chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 「神と小羊の御座」第四章 教会と小羊 (1)

    「また、七つの最後の災害が満ちた七つの鉢を持った七人の御使いのひとりが来て、私に語って言った、『ここに来なさい。あなたに小羊の妻である花嫁を見せよう』。そして彼は私を御霊の中で、大きな高い山へ連れて行き、聖なる都エルサレムが天から出て、神から下って来るのを私に見せた。その光は最も尊い宝石のようであり、水晶のように透明な碧玉のようであった」(黙示録二一・九~十一)。 私たちは前回の黙想で、小羊に関す...

  • 「神と小羊の御座」第三章 王国と小羊 (10)

    この転機により、私たちの天然の命のまさに中心を砕かれて折られることにより、主は私たちを全くみこころに適う者にすることができます。その時から、私たちは開かれた天の意味を知るようになります。天が開かれたのは、神の小羊がヨルダン川とバプテスマの水に下って行かれた時でした。そこで彼は、ご自身が十字架に行って死んで復活することを、予型的に宣言されました。その時、天が開かれ、御霊が彼を照らし、神の王国に関す...

  • 「神と小羊の御座」第三章 王国と小羊 (9)

    小羊の性質 さて、神のみこころ・御旨に至るのは小羊の道によります。小羊は、あらゆる天然の力の正反対です。さて獅子についてですが――獅子と言えば何が思い浮かぶでしょう?何か恐ろしいもの、獰猛なもの、強大なもの、力を誇示するものが思い浮かびます。ああ、そうです、それが自然な見方です。しかし、神の考えはこうです。すなわち、神の獅子は小羊であり、しかもほふられたばかりのような小羊なのです。それは主イエスの死...

  • 「神と小羊の御座」第三章 王国と小羊 (8)

    王国とは何でしょう?ちょっと立ち止まって考えてみましょう。エペソ人への手紙が私たちにはっきりと明示しているように、この現在の地上やその周囲、地上と天上の間の空間には、悪の霊の勢力が住んでおり、この世界全体が彼らによって国々や区画に分けられています。それらの国々や区画は、ひとりの悪の君によって支配されており、その下には副王たちと、それから無数の悪の霊の軍勢がいます。パウロはそれを、「主権者たち、権...

  • 「神と小羊の御座」第三章 王国と小羊 (7)

    主イエス――勝利者 神の御霊によるこの意図的な形象の変化は、一つの目的、一つの狙いのためです。力の秘訣は何でしょう、力の性質は何でしょう、打ち勝つための能力は何でしょう?私たちの命、打ち勝つ命、勝利の命、栄光と豊かさの命となるべきものは何でしょう?獅子たる自覚、獅子のようにすべてに処することでしょうか?いいえ、天然の力と能力をすべて滅ぼす十字架の意味を知ることです。私たちの内におられる主イエスご自身...

  • 「神と小羊の御座」第三章 王国と小羊 (6)

    この基礎となる節を見ると、これが象徴によって鮮明に示されていることがわかります。ここに裁き、すべての諸国民の裁きの巻物があって、七つの封印で封印されています。この巻物は開かれなければなりません。諸国民は裁かれなければなりません。しかし、誰がこの巻物を開くのにふさわしいでしょう?誰にその権利があるでしょう、誰が諸国民を裁くのに道徳的にふさわしいでしょう?先見者は言います、その巻物を開いて、宇宙のこ...

  • 「神と小羊の御座」第三章 王国と小羊 (5)

    旧創造は十字架によって滅ぼされる 手足が折れるとどうなるかはご存じでしょう。実際に手足が折れたら、何ができるでしょう?それを支配する力もなければ、制御することもできません。それで何かをしたくてもできません。それに指示する力、それを支配する力、使用する力をすっかり失います。力はなくなりました。さて、これを背骨に、脊柱に当てはめてみてください。脊柱は、あなたの骨格全体、体格全体を支えているものです――背...

  • 「神と小羊の御座」第三章 王国と小羊 (4)

    朽ちることのない命の王国に対する戦い しかし、この戦いの性質はどのようなものでしょう?それは一般的な霊的圧力や戦いかもしれませんが、私たちはそれについてよく知っています。それは外側からの迫害や苦難かもしれません(教会はこれをよく知っています)。しかし黙示録を開くと、復活した主がこの地上で表現されている教会を対処しておられるのを見いだします。教会(ここでは七つの教会に代表されています)への主の来臨は...

  • 「神と小羊の御座」第三章 王国と小羊 (3)

    ですから、王国と、私たちが受け継ぐことになる王国の到来とについて話すのは素晴らしいことですし、「あなたの王国が来ますように」と祈ること、王国と王国の到来する日についての偉大な知的観念を持つことも素晴らしいことなのですが――他方において、主イエスは「王国はあなたたちの内にあります」とも言われました。王国はそこから始まります。まもなく王国を継ぐことになると確信するには、私たちは自分の内にある王国が何を...

  • 「神と小羊の御座」第三章 王国と小羊 (2)

    ご存じのように、マタイによる福音書は王と王国の福音書です。王国の知らせが布告され始めますが、王が紹介されて王国の知らせが発せられるやいなや、別の王国が反対して立ち上がります。王と王国の知らせが紹介された末に、王は十字架につけられ、王国は沈黙させられたかのように見えます。しかし、黙示録はそれとは全く別の面を私たちに見せます。十字架上での王の死と王国の福音に対するこの反対は敗北や災いを意味するもので...

  • 「神と小羊の御座」第三章 王国と小羊 (1)

    「また、七つの最後の災害が満ちた七つの鉢を持った七人の御使いのひとりが来て、私に語って言った、『ここに来なさい。あなたに小羊の妻である花嫁を見せよう』。そして彼は私を御霊の中で、大きな高い山へ連れて行き、聖なる都エルサレムが天から出て、神から下って来るのを私に見せたが、それは神の栄光を持っていた。その光は最も尊い宝石のようであり、水晶のように透明な碧玉のようであった」(黙示録二一・九~十一)。「ま...

  • 「神と小羊の御座」第二章 神の七つの霊 (11)

    愛の御霊 「エペソよ、あなたは初めの愛を離れてしまいました!フィラデルフィアよ、あなたはその愛を持っており、人々はわたしがあなたを愛していることを知るでしょう!」。これは愛の御霊です。 これ以上先には進みませんが、神には完全な御旨があること、そして私たちの中でこの御旨が実現可能になるのは小羊によることを、理解していただきたいと思います。小羊が行われたすべてのこと、その尊い血のすべての功績により、私...

  • 「神と小羊の御座」第二章 神の七つの霊 (10)

    真理の御霊 最後に来ると、そこには神の完全な御旨を表す器が見られます(二二章が今の箇所から始まるのは残念です。その前から始まるべきです)。この五つの節を理解するには、その少し前に戻ることが大いに必要であることに気づきます。それに至るのは小羊の妻、教会、新しいエルサレムです。小羊の妻であるこの新しいエルサレムは、神の完全な御旨が最後に実現される時、その器、その化身となります。そして、この器の特徴の一...

  • 「神と小羊の御座」第二章 神の七つの霊 (9)

    燃える御霊 次に、私があえて話さない他の諸々の点がありますが、この神の霊の七重の表われがいかなるものなのかということだけ述べることにします。第一に命の御霊、次に燃える御霊です。というのは、これらはともし火であり、神の御前で火のようだからです。ともし火としての御霊、燃えるような御霊です。火のような御霊は常に霊的熱意を物語ります。主が少なくともいくつかの教会を対処されたのは、この点に関するものだったこ...

  • 「神と小羊の御座」第二章 神の七つの霊 (8)

    これを思い出すのはとても厳粛なことです。私たちは主に、自分自身の自己欺瞞と盲目さから救ってください、と求めなければならないと思います。御座の周りの虹によって示されている恵みにより、小羊の血によって示されているあわれみにより、彼に求めようではありませんか。主から見て御旨に反することに対して、注意して目を覚ましていられますように、と。たとえ本当に主を愛し、神のためにすべてをささげたいと感じ、心の中で...

  • 「神と小羊の御座」第二章 神の七つの霊 (7)

    主イエスは黙示録の中で、その目が火の炎のような方として紹介されています。次に、その少し後で、七つの目を持つ小羊として示されます。最後に、新しい聖所のともし火として、すなわち天のエルサレムのともし火として示されます。七つの目!これらのともし火が神の御座の前で常に燃えています!神の霊はその力の中で来臨して、ここにあるすべてのものを顧みてくださいます。それが意味するところに私たちは印象付けられる必要が...

  • 「神と小羊の御座」第二章 神の七つの霊 (6)

    命の御霊 聖霊によって証しされる神の七重の性質は、まず第一に、命の御霊です。神の霊の最も最初の表われは命です。創世記の初めから黙示録の終わりまで、神の御言葉のどこを見ても、神の霊の最初の表われは命であることがわかります。御霊は死と暗闇と混沌の上を覆われました。御霊の最初の行動は、死の状態から脱け出させることでした。これは天然の被造物に言えますし、新創造にも言えます。新創造への最初の動きは、尊い血に...

  • 「神と小羊の御座」第二章 神の七つの霊 (5)

    さて、四章では万物を創造したのは神です。賛美が、御座に座している、万物を創造された方にささげられています。「あなたは万物を創造され、あなたのみこころのゆえに、万物は存在し、創造されたからです」。御座に座している方の御座の前に、創造者の七つの燃えるともし火があります。ともし火は常に証しを表すことを思い出してください。ですからここでは、みこころのゆえに万物を創造された方の御座の前にあるこれらの七つの...

  • 「神と小羊の御座」第二章 神の七つの霊 (4)

    「神の七つの霊」 要点は、サタンを内側から打ち倒すものは何か?ということです。その答えは、物事が神にしたがったものになることです。しかし、それはどういうことでしょう?それは、七つのともし火、七つの目、七つの角という、この高度に象徴的な言葉が示唆しているものであるように、私には思われます。それはみな神の七つの霊です。その意味を理解するとき、私たちはサタンの力を無にする内側の状況というこの問題全体への...

  • 「神と小羊の御座」第二章 神の七つの霊 (3)

    さて、私たちはこの書で明らかにされている事実から、必要な励ましと慰めをすべて得ることができます。教会に対するサタンのこの世における働きに関するかぎり、その働きは破滅する運命にありますし、サタンも破滅する運命にあります。黙示録にある絵図ほど、神の民に対するサタンの働きに関する価値ある絵図は、どこにも見当たりません。この書では、サタンが聖徒たちに対して、小羊に対して戦争を仕掛けて、恐ろしい事が起きる...

  • 「神と小羊の御座」第二章 神の七つの霊 (2)

    そこで、外側からと内側からの敵の二重の攻撃の結果、これらすべての手紙が書かれました。これらの手紙を使徒たちはこの二つの状況に対処するために書いたのです。いくつかの手紙は特に、試練の中にある聖徒たちを慰め、励まし、世話するために書かれました。ペテロは特にそのために手紙を書きました。「あなたたちの上に臨んでいる火のような試練については」と彼は述べています。使徒たちはいくつかの手紙を、迫害されている人...

  • 「神と小羊の御座」第二章 神の七つの霊 (1)

    朗読:黙示録二二・一~五。「私は、私に語りかけたその声を見ようとして振り向いた。振り向くと、七つの金の燭台を見た。その燭台の間に、人の子のような方がおられた」(黙示録一・十二~十五)。「御座からは、いなずまと声と雷鳴とが発している。そして七つのともし火が、御座の前で燃えていた。この七つのともし火は、神の七つの霊である」(黙示録四・五)。「私はまた、御座と四つの生き物の間、長老たちの間に、ほふられた...

  • 「神と小羊の御座」第一章 最初の者であり最後の者であるイエス・キリスト (11)

    次に、ここでは「教会(単数形)」や「諸教会(複数形)」といった言葉についても解き明かされています。同じものがそれらを支配しています。教会(単数形)とは何でしょう?ここで言う教会(単数形)とは、教会全体、キリストのからだ全体、彼のからだである宇宙的な霊的教会のことです。それは、イエスは死と死が意味するところすべてに打ち勝ったという証しを入れるための器です。彼が復活させられるまで、彼の復活と勝利の御...

  • 「神と小羊の御座」第一章 最初の者であり最後の者であるイエス・キリスト (10)

    この箇所から、神が何に向かって働いておられるのかがわかります。この箇所は聖書における重大な事柄を解き明かしている、と指摘して終えることにします。第一に、神の御座があります。この句は、「神の王国」という言葉と全く同じ意味です。「あなたの王国が来ますように」と祈るよう命じられているのは、このためです。「王国と力と栄光は、永遠にあなたのものだからです」(改訳者たちは「王国」という言葉を削除して欄外に置...

  • 「神と小羊の御座」第一章 最初の者であり最後の者であるイエス・キリスト (9)

    永遠の御旨の光の教会への適用 七つの教会への七つのメッセージは、いったい何なのでしょう?それらはみなこれについてです。お望みなら、それを分解して、各教会に具体的に適用することもできますが、その最終的結果を見ると、それはこれです。腐敗させるようなことが起きて、そのせいで勝利の命の証しが無効化されました。これが問題です。諸教会に対する包括的・総括的なメッセージは、「勝利の命の立場に戻りなさい!この腐敗...

  • 「神と小羊の御座」第一章 最初の者であり最後の者であるイエス・キリスト (8)

    私たち自身の個人生活や神との来歴における、あなたや私に対する神の取り扱いはみな、これに関してです。しかし、これは宇宙の歴史のある時点や日時に到来するものではないことを、私たちは認識しなければなりません。これは今、神が私たちの内になさっていることなのです。神はあなたや私の内に何をなさっているのでしょう?私たちに対する彼の取り扱いの目的は何でしょう?なぜ彼は、このような火のような試練がすべて私たちの...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、オリバーさんをフォローしませんか?

ハンドル名
オリバーさん
ブログタイトル
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 新着ブログ
フォロー
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 新着ブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用