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グラントマト 南條浩の日記 https://blog.goo.ne.jp/nanjo_7

グラントマト株式会社 CEO 南條浩の公式ブログ です。

農業の将来・魚釣り・経営学など、書いています。特に農業の産業化・農業経営の近代化に尽力して行きたいと思います。

とまお
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須賀川市
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2010/10/15

  • 規模拡大と自給率について

    穀物生産は、適した土地で規模拡大を進めることが、企業経営において大切な戦略ですが、日本の自給率の向上につながるかといえば、良く検証しなければなりません。数十ヘクタールの耕作面積を誇る生産者が珍しくなくなってきましたが、それと同時に耕作放棄農地も増えています。それは、中山間地であったり傾斜地であったり、規模拡大には適さない土地がそうなっているのですが、現在、大規模経営に適さないそのような土地から生産される穀物は30~40%を占めるのではないでしょうか?今のような規模拡大だけに頼った食糧安保政策を進めていると、栽培方法や栽培品種などの改善で穀物生産が増加する要因を加算しても、10~20%の生産量が落ちるような気がします。国民の胃袋を満たすために、多額の農業予算を使用し、穀物増産をするはずが、逆になってしまうと...規模拡大と自給率について

  • 為替

    円ドルに絞って簡単に調べてみました。以下記憶に残っている特徴的なポイントです。19901601995841998146199910220021332005103200711620127620151242016100202215020231271月2012年以前は通貨政策が円高容認に加え、製造業を含め経済の基礎体力もあったので、プラザ合意以来の流れを継続し、円高容認という無策な通貨政策を続けていたために農業や製造業は痛めつけられ、円の価値が高いほうが良い業種、例えば金融業や輸入業などが新しい経済ルールを作り上げ、製造業は海外移転、農業は輸入に痛めつけられ、製造業や農業は日本の役割ではなく最先端技術や知的財産で生き残っていくのだとか、今になってい思えばバカみたいな理屈がまかり通っていた時代です。東日本大震災の...為替

  • Teslaで安比に行ってきた

    用事があって安比高原に行ってきました気温はマイナス5度でさほど寒さは感じません。これスキー場あるあるですね。テスラで来ました。約400kmの道のりで、途中休憩をいれて5時間のドライブです。雪道のモーター制御も素晴らしく、全く不安はありません。オールシーズンタイヤでもいけそうなので、次のタイヤ交換はそうしようと思います。これから盛岡スーパーチャージャーで30分くらい充電して帰ります。これがEVのリアルです。Teslaで安比に行ってきた

  • 一緒くたに議論しては本質が見えない

    多くの農業関係の議論を見聞きしていると、農業という漠然とした括りで話されている事が多く、ほとんどが結論の出ない、なんとなく落としどころを見つけたという感じで終始している。政府の有識者会議などはこんな感じです。農業といっても、穀物・野菜・果樹・畜産・花木など多岐にわたり、さらにそこから細分化されます。それらはすべて背景が違うので、問題解決の為には一つ一つ丁寧に議論しなければいけません。例えば代表的な穀物である、米・麦・大豆・そばなども栽培環境や地域の特性やマーケットのニーズが異なりますので、ある地域では正しくても他の地域では合わないとか、消費者(国)にとっての重要性が異なるということは多々あります。農業予算に関してもどのような目的で使用するのかを、もっと丁寧に議論し、実効性のある政策に反映させる必要がありま...一緒くたに議論しては本質が見えない

  • EVは冬に弱いって・・・・

    毎年この時期に恒例になっている、EVは冬には弱いんだ~の大合唱。もういい加減にした方が良いと思うのですが・・・・EVもすごいスピードで進化しているし、EV充電器も90~150kwが増え、テスラの250kw級のスーパーチャージャーも増えています。EVが、エンジン車が持つ性能をすべて凌駕するなんて極端な事は思っていませんが、EVでも十分ですっていうユーザーは沢山います。また、例えば日産サクラのように、近くのチョイノリを想定したEVなら確かに電池が小さいので寒さには弱いのですが、日産アリアやテスラに代表される高性能EVなら、電池の残量管理と充電に慣れていれば全く問題ではありません。それどころか、排気ガスのリスクもないので、雪に閉じ込められても一酸化炭素中毒などのリスク回避ができます。様々なEVを一緒くたにして、...EVは冬に弱いって・・・・

  • 兼業者や年金者が農業をするのは悪いのか?

    兼業農家や年金農家がいるから農産物の価格が低迷して困る。と耳にする事が有ります。僕はこの考えは間違っていると思います。そのように言う人は、兼業農家や年金農家でも出来るレベルの付加価値やパフォーマンスしか出せていない事が問題なのです。特に規模拡大する時にはこの点でキチンと自分の経営をチェックする必要が有ります。規模拡大ありきの、政府関係者・有識者・マスコミはこの点を論じる事はありません。そればかりか小規模農家は邪魔扱いです。こういう議論が後継者問題と労働力不足をおこし、農業の衰退を加速してきたのです。何度も話しているように大規模経営がダメだと言っているのではありません。地理的に可能で優秀な経営力があり、補助に頼らない経営ができるのなら、規模の拡大は正しいと思います。私が危惧しているのは、日本の食糧安保も農業...兼業者や年金者が農業をするのは悪いのか?

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