今年もカプトメデューサエの大株が,春以降2度3度と一斉開花をしています.不思議なことに蕾を着けた枝(イボと言うべきですね)の発達ステージが異なるのに,一定の範囲に入った蕾は一斉に開花します.この種の開花は午後咲き,しかもかなり遅くの時間に開花します.一体誰がポリネーターなのでしょうか.蜂の仲間であれば午前中に咲くのが有利だと思うのですが. この花を見ていると何やら悍ましいほどの生命力というか妖力と...
今年もカプトメデューサエの大株が,春以降2度3度と一斉開花をしています.不思議なことに蕾を着けた枝(イボと言うべきですね)の発達ステージが異なるのに,一定の範囲に入った蕾は一斉に開花します.この種の開花は午後咲き,しかもかなり遅くの時間に開花します.一体誰がポリネーターなのでしょうか.蜂の仲間であれば午前中に咲くのが有利だと思うのですが. この花を見ていると何やら悍ましいほどの生命力というか妖力と...
キリンの園に養成中の白ランモンストがいます.ある程度のサイズになり,確かに際立った亀甲タイプの白ランになってきました.実生接をして間も無くの発達初期には,どれもこれもしっかりと刺をだしており,この白ランモンストなるものが雑種起源であることが示唆されました. これは以前にクラブの会員の放出苗から救出した白ランモンストらしきものです.いくつか竜神に接いだのですが,いずれも動きが鈍く,何か不具合があり...
昨年の7月に実生接したキリン台の面々.昨年からずっと順調に生育し続けています.その中で気の早い幾つかの種では,初夏になって花をつけ始めていますのでとりあえず紹介だけしておきます. 最初はMatucana oreodoxa subsp. roseiflora,赤い花がポツンと咲いているのが目に入り,最初はなんだろう?と思いました.名札を確認して,ああこんなものを蒔いていたんだねと感心しました.比較的新しく発見されたオレオドクサの亜種...
これまで旧ノトカクタス随一の美人さんは,紅冠丸(Notocactus rutilans)だと思っていました.しかしこのロゼオルテウス(N. roseoluteus DV75)も負けていません.こんな綺麗なピンク花が旧ノトにいるとは知りませんでした.このノトは一昨年に友人から頂いたものですが,昨年は開花せず,報告ができていませんでした.どうやらちょっと花つきは悪いようですね.午後咲きタイプで午前中は気温が上がっても花が開きません. 草姿...
このミラレシー(Gymnocalycium millaresii)は,正確には年はわかりませんが,10年以上前に廣仙園さんで手にしたもので,随分と大きくなりました.でも近年はこれ以上大きくなって欲しくないので,同じサイズの鉢に植えています.この株は昨年植え替えたので,元気よく膨れて鉢のヘリに刺した名札を薙ぎ倒しています. 花は ゼガラエの仲間の特徴的な花型.渋い花で,それが良いといえば確かに良いのですが,特に感動もなくあ...
初夏の陽射しの下,ギガンティア(Copiapoa gigantea KK614)が気持ち良さそうに咲いています.まあコピの花はどれも同じで観賞するようなものではないのかも知れません.横から見ると花筒が綿毛に隠れているので扁平な花に見えます.ウチにはギガンティアがこれ一株なので種子生産はしていません. この株は10年前に小さな接木苗を買い求めたものです.9年前に接降ろしをした時と比べるとなんと大きくなったことでしょう.昨...
初夏から梅雨の走りと言われる雨の日もあり,ギムノの季節になりました.まずは瑞晶玉(Gymnocalycium stellatum),ギムノらしい底紅の白花.子供の頃大好きだった竜頭はやはりこんな感じの花,それもそのはずで,同じステラツムでした. そしてやはり子供の頃憧れだった緋牡丹錦.今はよほどのものでない限り手頃な値段で手に入りますね.自分で選抜しようとするとどれだけ実生を育てなければならないか,気に入ったものが手...
黄大文字(Trichocereus spachianus (Echinopsis spachiana))は,子供の頃から馴染みのサボテンです.昔は結構接木の台木として使われており,ボクも子供の頃台木として使用していました.刺がたくさんあるので,扱いにくいのですが,何より丈夫で耐寒性もあり,北陸では重宝していました.そんな黄大文字の花を見てみたいと思い,大鉢に植えて養成していました.この春幾つかの茎の先端部分のアレオレに綿毛が吹き,やがて花芽...
大体地味系の種が多いエスコバリアですが,花もまた地味なものが多く,せっかく開花していてもパッと目に飛び込むようなことはありません.しっかり観察していないといい時を見過ごしてしまいます. このツベルクロサ(Escobaria tuberculosa)は,崩壊した大株から枝先を救出したものです.サイズダウンして今は元気にしています.エスコバリアによくある色合いの花です. 次のジルジアーナ(E. zilziana)もいかにもエスコバ...
やや咲きにくいとされるEchnicereus engelmannii.今年も咲いてくれました.昨年の様子と見比べると随分立派になってきました. ちょっと天気周りが良くなくて,やや開き方が良くないですが,大きな花です.大株になって群花したらさぞ見事でしょうね. このようなキリン養成群生株が3つあるのですが,実は咲くのは一株だけ.同じフレームに居るのにどうしてそうなるのか分かりません.エビたちの開花はほんと気まぐれだね. ...
いかにも硬い感じのエリオシケです.Pyrrhocactus echinus FR537(Eriosyce taltalensis subsp. echinus)として入った種子由来です.ブルー肌に硬い黒刺がびっしりと生えなかなか勇ましい姿,蕾が出てくると赤い感じに何やら優しさもあります. この種にも以前に記事にしたアンディコーラと同様白花とピンク花があるようです.このFNから出た3個体は皆白花でした. ただこの植物を上記のアンディコーラと見比べ,web上の情報...
以前から気になっていたイベントですが,なかなか見にゆく機会がありませんでした.今回は第4回で神戸駅の真ん前が会場,アクセスは至極便利です.午前中に入るにはかなり並ぶ必要があると聞かされていましたが,朝にSNSを確認すると800人近い人が並んでいるというので,敢えてゆっくりと出発.神戸駅で早めのお昼を食べて会場入りしました. たくさんのブースがあり,もちろんサボテンばかりではありません.ランあり,ビカク...
ここ数年キリンウチワに花を咲かせて種子生産するってことにそれなりのエネルギーを注いできました.昨年,幾つかの系統を袖に接木しました.しかし昨年は全く花が咲かず仕舞いでした.そこで9月に150cmぐらいの高さで選定して,効果があると聞いたカリ肥料を施肥しました. そしてこの初夏,たった2系統ですが,花芽が誘導されました.全部で10個ほどの花芽があります.複数の系統で花が着いたことは,単なる偶然ではなく,開花...
久々の登場のEriosyce dimorpha(Pyrrhocactus dimorphus),今はE. heinrichianaのようです.このディモルファは流通している株と随分見た目が違います.それもそのはず,種小名のdimorphaとは二形のという意味で,株が小さい時はほぼ刺がなく,それでも開花するのですが,さらに大きくなると立派な刺が出て来て,まるで違う種のようになることからこのような種小名が与えられています. 大きな花ですが,実に渋い雰囲気.本体...
このところちょっと気持ちが塞ぎがち,何事にも今ひとつ気力が湧かない.自分でもこれは何やら危ないのではと思い,ちょっと気晴らしに出かけることにしました.要は気持ちの問題,ゆめゆめ老人性うつなどにならないよう気をつけなくちゃ. 移植は大体目処がつき,今月初めに蒔いた150種類余りの種子は今発芽を始めています.少しだけですが柱への接木もやり,挿し芽を始たキリンの実生接は来月後半からになります.今年の太平...
これは広義のエビサボですが,銀紐(Echinocereus poselgeri)の花はなるほどエビだなと思います.銀紐ありませんか?と最近よく聞かれるので,交配しておきました.実生はすぐにスックリ立ち上がるので面白いですね. 次は昔から明石丸(E. pulchellus var. weinbergii),綺麗な花なのでいつも咲くのを楽しみにしています. そしてカエスピトーサ(E.reichenbachii subsp. caespitosus),この個体はちょっと変わった色合いの花...
この時期,毎日何かのロビオプシスやエキノプシスが咲いていて,栽培棚を華やかにしてくれます.夜咲きのものと昼咲きのものがあるのですが,この時期朝にハウスに入ると両方が咲いていてとても華やかです. 一昨年頂いたSunny,大きくなったので接降ろししましたが,さらに元気になっており,今年はたくさんの蕾を着けています. 次は正式な名前ではないのでしょうが通称那須の朝焼け.色合いが気に入って残しています. そ...
今回はダシアカンサスたちです.御旗はEchinocereus dasyacanthusとされますが,E. pectinatus var. dasyacanthusともされ,ペクチナタスとは親戚筋と言えます.なので今日は真のアンソロジーではなく,親族集合です.この御旗はBS253同士の種子から得たものをキリンで育成したものです.若干刺色に個体差が出ました.花はいずれも黄色大輪です.開花から3日目ぐらいが最大の大きさになります. 次はボク自身が交配したダシアカ...
2016年の秋に鶴仙園の本店で手に入れました.当時本店はいつでも訪ねることができ,入荷したてでいくつも転がっているものの中から好きなものを選ばせてもらいました.毎年春に葉を伸ばし,夏に枯れるというサイクルを繰り返し,それなりに元気にしていたのですが,なかなか花が上がりませんでした.4月後半のある日,ハウスのメンテをしていて偶然目がボーちゃんの鉢に行き,おーっと声をあげてしまいました. 花茎が伸びるの...
昨年に一度友人から頂いたカマエロビビアを紹介しました.その時未開花だったいくつかの品種が,ようやく咲いてきたので紹介したいと思います.カマエロビビアのコレクターはそれほどいるわけでもないので,流通も超マイナー,なかなか名前のついた品種を見ることもありません.なので頂いたものを眺めるのはボクにとって貴重な経験です.まずこれはChamaelobivia ‘Lincoln Gem',優しいオレンジ色で花弁のフリルがはっきり見て...
マミラリア ヘイデリ(Mammillaria heyderi)は,USA南部からメキシコ北部中部に広く分布する種で,現在6亜種が報告されています.この旅の途中でもいくたびか彼らに遭遇しましたが,金平糖型マミラリアで,半ば地面に埋もれ,ひっそりと生きていました. これはメイアカンサ(M. heyderi subsp. meiacantha)です.黒竜丸という勇ましい和名を頂いていますが,地味に生きるマミラリアです 次は干上がった広大な湿地にM. heyde...
先日外に置かれたレンケンバッキーの群花を紹介しましたが,この春ハウスのエビたちもたくさんの花を咲かせてくれました.スルーするのはあまりにもかわいそうなので2種だけ載せておきます. まずはEchinocereus papillosus,この魅惑の花は,たくさん咲くとなお一層美しくかつ怪しげでもあります.和名は華山,なるほど華やかな山ですね. 次は以前に島根のIさんから種子をいただいたE. engelmannii. アリゾナ,ネバダ南部,...
巌(Echinocactus platyacanthus)はメキシコ中部,北部にかけて広く分布しており,至る所で見ることができます.ちょうど4月は花のシーズン,綺麗な黄金色の花を見ることができました. 花には時折たくさんのアリが集っており,何をしているのか観察すると花弁や雄ずいなどを噛み切っているのです.何が目的でそうするのか分かりませんが,簡易な水分補給なのかもしれません. ふーんと思ったのは全ての株が花を同時に咲かせ...
9年前,初めてメキシコに行った時,路上で売っていたピタヤを食べました.大変美味しいものでしたが,その日持ち性の悪さから輸出は限定的だとのことでした.今回は最初の訪問と同じ春,ピタヤの果実がたわわに成っていました.よく見ると,株全体で花の着いているのは南向きだけのようです. 花はこんな感じです.花が咲いている時点では,花筒の下部はあまり刺がありません. 果実が発達する過程で刺だらけになっていくよう...
帝冠(Obregonia denegrii)は,サボテン界の中で数少ない1属1種の希少なサボテンです.記載は1920年代と古く,昔から知られていました.サボテン屋さんのハウスでよく見る帝冠は青々とした小苗です.ですから,野趣あふれとてつもなく大きな株がゴロゴロといる様子には驚きました.でも先輩の方にお聞きするとかつては直径20cmを超えるような輸入球が入ってきていたそうです. イカツイ彼らですが,我々を歓迎してくれている...
前回の訪問では何度も探してついに空振りだったランポー玉(Astrophytum myriostigma),ついに会えました,それもたくさん.このコロニーは丁度花の時期だったので,多くの株が花を着けていました.第一印象は,キレイだな,です.想像していたランポーはもっと荒々しいものでした. さらに思っていた以上の密度で生息していたことも意外でした.ただし,このコロニーを外れると周りには全くと言って良いほどランポーは見当た...
白っぽいマミが居ました.円筒状立ち上がり,明らかにキャンディダとは違います.ロドリゴさんはこれをリッテリアーナ(M.ritteriana)だと教えてくれましたが,日本で流通するリッテリアーナとは少し印象が違うと思いました.リッテリアーナはM. chionocephala (M.formosa subsp. chionocephala)のシノニムとされ,ヌエボレオン、コアウィラに生息するという点で写真のサボテンに該当するようです. ここで話がややこしくなり...
小さなマミの苗,Mammillaria uncinate FO188の話です.移植に際し,地上に顔を出している部分だけを見てまだ小さなサボテンだと思っていました.鉢から抜いてみたら,太い根が窮屈そうに平鉢の中で曲がって成長していました.彼らの実体は地上部より地下部にあり,この1年間実に窮屈な思いをしてきたようです. 深い鉢に分けて植え付けてやり、少しはホッとしているでしょうか.間も無く花を咲かせてきましたが,花もまた地味...
ここにはマミラリア フンチアーナが居るはずと言われ,うーん聞きなれないマミだなと思いつつ赤いガレ場を歩きました.居たのはこんなマミです. 聞きなれないのは訳がありました.このフンチアーナ(M. huntiana)は,マミラリア協会の2014年の会報にL.Garcia-Moralesらによって新種として報告されています.M.roseoalbaやM. winterae subsp. aramberriなどに近いものと考えられているようです. この赤い土は,先カンブリア...
ウチにはギセラエと言う名の小型のマミがいます.これはM. schiedeana subsp. giselaeとされますので,いわゆる明星の亜種ってことになります.しかしどう見ても明星とは異なる風貌で,うーんと思っていました.今回ギセラエだと言うことで見たのが下の写真のサボテンです.なるほどこれなら明星の親戚だなと思いました. Jhon PilbeamのMammillariaで示されたこの亜種は,小さい分枝を多数作るものとして記述されていますが,...
カブトメデューサエ(Astrophytum caput-medusae)を初めて写真で見たのはいつのことだったか,花を見ると確かに有星類だけど凄いサボテンだなと感心したものです.2000年代の初めの頃に報告された新しい種で,初めはDigitostigma属でしたが,今はアストロです.園芸的には既にそう珍しい植物ではなくなっていますが,何しろ現地では限られた自生地にわずかしか生息していないと言われる植物です.ついにメキシコの野にカブトメ...
兜の故郷はぜひ見てみたいと思っていました.何しろ個体数が激減し,絶滅が危惧されると言われると気が気でなかったのです.居ました,居ました.小石混じりの平たいところ.細かい泥のような土で,雨が降れば相当長い間湿っていそうです. 多くは7cmぐらいのサイズで,そんなにびっくりするような大きなものは見当たりませんでした.顔つきは地味です.中学生の頃,大阪の柏原にあった黒田芳名園から兜の輸入球を買ったのです...
今年は卯年,なので日頃はあまり見ることもない月兎耳を眺めてみました.月兎耳の学名は,Kalanchoe tomentosa,種小名のトメントーサは「フェルト状の」という意味で,葉の触感から来ています. 年明け早々から抽台してきて3月も終わりになってようやく開花しました.この間花序の先端は葉を形成し続けました. 花茎のそれぞれの腋芽から出たシュートは各葉腋に花を形成しつつ,数個の花をつけると成長点が消滅するようです....
今回フィールドを歩いて学んだことの一つは,サボテンの天敵の一つは野うさぎであるということです.四駆で低灌木の中を走る間,何度も野うさぎが駆けるのを見ました.まるでテレビで見る小型のカンガルーのように俊敏に逃げて行きます.さて,この野うさぎにしばしばやられていたのが,いわゆる三角牡丹でした.健全な株はこんな感じ. でも多くの株は疣の先っぽがありません.野うさぎに齧られているのです. マミラリアだっ...
マミラリアの松霞(M.prolifera)といえば,ありふれた駄物マミです.自生地は,USAのテキサスからメキシコ中,北部,さらにはキューバ,ドミニカ,ハイチにも居るとされるますので,実に広範囲です. 実際に目にしたプロリフェラは実に多様な場所におり,その刺色も変化に飛んでいました. 比較的よく見られたのは灌木の根本と, 巌の割れ目でした. いろんなところに居るとはいえ,概して根本に湿った土を蓄えていました....
今回回った地域はAncistrocactus scheeri (Sclerocactus scheeri)たちの広い分布域の南部に当たるところです.実際至るとこで彼らに出会いました.これが日本で言うところの金羅紗(Ancistrocactus megarhizus (Sclerocactus scheeri var. megarhizus))なのか,それとも黒羅紗なのかその区別がわかりません.実際その刺色は色々で,しかも混在していました. もう一つ美しい姿を見せたのがA. uncinatus (Sclerocactus uncinatu...
袖台で大きく育成したエビサボの群生株を秋にプランターに植えて外で越冬させてみることにしました.南向きの軒下で,ひどく降らない限り雨に濡れる事はありません.冬場の日当たりは重要ですが,この場所は申し分ありません.まずは年末の様子です.クリスマス前に来た寒波では3日間マイナス3℃ぐらいになりましたが,顔色も変えずにやり過ごしました. 1月下旬の最大級の寒波と言われた日々でも平気な様子,なるほど強い.冬...
タマウリパス州モンテモレロス.ここにはコモドス(Thelocactus bicolor var. commodus)が見られると言われ,車を止めて周りの斜面を見ると,それらしきものが.ただ遠目には大統領です.でもなんか雰囲気が違う,それは斜め下に伸びる中刺が目立つからです. ある程度大きくなって来ると中刺は3本立ち,うち2本は上向きになり,この点は大統領と同じことからvar.は成。しないとされているらしいです. 花は残念ながら閉じ...
湿ったやや暗い林床です.こんなところにサボテンなんか居るのだろうか?そう思って取り付いて見るとそこはペンタロフス(Echinocereus pentalophus)の大群落でした.ご覧のように林床の下草がサボテンなのです.土は腐植質で,まるでピートモスに生えているようです. 日本でいえば美花角,美しい花です. その後別の場所で崖に生えるペンタロフス,まるで印象が違います. 実際本種は,メキシコ中央からUSA南部まで広範囲に...
4年前に見たバラ丸の印象は,石ころの間に居るなというものでした.今回もほぼ同じ場所で見たはずなのですが,確かに石ころの間に居るものもあれば, コケに埋もれているものもありました.余りまだここは降っていないのかもしれませんが,この苔が青々と伸びた中のバラ丸をを見ると結構水分の多いところに居るような印象になるでしょう.季節や見た場所によって第一印象は随分と異なるので,そこから単純に日本の栽培環境を類...