アメイジング・スパイダーマン2

マーク・ウェブ監督によるスパイダーマンシリーズのリブート2作目。最高でしたな！『アメイジング・スパイダーマン』のほうでは、持てる者としてのヒーローのあり方から脱却するような模索の姿勢が見られたことが大きな特徴でした。そのため、ピーターの個性

オンリー・ゴッド

ちょーーーーーーーーーーーーー嫌い。すごく期待したのに。あまりに怒っているので、不満点のみ。テーマがサブい。・フロイトっぽい性的トラウマ→親、神的存在への傾倒みたいなのがもう気持ち悪い。気持ち悪いというかダサい、超ださい。・「ドライヴ」はセ

ゼロ・グラビティ

 アルフォンソ・キュアロン監督。宇宙船作業員が、宇宙船から命綱を外され、宇宙に一人放り投げられてしまう極限のSFサスペンス。どんな映像が出てくるか、もうすでに分かりきっているのにもかかわらず、興奮。宇宙が人の限界の彼方にあり、頼み

かぐや姫の物語

2013年最高傑作です。俗世のつながりがけがらわしく、罪深く思える。ミサンドリーに苦しみ、古き慣習に縛られ、自分の立場によって自分の本心が抑圧される。一つ一つの仕掛けが全て苦しい。最後に出てくるホトケサマでさえも彼女の本当の望みをかなえては

ムード・インディゴ

ミシェル・ゴンドリー監督、ボリス・ヴィアンの『うたかたの日々』原作です。日本でも利重剛監督が「クロエ」という題で映画化してます。お金持ちのコラン(ロマン・デュリス)は友人のパーティーでクロエ(オドレイ・トゥトゥ)と出会う。付き合い、幸せな結

華麗なるギャツビー

バズ?ラーマン監督。有名小説「THE GREAT GATSBY」をアレンジしての映画化。レオナルド?ディカプリオとキャリー?マリガン主演のの他、物語を進めていく語りべとしてトビー?マグワイヤを起用。2Dでみましたが、3Dの為に作られたと思わ

上半期好きなものまとめ

スプリング・ブレイカーズがあまりに良すぎて、サントラ買ってしまいました。今年の上半期の好きな映画と音楽をただただ愛でます。映画（2013年上半期劇場観賞分）1.「スプリング・ブレイカーズ」なんかこう、大学2回生の夏くらい時の、初めてクラブ遊

スプリング・ブレイカーズ

 サイコー！ 長期休暇（スプリングブレイク）に浮かれたビッチ達が刺激を求めて暴れまわる話。ハーモニー・コリン監督。夏に浮かされたギャル四人組がセックス＆ドラッグを求めてギャングスターたちのコミュニティに関わってしまう危うさにハラ

[雑記]こういうperfumeも

よいなー。

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命

「ブルーバレンタイン」につづき、ライアン・ゴズリング＆デレク・シアンフランス監督タッグ2作目。前作では、不完全な父性について痛々しくリアルに、美しい映像で描いていた。本作でも、そのテーマ性と、ゆっくり締め付けられていくような演出を引き継ぎな

グッモーエビアン！

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プレミアム・ラッシュ

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ル・アーブルの靴みがき

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アイアンマン3

3作目にして、超傑作です。超正しい物語の終わらせ方だと思います。「アベンジャーズ」におけるチタウリとのNY戦のその後、というところから始まっていて、スターク自身が、パワードスーツのバッテリー切れ、異星人という越えられない敵、ポッツさんとのす

シュガー・ラッシュ

ゲーム世界の裏には社畜がいました。というお話。 悪役という仕事柄、友達なし、家無し、賞賛なしで毎日毎日建物壊しては治されるという諸行無常に悲観している主人公ラルフ。ああいうしゃべり場！みたく円状に並んで自分のことしゃべり、褒めてもらう自助セ

アンナ・・カレーニナ

トルストイの文芸ロマンス映画化作品。「プライドと偏見」のジョー・ライト監督。演劇や舞台的なものを取り入れた作品が今年は目立っていましたが、それらと比べても段違いにうまくできていたと思います。特に3D作品において、見世物や舞台装置を演出空間と

クラウドアトラス

ウォシャウスキー姉弟とトム・ティクヴァ監督。輪廻転生する愛の物語かと思っていましたけど、6つの異なる物語を用いることで人の本質のようなものを逆算的にみつけようとするメタな映画でした。宇多丸さんが『アルゴ』と『ライフ・オブ・パイ』の解説に「物

世界にひとつのプレイバック

妻の不倫現場に遭遇し、暴行事件を起こしてしまった主人公パットは、躁うつ病の治療を受けて退院してくる。接近禁止令が出ており妻に近づけないなか、体を鍛え、病気を克服することで妻に認められると信じている。そこに同じく精神病を克服したティファニーと

オズ3D はじまりの戦い

 オズの前日譚としてサム・ライミが3Dで手がけた作品。前日譚とかいってますけども、もうまったく別物として捉えたほうが良さそうです。冒頭、狭いスクリーンサイズ、モノクロの映像で見世物小屋の奇術師オズの人柄が描かれていきます。次第に炎

フライト

デンゼル・ワシントン主演、ロバート・ゼメキス監督。航空の才能を持つアル中パイロットが不時着事故を起こしてしまい、公聴会へとむけて主人公のパイロットの人柄に迫っていくお話です。飛行機事故を起こした犯罪者とする社会的な視線と、航空会社の賠償責任

ゼロ・ダーク・サーティー

 「ハートロッカー」のキャスリン・ピグロー監督。アカデミーで音響編集部門賞を取っただけあって、爆発音のクオリティがものすごく高く、要所で繊細なコントロールがなされている轟音ははらわたにズンズン響き、観客を巻き込みながら緊張感を高め

テルマエ・ロマエ

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HICK ルリ13歳の旅

HICK ルリ13歳の旅 [DVD] HICK ルリ13歳の旅 [DVD]の他のレビューをみる» 評価： --- 東宝

TED/テッド

幅広い層を包囲しながらヒットしているみたいです。下ネタ満載お下品な中年テディベアが出てきます。予告編ではそうしたろくでもないオッサン感のみピックアップされてましたけど、実際は『フラッシュ・ゴードン』などの懐かし映画が大好きなオッサンという文

50/50

50/50 フィフティ・フィフティ [DVD] 50/50 フィフティ・フィフテ...の他のレビューをみる» 評価： ---

フランケン・ウィ二ー

ティム・バートン監督のモノクロ3Dアニメーションです。科学と映画がお友達の主人公が、大好きなペット・スパーキーを科学によって蘇生します。秘密のスパーキー蘇生実験が周囲に知られてしまったことから、街中が大騒ぎになります。主題になっているのは、

ミロクローゼ

新年一発目に見て来ました。山田孝之が3つの役を務めるオムニバス的な映画です。それぞれの物語、役柄、作風などはまったくもって統合性がない。なので個別に印象を書いておこうと思います。�偉大なるミロクローゼと、その美人に囚われたオブレネリの失恋克

2012年ベスト映画

年末です！ 1：「ライク・サムワン・イン・ラブ」アッバス・キアロスタミ監督他人に求める「その人」や、他人の目の中で積み上げられる「自分」という窮屈さが、視線や媒介する物の丁寧な映像描写によって積み上げらる。観客がその窮屈さにヒリヒリとし始め

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

エヴァンゲリオン新劇場版見てきました。極力ネタバレは避けますけれども、何言ってもネタバレみたいになるのでご注意を。散々おもしろくないとの評判を聞いていましたが、クッソ面白くなってんじゃん！！！！！！！！おおまかによかったところをあげるだけに

（雑記）spendong all my time/perfumeのPV

このPVが凄く好きです。曲自体はほぼ英詞で作られていて完全に海外のヒットチャートにランクインするようなダンスミュージックになっています。そこはかとないCalvin Harris臭。とはいえ、このイントロから始まって、「あっ、これ海外のダンス