朝日新聞が編集局に「ファクトチェック編集部」を発足させるそうだ。同社によると、「YouTubeやXなどのSNS上で、偽の情報や誤った情報が拡散される現状を踏まえ、事実関係を素早くチェックできる態勢を強化する」のだそうで、ご苦労様なことだが、他人の誤情報を探すなら、まず自社の報道のファクトチェックをお願いしたいものである。 本当の意味でのファクトというのは一つしかないはずなのだが、朝日のようなメディアの報道...
国連女性差別撤廃委が繰り出すトンデモ勧告 ~ 日本に必要なのは、国益のために戦う政治家と外交官だ
いま、政界で最もモテモテなのが、国民民主党の玉木代表だろう。選挙前の7議席から28議席へジャンプアップし、昨日書いた通り、比例では358万票を獲得したが、この数は3年前の2.4倍に近い。政権入りが噂される中、「自公連立政権に加わるかどうかを問われ「連立はない」と一刀両断しする傍ら、立憲民主党を中心とする政権枠組みも否定し、首相指名での野党間の協力も否定する。一番高いところで売る(連立入り)のだろうし、売ら...
前回の衆院選から1092日。そのほとんどの期間で総裁だった岸田文雄が無実であるわけがない
石破首相は27日の衆院選で完膚なきまでの敗北を喫したが、辞める気はさらさらないようだ。石破首相、重ねて続投表明 衆院選で与党過半数割れ「心底反省」「先頭に立って政治改革」 (産経) 石破茂首相(自民党総裁)は28日、前日投開票された衆院選を受けて記者会見に臨み、与党が過半数割れの大敗を喫したことについて「極めて厳しい審判をいただいた。自民党は心底反省をし、生まれ変わっていかないといけない」と指摘した...
衆院選総括 ~ 自ら設定した勝敗ラインを大きく割り込んだ首相は、相応の責任を。
27日に投開票が行われた第50回衆議院議員総選挙で、自民党は公示前の258議席から67議席落とし、結果として獲得したのは191議席だった。こちらも大敗した公明党と合わせても過半数に18届かず、連立のパートナーを模索することになる。公示前は32議席持っていた公明党だが、我が埼玉14区で党代表が落選したことも含め、24議席に留まる。大躍進の国民民主党にあっさり逆転された。 今回、自民党は、石破茂という看板で選挙を戦った...
なんだか「世も末」的な政治状況が生まれそうである。昨日行われた主義員議員選挙で、自民党は歴史的敗北を喫した。公明党も大きく議席を減らしたところを見ると、これは自公政権への評価がそれほど低かったと解釈せざるを得ない。 代わりに立憲民主党は大躍進である。この政党がやってきたことはなにか。彼らは裏金、裏金と、自民党を批判することが仕事化しており、特に何らかの実績を上げたわけではない。その批判しかしてい...
裏金などというチンケな問題は脇に置き、前回の2013年以降の評価を下そう
今日はいよいよ衆院選の投開票日である。今日はあいにく、終日仕事で飛び回らねばならず、昨日のうちに期日前投票をしてきた。そもそも「小選挙区で自民党候補に入れるか、自民以外を選ぶか」という選択肢すらない我が埼玉14区では、公明党の代表と国民民主党の候補者がデッドヒート状態のようで、なにやら「注目の選挙区」扱いされているようだ。 期日前投票に行って思ったことは、「あれっ、意外と多いな。投票率が上がると、...
2000万円問題で自滅を深める自民党 ~ 党執行部は一人残らず責任を取れ
私は9月27日の自民党総裁選の決着時点で、早期の解散総選挙を想定し、自民党には投票しないことを決めた。そもそも岸田文雄には一秒でも早い退陣を願っていたが、安倍総理の死後、急速に左傾化した自民党が、石破という船頭でさらに左傾化することに耐えられないと思ったからだ。石破茂を選択した自民党議員にNOを示したいということもあった。その後の石破執行部による安倍派潰しは、結果的に、私の背中を強く押した。 政治と...
選挙戦も最終盤に入った。各党はラストスパートとばかりに各地で「最後のお願い」をやっている。逆風が吹き荒れる自民党にあっては、石破茂も陣営向けの党の緊急通達で「死にもの狂いで全国を駆け回る」と切迫感を露わにし、全国行脚に出ている。で、いま話題なのが石破のこのフレーズだ。 演説内容も野党批判が色濃くなっている。首相は22日、愛知県豊田市での演説で「悪夢のような民主党政権と言うが、あの頃のことを覚えて...
重要なのは最悪の回避 ~ “詐欺政党”である立憲民主党に議席を与えるな
拙ブログでは、コメント欄ではなくメールフォームからご意見をいただくことがあるのだが、最近いただいたご意見はこんな感じのもの。おまえらみたいなブロガーやSNSのインフルエンサーが「自民党に投票するななど言うから、自民大敗、立民躍進で、政治がまた混乱する。これで政権交代でもしたら、どう責任を取るのか」 勘違いしないでもらいたいのだが、私は自分の投票行動は書いても、他の方の投票行動については、極めて抑制...
自民党の負けはほぼ確定 ~ 来年の参院選に向けた政局が始まる
なんだか我が埼玉14区が話題になっているようだ。理由のひとつは公明党の新代表が選挙区で立候補していること、もうひとつはその公明党代表が落選危機にあるからだ。石井代表は退路を断って、比例の重複立候補はしていない。直近の情勢では公明石井と国民民主の鈴木義弘が接戦を演じており、躍進を噂される国民民主党のバンドワゴン効果も相まって、目が離せない展開のようだ。 公明党への評価は、新代表の石井啓一に対するもの...
日本政府は国連女性差別撤廃委へのクレームは勿論、併行して「対抗措置」を取れ
日本には国連信仰のようなものがある。これは敗戦後に主に米国が日本国民に植え付けた価値観のひとつで、国連が中立かつ公平であり、加盟国の上位に位置する崇高な国際機関であるというプロパガンダを鵜呑みにしている国民が多いということだ。これは誤解と錯覚であり、国連が中立などということはあり得ない。そもそも国連の正式名称はUnited Nationsであり、訳せば「連合国」である。要するにこの機関は、P5(常任理事国)の例...
日本被団協のノーベル平和賞受賞を政治的な方針転換の要求に利用するな
選挙戦は早くも後半に入り、我が選挙区では公明党の新代表が最寄り駅に現れた。警察官の数もかなりなものだが、学会員もかなり動員されている。共産党との違いは、ひと言で言えば年齢層で、選挙戦を補強している運動員はかなり若い。聞けば、この新代表は国民民主の候補と接戦を繰り広げているとのこと。国民民主側もリサーチ済みだが、Wikiによれば「憲法9条の改正と集団的自衛権の行使容認に反対」、「首相は靖国神社に参拝す...
暴力への意味付けを許したら、次に起こるのは我々の社会秩序の破壊だ
時事通信が実施した10月の世論調査で、石破内閣の発足後初の支持率は28.0%だったそうだ。2000年以降の歴代内閣で発足時としては最低記録を更新。岸田内閣の最後の支持率18.7%から10%のご祝儀をもらった程度で、政権維持の「危険水域」とされる2割台からのスタートとなる。 発足時の比較では、第2次安倍内閣が54.0%、菅内閣が51.2%、岸田内閣は40.0%で、2000年以降の最低は、密室の談合で選らばれた森内閣の33.3%だったという。...
自民党森山幹事長「和歌山の選挙はおかしい」。 いや、おかしいのは自民党執行部だ
津田大介「人々はなぜ自民党に入れ続けるのか?」青木 理「ひとことで終わりそうだよ」津田大介「なんですか?」青木 理「劣等民族だから」津田・青木「(笑)」 この最後の一言で一発レッドを喰らった感がある青木理は、「例え軽口とはいえ」問う前置きをしたうえで「謝罪」と「撤回」を表明した。ホンネが出る軽口モードで、自分自身が差別主義者であることを自白したようなもので、本人は「しばらくの間、テレビメディアの番...
総選挙で目指すべきは「最善を追う」ことではなく、「最悪を避ける」こと。
昨日、東京24区のことを書いたけれども、萩生田公一氏の応援に、高市早苗氏と安倍明恵さんが入った。明恵さんは「萩生田光一さんには何としても当選してもらいたい・・・と主人が思ってるはず😢」とXに投稿しており、党の公認を外され、後がない選挙戦を戦う萩生田氏への応援を呼び掛けた。寝る間もないという高市氏も駆けつけ、かなり力強い応援演説をしている。 しかしこの選挙区、立憲民主党というどうしようもない政党の迷惑...
高市氏の高まる存在感 ~ 総裁選で反高市陣営にまわった岸田派からも応援要請?
何の気なしに衆院選東京選挙区の立候補者を眺めていたら、東京24区に有田芳生が立候補していた。この選挙区は八王子市をカバーしており、前回の衆院選では萩生田公一氏が他を寄せ付けず、当選を果たした選挙区だ。有田は、安倍総理の死去による衆院山口4区の補選に出た妨害要員というか、荒らしというか(拙ブログで言うところのewkくんみたいな…?爆)、こんなことを生業にする人生、どこがおもしろいのだろうと思う。 しかも...
15年かかけても「政権交代が目的化されてはならない」を学べなかった立民党
山田宏氏のXへの投稿が話題となっている。「高市早苗を応援するなら、比例で自民党と書くな」との呼びかけは、高市さんを応援することとは真逆です。 そういう掛け声が自民党内で高市氏の立場を気まずいものにするというのはあるのかもしれない。しかし私の場合は、「高市氏を応援するなら」という理由以前に、「石破茂を首相に選出した自民党という政党、および自民党国会議員にNOを言いたいから」とい素朴な発想から、今回は...
中共の露骨な威嚇や挑発に、「アジア版NATO」では対抗できない
石破首相が総裁選で公約として披歴した「アジア版NATO」。首班指名を受けたのち、国会の所信表明演説では、石破はこの件についてはひと言も触れなかった。だが、米国のシンクタンク「ハドソン研究所」は9月27日、自民党総裁選挙に勝利した石破の「日本の外交政策の将来」という論文を掲載しており、この構想は独り歩きを始める。 私はアジアにおける日本の安全保障体制として、集団安全保障体制はあってもよいと思う。いつまで...
自民党の不良債権である「二階一派」の排除を、無所属世耕氏に期待し、応援する
昨日の午後、家を出たら、おびただしい数の警官に驚き、何があったのだとあたりをキョロキョロ見回したら、「石破首相、来訪」とのノボリが目に入った。政治ウォッチャーとして、首相の地元来訪を全く知らなかったのがお恥ずかしい。しかしまぁ、県内各地から集められたと思われる警察官の数は尋常ではなく、この埼玉14区に出るのが公明党の新代表であり、首相というだけでなく、政権与党の代表二人が街頭に立つというイベントの...
「比例で自民党に入れちゃダメ」という掛け声が一般化してきた。さしずめ、こういう例が分かりやすい。このおっさん比例だとよ💢比例で自民に入れたらこのおっさんとおるで💢https://t.co/K2Gtbi82rG— おちょぼ口 (@OVaA6or5NAElcIo) October 11, 2024 村上誠一郎の安倍晋三への、嫌悪というより憎悪が「国賊」発言であるが、この国賊発言は安倍元総理の国葬に際して出てきたものだ。「国賊の国葬反対」の村上が、鳩山由紀...
投票先に迷ったらいったん止まって、ベターな選択を考えよう。消去法で立民、共産、社民、れいわなどは迷わず所外で。
石破内閣が発足し、あれよあれよという間に衆院が解散となり、全国的に選挙モードに突入した日本。石破は一部議員の選挙の非公認などを駆使し、無党派の浮動票を取りに行っているのだろうが、この内閣は一方で、保守派でもガチな勢力からは総スカン状態だ。まぁそもそも、石破茂という人物は、自民党の中でもかなり左側に位置する政治家であるし、選んだのが自民党の議員なのだから、自分のケツは自分で拭けというしかない。党内...
石破自民の自壊 ~ 保守派は売られた喧嘩の“買い方”を熟慮せよ
国家は侵略以上に自殺によって滅びる。 これは、今度の選挙で日本保守党の比例で立候補した、福井県立大名誉教授の島田洋一氏著「腹黒い世界の常識」のまえがき、冒頭の文章だ。侵略という可能性を念頭に置いた場合、確かに日本を取り巻く安全保障環境は、地球規模でも最悪の部類に入る。世界の覇権を米国から奪おうと画策する中共が存在し、北方には侵略国家ロシア。国家そのものが瀬戸際政策である北朝鮮に、政権が変われば反...
今朝はまず、元衆議院議員の西村眞悟氏のFacebookからの抜粋を。最後のオチに大爆笑してしまった。次ぎに、石破君との私的な場面で印象深いことを二点記しておく。ある日、彼と「核抑止力」を如何に確保し保持するかについて語った。私は単純明快に言った。「我が国も核を持つことだ」彼、「それはダメです」以下、議論(珍論)「では、どうするんじゃ」「逃げる力をもつのです」「核シェルターとかか?」「そうだ、上手く逃げれ...
朝令暮改を臆面なく実践するのは、石破茂に限ったことではない。2日のエントリーで書いた通り、つい先日発売された月刊誌でアベノミクスを全否定した「安倍晋三は国賊」発言で名を馳せる村上誠一郎は、7日の衆院本会議の代表質問でアベノミクスについて、「デフレではない状況をつくり出し、GDP(国内総生産)を高め、雇用を拡大したとの評価がされている」と答弁した。恐らく官僚の書いた答弁書を読んだだけなのだろうが、この...
石破内閣には「みっとも内閣」という呼称が定着したようだ。石破を中心に並ぶ一列目は、だぶだぶのモーニング。生気がない表情に口は半開き。顔だけ切り取れば、ムショに入った直後に撮るマグショットと変わらない。ずり落ちたズボンは重力のままに足元でだぶつき、そのズボンのベルト上で腹が覗く。これが我が国の内閣であると思うと、情けなくなってくる。「海外首脳と並んで写真に収まる、作り笑顔の石破は想像できない」と言...
自民党の政治式不記載問題(いわゆる裏金問題)で、岸田文雄によって党を追われた清和会の議員に塩谷立と世耕弘成という2名の代議士がいる。塩谷氏は御年74歳で、既に記者会見を開いて政界引退の意向を表明している。もう一人の世耕氏はまだ61歳。離党する前は参院自民の幹事長、参院清風会(参院安倍派)会長という要職に在り、以前から衆院への鞍替えを模索していたが、地盤を奪われる危機感から二階俊博が岸田と結託し、政治...
大石あきこは救いようがない〇〇だが、最もサイテーなのは、裏金問題を安倍派の壊滅に利用した岸田文雄だ
憲法の手続きというものをよくわかっていないのか、石破首相が首班指名前に衆院解散の日程を示すという暴挙に出て、所信表明演説は「約束を守れ!」という怒号が飛び交う大混乱となったようだ。石破氏は、今までの内閣不信任案提出をトリガーとして宣下する解散以外は、憲法違反だと主張してきたはずだ。ところが、首相に指名される前に、首相の専権事項である解散に言及。恐らく、石破茂というのは過去の自分の発言が今の自分の...
石破茂の拉致問題 ~ 「平壌に連絡事務所」という愚策を許すな
産経新聞論説委員の阿比留瑠比氏による人気コラム「阿比留瑠比の極言御免」であるが、直近の記事は3日付けの「石破政権は北朝鮮に近く優しい? 拉致議連会長からの変節」である。冒頭、このような文章から始まる。 9月28日の本紙社会面記事で、拉致被害者の横田めぐみさんの母、早紀江さんが石破茂新首相と過去に会話をした経験について、こう述べていた。「ほとんどない」 一読、何とも言えない寂しさを感じた。なぜなら首相...
麻生氏の筋を通す保守政治家としての矜持と、変節を繰り返す石破茂
昨日10月3日は、中川昭一氏の命日だった。突然かつ不可解な死去は2009年のことだから、もう15年も経ってしまったことになる。地域は違えど、私は北海道の出身だから、「北海のヒグマ」と呼ばれた父一郎氏の時代から中川家のことは知っている。昭一氏がご存命ならば、今年は71歳になる。政治家として円熟し、良き指導者になっていただろう。もちろん、麻生太郎、安倍晋三という二人の盟友と同様に、歴代首相に名を連ねていたであ...
共同通信の世論調査で、石破内閣への支持率が50.7%だったそうだ。不支持率は28.9%。産経新聞によれば、調査手法が異なるため単純比較できないものの、最近の内閣発足時の支持率は、2021年10月の岸田内閣が55.7%、20年9月の菅内閣が66.4%、12年12月の第2次安倍内閣が62.0%だったそうで、比較的低い位置からのスタートのようだ。 個人的に言わせてもらえれば、「50.7%でも高すぎるだろ」だが、まぁ発足したばかりで何もしていない...
石破茂が保守派に売ったケンカ ~ ならばそのケンカを買ってやればよい
昨日、臨時国会が召集され、衆参両院の本会議で指名された自民党の石破茂総裁が国会で首班指名を受け、第102代総理大臣に選出された。これほど心躍らぬ内閣の誕生は、2011年の野田政権以来だ。参院では、高市早苗、茂木敏光にそれぞれ1票が入ったそうで、立民の杉尾は「党内の反石破感情の根強さを伺わせる結果」とポストしたが、これは2票ともN国党の議員によるもので、杉尾の薄っぺらい論評は相変わらずのようだ。 Amazonで、...
石破新総裁誕生が金曜日の午後。市場に関して言えば、昨日が新総裁への反応が直接的に反映される最初の機会となったが、東京株式市場は大荒れの展開だった。日経平均は一時2000円以上下落し、終値は1910円01銭安の3万7919円55銭だった。金融緩和の継続に前向きだった高市氏が有力視され、「高市トレード」と呼ばれる円売り株買いが進んだ後の大幅下落。既に「石破ショック」と命名されたようだ。 市場の手荒い歓迎を受けた石破...
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朝日新聞が編集局に「ファクトチェック編集部」を発足させるそうだ。同社によると、「YouTubeやXなどのSNS上で、偽の情報や誤った情報が拡散される現状を踏まえ、事実関係を素早くチェックできる態勢を強化する」のだそうで、ご苦労様なことだが、他人の誤情報を探すなら、まず自社の報道のファクトチェックをお願いしたいものである。 本当の意味でのファクトというのは一つしかないはずなのだが、朝日のようなメディアの報道...
国民民主党が参院選の全国比例で公認予定だった山尾志桜里氏の公認を、急遽見送った。自民党に愛想を尽かした一定数の保守層の受け皿となるはずだった同党にとって、まさに致命的な打撃となった。 政策として「手取りを増やす」という分かりやすいスローガンを掲げ、減税を前面に打ち出していた国民民主党は、新たな支持層の獲得に期待が寄せられていたが、この一連の騒動で支持率は急降下し、回復の兆候すら見えない。昨日、NH...
NHKが発表した6月度の世論調査結果で、自民党が前回調査から+5.2%と、支持率を爆上げした。進次郎のコメ対応以外に支持率を上げる要因はなく、石破としては進次郎サマサマだろう。「このままいけば、参院選はそれほど負けないかもしれない。そうなれば続投…」という石破の思惑と、「石破を引きずりおろして自民・立民の大連立を」という影の首相、森山裕の思惑が交錯し、波乱含みの終盤国会から参院選へという流れになる。 同...
終盤国会を迎え、日本の政局は不可解な動きを見せている。中でも、立憲民主党が石破内閣への内閣不信任案提出を見送る方向で調整に入ったとの報道は、表面的な「建前論」とは裏腹に、ある不穏な憶測を増幅させている。石破首相が「国難」であるトランプ関税の交渉について党首会談に応じたことが、不信任案の「大義名分」を薄れさせたとするが、こんな薄っぺらい大義名分を真に受ける政治ウォッチャーはいない。 野党第一党であ...
最近、SNSを覗くと、世界各国での不法移民の傍若無人ぶりを伝える投稿に枚挙にいとまがない。欧州では不法移民による暴動が起き、治安が著しく悪化しているという。人種の対立は文化の対立と表裏一体であり、またそれらと同様に、宗教の対立も分断を生む。厄介なのは、それらを大事に守ってきた地域に新しい住人(不法移民)が入り込み、その守ってきた人々や事柄に敬意を払わないどころか、それらを破壊しようとすることである...
埼玉県三郷市で発生した小学生ひき逃げ事件では、飲酒運転の中共人運転手が起訴された一方、その車に同乗していた中共籍の25歳の会社員の男性は不起訴処分となった。この報に接し、「やはり…」と感じている日本国民は少なくないはずだ。外国人による事件が多発する中で、日本人に対する法的措置と比較して、外国人が犯した罪、犯罪には「不起訴」となるケースが特に目立つという指摘が絶えず、社会全体でこの司法の姿勢に対する...
産経新聞が、進次郎が農相に就任する際のコメ政策の裏側をすっぱ抜いている。進次郎に随意契約を示唆したのは、農水族の小野寺現政調会長だったという。 農水相就任の内定を受けて21日に自民党本部を訪れた小泉氏が、急ぎ面会した相手も小野寺氏だった。 「まずは何に取り組めばいいでしょうか」。小泉氏の問いに小野寺氏は「これをやってほしい」と資料を示した。財務省がまとめたもので、政府備蓄米を随意契約で売り渡す仕...
南鮮で大統領選が行われ、革新系政党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前代表が新大統領に選出され、就任した。南鮮の大統領選が政治的な興味の範疇からこれほど外れたことはなく、結果を知って「あっ、そう…」的な感想しか持たなかった。そもそも尹錫悦前大統領の失脚後は、保守系に有力な後継者がいないなか、李在明が次期大統領として有力視されており、新たな反日政権が誕生するだけのことだった。興味の持ちようが...
先月28日、自民党の小野寺五典政調会長が川口市を視察し、コンビニエンスストアやごみ収集所での迷惑行為の実態を地域住民から直接ヒアリングした。小野寺氏はその上で、「秩序が共生の前提だ。秩序を維持できない外国人と共生するつもりはない」と強調し、政府への提言をまとめる考えを示している。地域住民が日常的に直面する過積載トラック(クルドカー)の暴走や不法投棄、大音量での迷惑行為といった現実を前に、ようやく国...
国会で、選択的夫婦別姓を導入する法案の実質審議が始まった。衆議院の法務委員会では、立憲民主党と国民民主党がそれぞれ提出した選択的夫婦別姓導入法案の質疑が行われたが、維新の藤田前幹事長に言わせると、国民民主党の案は「出てきたのは、ほぼ立憲の案だった。ほぼイコールだ」ということである。まぁ、もともと同じ党で価値観を共有した仲間なのだから、そうなっても不思議ではない。国民民主党に保守色を求める向きもあ...
日本野球界の伝説的スター、長嶋茂雄さんが昨日永眠された。北海道の田舎町で育った小学生だった私が、東京旅行の折に後楽園球場で観た巨人対大洋戦。その試合で、長嶋さんはレフトスタンドへ見事なホームランを放ってくれた。あの一打は、今でも心に残る宝物だ。命日が現役時代の背番号と同じ“3”日、享年が“89”(野球)。心よりご冥福をお祈り申し上げます。 国会での質疑の質が極めて高いと、個人的に評価している自民党の有...
私はテレビをほとんど観ないのだが、聞くところによると、昼の情報番組など、進次郎の電波ジャック状態だという話だ。政府が管理している備蓄米が市場に放出され始め、スーパーなどの店頭に並ぶようになった。コメ価格高騰への対策として行われている対応だが、この古米の流通を可能にした進次郎は救世主のようにもて囃され、批判的な評価をする玉木国民民主代表のような人がバッシングされる。この不健全さにかなりの気持ち悪さ...
米国トランプ大統領の対中姿勢ももちろんだが、中共に対する姿勢の厳しさでは党派を問わない米国議会の状況を見るにつけ、彼我の差をある種の絶望感を持ってみる日々が続く。4月末、トランプ大統領は大統領令を出した。”ENFORCING COMMONSENSE RULES OF THE ROAD FOR AMERICA’S TRUCK DRIVERS”(「アメリカのトラック運転手に 常識的な道路交通法を徹底する」)と銘打ったこの大統領令は、米国のトラック運転手に英語の理解力と...
政治家がテレビカメラの前で何かを食するという場面は珍しいことではないが、石破内閣になって、石破茂という人の食のマナーの酷さは目を覆いたくなるほどで、すべての政治家が反面教師とすべきものだと思う。米価の高騰を受け、備蓄米の流通を促進するため、進次郎が「古古古米」と呼ばれる2021年産の米を食べてみて、「どれも美味しい」とコメントした。この様子を見て、私は石破よりも菅直人のカイワレを思い出してしまった。...
またしても、絵に描いたような前近代的な「言いがかり」を見せつけられ、呆れかえってしまった。国民的漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こち亀)のイラストが葛飾区の広報誌に掲載されたところ、「戦争を想起させる」として抗議が寄せられたという。 問題となったのは、葛飾区が整備し、3月22日にオープンした「こち亀記念館」の開館を知らせるために、区が発行した広報紙「広報 かつしか」3月15日号の表紙に掲載された...
私個人は政治家や芸能人の下半身スキャンダルにはほとんど興味がなく、いま政界で話題の山尾志桜里の不倫事案についてもほとんど追っていないし、表面的なことしか知らない。この人物を公認候補にすることによって、政党にとってかなりのダメージになることは、国民民主党の幹部なら気付いていたはずだが、予想以上のダメージが及んでいるなら、読みが甘いと言わzるを得ない。私がどう転んでも理解できないのは、山尾が戸籍上の...
ヒゲの隊長こと佐藤正久参議院議員(7月改選組、比例)が27日の参院外交防衛委員会で、カナダで中華系団体が主導して開館した博物館の展示物が「反日的」とされている問題で、外相の“国賊”岩屋毅に対し、カナダのアナンド新外相に抗議するよう求めた。岩屋の反応はどうだったか?早い話がゼロ回答だ。カナダの中華系「反日」博物館 岩屋外相「働きかけ任せてほしい」 佐藤正久氏は疑問視(産経) 佐藤氏は「韓国には強く出ら...
参院選における自民党の大敗は既に既定路線になっているようだが、来る政権の枠組みというのが自民・立民(+公明)の大連立となれば、それこそ目も当てられない。だが、実際にそういう動きは複数のジャーナリストによって報告されていて、国民としてはどう抗うかを真剣に考えなければら名ぬ状況が、すぐにやってくる。 石破内閣はいずれ終わるが、終わった後の敗戦処理は、極端に厳しいものになると思われる。米バイデン政権に...
米国では3年前から、新疆ウイグル自治区からの輸入品が強制労働で生産されたものではないと企業が明白に証拠を示すことができない限り、同自治区が関与する産品輸入を原則禁止する「ウイグル強制労働防止法」が施行されており、この法律の効果もあって、強制労働で製造された太陽光パネルの輸入を禁止している。さらに米国は、中共企業の太陽電池がマレーシア、カンボジア、タイ、ベトナムなどを経由して米国に入ってきている状...
進次郎が備蓄米の補完年数に応じた価格変動を「減価償却」だと言って、四方八方からツッコミが入っている。減価償却が固定資産にかかわる会計処理で、商品の在庫には用いられないのは常識である。ちょっと残念過ぎる迷言だが、その程度の内閣だと理解するしかない。 数年前は小石河と称された元首相候補の3人。河野太郎は昨年の総裁選に出たものの、党内の人望の無さに加え、党員票は僅か8票しか取れず、将来の可能性を自ら潰し...
少し前に岸田首相の在任期間が橋本龍太郎元首相を抜き、戦後で7位だか8位だかになったという記事を読んだ。実際のところ、戦後の歴代首相の在任期間は平均2年余りだそうで、G7の中でイタリアと並んで短いという。岸田氏の在籍日数はもうすぐ1000日となる見込みで、このだらだらと続く惰性の内閣は、続けば続くほど国益を毀損し続ける。 政局は、得てして派手な物言いを際立たせるが、維新の馬場代表は自民党の旧文通費の扱いに...
立憲民主党という政党は、政治政党ではあるのだろうが、同時にブーメラン使いの養成所でもある。このデジタルの時代、過去の言動が劣化せずにデジタル保存されていることを認識していないのか、彼らは過去の言動と整合性が全く取れない言動を繰り返す。 本日、場外ホームラン級のブーメランが飛び出した。放ったのは、敬意をこめてブーメランの女王とでもいうべきか、ただのカミツキガメとでも言おうか、あのレンポウである。お...
昨年の流行語大賞は、阪神タイガース優勝にまつわる「アレ(A.R.E.)」だったが、私の感覚では“かなり”流行った「公金チューチュー」はノミネートすらされなかった。もともとノミネートの半分くらいは「それ、流行ったっけ?」と疑問符を付けられるものだと言われ、ノミネートの基準も曖昧なこの賞に「説明して~」とお願いしたところで無理なのだ。そういえば、大賞発表当時、「“増税メガネ”もないね」という、かなり率直な意見...
経団連はその使命を、「企業と企業を支える個人や地域の活力を引き出し、日本経済の自律的な発展と国民生活の向上に寄与すること」としているが、経済団体という枠を超えて、まるでシンクタンクにでもなったかのように、政府に提言を繰り返し、特にこの団体の利益からは無関係な人々から厄介者扱いされている。その経団連がまた余計なことをやり出している。選択的夫婦別姓、早期導入を 経団連が提言、十倉氏「不自由なく」(時...
都知事選に出馬を表明し、あろうことか共産党と二人三脚で事前運動までやってしまうほど前のめりなレンポウであるが、8日はイコモス(国際記念物遺跡会議)の理事を連れ立って、神宮の森を視察してきたと、Xにポストした。「伐採しても新たに植樹する、でいいのでしょうか」と喧伝。しかし、レンポウのポストには「100年かけて育ててきた森は「神宮内苑(明治神宮御苑)」にあり、今回の神宮外苑は国立競技場や明治神宮野球場の...
“棒読み”松野と、それに似たようなリン官房長官。加えて上川“棒読み”外相と、味気の無い会見が普通になってしまった永田町において、国民民主党の榛葉幹事長の定例会見は、会見そのものはもちろん、ちょっとしたエンターテインメントとしても評価が高い。 7日の榛葉氏の会見もかなり面白かった。国民民主党・榛葉幹事長会見 2024年6月7日榛葉さんが、蓮舫さまの政策について解説。立憲共産党のビラを揶揄しててクソワロタ。絶...
靖国神社放尿・落書き犯を無策で取り逃がしたことで、政府や外務省、警察への批判が高まっている。侮辱されたのが、日本国家のために一命を捧げた人々の御霊を慰めるための施設である靖国神社であるから、国民の怒りは当然だ。しかし、靖国がいわれなき嫌がらせを受ける象徴的な存在である傍ら、他にも外国人の無礼を受ける神社がある。長崎県の津島にある和多都美神社がそのひとつだ。 その立地から、南朝鮮人の観光客が多い津...
生前、安倍総理は、レンポウに関し、こう評していたという。「攻撃はしても、落ち着きがない」「批判の言葉だけ毎日考えているけど、うまくいかない」 安倍総理が産経の阿比留瑠比氏に漏らしていた評価だというが、舌鋒鋭いと見られがちなレンポウを、実はかなり冷静に見ていたらしい。政府与党の議員を挑発し、失言を誘発するのは野党の常套手段だが、このように冷めた目で見られると挑発も効果はないということか。 カミツキ...
皆さまの温かいお見舞いや励ましの言葉、そしてアドバイスに、心から感謝しております。痛みはまだハンパないですが、寝ているだけだと退屈なので(笑)、可能なペースで更新していきます。 宇野宗助という人物は、首相まで上り詰めたものの、総理在任期間はわずか69日。極端に短かかった内閣の辞任理由が女性スキャンダルだったために、どちらかというの負のイメージが付きまとう。そのたった69日の2日目に、中共で六四天安門...
おはようございます。 どうやら管理人は帯状疱疹を発症しているようです。患部は頭部で、度し難い頭痛から、昨日までは脳神経外科に診てもらう必要があるかと思っていたのですが、その必要はなかったようで、何故か少し安心したり(笑)。 ただこの痛みが尋常ではないのです。鎮痛剤がないとじっとしていることすら不可能です。目の玉の奥まで痛みます。医者によると、これから腫れが顔まで及び、お岩さんのようになってしまう...
おはようございます。 朝から体調が思わしくなく、本日のブログはお休みさせていただきます。 まったく、今年の健康上のいろいろな出来事は、お祓いが必要なレベルかもしれません。 皆さまもご自愛ください。...
衆院補選や静岡県知事選、はたまた来る東京都知事選の話題が盛んだが、あまり注目が集まらないながら、沖縄県議会議員選挙がある。告示が6月7日で、16日の投開票となるが、与党と野党・中立は現在ともに24議席ずつをわけあっている状況で、接戦が展開されるのは必至だ。元々革新系が強い土地柄があり、野党の連中は雁首揃えて応援に入っているようだ。大激戦の #沖縄県議選今日は10時半にサンエー那覇メインプレイス前で、オー...
中共メディアが早くも、レンポウの都知事選出馬に興味津々ぶりを示している。 確か香港の中共系メディアである鳳凰が、レンポウを「華裔(かえい)議員」と報じている。「華裔」とは、中国本土以外で生まれた中国系の人々を指す言葉だそうで、早くも中共系東京都知事の誕生の可能性に期待が膨らんでいる様子だ。レンポウ東京都知事など言語道断であることは言うまでもないが、外国人参政権など許してしまえば、「期待」を遥かに...
中共のチンピラ大使の「火の海」発言に、政府が効果的な対応を全く取れず、むしろ安易な幕引きで中共の思うつぼとなっている事案だが、朝日新聞に「「日本の民衆が火の中に」 中国大使のけんか腰発言は適訳だったか」という記事が掲載されている。「日本の民衆が火の中に」 中国大使のけんか腰発言は適訳だったか(朝日) 台湾で頼清徳(ライチントー)総統が就任した5月20日、東京では中国の呉江浩大使が日本の識者らを大使...
東京都知事選は告示が6月20日で、7月7日投開票なので、候補者が出揃うのはまだ3週間も先のことになるのだが、気が早いメディアは既に「小池 vs. レンポウ」という一騎打ちの構図で物事を語っている。公民権停止が明けた田母神俊雄元航空幕僚長や、タレントの清水国明氏も名乗りを上げたが、メディアの扱いは極めて小さい。 一足早く立候補を表明したレンポウだが、立民党を離党する考えを示したそうだ。 この日、離党についての...
PRESIDENT Onlineに、前駐オーストラリア特命全権大使の山上信吾による刺激的なコラムが掲載されている。そのタイトルは「外務省のエリート官僚は「中国のために働く」と言った…中国に怒ることすらできない「弱腰外交」の根本原因」。山上氏が今月上梓した「日本外交の劣化 再生への道」を再編集したものだという。外交の現場というより、氏が外務省内で経験したエピソードが語られているのだが、興味深いものの、読み進むうちにだん...
立憲民主党という政党を見ていると、彼らが権力と対峙すること(「しているつもり」を含む)、そして実際に権力を批判すること自体で存在価値を示そうとするが、自分たちが主役になると次々とボロがでて、とても無様な正体を露呈する、ということを繰り返し見せつけられている気がする。 最近の格好の事例が、政治資金問題における対応だ。彼らは実際に胸を張りつつ、政治資金パーティーを禁止する法案を掲げた。ところが、政治...
かなり以前の話ではあるが、私はスパイ小説の大家と言われるフレデリック・フォーサイスの大ファンで、彼の著作を読み漁ったことがある。「ジャッカルの日」や「オデッサ・ファイル」などが世間で言うところの代表作だろうが、個人的には「第四の核」が面白かった記憶がある。ちなみにこの小説には、日本の初代内閣官房安全保障室長であった佐々淳行氏が実名で登場するというおまけつきだ。 そのフォーサイスの作品のなかに、「...
TBSの悪名高き報道テロ番組「報道特集」が、金平の引退と膳場貴子への交代によって、番組づくりの方向性に変化があったのかどうかは知らない。もともとこの番組をみる習慣がなく、青木理のような芸者を使うのではなく、ガチで反日を宣伝する番組だと言う認識があり、精神衛生上はかなり良くない??? 少なくとも私が見聞きする限り、関口宏が引退し、MCが膳場貴子に変わったサンモニが、以前に比べて少しはマシになったかとい...
東京15区からの国政復帰を噂され、結局その補選に出られなかった小池百合子が、7月の東京都知事選へ三選を目指して出馬する意向を固めたと、メディア各社が報じている。都知事選で最も重要なのは知名度と言われ、かつては青島幸男のようなかなり恥ずかしい都知事も誕生させたこともある。(ちなみに私は作詞家としての青島は大絶賛w) 知名度で言えば、現職が強いのは世の常だ。恐らく、小池にとってかなり有利な選挙になるだ...