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K.M. Rodsmiths https://blog.goo.ne.jp/angler-k_1958

バンブーロッド製作とフライフィッシング。ロッドや関連グッズの製作過程、渓流の釣行記。猫、時々、剣道と日本刀。

全然釣りに行けてない。新作ロッドを作って釣りに行くぞ!

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2010/12/02

  • 完成…ではない、まだ仮巻き

    始めたら早いというか、雑というか…選んだ目貫には厚みがあり、にその上で柄糸をねじって(実際は折って)クロスさせる。それにより更に厚みが出ることは、試し巻をする前に予想していた。既製品の柄を作った職人が、折り目を固定するためボンドを使っていて、その跡が残ってしまった。巻き直すと位置が異なってくるので、ボンドの跡が表に出てしまう。しばらく使ってるうちに取れると思うので、気にしない。それより目貫の所だ、『また削り直しか?いや、全部巻いてみないと判断できない。』そこで、菱紙も入れて、このまま使えるように全体を巻いて、刀にセットし何度も振った。仮想の敵を何人も斬ったが、全く違和感なく握りの良いアクセントになっている。こういうことが、モノ作りの面白さというか醍醐味だ。ロッドビルドでは新たな試みをするとき、異なったテー...完成…ではない、まだ仮巻き

  • 柄製作 進捗状況

    物斬りはしないが、強度は確保する必要がある。また、せっかく作るのだから、持った感触と見た目のバランスにはこだわりたい。一度柄糸をまいて感触とバランスを確め、解いて下地を削り直した。ほんの数ミリの違いが、握り心地や見た目の大きな差となって現れる。同じ様なことは、ロッドビルドのテーパー設定や、グリップのデザインでイヤというほど経験している。とても奥が深く、興味深い世界(ハマったら抜け出せない沼)である。新しい革製柄糸も発注済みだが、前のヤツが使えそう。絹糸なら在庫があるが、今回は肥後の革糸巻きにしたい。長さは、さすがに七寸はやめて、八寸弱にした。八寸といえば、九州の川でこのサイズのヤマメ、アマゴが釣れると、まあいい釣りができたと満足できるサイズだ。九州では20年以上住んでて、結局泣き尺止まり。でも、隣の山口で...柄製作進捗状況

  • 柄下地

    今付けている柄は、パーツで買うより完成品の方が安いという不思議な価格設定である。だから、しばらく使って飽きたら、バラしてパーツだけ再使用し作り替えるのもアリなのだ。サメは短冊なので、親粒付きの巻きに代える。目貫は、手持ちの時代物を使う。柄糸も、全体を短くするので再使用できるかな、と思う。勿論、大切なのは、強度、そして、持った時の感触である。日本刀の弱点の一つとして、柄回りが挙げられる。物斬りに特化した現代刀なら、茎が長いものもある。だが、江戸以前の刀の場合、多くは柄の半分くらいの長さしかない。ゆえに、流派にもよるだろうが、竹刀のように両手の間を開けて持つことはしない。強度については、下地がプラスチックの摸造刀を振る人がいるが、これは危険だと思う。ま、急ぐ必要はないので、じっくりやる。とか言いながら、下地の...柄下地

  • 2023/04/10

    一応拵えが完成した。下段の拵えは、刀身と金物以外はほぼ自作である。それに対して、上段は刀身以外ほぼ既製品だ。反りが合わないという表現があるが、これは正に刀剣用語で、どんなに素晴らしい拵えでも、合わなければ刀を納められない。1.4と1.9㎝の二振の、鞘を差し替えたら、絶対に入らない。二振りとも、武器として使うことは絶対ないし、物斬りもしないが、使えるようにはしておく。いろんな意味で、どうバランスをとるかは難しいところだ。で、今回の一振りは、サイズ的には誂えたような物が手に入った。武用刀として強度等問題ない。ただ、柄だけは、私なりのこだわりがあるので、数年後自作することになるだろう。2023/04/10

  • 刀剣

    刃渡り2尺2寸5分刀身のみ656.6g反り1.4㎝重ね、幅ともに尋常。以前からある一口に比べ軽い。良くは分からないが、全体の体配からして江戸中期くらいの物か。もしかする、ともう少し古いかもしれない。拵えは肥後で制作中。物斬りには使わない。時々形を抜くくらい。刀剣

  • 今日のネコ

    今のお気に入りは、冷凍庫の上だ。真上にエアコンがあり、とても暖かい。コロコロしたり…毛繕いしたり…まったりしたり…気ままなネコの時間だ。今日のネコ

  • 漆塗り

    中古の胴を安く入手したので、いろいろいじってみた。いつぐらいの物かわからないが、胸、胴台ともにかなりがっちり作ってある。特に胸は、今どきの物よりかなりしっかりしている。全体的に奇麗なのだが、中央付近に深めの傷が数本ついていた。打たれ傷もあるが、コンパウンドで軽く磨けば取れる程度。塗装するには、余計な物は取り外すのが基本だが、外さずに塗ってみた。裏の朱漆はあまり劣化してなく、剥がすのにちょっと手間がかかった。表は黒呂で3回、塗って研いで磨いて、裏は拭き漆2回で、完成。冬場は気温が低いため、漆塗りには適さないと聞いたが、室内で必要な湿度を保てば問題なく硬化し、あまり日を置くことなく次の作業に移ることができた。前から欲しかった、波千鳥のデザインの胴が手に入った。この胴は、稽古用として普段に使う予定である。酷使し...漆塗り

  • こたつ

    出して数日間は中にいたが、まだちょっと熱いのか入らなくなった。時々出てきては、水をガブ飲みしていた。その代わり、上に乗っかるようになった。天板はないので、この部分もホカホカだ。上でも中でも、どっちでも、そこがその時一番良いところだ。こたつ

  • 秩父三社参拝

    三峰神社は、以前参拝している。今回は、残りの二社に参拝した。宝登山神社は、色鮮やかな拝殿があり、更に登ったところに奥宮がある。ロープウェイで行けるので、階段を登るのは十分程か。未だ昼前だったので、秩父神社に行くことにした。こちらの神社は、残念ながら工事中のため足場が組んであり、隙間から社殿を覗くしかなかった。左甚五郎作の彫刻はかろうじて見ることが出来た。秩父三社参拝

  • モミモミ

    ソファーの上に畳んである毛布をじーっと見ていた。これは!と思い、毛布をクチャクチャにしてみた。思った通り、ピョンと飛び乗りモミモミし始めた。10分程、焦点の定まらない虚ろな目でモミモミ。そして、満足したのか、我に返った表情になると、降りていった。キチンと畳んだヤツではダメなようだ。モミモミ

  • 竹刀

    これからの季節、竹刀は袋に入れておかないと、必要以上に乾燥して割れやすくなる。九州よりも、関東の冬は湿度がグッと低いようなので、注意が必要だ。私の使っている安価な竹刀は、苛性ソーダにドブ漬けして油抜きしていると思う。この時の温度や時間を間違えると、パッサパサで脆く使い物にならない竹になる。自然乾燥で2年、直火かヒートガンで油抜きした竹とは比べ物にならない。国産真竹の竹刀が欲しいところだが、予算の関係でなかなか難しい。桂竹の竹刀が劣るということではないが、国産真竹の竹刀には何か憧れみたいなものがある。現役の頃は、普通に真竹の竹刀を使っていた。(自分で買ったのではなく、親に買ってもらってたので)以前ホームセンターで入手した桂竹は、軽くてトンキンとは異なる素晴らしいアクションのロッドになった。また、桂竹の方が真...竹刀

  • 胸取り付け―樹脂胴編

    綴じ紐の劣化のため取り外していた胸を、取り付けた。前回の竹胴に比べ、呆気ないくらい簡単だった。理由は、元々の胸を再利用したので、綴じ穴の位置合わせの必要がないことである。隣でネコが色々とお手伝いしてくれたが、サクサク作業出来た。綴じ紐を木槌で叩いて密着させ、軽くカシューを塗って完成だ。漆もカシューも植物由来の塗料で、似ている点もあるが、やはり違うと思う。漆は、手間がかかるし扱いにくいが、硬く強い感じがする。カシューの方は、粘りがある感じだが、水研ぎするには、夏でも4日は必要だ。また、試したことはないが、それぞれ相性が良くないらしい。つまり、カシューの上に漆は乗らないらしく、その逆もまた…近いうち、前に作った延べ竿で、試そうと思っている。延べ竿はガイドがないので、塗るも剥がすもやりやすい。クリックしてね胸取り付け―樹脂胴編

  • 猛暑

    台風が来る前の数日間は、とにかく暑かった。剣道の稽古なんて行った日には、剣道着が搾れるくらい汗をかく。お陰で、稽古後のビールの何と旨いこと…我が家のネコは、ご覧の通り長毛種。ゆえに暑さに弱いらしく、室温管理は欠かせない。試しに氷を与えてみたら、美味しそうにペロペロなめていた。猛暑

  • 何とか完成

    胴台に胸を綴じて完成。胸の取り付けには、苦労した。キレイにはできず、アラだらけになってしまった。胴台に合わせ胸に穴を開けて革紐で綴じるだけなのだが、それが難しいのだ。強度的には全く問題ないので、当分このまま使う。せっかく取付けたのであるし、勿体ないので数年は使おう。実は、好みのデザインが、価格等の問題で手に入らなかった。急ぐ必要は全くないので、じっくり探そうと思う。若い頃は、時間をかけて物事をやるのは、大の苦手だった。今でも、エイヤッとやってしまう性格は変わりない。でも、だいぶ大人になった、と自分では思う。と言うより、年を取っただけなのか。胴台を竹で組むなんて、絶対にやりません。良質な真竹が手に入れば、竹刀と…なんて、決して考えてません。クリックしてね何とか完成

  • 仕上げ

    2種類のコンパウンドで仕上げた。バフ掛けすれば鏡面仕上げ出来るが、調度品ではなく道具なのでやらない。稽古で使って、打たれてキズが付く物なのだから。大昔、キズの入ったクランクケース等を、鏡面仕上げして遊んだものだ。ダイナモカバーの灰皿は良かった。下地の処理がテキトーだと、上擦り漆の透明度が高いので、透けてしまう。濃い色で塗りつぶすなら、下地のアラは隠せるが、透き系の塗料ではそうは行かない。また漆を遣る機会があれば、この点に注意しなければいけない。撮影しようとスマホを構えていると、やって来ました、チョッカイ出しに。ここまで来て、爪研ぎなどされたらたまらないので、即撤収!クリックしてね仕上げ

  • 漆塗り

    当初、表はそのままで行くつもりだった。でも、よく見ると、少々赤みが強く、もうちょっと深みが欲しいし、斑な感じにもしたい。それに、漆も余ってる…という事で、ひと塗りすることにした。で、画像は、仕上げ塗り前の水研ぎをしているところである。ペーパーの番手を上げて、さらに水研ぎをする。このままコンパウンドで磨いて、仕上げても良いが、最後の上擦り漆をしようと思う。実は、仕上げ用の漆も既に手元にあったりする。ロッドの漆塗りは経験があるが、このような広い面積は始めてなので、色々と勉強になった。塗りは、手間を惜しまずじっくり丁寧にやる以外ない。そのため、最も苦手な作業ではある。クリックしてね漆塗り

  • 剣道具

    ランディングネットをやっていたのだが、急にこっちの方をやりたくなってしまった。未使用品だが、古い物なので、一通りメンテナンスしてから組もうと思う。ひび割れや歪み、ガタつきはない。ただ、何年使えるか分からないし、自分自身も、あと何年できるかわからない。そのため高価なパーツは使わずに、質素で品良くまとめたい。かつては派手な飾りが主流だったが、今はシンプルなデザインの方がが好まれる。表は、特にイジル必要がないので、軽く磨くくらい。磨いて艶が出なければ、薄く塗装すれば十分だろう。裏は、先ずはサンドぺーパーで軽く剥いて、ロッドに使っている塗料で竹を保護し、拭き漆だな。クリックしてね剣道具

  • ネット

    愛用のを失くしてしまい、新たに作ることにした。ネットは、ポンタさん作を含め、四本持ってる。でも、大きさ、デザインetc.魚と一緒に画像に残すには、自作の物でないといけない。フレーム成型が済み、乾燥すれば接着する。先ずは木を二枚↓、次に竹を接着する。竹を使わなければ、三枚一気に行けるのだが、私の腕では無理。次の工程は、竹フレームを成型・接着、そしてグリップ周りの成型だ。今1センチ幅くらいで割ってあるのは、トンキンだけだが、トンキンを↑の形に成型する自信がない。真竹か佳竹を新たに割るしかなかろう。割るからには、ロッドも作らんといけん…で、肝心の網はどうする?編むのは前に散々やったので、もう止めにしておく。市販の物の方が、断然見映えが良いし。クリックしてねネット

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