chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
山のツバル https://www.yamano.tv/

鹿児島は財部の山の中にある古民家。古民家体験、農業体験、林業体験などの体験施設の紹介です。

NPO法人Tuvalu Overviewが運営する体験施設「山のツバル」のサイトです。鹿児島は財部の山の中にある築80年の古民家を再生して、食の地産地消とエネルギーの自給自足を体験できる宿泊施設として運営しています。

山のツバル管理人
フォロー
住所
曽於市
出身
いわき市
ブログ村参加

2010/04/14

arrow_drop_down
  • 4年ぶりの田植え

    この耕作放棄地を撹拌して平らにして田植えをしたのが2020年のことでした。「新しい圃場での田植え」の記事を見ると、代かきまでして水平を出したので、草があまり生えていない表面に小さな苗を植えていった記録があります。 その後、3年間放置した田んぼがどうなったか?もちろん草ボーボーです。笑 いつものように、草刈りをしてウエボーで穴をあけて苗を植えていきます。 今年は苗をできたてほやほやのビオトープにつけておいたことが幸いして、15cmくらいまで成長しました。このくらいの大きさがあると植えやすいものです。 1日で6列くらい植えることができます。72列あるので毎日毎日田植えだけをしていても、12日間かかる計算です。 少し無理をして1日10列くらい植える日もあったので、結果8日間で田植えが終わりました。 大きく育ってほしいものです。 そのためには草刈りが必須です。 最初に植え始めたところは、すでに、草ボーボーです・・・ 水を入れて深水に保ちながら草刈りを進めていきます。 サクサク草刈りを進めたかったのですが、3年間放置している間にタイヌビエが大きな株になってのさばってしまいました。 根深いし、広がっているし、地上部を刈ったくらいではビクトもせずに、すぐに芽吹いてきます。 成長点も根の生え際ギリギリにあるようです。これはなかなか強敵です。なるべく、成長点に近い地上部を刈落として様子を見てみます。

  • ビオトープ

    山のツバルの田んぼをドローンで撮影してみました。真ん中の溝で囲われた部分は田んぼです。およそ1反あります。ぐるっと溝を一周掘り回すのは水の管理をしやすくするためです。自然農の圃場では良く見られる仕掛けです。この溝を掘るだけでも2人で5日間程かかります。このあと圃場の中にも何本か溝を掘ります。その右側が畑、左側の三角に残された部分にビオトープを作ってみました。 秋に刈り倒した草を圃場の方に移して、更に草刈りをして地面が見えるようにします。こうするとスコップが入りやすく仕事がしやすくなります。 掘り出した土を周囲において、池の周りを嵩上げする方向で土の処理をするしか方法がないので、掘り出す土と置き場所のバランスをなんとなく考えてから掘り始めました。 2日かけてここまで掘り進みました。池の深さは20cm程度です。これ以上掘ると粘土層のしたのシラスの層が出てきて、水が溜まりにくくなりそうだったので、この深さに決めました。それに、これ以上深く掘ると果てしない肉体労働になりそうな予感もありました・・・ 奥の三角の頂点から水をいれる計画です。そこまで溝を掘りながら右側の畔を嵩上げして補強していきます。ちょうど雨が降って水も入ったので、近くの沢に生き物を探しに行きました。 かろうじて採れたのがハヤとサワガニ。昔の田んぼの水路にはフナやドジョウ、ザリガニといった生き物が沢山いたのですが、農薬という毒を撒き続けた結果、慣行農業の圃場の周囲の溝や川は無生物状態です。。。今後、いろいろな場所から生き物を移動してこようと思っています。 一番奥、三角の頂点の水の湧き出し口。側溝経由で流れてくる山から滲み出てくる水をパイプを工夫して湧き出すようにしてみました。ここまでで一週間ほどかかりました。その甲斐あって良い感じのビオトープができたと思います。 お米の苗を仮置きする浅場も残しておきました。パレットで苗を作ると、成長途中で黄色くなってきてしまうので、土の上に置いて成長を助ける場所にします。結果は上々でした。 奥から水が入って、手前の横引きの溝を経由して右側の圃場に流れていくようにしています。水を温める機能にも期待しています。 このあと、浅場にはマコモタケも植えてみようと思います。  

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、山のツバル管理人さんをフォローしませんか?

ハンドル名
山のツバル管理人さん
ブログタイトル
山のツバル
フォロー
山のツバル

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用