4月21日(日)長年行きたいと思っていた足立美術館へ、ようやく行くことが出来た。倉敷から特急《やくも》に乗って北上。安来の駅前送迎シャトルバスに乗って20分ほど行くと、観光バスや個人の自家用車まで朝から来
能登半島で、オリジナルの着物を創作。ロウケツや絞りの草木染め。CG等、染とデザインを行っています。
能登の暮らし、アート、美術絵画の話、CGやイラスト、アクリル絵画、草木染めなど創作に関する内容が多い。田舎で暮らす日々の出来事、地域活動などを書いています。 本業は染色。 http://notonote.tank.jp/
あっという間に1月が過ぎていく。思ったほど積もらなかった雪は、今日の日射しで見る見るうちに消えている。着太りのダルマは裏の丘に上がるだけで、融けるほど暖かくなった(笑) 雲が急いで流れていく、空が青
先日行った柿渋の媒染の匂いが少なくなったので、仕上げの加工を行った。柿渋のマニュアルなどでは、染めたまま経年変化を楽しむと書いてあったりするが、マスクにするのが目的なので鉄媒染の匂いや、染めっぱなしの
先日の暖かい日に物干し部屋の整理をしたら、ウルシ廃材が乾ききっていたので、急遽薪割りをすることになった。あまり乾燥し過ぎると、カチカチに固くなって手に負えなくなる。 この物干し部屋は周囲すべて半透明
今日は暖かい一日。陽だまりの中を歩くと汗ばむほどだった(^^ 散歩のカメラスケッチをしながら、今年は植物観察に時間を掛けようと思った。といっても、これまでも植物染料のデータを採ったり染料になる植物を栽
柿渋を塗ったり染めたりする作業は比較的簡単で、嫌われる臭いも市販の無臭柿渋使うことによって室内でも染めることができる。柿渋を使った一閑張りに関する説明は検索にお任せして(笑)、柿渋の染めについて染め物屋
ウルシ液など植物抽出液を染める場合は加熱浸染(カネツシンセン、シンゼン)を行うことが多いが、柿渋は冷染(レイセン、レイゼン)という文字のまま冷たい液に浸して繊維を染めるか、刷毛で布を染める。柿渋液は染
しばらく草木染めについて書いてなかったので、このところの工房の報告(^^) この町にもコロナ感染が広まってきたので高齢者としては外出もしないし、新年の宴会も無しの1月、つまんないな~と言いながら急ぎの仕
染色を仕事に選んだのは色を上手に使いたかったから、だけど。図案でも染めでも絵でも色で苦しんでいた私には、色遣いが下手!というコンプレックスがあった。「パソコンで図案を描くと楽、能登でもデータ送ると仕事
工房の振袖の誂えは色付きの図案を依頼主に見てもらい、OKが出るまで作り直した。好みの地色やデザイン、好きな模様や気に入った花を入れて図案を決定する。 そこから、身長体形に応じて寸法を決め作業図案を描
「変わった振り袖がほしい」「可愛い花とかピンクの色とか、私には似合わないから」という娘さんの振袖を作る機会があった(^^) 身長が165cm以上で裄が1尺8寸あった。 個性的な雰囲気のお客さんで、相談の結果、
振袖の誂えにも、依頼主の予算によって仕事の内容は変わってくる。予算はいくらでも良いから・・・というお客様は私の顧客には残念ながら、居ない(^^; 誂えの場合も初めから予算をうかがって模様や色を決めていくが
誂えの着物を受注してオリジナルの中振袖を染めてきたけれど、例外として他の人が染めた模様の注文を受けたことがある。 「お婆さんの振袖を着たいけど古くなって傷んでいるので、同じ感じでできますか?」という
1月15日、快晴!暖かい日!こんな日が懐かしい。 かつては成人の日で私の染めた振袖を着た成人の写真を撮影しに、賑やかな成人式会場へ出かけたものだった。今は昔の物語である(^^; 五十肩と指の痺れによって細
暖かい雨が降り、太陽が出た午後の丘。みるみる間に雪が融けていく。 40㎝ほど積もった雪が消えていく中から、聞こえてくる声、出て来るものたち。まだまだ春は遠いけど、陽の光が輝いていた(^^ アジサイの新芽
藍染め講習会用の手提げバッグを試作。親子体験用なので、小学校低学年の児童が使えるようA4サイズがゆったり入るような大きさで、肩からも掛けられるような形を探す。バッグの単価は?染めの予算は?というような
新設は5㎝程、朝には晴れ間が出て少し雪が解けた。そして水分を含んだ雪がゴオオオォ~と屋根から落ちて、玄関の前のコンクリート面にへばりついている。圧雪!固くて重たくてスコップもダンプも動かないし、足も動
富山県が100㎝を越える大雪となり、北陸地方の雪害がテレビニュースで流れている。能登の山間部も積雪は凄いことになっている。というので、我が家にも心配してくださる方から電話やメールが届いている。 困った
台風のような一日、横殴りの雪のカーテンが波打つように押し寄せてきた。木々の小枝が悲鳴を上げるように曲がり、虎落笛吹いた竹がしなって笹も杉の葉も家の前で塊り、つむじ風が巻き上がった。 外の積雪量は多く
雪を融かす晴れ間の途中に雨が降って、工房の周囲の屋根雪も無なくなってきた。しかし、明日からまた寒くなるらしい。それが普通の冬だけど、最近は雪道の走り方を忘れてしまっていたから、雪が怖い(^^; 集落の法
フリガナを付けないでも読める。というお叱りを受けるのを覚悟して書いた(笑) 能登の雪は、湿り気が多い。思ったほど気温も下がらず路面にタイヤのの跡が黒々と現れる。家の前の雪除かしが済んだのでカメラを持っ
2021年、明けましておめでとうございます。 本年が良い一年になりますようにと、心から願います。 久しぶりの雪のお正月。隣集落の明泉寺の石造五重の塔の雪景色、アクリル水彩画F6号 今日の集落の上田寺
オニヤンマの暖簾を描くために、ネットの画像を見たりスケッチしたのが沢山あるのだけど、細かく丁寧に描くことはできても省略して単純化できない。昆虫を描き切れないのは、花を専門として着物の模様を描いてきたか
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4月21日(日)長年行きたいと思っていた足立美術館へ、ようやく行くことが出来た。倉敷から特急《やくも》に乗って北上。安来の駅前送迎シャトルバスに乗って20分ほど行くと、観光バスや個人の自家用車まで朝から来
4月20日(土)倉敷民藝館を訪れた。人気の観光地は相変わらず人があふれ、特に外国人の親子連れが多かった。 民藝について今更だが、倉敷民藝館の初代館長 外村吉之介氏の言葉では、民藝品の性質には実用的なも
ササユリの栽培を始めて5年目になる。工房の南向きの丘の半日陰の場所に防風ネットで囲んで、毎年花の咲くのを楽しんでいる。小さな三角形の薄い枯葉色の種を蒔いて、芽が出て7年くらいで花が咲くという。プランタ
三年目のアカネが点から線になる。 アカネ畑栽培のメンバー3人のスケジュールと畑の作業の天候が一致しなくて、なかなか牛糞を撒くことが出来なかったが、ようやく実施できてトラクターで2回耕すことが出来た。
能登上布に手描きの模様を描きたい、というご希望の講習は図案を完成し下絵を描いて、初めての墨濃淡の手描きに挑戦。今回は木綿布に試し描き。さすがに初めての挑戦で能登上布に描いてもらうことは怖すぎる。 だが
能登上布に手描きの模様を描きたい、というご希望の講習なので、まず図案を描いてもらうことにした。いろいろと着物に関わって来られた結果、ご自身で学んで描いたり染めたりしたくなったのだという。 ということ
今日は4年目の畑に発酵牛糞搬入、周囲の草刈りと三年目のアカネの整備を続けて行った。 植えてから 三年目のアカネは先日の モヤシ状態 から、春の日差しを全面に浴びて凄い勢いで育っている。防草シ-トが邪魔
100日目の雨上がり。命の水は立山に、海に、丘に。スイセンに、シャクヤクの芽に、アンズに、フキノトウに、イタドリに、ヒメオドリコソウに、リュウキンカに、ヤブツバキに、アオキの花に届いて輝くのに。シャクヤ
4年前、2021年7月2日に試験的に植えたアカネの根を掘ってみた。竹などが太い根になり茎も育って畑の状態が悪くなったので、一旦整理し直し。アカネも4年目になり根の発育具合を調べ、試験染めを行い根の掘り方と
4月5日、6日晴れ。昨日と今日はアカネ畑の草取りと新しい6畝のメンテ日だった。敢えて明記するのは、今後の草取りの基準日として《少し遅い》ということを後年に判断させるため。誰に判断させるかというと、私にだ
4月になって畑仕事も始まり、工房の取り組みも新たな気分で新しい取り組みも始めることになった。工房へ体験に来られる人で明確な目的を持っている場合、多くは難易度の高い染めを希望される。今回の方は手描きロウ
能登半島地震から3か月が過ぎた。そろそろ畑仕事の季節でご近所さんも外で賑やかな会話、私も止む無く耕運機で畑を起こすと、さっそく妻はジャガイモを5畝植えた。 私は地震で液状化したアカネ畑へ行って、まずア
3年目のアカネ畑の作業は、地震で液状化した畑をトラクターで耕すことから始まった。まずは草刈りから!(^^; 昨日の午前中は私が所用で出られなくメンバーが先に作業を進めて、午後から一緒に地震で倒れたワイヤー
毎月の満月を写真に撮るのを楽しみにしていたのに、3月満月の25日は曇り。26日は雨、ようやく昨日27日に月夜になった。少し欠けた月は表情が変わっていて、かえって面白いかもしれない。と自分に言い聞かせて夜の海
ウルシ染めの追加注文が入ったので染料チップの在庫を見ると、ほとんど無くなっている。急遽チップ造りの作業に取り掛かる(^^ゞ 工房で使うのは野積みで保存している輪島産のウルシ廃材。伐採してから5年ほど経過
毎日のように捨てるものを束ねているが、断捨離というほどスパっ!と決められない。文庫本の小説や漫画の単行本は縛ったし昔の着物の作業図案は束ねてあるが、描いた絵の原画や色付き図案は捨てにくい。妻が「こんな
早朝のカメラスケッチ、太陽の光と交互に雪降る日には予想外の写真も撮れるけど、毎日不思議な光景に出会えるわけでもない。それでも移ろいゆく景色の中、植物は確かな変化で魅せてくれる。昨日と今日の写真は冬の最
まだ雪が降る。鉛色の空は水平線を途切れさせ、鈍色の海を溶かしている。時折朝陽が出て輝いた波が、沖の小舟を包み込んで、飲み込みそうになる。 小舟は向きを変えて、盥の如くに波間に消える。カメラを持つ私の
地震で倒れた本棚を起こして不要な本を捨てる作業に掛かったが、その資料部屋に散らかった物も片づけた。過去に買ったもので大切にしていた品が出て来たが、いくつか処分することにした。 景年写生帖が7冊(今尾
徳島の旅、最後は美馬市のうだつの町並みを観に行った。うだつの上がらない私だからこそ、行ってみたくなったのか?と思った(^^; いままで何ケ所かの《うだつ》を観てきたが、美馬の袖壁《うだつ》はボリュームが
実生・・・?はじめてこの言葉を知ったのは、恥ずかしながら4年ほど前だった。「じっせい」と読んだら実生「みしょう」だと教えられた(笑) アカネの挿し穂で伸びた茎の生育次第では、その年の秋には実を付けな
晴れて少し寒いくらいの一日、今日は羽咋郡志賀町 (旧富来町)の遍行寺へ行き牡丹の花を観てきた。ここには2000本以上の牡丹の花があるので、着物の花模様を描くのに何度も観察や写真を撮りに行っている。もう振袖に
敵は家庭菜園にあり!と思う今日の農作業。わずかばかりの家の畑を染料植物と家庭菜園で領土争い。私はナタで竹の先を尖らせて戦いの準備をする? 醜い争いとは別に、青い空にキウイフルーツの雌花の蕾が膨らんで
3日前、ササユリの気がかりな場所へ行ってみた。昨年の6月に刈り取られた場所だ。 昨年の日記 最後のササユリ 案の定、毎年10本以上の花が咲いていたのに、去年刈り取られた場所には、3本しか茎が伸びていなかっ
他の草花の仕事に追われて雨の中。休憩がてらササユリの様子を見に行き、落ち葉を除けてみると、いろいろ、いる。いる。とっくに発芽して茎もスックと伸びていた。 ササユリの栽培を始めて4年目になる。種を蒔い
14日、15日は京都市内へいき(内容は後日まとめてup)、今日は能登の波並で花見のイベントに参加。なかなかハードなスケジュールだったけど、ちょっと楽しい3日間だった。終わった今夜は、ぼ~~っと寝ぼけた感じだ
今日も一日アカネ農作業。9時から午後6時までの農作業はずっしりと身に堪える。しかし、やり遂げた充実感があって・・・玄関に入り大の字になって廊下に寝転ぶ・・・ひんやりとした床が気持ち良い・・・しばらく起
昨夜からの雨が上がった午後、雲間から日差しの伸びたアカネ畑へ行く。一晩でびゅん!と伸びたアカネの茎、 4枚の葉が尖って四方八方へ伸びる矢印のようだ。 昨年植えた2本の苗が合わさって、大きな株のよう
快晴の日の農作業、日本晴れのニホンアカネの栽培日和。いよいよ今年のアカネ栽培が本格始動。今日は醗酵牛糞と鶏糞を入れてトラクターで畑を起こす。 3人のシルバーは腰が痛い人と足が痛い人と腕が痛い人・・・
昨夜は寒くって、暖かくして寝落ち(笑)・・・以下、ブログそのまま本日アップ(^^; 4月8日をもって昨年秋に収穫した我が家のキウイフルーツを食べ終えた。4月まで追熟させて食べ続けることは、このキウイ30年間の
四月の初めに桜の花が咲くのは珍しく、能登でも満開になった。それは嬉しいことなのだけど、近年の桜のイベントの計画は、満開に合わすのが、とても難しいことになっている。 私はといえば遠方の桜を見て楽しみな
暖かい日差しに風もなく、桜満開の日。南向きの海は穏やかで、富山湾のに雪の立山連峰を淡く映し出している。・・・写真を撮るほどではない春霞のレベルだ(^^;) アカネ農場は一日中直射日光が当たり3月末に来た
工房で行っている藍染め体験は、染めの楽しみを感じてもらえる基本のコースです。今朝も加賀方面から来られた親子連れ4名様は、小さなお子さんも含めて初めての藍染め体験。保護者も一緒に行うことで、年長さんも順
能登でロウケツ染めの説明を行うと石川県は加賀友禅の産地なのになぜロウケツ?と聞かれることがある。私の場合は初めて勤めた京都の染色工房が、手描きロウケツの着物を染める会社だった。 その工房には70人前後
午前6時に目が覚めたので、明るくなってくる空を見ながら工房の丘を散歩した。水平線を少し上がったところから光が差し込んで、次第に丘の上を照らしだした。 寝ぼけ眼で歩いている私の前に、毛虫の大群が現れた
加賀方面から来られた藍染め体験の4名様。草木染めに興味があるということでネットの検索で工房を見つけてもらいました。まずは藍染め体験、ハンカチの見本を見てもらい、気に入った模様を選んでもらって、折り方の
今夜は風も冷たく寒い夜になった。公民館の絵画教室は、大人5人が静かに筆を運ぶ。 僻地の公民館の絵画教室は、かれこれ30年になる。絵画愛好会の活動25年の展覧会 公民館と併設の小学校があった時代は子供と大
日当たりの良い丘の道の水仙が、気温の上昇とともに黄色白色の花が咲きそろってきた。その丘に染めに使える草木を増やそうと画策するが、そろそろ我が身の労働力の上限かもしれない・・・足首と膝がカクカクして笑う
いよいよ春らしくなって土の香りが嬉しくなる日。周囲の畑に人の姿が頻繁で、賑やかな声も響いて来る。あぁ、近所のお婆さんと従姉妹たちの笑い声が野辺に華やぐが、80歳をとうに越えた元気な人たちだ! 3月20日
朝から雨模様で空を見上げては染作業を行い、晴れ間を見て畑に堆肥を入れて、お客さんが来てまた工房に戻るという一日。工房の看板を新調、ようやく2枚揃えて出すことができた(^^;)まだ道に迷う人がいるくらいの僻