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  • 『坊ちゃん』のマドンナとは Ⅱ?

    「ラフハエルのマドンナ」という語句も含めて、『坊ちゃん』には、"マドンナ"が30回ほど使われている。むろん、マドンナ嬢が30回も登場するわけではない。 このマドンナ嬢を、坊ちゃんは 「マドンナと云うのは何でも赤シャツの馴染の芸者の渾名か何かに違いない」 とおもっている。...

  • 【雑記】 モナリサ

    漱石に『永日小品』というものがある。 なんというか、細々とした日常の雑記が綴られたような文章の集まりだ。今ならば、気ままに書き連ねるブログ記事といえようか。 そのお題をちょっと並べてみよう。 「元日」 「蛇」 「泥棒」 「柿」 「火鉢」 ・・・ など、漱...

  • 【雑記】 南部せんべい 産地についての考察

    仰々しくも、◯◯考察なんてタイトルにしたが、半分は冗談で半分は本気の記事だ(笑)。 山手と下町、海の手と川の手、を引き合いに出しながら、土地の区切り目が生活習慣の違いに通ずる、なんとなくそんなことにふれてきた(そのつもりなのだが・・・)。 こうした生活感や土地事情の相違...

  • 「漱石 マドンナの坂」シリーズ(6) -『こころ』 3-

    美禰子の家について。 ※ 【漱石・マドンナの坂地図】 をご参照ください。 美禰子の家、現在の住所では本郷四丁目付近。 明治二年、こころあたりを、明治政府は"本郷真砂町(まさごちょう)"と名付けた。江戸時代ならば本郷古庵屋敷と本郷真光寺門前なる呼び名であったのだが、江戸...

  • ウオー、警察官のデモだ!!!

    (2011.10.22日午後、渋谷。写真:田中龍作氏撮影) 都内では、原発の反対デモが頻繁にある。 が、体制(警察など・・・)がデモ隊をびっしりと固める。 こんな警察官の隊列も本当はデモに参加したいのであろう。 詳しくはコチラへ → 田中龍作ジャーナル

  • 迷子の子像トミィ

    ”ぼくはトミィ。群れからはぐれて困っていたところをWWFの人たちに助けてもらったんだ。早く森に帰れるようにWWFの活動を応援してね!”

  • 「漱石 マドンナの坂」シリーズ(5) -『それから』 九-

    【三千代さん、神楽坂をのぼり来る 3】 (三千代 白百合の技 1) 花屋さんで創業から百五十年、七、八代が受け継いできた店といえば立派な老舗であろう。神楽坂下にある「花豊」は、そんなお店である。 "神楽坂って花屋さんが多いね" なんてことをときおり耳にするが、筆者が知っ...

  • 「漱石 マドンナの坂」シリーズ(5) -『それから』 五-

    【啄木くん、漱石先生の奥さんの見舞金に泣く】 石川啄木に "借金メモ" なるものがある。明治三十七年(一九◯四)の暮れから明治四十二年(一九◯九)の秋までの書き込みだ。五十名近くの人の名の横に借入額が記されており、総額が一千三百七十二円五十銭。これがどれほどの額なのか。 ...

  • 「漱石 マドンナの坂」シリーズ -だいそれた予告-

    「日本は西洋から借金でもしなければ、到底立ち行かない国だ。 それでいて、一等国を以て任じている。そうして、無理にも一等国の仲間入りをしようとする。 だから、あらゆる方向に向かって、奥行きを削って、一等国だけの間口を張っちまった。なまじ張れるから、なお悲惨なものだ。牛と競争を...

  • 「漱石の東京地図」 (1) - ピーナッツ -

    植物分類ではマメ科ラッカセイ属の一年草ラッカセイなるもの。これを南京豆、落花生、ピーナッツと呼ぶ。 そして、なんとなくではあるが、殻付きは落花生、殻なしで茶色の薄皮のつぶつぶは南京豆、素肌ツルツルの種子はピーナッツとわけられているようでもある。 しかしながら、物語散歩人の...

  • kagura-zaka -1-

    TOKYO kagura-zaka

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自転車で物語散歩
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