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  • 牛乳しょうがプリン「薑汁撞奶」

    雨、9度、74%マカオや香港を歩いていると、「牛乳しょうがプリン」の専門店を見かけます。牛の絵がマークのお店「義順牛奶公司」です。ウィンドーに並んでいるのは小椀に入った「牛乳しょうがプリン」のみ。冬は温かいプリンも食べることができます。シンプルに牛乳と生姜と砂糖だけで作れます。生姜の持つ牛乳を固める作用を利用して作ります。家で作るとこれがなかなかうまく固まりません。温度管理、化学作用の悪戯です。真っ白なプリンは柔らかめ、茶碗蒸しほどの硬さです。甘味は強くありません。テーブルには砂糖やシロップが用意されています。冷たい「牛乳プリン」もギンギンに冷たいわけではなく、冬の暖かい「牛乳プリン」も熱々ではなく、牛乳としょうがの香りがしっかりと味わえます。牛乳としょうがのハーモニーです。昨日はうまく固まりました。メー...牛乳しょうがプリン「薑汁撞奶」

  • 冬の白のアウター

    晴、4度、80%この冬、コートやジャケットに白い色のものを着ている人を多く見かけます。観光で福岡に来ている韓国人や中国人の方たちも白いジャケットを着ています。冬の白は街を明るくしてくれます。昭和の時代、大人も子供も冬に着ていたコートやジャケットは暗い色のものが多かった記憶があります。福岡の街は日本海に面しているので冬はどんよりと曇っています。その寒くて曇った街に動く人たちも暗い色のものを羽織っていました。子供心にその暗さが嫌いでした。そして寒さを強く感じました。私は白いジャケットを冬によく着ます。ズボンもスカートも白で白尽くしの服装もします。寒さに応じてジャケットも様々。ウール地のこのジャケットはフラットカラーが取り外しできるタイプです。うんと寒くなるとモコモコのダウンです。モコモコダウンは最強に暖かです...冬の白のアウター

  • 奥伊勢ネギのパスタ、3色人参ラペ

    晴、2度、74%伊勢のお土産でいただいた新鮮で大きな野菜たち、急いでお腹に入れていきます。「奥伊勢ネギ」は太ネギですが刻んでいる時つまんだら生でも甘みが強いとわかりました。この甘みを生かして「奥伊勢ネギ」だけのシンプルなパスタを作りました。4色の人参はそれぞれを千切りにして合わせて「ラペ」です。茹で上がったパスタに「奥伊勢ネギ」を乗せるとふわっとネギの香りが立ち上がりました。お味はちょっぴり垂らしたオリーブオイルに「黒七味」をパラパラとふりかけただけです。パスタは塩茹でしますのでこんなシンプルな食べ方だとネギやパスタそのものの味がはっきりと出て来ます。物足りない方はお醤油がいいですね。紫、黄色、普通の赤、京人参のぽってりした赤、4色の人参は皮が薄いので皮付きのまま千切りにしました。紫人参は、芯が黄色です。...奥伊勢ネギのパスタ、3色人参ラペ

  • 香港映画「ネオンは消えず」

    曇、4度、75%香港と言うとあの煌びやかな夜景を思い起こされる人が多いと思います。夜、飛行機が香港に着陸する時、遠くから見ても一つの火の塊のように明るい場所が香港です。私が香港に渡った1980年代終わり、それらの燈はまだ「ネオンで」でした。ネオンサインは大きく、道の真ん中まで張り出しています。その下を2階建バスや電車が走ります。香港人の話し声は大きく賑やかな街に圧倒されました。「サーズ」の後からこの「ネオン」は「LED」に変わりました。そして「ネオン」を作っていた職人たちは職を失います。この「ネオン職人」の一家にスポットを当てた話です。「ネオン職人」の父親は借金を残して亡くなっています。あることがきっかけでその父親がやり残した「ネオン」があることを知った妻、娘が父の遺志の「ネオン」を作り上げる話です。「香...香港映画「ネオンは消えず」

  • 長芋三昧

    晴、3度、74%昨年お12月に入ってすぐのことです。友人から長芋が送られて来ました。大きく長い長芋が5本、香りのいいおが屑に包まれてやって来ました。その量と大きさにびっくり。まあ、年末年始と家族も集まります。みんなで食べよう!主人は長芋大好きです。年が明けて、孫家族は東京に戻る時1本荷物に入れて帰りました。主人は香港に帰る荷物に1本入れました。おが屑の中を探るとまだ2本あります。冷蔵庫には使いかけが半分。以来毎日、長芋を食べました。「とろろ」で食べるのが手っ取り早いのでしょうが「とろろ」はなぜか好きではありません。軽い漬物を作り置きしました。昆布漬け、いくらでも食べれる軽い漬物です。柚七味をふりかけて。ご近所のお婆さんからいただいた干し柿との和物。干し柿の甘さとねっとりが長いものシャキシャキと好対象です。...長芋三昧

  • 「ポトフ」美食家と料理人

    晴、2度、66%ジュリエット・ビノシュ主演の「ポトフ」を観て来ました。昨年から上映されていました。やっと時間が取れたので上映日最後の昨日、映画館へ急ぎました。フランス19世紀初頭の裕福な美食家とその料理人の話です。ビノシュは料理人を演じています。美食家の主人とは20年、同じ館に住み共に台所に立つ親しい間柄です。美食家がロシアの王子の晩餐に招待され、その返礼にもてなしを考えます。そのメインメニューを「ポトフ」と決めました。フランスの最も家庭的な料理です。ところが美食家が念願していた料理人との結婚、そしてそのすぐ直後、料理人は病で亡くなります。「ポトフ」と馴染み深い料理の話ではなく、実はこの美食家と料理人の二人の愛情を描いた映画でした。冒頭20分近く館での料理のシーンが続きます。今の台所ではありません。銅の鍋...「ポトフ」美食家と料理人

  • 蓋のついた入れ物

    晴、4度、66%蓋のついた入れ物、「中に何が入ってるかな?」と蓋を取るときが好きです。といっても、中にものを入れるのも私、蓋を取るのも私。それでも「何だろう?」と心で思って蓋をとります。小さな蓋のついた入れ物には小さなものを入れます。食べものだったらなお嬉しい。細い円筒の入れ物には胡麻の香るお菓子が入っていました。名前は「ほころび」、小さな粒を口に入れると顔がほころびます。美味しくて心もほころびます。蓋つきの入れ物に隠しました。「振り出し」のように振ってコロコロと花が描かれた入れ物に入れ、蓋をしておきます。しばらくして、「何だろう?」と思いながら蓋を取って、口に入れます。一人遊びです。7センチにも満たない小さな入れ物です。入れ物が可愛いと気分が上がりますが、無骨な小壺も蓋を取る時は心がウキウキ。「小鹿田焼...蓋のついた入れ物

  • ロマネスコのピカリリ

    曇、0度、66%伊勢の「ヴィソン」マルシェの「ロマネスコ」は大きさにも新鮮さにも驚きです。小房を生で食べても十分に美味しい。サラダで食べるうちに大きいので鮮度が下がってしまいます。そこで、イギリスのピクルス「ピカリリ」を作りました。マスタード、ターメリックを使った甘酸っぱいピクルス液が特徴です。このピクルス液はコーンスターチなどでとろみを付けます。カリフラワーは欠かせません。そこでカリフラワーの代わりに「ロマネスコ」を使います。「ヴィソン」マルシェのいただいたお野菜「エリンギ」「カラーキャロット」「奥伊勢ねぎ」の4種類全部を入れました。お野菜に塩をして10時間ほど置いたものをピクルス液に漬けます。2日ほど置いて食べることも出来ますが、イギリスでは保存食です。夏に漬けたものを一年中、パイなどの付け合わせで食...ロマネスコのピカリリ

  • 新鮮野菜の贈り物

    曇、3度、67%友人からお野菜がいっぱい詰まった小包が届きました。まだ少し時期が早い「ロマネスコ」がドンと占領した箱の中、珍しい「カラーキャロット」や見たこともないほど大きな「エリンギ」ゆぶゆぶと太った「奥伊勢ネギ」が入っていました。「ロマネスコ」を見て私を思い出してくださったようです。それにしても大きな大きな「ロマネスコ」です。香港時代はアメリカ産の「ロマネスコ」を買っていましたが、こんなの立派な「ロマネスコ」は初めてです。最近、栽培でも流行している「カラーキャロット」紫、黄色、どれもそのまま齧り付きたくなるほどイキイキしています。三重県の「ヴィソン」マルシェのものです。この友人はドライブや旅先で私の好物を見つけると送ってくださいます。どのスーパーにも「生産者直送」の野菜コーナーがありますが、これほど取...新鮮野菜の贈り物

  • 蓬の生麩

    晴、6度、79%暖かな1月です。春がすぐそこにと思います。でも明日からは暦通りに真冬に入ると聞きます。春まだ早い頃、庭の「蓬」が芽生えます。そこをつかさず摘み取って、「蓬餅」「蓬パン」「蓬ごはん」を作ります。身体中が「蓬」を求めます。「蓬」が芽吹くはずの土を見ながら、「蓬」の香りを思い出していました。「蓬の生麩」が頂戴しました。私の心が丸見えな頂き物です。待っていられません。早速、お昼に食べました。お餅のような生麩は「田楽」で食べるのが一般的ですが、私はそのままお刺身でいただきます。はじめの一口は何もつけずに、蓬の香りともっちり感を楽しみます。大きな1本の半分を「刺身」でお醤油をちょっぴり。残りの半分は炙りました。熱々を頬張ります。「蓬餅」のような感じです。食後にお汁粉にこの「焼き生麩」を入れるつもりでし...蓬の生麩

  • 透明なガラスそのフォルム

    雨、10度、95%ガラス物はカットされていても絵付けが施されていても焼き物とは違った質感があります。中でも透明なガラス物が好きです。中のものが見える、曇りを許さないところが好きです。毎日何らかの形でこうした透明ガラスの品を使います。使い終わったら、洗って透かして汚れが残っていないかチェック。かなり大きなミルクマグはこの半年毎日使っています。主人の実家の整理の時、箱にしまわれていたものを一目見て「好き!」と思い持ち帰りました。以来毎日です。スッとした立ち上がり、持ち手の形、大きさが私を飽きさせません。倒産した「たち吉」のアダム&イブの品です。細い細い「グラッパ」用のグラスで白ワインを楽しんだのは夏の間です。「グラッパ」グラスの形は柔らかさを感じます。赤ワインも時にこのグラスで、飲み口が広がった形は香りを鼻先...透明なガラスそのフォルム

  • 「山の上ホテル物語」常盤新平

    雨、11度、80%東京お茶の水にある「山の上ホテル」、戦後にできた小さなホテルです。山と付きますがお茶の水界隈はなだらかな丘陵です。その小高い丘陵に立つホテル、戦後の作家たちが「かんづめ」と言って締め切り間近になるとこのホテルに篭って原稿を仕上げた話は有名です。このホテルでの思い出をまたその作家たちは至るところで紹介してます。上京したての私はその昔、学校はサボってお茶の水界隈をよく歩きました。お茶の水の駅からだらだらと坂を下り神保町の古書店を覗くのが楽しみでした。当時は大学が3つほどありました。この辺りの街の匂いは古くからの東京の匂いだと感じていました。高校の時、大学の下見に上京した私を一回りほども歳の違う友人が連れて行ってくれたのが「山の上ホテル」のティールームでした。中に入ったのはその時一度だけです。...「山の上ホテル物語」常盤新平

  • 売れ残りの小さなバラ

    雨、11度、90%月に数回、3キロ離れたスーパーまで歩いて買い物に行きます。ぷらぷらとよそのお庭を眺めたり、安い八百屋さんを覗いたり。その道沿いに花屋さんがあります。季節の花苗や観葉植物も置かれています。もちろん、チェックします。昨年の夏の終わり頃、小さな鉢植えのバラが売られていました。「バラ」としか書かれていません。「つるバラですか?」と尋ねました。お店の人は私が言っている意味がわからないのか?「よく花が咲くよ。」とだけ答えが返って来ました。いつその店の前を通ってもそのバラの鉢は売れていませんでした。「よく咲くよ。」と言われても一度も花が咲いているところを見たことがありません。12月の半ばまだ売れないバラの鉢に小さな蕾がついていました。小指の先より小さな蕾です。その蕾が少し割れかかって真っ赤な色が見えま...売れ残りの小さなバラ

  • モモ、20歳の誕生日

    曇、13度、74%昨日はモモが生きていれば20歳の誕生日でした。亡くなって7年経つのに、主人と私の中では生き続けています。一昨日の晩、香港の主人から電話が入りました。「モモは幾つになるの?」「20歳よ。」主人も感慨深げです。つい最近、香港から持ち帰った車を処分しました。この車にはモモと香港の思い出が詰まっていました。「急がないから、モモが車に乗っている写真を送って。」と主人。電話を切るやすぐにPCを開きました。亡くなる直前、毎日採尿のために病院通いをしました。助手席に力無く横たわるモモが数枚出て来ました。ずいぶん病状が悪くなってからの写真です。それなのにいつものように私をジッと見ています。「ごめんね、モモ」主人が見たら悲しむだろうと、送ることができません。若い時の写真のページを開けました。2013年、モモ...モモ、20歳の誕生日

  • 「母の葡萄酒」とバルサミコ酢

    晴、5度、72%「バルサミコ酢」はブドウの搾りかすを何年も寝かした黒酢だそうです。栓を抜くと独特の香り、お酢にしてはとろりとした液体が流れます。ほかの黒酢と比べてもちっとも酸っぱくありません。それよりもまろやかな甘みを感じます。ドレッシングに使ったりするのが一般的ですが、時に贅沢をして「甘味料」として使います。控えめな甘さと香りが欲しい時です。イチゴが数個残りました。ポークのソースにしようと思います。赤ワインとザラメで作るところを予定変更、火にかけていちごのジュースが出て来たところで「バルサミコ酢」を垂らしました。酸っぱくないといってもお酢です。いちごの色がパッと明るくなりました。指に取って舐めてみました、いい塩梅のソースができました。豚の脂身が美味しく食べれそうです。アイスクリームにかけたり、生クリーム...「母の葡萄酒」とバルサミコ酢

  • クリスマスローズが咲きました。

    晴、8度、67%庭の「クリスマスローズ」が咲きました。玉のような丸い蕾をつけて半月、ひっそりと咲きました。この7年で「クリスマスローズ」は10数株、8種類ほどがあります。花を咲かせた「クリスマスローズ」は我が家では最古参の株です。大きくなり過ぎた株を昨年株分けしたばかりの一つです。ほかの株より小さくなったので今年の花は諦めていたのに、一番に咲きました。遅咲きの数株を除いてどの「クリスマスローズ」も蕾をつけています。ぷっくりとした蕾の形までも目を楽しませてくれます。やや下向き加減に花を咲かせる「クリスマスローズ」ですが蕾がついてすぐはしっかり上を向いています。葉が蕾を抱えているようにも見えます。どれも素敵な名前があるのですが、私は覚えられないので全部「クリスマスローズ」です。葉の形も蕾のつき方もちょっと違う...クリスマスローズが咲きました。

  • ワントレー2千円の花たち

    大雨、10度、85%この時期になると「クリスマスローズ」の新種が店に並びます。毎年毎年新しい花色、形、小ぶり、おお振り、葉の形が珍しい新種が登場します。久しぶりに園芸店に出かけました。年末はお客さんがいっぱいでしたが人はまばら、ゆっくりと花や種を見てまわります。昨年も出会したトレーに花の鉢がいっぱい詰まったセール品がラックに並んでいます。この花たちはセールや見切りといっても長く花を咲かせることを去年知りました。我が家の種まき「ビオラ」は成長が遅くまだ数センチの苗です。「ビオラ」が入ったトレーもあります。しめしめ。でも欲しいと思うトレーにはどうしても好きになれない花が3ポット、ちょうどいつものお兄さんが通りました。「この3ついらないから外していい?」その3ポットを除いても悠に二千円は上回ります。お兄さんニコ...ワントレー2千円の花たち

  • いちごのショートケーキ

    晴、5度、72%暮れの三十一日、朝から家のことを片付けていました。急に「いちごのショートケーキ」が食べたくなりました。人が来る予定もあるので私が家を空けるわけには行きません。孫たちに「「いちごのショートケーキ」を買って来てもらうことにしました。買って来てくれたのは美味しそうでないカットされた「いちごのショートケーキ」4つでした。でも食べたい気持ちいっぱいでしたので、数分で4つの「いちごのショートケーキ」を食べあげました。今考えると、人数分のケーキの数です。自分たちも食べようと4つ買って来てくれたのかもしれません。食べたのに、まだ食べたい。「どこかでもう少しいちごのショートケーキ買って来て。」と頼みました。「買う前に写真を送ってね。」近くのスーパーに行った様子です。美味しくなさそうな「いちごのショートケーキ...いちごのショートケーキ

  • 染め付けの器と赤い塗り物

    晴、7度、59%洗い終わった食器を仕舞う前、無造作に重ねているとフッと目を引く組み合わせがあります。シルバーの小さなスプーンと透明なガラスのこともあります。昨日は染め付けのお皿と塗りのスプーンでチャーハンを食べました。何気に重ねたその二つがとてもいい感じに思いました。そう気づくと、染め付けの器と赤い塗りのものをよく取り合わせています。お醤油差しとシミをつけないように小皿。重い赤い色のぷっくりした醤油差しに強い青い染め付け小皿がいい塩梅です。ご飯茶碗とお汁椀。このご飯茶碗は結婚当初から使っている物です。唐草のような模様が好きですが、かなり小ぶりなのが難点。長年使った浄法寺のお椀はツヤツヤです。朝の定番、ヨーグルトを食べる時の組み合わせ。夏には透明ガラスの器にシルバーのスプーンに変わります。食卓を整える、料理...染め付けの器と赤い塗り物

  • お花を頂戴しました。

    曇、8度、76%花のブーケを頂戴しました。このふた月、クリスマスもお正月も迎えたのに色鮮やかな花には目が行きませんでした。と、そのことに気づいたのはこのブーケを手渡されてのことです。家に帰りテーブルに置きました。家が春が来た時のように華やぎました。義母が逝き、色とりどりの花からは気持ちも遠ざかっていたようです。「さあ、目覚めなさい。」と声をかけられたような花のブーケです。この花は車の代理店の方からいただきました。納車は私が車を取りに行く形を取りました。車のキーをもらいたくさんの証書類の束をバックに入れた時、奥からお花が出て来ました。手渡される時、「初めから最後まで女性一人で車を購入に見えた方は下川さんが初めてです。」と言われました。今の時代そんなことないと思います。褒め言葉のつもりでしょうか?そしてきっと...お花を頂戴しました。

  • 新しい車を連れて来ました。

    晴、7度、70%昨日は寒い雨の降る中、13年乗った車を手放し新しい車を連れて帰って来ました。実は昨年末には新しい車を購入済みでした。でも孫を2シーターの車に乗せてやりたいと思いました。乗る機会が少ない2シーターです。少しでも記憶に残って欲しいと思います。この10年、車は進歩を続けています。昨日乗り換えた車の計器類は今までの車とは大違いです。自動制御、ブルートゥース搭載、喋る言葉でも反応します。ギヤレバーはなく指先でギヤチェンジです。ワイパー、灯火は自動と私には初めてのことばかり。緊張して新しい車と向き合いました。カーナビが当たり前に搭載されている日本です。7年前香港から連れて来た古い車には後付けでカーナビをつけました。今度の車は大きな画面、検索も話しかけるだけで作動します。後退時のバックカメラ付きも初めて...新しい車を連れて来ました。

  • 今日この車と別れます。

    雨、9度、68%運転は下手なのに車が好きです。父譲りかもしれません。自分が乗った車に愛着が湧きます。車と別れる時は涙が出ます。今日13年近く乗った車と別れます。車を選ぶのも購入するのも様々な手続きをするのも、私の車は自分でします。香港で求めたこの車はすでに9年目の車でした。在香港がその先長くないだろうとこの車に決めました。この前の車もツーシターのオープンカーでした。パッセンジャーシートに座るのはモモでした。車をオープンにしてモモはいつも私しか見ていませんでした。7年前私だけの帰国が決まりました。この車を連れて帰ることにしました。全ての入管手続きは私の仕事でした。私とモモがこの家に着いてから半月後、横浜港を経てこの車が着きました。コンテナに一台だけ入って送られて来ました。それから7年、古くなり部品も国内では...今日この車と別れます。

  • 「荒城の月」大分県竹田市の和菓子

    晴、4度、79%一昨年、別府を訪れた時も主人と二人「子供の頃、両親が買った白いお饅頭があったよね。」と話していました。どこか別の土地だったのか?記憶が二人して定かではありません。今回、別府市内のデパートに入りました。古いデパートで3階以上のフロアーは物を売っていないような寂れたデパートでしたが、地下、一階は大分県の特産物を集めていました。「荒城の月」と言う和菓子の箱を前に主人と二人「これだった?」と手に取りました。白いお饅頭が並んでいます。自分の家用に一箱買い求めました。「荒城の月」は竹田市の「岡城跡」を歌ったものです。寒空の月の元、城の栄枯盛衰を想う歌です。冬空の月は白く輝いています。その月を思いで作られた和菓子だと思います。一見普通のお饅頭ですが、皮の部分は「淡雪羹」つまり卵白を泡立てて作ったものです...「荒城の月」大分県竹田市の和菓子

  • 残念な「七草」

    晴、5度、60%お正月もひと段落、7日は「七草粥」でお腹を整えます。一人の時は庭の草を7種類寄せ集めて「七草粥」を作ります。海外に住む主人が一緒の昨日は「七草」を買いに行きました。スーパーに入ると目につくところにパックの「七草」が山積みされています。一種類のみですから葉のきれいなものをひとパック買いました。その横にフリーズドドライの「七草」も売られています。「七草」は七草の歌を歌いながらまな板を緑に染めて葉を刻みます。フリーズドドライならおかゆに振り入れるだけの手軽さです。「便利ね。」家に帰って洗った葉っぱの種類を数えました。今年は確かに7種類あります。一昨年でしたか5種類ほどしか入っていなかったのにはがっかりでした。生の葉っぱの匂いを嗅ぎました。何も香りません。まな板に乗せ、歌を歌って刻みます。刻んだ葉...残念な「七草」

  • 「高崎山の猿」「うみたまご」別府

    晴、4度、58%別府への家族旅行、大きなお風呂でお湯を使った翌日は子供連れの別府で外せない「高崎山」に向かいました。自然に生きている猿たちを見せてくれます。私が子供の頃は薄暗い山道を登った記憶があります。小さなモノレールのようなもので上がりました。囲いがあるわけではなく、歩道にも木々にも猿たちが見られます。昔はこうした猿を見るだけでしたが、餌まきをしてインストラクターがさるの説明をしてくれました。香港にも野生の猿がいる地域があります。日本猿より体が大きく凶暴です。おとなしい「高崎山の猿」たちは毛ツヤもよく、オスでも小柄な体が可愛いく思います。孫娘はこんなに間近で猿を見たのは初めてでしょう。メスで体に白い毛が入った猿が人気者です。思わず手を伸ばして触りたくなりますが、厳禁。新しい観光地として「高崎山」と隣接...「高崎山の猿」「うみたまご」別府

  • 「地獄めぐり」別府

    曇、19度、86%11月に亡くなった義母の納骨を済ませました。家族の慰労の意味で一泊で別府へ行きました。別府が初めての小学生の孫も一緒です。大人ばかりの旅行とは違い、観光地巡りをコースに入れました。主人や私は小さい頃から幾度も来ている別府です。まずは「地獄めぐり」から。別府は海沿いから山にかけて小さな温泉が集待って「別府温泉」と言われています。それぞれに温泉の質や湧き方が違います。山沿いの一帯にある「鉄輪温泉」が「地獄温泉」です。七つある「地獄温泉」はそれぞれ入場料を払い見ることができます。「海地獄」「鬼石坊主地獄」「かまど地獄」「鬼山地獄」「白池地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」。果たして私が小さかった頃七つもあったか記憶にありません。しかもそれぞれが観光地化されて、お土産屋さん、レストランがあり、大型観...「地獄めぐり」別府

  • ココ ふた晩のお泊まり

    晴、0、6度、70%私たちの旅行の都合でココをふた晩、動物病院に預けることにしました。孫娘たちが一昨日の夕方連れて行きました。キョトンとしていたらしいのですが、看護婦さんに連れられて奥へ入って行ったそうです。冬の私の朝一番の仕事は居間に暖房を入れる事です。次はココの充電式あんかをコンセントに差し込みます。とても寒い朝はココは充電中のあんかの横で待機します。昨日の朝、暖房のスイッチを入れ、その下にある羊のあんかが目に入りました。毎朝一緒に起きて来るココはいません。羊の充電は不要です。その時ココの不在をわかっているのに、改めてココの気配が無いことに気づきました。ふっと虚しさを感じます。家族揃っての小旅行、口の数が多いので賑やかです。その合間、合間時計を見てはココを思います。「起きたかな?」「ご飯ん食べたかな?...ココふた晩のお泊まり

  • 義母の納骨

    雨、8度、61%細かい雨の中、義母を納骨して来ました。雨雲で霞む山を見上げて墓地に向かいました。杉木立を抜けると霊園です。主人の胸にしっかり抱かれた義母は義父の横に置かれました。墓の下を見るといつも思うことは、「終の住処」は墓だということです。義父母が仲良く並んでいます。義母との最後のお別れを済ませました。96歳の高齢、家族一人一人の思いを受けてお別れしました。義母の納骨

  • お年玉袋

    曇、10度、86%その年の干支、流行りのキャラクターをあしらった「お年玉袋」が店に並んでいます。ぬいぐるみの「お年玉袋」なんてものまであります。「お年玉」は和風でありたいと、孫には和柄の昔ながらのポチ袋を使っていました。元旦、ポチ袋を溜めている缶を開けました。紅白の水引のついたものを一旦手に取りました。「お年玉」と書いて水引の下には「じゃじゃ」「かか」と毎年書きます。筆を持って急に止めました。「何も水引きなしでも和柄じゃなくてもいいわね。」今年の孫の「お年玉袋」はサイズは普通のポチ袋ですが、「笛を吹く天使と馬」の柄を選びました。しっかりした和紙に型押しの多彩版画です。絵柄を損ねたくないので、何も書きません。流行や既成概念にとらわれず、歳を重ねる孫を見て「お年玉袋」を決めよう、と思い立った元旦でした。お年玉袋

  • 太宰府へ初詣

    晴、6度、80%今年の初詣は太宰府へ行きたいと考えていました。一昨年から本殿の建て替え工事が始まっています。本殿の前に建てられた仮の本殿を見たいと思いました。一見、山の一部のように見える屋根は仮の本殿です。後部に建築中の本殿が建ち上がって来ているのではっきりと見えないのが残念です。屋根の上に植樹がなされています。周りとの一体感を持たせるための工夫でしょう。仮の本殿が見られるのもあと僅かです。本殿が建ち上がる前はその屋根がくっきりと見え、さぞかしいい眺めだったに違いありません。福岡から車で数十分の太宰府ですが気温が低く寒いと感じます。暖を取るために「隈研吾」さん設計のスターバックスへ。途中行列に並んで名物の「梅ヶ枝餅」を買いました。焼き立ての「梅ヶ枝餅」を頬張ります。外装も写真に撮りたかったのですが参道は人...太宰府へ初詣

  • 気持ち改まる元旦

    雨、10度、74%明けましておめでとうございます。新年を迎える喜びはたった一晩寝るだけですが、感慨深く感じます。昔と違って正月の緊張感が少なくなったと思うのは私だけでしょうか。正月の休みの中でも営業しているスーパーやコンビニ、食料を買い込まなくても食べるに困らないことが大きな原因でしょう。7年前帰国したときに比べて近所の家の「しめ飾り」の数が減りました。高齢化でそうした手間を省くようになったのかもしれません。我が家は「喪中」です。家族の中では「明けましておめでとう」と挨拶します。日本人ですから「紅白」はめでたい色、赤いドットのクロスをテーブルにかけました。暖かさと活気がある部屋に変わります。明日主人が香港から戻ると家族が揃います。日が上り始める時間だけ、深い日差しが入ります。床の間は酒井抱一の「日の出」で...気持ち改まる元旦

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