

  • 孤火の森 第72回

    孤火の森 第72回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第70回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第72回馬を駆けさせ森にやって来た。目の前には草原が広がっている。ゆっくりと馬を歩かせる。左の方向に小屋が見える。兵たちが色々言っていた小屋がこれなのだろう。その小屋に向かって進行方向を斜め左に変える。小屋の前にはいくつかの手綱掛けがある。馬から降りそこに手綱をかけると森を見た。一面に広がる緑の葉を付けた木々が見える。この森には一度も来たことは無かった。この森が死んでいたという想像ができない。鞍に付けていた木箱から花の束を出し手に持った。そして一歩ずつ森に向かって歩いて行く。あと一歩で森に入るというところで足が止まった。やはり迷わされたら、と考えてしま...孤火の森第72回

  • 孤火の森 第71回

    孤火の森 第71回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第70回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第71回旅から戻って来て全く違っていたキリアスだったのに、カーシャンに対してだけは昔と変わらなかった。少々口うるさいところはあったが、カーシャンに向けられる目は昔と同じだった。「きみは人が好過ぎる。まぁ、そうさせていたのは僕だけどね」だがさせられていたとしても、潰そうとしている相手にあんなに優しい目を向けるなんて。「ああ、それが・・・君か」上げていた顔を下げ、数歩歩くとベッドに腰掛ける。「でもね、わたしはきみを見ていると、あの時のことを思い出して嫌だったんだ」キリアスが他州、他国へ行ってしまい数日が経った頃、イジメに遭うことになった。理由は相手から告げ...孤火の森第71回

  • 孤火の森 第70回

    孤火の森 第70回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第60回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第70回たとえ相手が釧路と言えど、城に入り不思議な声を聞いたとか、鍵が降ってきたとか、道案内をされたなどという話は出来ない。無難な方に話を振る。「仔犬だったイヌが十年も白玉の臭いを覚えていたとか、医者先生とカブキが俺を助けてくれた時って隠れ家が兵に見つかったんだ。それで逃げてたのを助けてもらったんだけど、どう考えても兵に隠れ家が見つかるはずはなかったんだ。祇園に助けてもらってからは、ずっと外には出ないで籠ってたのに」「うーん・・・犬の医者ではありませんから、イヌのことは何とも言えませんが、兵はねぇ・・・侮らない方がいいですよ。ましてやあの時の兵は必死の...孤火の森第70回

  • 孤火の森 第69回

    孤火の森 第69回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第60回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第69回どこにいったのかと白玉が辺りを見るがどこにも見当たらない。だがここで一緒に探すとも言えず戸を開けると、そこに落ちているではないか。「あの、この紙で御座ろうか」紙を拾い上げピラピラと振ってみせ、それを読み上げるようにする。「えっと、葡萄酒畑―――」そこまで読むと今津以外の全員がドドドと押し寄せてきた。白玉を囲むようにその紙を見てくる。白玉が目の前にいる周南に紙を渡し、周南がそれを読み上げる。「葡萄酒畑以下全て取り止め」「え?」全員がその口のままで止まっている。周南が表裏を変え全員に見せる。周南の言うようにその文字が書かれ、その下には場所も書かれて...孤火の森第69回

  • 孤火の森 第68回

    孤火の森 第68回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第60回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第68回一陣の風が吹きサイネムの白銀の髪が舞った。(歩いて三、四日ほどの距離)自分の身体を一度上から見ると目線を変え、右手方向を見る。飛んでいる状態で徒歩の感覚がつかめるだろうかとは思うが、千歳は高い崖があると言っていた。それが一つの目安になる。右手の方向に飛んでいく。海沿いを暫く飛んでいると、砂浜が姿を消し岩浜が多くなっている所に来たが、そこには人家が見える。ここにアーギャンを連れてくるわけにはいかない。それに千歳の言っていた高い崖がどこにも見えない。(まだまだ先と言うことか)「なんだと!」総兵隊長が大声を上げた。まさか皇子が勝手に銃を受け取っていた...孤火の森第68回

  • 孤火の森 第67回

    孤火の森 第67回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第60回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第67回長い船の旅を終え船を降りると、馬車を乗り継ぎ七日ほどでやっと着いた。「ここがアンチの」船の中でサイネムが『若頭』と言った時『若頭はやめてくれ。もう群れの人間でもなければ、ジャッカ州の人間でもない。安智で頼む』と言われていた。荒波の中に凸凹とした岩がいくつも見える。「ああ、オレの・・・オレ達の郷」船に乗っているときに見た波とは全然違う。白波を立たせ岩にぶつかる。白波が浜を打ち付ける。「荒い波ですなぁ」ドリバスとリンゼンはジャッカ州を出て転々としたが、その時に海は見ていた。だがこれほどに荒い海を見たことは無かった。「アーギャンはどこに」見渡した限り...孤火の森第67回

  • 孤火の森 第66回

    孤火の森 第66回

    『孤火の森』目次『孤火の森』第1回から第60回までの目次は以下の『孤火の森』リンクページからお願いいたします。『孤火の森』リンクページ孤火の森(こびのもり)第66回『二人とも呪師でリンゼンとドリバス』一人づつを指して言ったが、名前だけで男か女かは分かる。それに安智はリンゼンという名を波路から聞いていた。そのリンゼンがどういう環境にいた者かも。リンゼンとドリバスは、波路であるリョーシャンと別れてからもずっと一緒に居た。そしていつまでも州兵に怯えて暮らすのは心臓に悪いということで、ジャッカ州を出ようということになり、隣の州では心許なく幾つもの州を越えたということであった。『前に話していたリンゼン。あの時、女王の森に居た呪師だよ』波路、その時はリョ―シャンという名で兄である安智を探していた。たった一通しか届かな...孤火の森第66回

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