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絵本作家・内田麟太郎 公式ブログ 『広告する日記』 https://blog.goo.ne.jp/rintaro-uchida

「ともだちや」シリーズ等の絵本・童話・児童文学作家であり詩人でもある内田麟太郎のオフィシャルブログ。

このブログは日記です。 講演会予定・近刊情報・掲示板などは、ブログとは別の公式ホームページにあります。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/default.htm

内田麟太郎
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住所
羽村市
出身
福岡県
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2010/06/11

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  • 受賞 秋元里文 詩集『月に すっぴん』

    四季の森社定価1650円秋元里文さんのはじめての詩集『月にすっぴん』が、日本児童文学者協会新人賞を受賞されました。おめでとうございます。この賞の受賞者はさらに仕事を重ねられ、それぞれに大きな名前を残されています。励みになることでしょう。よく晴れた青空です。五月晴れというのでしょうか。そらひろいそらのしたのひろいうみひろいそらのしたのひろいのはらひろいそらのしたのちいさなにんげんちいさなにんげんのひろがるこころどこまでもどこまでもひろがっていくあおいそら受賞秋元里文詩集『月にすっぴん』

  • おなじ ひと

    この詩を書いたあと、今日もムジナに休養を命じられ、のんびりごろごろしていました。わたしのなかのひとはひとのなきごえにあしがとまるじぶんのなかにいるひとがうつむくかなしみにうつむくせんそうをとめるのはせんしゃだろうかひとのなきごえにもとまらないせんしゃだろうかせんそうをとめるのはミサイルだろうかひとのなきごえにもまっすぐにとんでいくせんそうをとめるのはひとのなかのひとひととおなじわたしのなかのひとひとのなみだにうつむくわたしのなかのひとひとのこえおなじひと

  • 夢二の夢路

    nakaban/植田真5月1日~19日火・水休みURESIKA東京都杉並区西荻北2-27-2903-5382-0599www.uresika.comかわかわはかけくだるいわにくだけうずをまきたきをとびおりとろをつくりうみにそそぎこむいけはおだやかにくもをうつしきょうもむかしをしのんでいるかわはうみとなりそらへとぶトビウオ!昨日の夜は、マンション管理組合の総会でした。やや疾風怒濤の一年間でしたが無事に任期を終えて無役にしていただきました。というわけで今日は朝いちばん体のメンテナンスへ。あとは♪どんとでたつかれがすてきだな~と、ごろごろしていました。私の詩を作曲したいと連絡がありました。夢二の詩を作曲されている方でした。夢路いとし・こいしさんを思い出しています。兄弟のコンビでした。ボケとツッコミ。うまかったで...夢二の夢路

  • これまでにない絵本

    竹迫祐子さんが『子どもの本棚』5月号で絵本『ひとのなみだ』(絵・nakaban童心社)を「これまでにない絵本」と紹介してくださいました。詩「デタラメ」を書き、ムジナと産直店へメダカを買いに。黒メダカはいなかったので赤メダカの楊貴妃を。デタラメデタラメはしょうしんしょうめいタラである出た!でもなければタラの芽でもないましてやその目なんぞではありえない──そんなのはでたらめだ!とわめく者は世界の広さをしらないのである未知の世界を旅しないなまけ者である人間のくずごみであるもしデタラメにたらないものがあるとすればいささか残念ではあるが玄関に表札であろうこれまでにない絵本

  • 企鵝とはオレのことかとペンギンいい

    中国版の絵本『ペンギンがどぼ~ん』が届きました。日本版は鈴木出版社。絵は、さくらせかいさん。中国の版元は化学工業出版社。膝の電気ビリビリのち散歩。昼寝のあと甘栗を頂き散髪へ。詩に見放された一日でした。企鵝とはオレのことかとペンギンいい

  • 苺一会

    人にほめられる「よい子の詩」は三回以上つづけない。ということで本日はアホ詩をふたつ。♪人に好かれていい子になって落ちて行くときゃひとりじゃないか~(^_^)ほらほらはいちどもほらはふかなかったふいたのはやまぶしでからっぽのほらがいをろうろうとふいたほらはいちどでいいからほらがふきたかったたったいちどでいいからなかみがないからっぽのほらをほらはさめにいった──ほら、ふくよ。さめはみみをかたむけたなにもきこえないさめはわらった──きこえた、きこえた。ほらはうれしくてさめざめとないたさめももらいなきしてさめざめとないたそうなのよおもいやりふかくつつしみぶかくほほえみたやすことなくあなぐまはいきているきょうもきょうとてあすもあすとてぞうがめのこうらをみてはおもいやりをかけそのあしどりをみてはおもいやりをかけ(もう...苺一会

  • 詩には詩の

    埼玉県飯能市で見たメタセコイヤです。この木の化石が石炭だといわれています。でも、その頃のメタセコイヤはキョウリュウよりも大きかったようで、アメリカに現存するそれは高さ115.5メートル。写真でみると幹回りは10人が手をつないでもまだ届かないようです。今朝、霧雨の公園を歩いてきました。雨と草木が静に話しているようでした。その霧雨がどうして土砂降りの雨になったかは知りませんが、詩には詩の理由があったのでしょう。おもいやりもりはしずかにぬれているしずかにぬれながらきいているきりさめのはなすことばをそのほそいこえをひとこともききもらすまいときりさめはうぐいすのさいごのことばをつたえる──みなさんありがとう。もりはだまってうなずくうなずきながらおなじことばをこころにつぶやく──うぐいすさんありがとう。ほんぶりになっ...詩には詩の

  • ほとけさま

    青梅市梅岩寺の仏さまです。ひっそりと隠れたようにありました。お姿もわかりませんが、なぜかなぜかあたたかいものが。私も眠らせて頂くお墓(樹木葬)を見守ってくださる場所に。こうえんメヒシバのはさきがはじけてゆれた(バッタ?)なにもいないくすくすわらいがとおざかっていくぼくはいつかあえるだろうかみえないひとにちいさなひとにあってことばをかわせるだろうか──こんにちは。──こんにちは。しょうねんがベンチにかけまえかがみにはなしをしているだれもいないのにああわらったほとけさま

  • 夏みたい

    夏の帽子を洗いました。ぼくけむりはくもになるとおもっていたくもにものれるとおもっていたくもはぼくをのせられなかったけれどこころをのせてながれてくれたうみのみえるやまのうえまで(なみはきらきらひかっていた)そのよるぼくはぼくになりつきのひかりにうかんでいたひかりのなみにゆられていたそのよるぼくはぼくになり夏みたい

  • 働正がのこしたもの

    九州派働正回顧展不知火美術館・図書館熊本県宇城市不知火町あちらこちらに礼状を書いていました。友人が受賞したと知らせがありました。嬉しいものですね。十年後にもまた聞きたいものです。ひろばあまりにもまんげつがきれいなものだったからたぬきはきつねにばけてみたきつねもたぬきにばけてみたふたりはつきをみあげながらいった──いいつきですね、きつねさん。──いいつきですね、たぬきさん。たぬきはきつねがすこしすきになったきつねもたぬきがすこしすきになったまんげつがでるとなんとなくたぬきときつねがあつまってくるおにもなんとなくなく──ぴーひょろろ。働正がのこしたもの

  • 絵本「カッパーナ」

    文・森くま堂絵・いわさきさとこBL出版1600円+税胸深く静かに感動する絵本ではありません。歌いながら笑いながらスキップしている絵本です。そこがいいのです。嬉しさを隠しきれずに読んでいる少女が見えてきます。なにしろカッパーナちゃんがカッパーノくんに恋する話ですから。そのカッパーノくんときたら、チョーかっこいいのです。むろん、もちろん、耐える恋ではありません。しばらく姿の見えないカッパーノくんが、もしかしたらあの水がないと生きていけない河童の大敵カラカラ大王におそわれたのではないか。いや、大蛇かもしれない。虎かもしれない。危うしカッパーノ。カッパーナちゃんはバケツに水を張り、日傘を剣よろしく飛び出します……。絵の細部に沢山の笑いが仕掛けられ、文も絵を想定した絵本テキストになっています。文体の軽やかさはまだま...絵本「カッパーナ」

  • 五千万円かなあ 西多摩だから

    ご近所にある女性が歓待してくださる店です。ずらりと並んだ花輪に笑いました。「押しに弱いオトコ」さんや「いくら使えば結婚してくれますか」さん。いくらかなあ?昨日は、前日の遊び疲れでナニモセン氏に。幸い長女がパソコンを見に来てくれたので新種を注文してもらったり、あれこれ教えてもらったり。本日は韓国絵本の翻訳の部分改稿と、紙芝居の出来上がった絵を見ながら、脚本の部分改稿を。翻訳と言えばアーサ・ビナードさんが英文翻訳に入ってくださったそうです。本は絵本『ひとにむかって』(え・ひぐちともこ解放出版社)。楽しみです。五千万円かなあ西多摩だから

  • ヤンソンさんは木の家が好き

    若葉は美しく、いい天気でした。石居尚郎、加藤恵利子、西尾詩織、矢部優子、最上一平のみなさんと私で、青梅市の梅岩寺へ。漆原智良さんのご命日です。石居さんが墓前に漆原さん所蔵だった貴重な資料が、教職をされていた八丈島に無事に納められたことを報告され、みんなで飯能へ。トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園です。まずは西尾さんのアメリカからの帰国を祝い楽しき食事を。それから公園をたっぷりと楽しんできました。写真は茸の家です。ヤンソンさんは木の家が好き

  • 絵本「さくらがさいた」

    文研出版あまんきみこ・作蒲田暢子・絵1650円+税ひとはだれも自分を見つめる悲しい目の記憶を持っているのではないだろうか。親や、恋人や、教師や。そして犬や猫の。人はそれを忘れて暮らしていく。ある日、ふとそれが甦ってくるときがある。叱らないでただだまって自分を見つめていた親の目。その悲しみの深さ。作品の話者は、かならずしも作者ではないだろう。だからこの本の少女(おばあさん)を作者あまんきみこだということはできない。だが、この自分を見つめる悲しい目を忘れられないでいるのは、あまんきみこだとはいっていいだろう。「満州」からの引き上げが決まり、隣のソフィアさんに預けてきたクロ。そのクロが「ソフィアさんのところに、もどって」といっても港までついてきて、ロシヤ兵に。それでもクロはよろよろと立ち上がり、かなしい遠吠えで...絵本「さくらがさいた」

  • おしゃれな造りの詩のアンソロジー

    シリーズ詩はきみのそばにいる(全4巻)ポプラ社より30日発売午前中は立川で童心社の西尾さんと、仕上がった紙芝居の絵を見ながら脚本の詰めを。昼寝から起き、韓国絵本の「翻訳」作業の手入れを。だんだん気分が乗りよい文章になってきたような気がします。外は雨です。おしゃれな造りの詩のアンソロジー

  • 鹿と河馬

    株式会社シンラ象の森書房1500円+税午後から立川へ。某社の某さんとごにょごにょごにょ。恋しかうれしかったしかかなしかった──どっなの!しかしかられてかしくったおかしかった鹿と河馬

  • 中野真典展 東京・銀座

    中野真典展4月18日~4月28日木曜日休廊ギャラリー抹香庵東京都中央区銀座3-3-12TEL03-3567-8110早くて十年先に本になるだろう絵本テキストを、某社へ送らせて頂きました。編集者さんには面白く読んで頂けたようですが、さて、画家さんにはどうでしょうか。追伸・画家さんからも「面白い〜!!」とご返事を頂きました。中野真典展東京・銀座

  • ちょっとピンボケ

    ムジナと青梅市・梅岩寺の枝垂れ桜を観てきました。樹木葬を予約している二人の墓標です。ついでに(!)、同寺境内にある漆原智良さんのお墓にも、「もうすぐみんなで来ますよ」とお伝えしてきました。朝日新聞電子版「好書好日」で絵本『あのねあのね』(絵・山﨑おしるこ303BOOKS)を紹介して頂きました。https://book.asahi.com/article/15666060なやみのなやみとらはしんでかわをのこしたひとはしんでなをのこしたおばけはしんでやみをのこしたやみにはなやみがいてなやみがないひもなやんでいたあるひなやみはなやみくたびれつぶやいた──くさもちちょうだい。どんぶりこっこどんぐりこなやみはやみにまぎれかしやへいそいだ──おいしいなあ。──うまいなあ。なやみはやみつきになったちょっとピンボケ

  • 絵本「どろぼうねこと ぴよぴよ」

    ぶん・こまつのぶひさえ・かのうりん文芸社1500円+税のびやかでユーモラスな文章が魅力です。卵には目がない、どろぼうねこのおやぶんは、何かの事情で親鳥に置き去りにされ卵を、町の魚屋さんで目玉焼きにしてもらおうと、風呂敷に包みてくてくと。その時のセリフがおかしいのです。「しかたがない、しかたがない」。あちらを立てれば,こちらが立たず。人間(猫)の恩愛、ここに尽きるでしょうか。保護したい,食べたい,保護したい,食べたい,保護したい,食べたい。笑えます。でも、おりからの陽気に風呂敷の中で卵が孵り、カルガモのひなの親になってしまいます。雛を襲った三羽がらすへのセリフもたまりません。「おれのみうちにてをだすなんてたいしたどきょうだなからすのしょくん」。任侠道、いや、泥棒道。まさの菅原文太。しかし、そこは親分道を歩く...絵本「どろぼうねことぴよぴよ」

  • 大好き ミロさん

    今朝の日曜美術館はミロ展でした。あらためて芸術は自然主義的再現ではなく、創造だと教えられました。。行くぞ。ミロ展。あったとさむかしむかしのことだけどさばはいまよりげんきがあった──どけ、どけ、どけー。くじらもさめもけとばしていったたこもあわびもけちらしていったあなごもちんもけちらしていったわがみちをいく。あしがあったとかなかったとかつまらぬことにはみみをかさなかっただからしぬときさばのかおはさばさばしていたうみにしずむゆうひのひめいはきこえたけれど──おぼれるー。大好きミロさん

  • わたしは たわし

    わたしですか?ただいま進行中の絵本の……あれ、です。膝の電気ビリビリのあとは眼鏡屋さんへ。文庫本が読めなくなったのでレンズを交換に。一週間後にいただけるそうです。閻魔大王が出てくる絵本テキストを入力しました。来週から推敲ですが、来週は外出が三回あるのでどうでしょうか。わたしはたわし

  • ぱんつの詩

    『鬼ヶ島通信』の詩を仕上げて送ったり、絵本テキストを入力したり、こんなものを書いていました。ひかりもたぬきはぱんつをはかなかったくまもいたちもはかなかったはかないでしんだはかないじんせいだったはかないじんせいだったでもみんなはだかのつきあいをしたかぜもひかりもぱんつの詩

  • あっ、北斎さん!

    文溪堂1600円+税扉をめくり、おもわず吹き出してしまいました。ドドット、ドドーンと北斎の滝でした。キャビンさん、やりましたね。ザ・キャビンカンパニーさんには、これまでの絵本でも、先達の画家へのオマージュを楽しませて頂きましたが、今回も広重の雨や、福田平八郎の水紋などが笑いを誘ってくれます。いや、はや、その使い方の上手いこと。最上一平さんの物語を絵本にするのは難しいなあと思っていました。ただ、その忠実な再現だけでは絵本の愉しみがありません。絵童話ではなく絵本にしてほしいのです。さすがはキャビンさんです。絵本にしてくださいました。最上さんもうれしいことでしょう。お話は、川を上へ上へと上っていきたいイワナと、挑戦しては滝から落ちてくるイワナにあきれるガマのこころからはじまります。しかしガマはいつの間にかイワナ...あっ、北斎さん!

  • モミジ 萌え

    雨の中を膝の電気ビリビリに。そのまま散歩していましたが、あまりに冷たい雨に(この散歩は賢くないなあ)と戻ってきました。詩と童謡のあわいのような作品を書き、おひるね。午後からはマンション管理組合の広報紙を作り、全戸配布。私には最終号になりました。次はどなたが担当されるのでしょうか。新理事会は27日から船出です。ぽつんれんげばたけにこうしがぽつんなのはなばたけにこどもがぽつんたんぽぽのはらにこやぎがぽつんさびしいかおしてぽつんぽつんぽつんそらからあめがひとつぶぽつんみんなのあたまにひとつぶぽつんよんだのだ~れモミジ萌え

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